739 / 756
午前中、シュバルツバルト侯の執務室で (ルーク)
有り体に言おう。今、俺は侯爵の執務室にいるのだがキャスバルもトールもいる。
つまり、この部屋に俺達四人とその側近四人がいる。
男ばかりで花が無い。しかし、なぜか良い匂いがする!
男性用コロンは開発されてないのに、良い匂いとは!と思ったがエリーゼが香料入り液体石鹸とか作ってるし、サシェを作らせてるから基本良い匂いがするんだよな。シュバルツバルト侯爵邸。
「で、どうだ。キャスバル、ラーラルーナ嬢とは上手くいけそうか?」
「勿論です。頭の回転も良いし、理解も早い。時折気になる視線を感じるが悪意や敵意では無いので問題無いでしょう」
キャスバルごめん!その視線は横島でふしだら極まりない想像に耽ってるからだと思う!
「見た目も問題無いですし、来年には無事彼女と婚姻式を行えると思います」
婚姻したら夢と腐でカオスな女が出来上がる事請け合いで申し訳ない!
「母上とも気が合いそうだし、良いんじゃないかな」
「そうか。所でルークはどう思う?」
「えっ!あ……いや、良いんじゃないかな……」
思わず視線を横に流して答える。だって無理だよ……エリーゼは腐についても理解あるし、絶対気が合う……それも悪い方に……
「ん?何か引っかかるが、まぁ全員問題無しなら大丈夫だろう。で、キャスバル……ラーラルーナ嬢の後追いになるだろう帝国のお方達はそろそろだろうか?」
「はい。野営地を交代したので、明日か明後日にはこちらに到着すると思います」
「そうか。何とかなれば良いが……最悪帝国兵士には庭で天幕を張って貰う事になるか……」
「そればかりは見た具合ですね……」
うーん……そんなに多くはないと思うが、精鋭部隊なのは間違いないかな?
「ですが、シルヴァニア公爵家の方達の方が心配と言えば心配なのですが」
「そこは心配しなくて良いだろう!……と思う。まぁ……何だ……その、会ってみれば分かる……筈だ……」
「珍しいですね。父上の歯切れが悪くなるなんて」
「中々の傑物ばかりだからな……女性だが……」
あー……シルヴァニア公爵家と言っても女性陣がメインか……それは歯切れ悪くなるよな。俺もそこは言及されたくない。
「そうなんですか?」
「ああ……何とも言えん。まあ、さすがフェリシアを育てた方達だな……としか」
なる程……それは言葉を濁してしまうな……
「あー……母上の……」
重い空気が室内を包む。
それ程侯爵夫人の威力が強い事わ皆理解していた。
こうして男ばかり、微妙に黙り込む室内に春の明るい日差しとフワリと優しい花の香りが絶妙にミスマッチで心の中、乾いた笑いをするしかなかった。
つまり、この部屋に俺達四人とその側近四人がいる。
男ばかりで花が無い。しかし、なぜか良い匂いがする!
男性用コロンは開発されてないのに、良い匂いとは!と思ったがエリーゼが香料入り液体石鹸とか作ってるし、サシェを作らせてるから基本良い匂いがするんだよな。シュバルツバルト侯爵邸。
「で、どうだ。キャスバル、ラーラルーナ嬢とは上手くいけそうか?」
「勿論です。頭の回転も良いし、理解も早い。時折気になる視線を感じるが悪意や敵意では無いので問題無いでしょう」
キャスバルごめん!その視線は横島でふしだら極まりない想像に耽ってるからだと思う!
「見た目も問題無いですし、来年には無事彼女と婚姻式を行えると思います」
婚姻したら夢と腐でカオスな女が出来上がる事請け合いで申し訳ない!
「母上とも気が合いそうだし、良いんじゃないかな」
「そうか。所でルークはどう思う?」
「えっ!あ……いや、良いんじゃないかな……」
思わず視線を横に流して答える。だって無理だよ……エリーゼは腐についても理解あるし、絶対気が合う……それも悪い方に……
「ん?何か引っかかるが、まぁ全員問題無しなら大丈夫だろう。で、キャスバル……ラーラルーナ嬢の後追いになるだろう帝国のお方達はそろそろだろうか?」
「はい。野営地を交代したので、明日か明後日にはこちらに到着すると思います」
「そうか。何とかなれば良いが……最悪帝国兵士には庭で天幕を張って貰う事になるか……」
「そればかりは見た具合ですね……」
うーん……そんなに多くはないと思うが、精鋭部隊なのは間違いないかな?
「ですが、シルヴァニア公爵家の方達の方が心配と言えば心配なのですが」
「そこは心配しなくて良いだろう!……と思う。まぁ……何だ……その、会ってみれば分かる……筈だ……」
「珍しいですね。父上の歯切れが悪くなるなんて」
「中々の傑物ばかりだからな……女性だが……」
あー……シルヴァニア公爵家と言っても女性陣がメインか……それは歯切れ悪くなるよな。俺もそこは言及されたくない。
「そうなんですか?」
「ああ……何とも言えん。まあ、さすがフェリシアを育てた方達だな……としか」
なる程……それは言葉を濁してしまうな……
「あー……母上の……」
重い空気が室内を包む。
それ程侯爵夫人の威力が強い事わ皆理解していた。
こうして男ばかり、微妙に黙り込む室内に春の明るい日差しとフワリと優しい花の香りが絶妙にミスマッチで心の中、乾いた笑いをするしかなかった。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」
「身分が違う」って言ったのはそっちでしょ?今さら泣いても遅いです
ほーみ
恋愛
「お前のような平民と、未来を共にできるわけがない」
その言葉を最後に、彼は私を冷たく突き放した。
──王都の学園で、私は彼と出会った。
彼の名はレオン・ハイゼル。王国の名門貴族家の嫡男であり、次期宰相候補とまで呼ばれる才子。
貧しい出自ながら奨学生として入学した私・リリアは、最初こそ彼に軽んじられていた。けれど成績で彼を追い抜き、共に課題をこなすうちに、いつしか惹かれ合うようになったのだ。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
巻き込まれ召喚のモブの私だけが還れなかった件について
みん
恋愛
【モブ】シリーズ①(本編)
異世界を救うために聖女として、3人の女性が召喚された。しかし、召喚された先に4人の女性が顕れた。そう、私はその召喚に巻き込まれたのだ。巻き込まれなので、特に何かを持っていると言う事は無く…と思っていたが、この世界ではレアな魔法使いらしい。でも、日本に還りたいから秘密にしておく。ただただ、目立ちたくないのでひっそりと過ごす事を心掛けていた。
それなのに、周りはおまけのくせにと悪意を向けてくる。それでも、聖女3人のお姉さん達が私を可愛がって守ってくれるお陰でやり過ごす事ができました。
そして、3年後、聖女の仕事が終わり、皆で日本に還れる事に。いざ、魔法陣展開で日本へ!となったところで…!?
R4.6.5
なろうでの投稿を始めました。