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帰ってきたビャクヤ
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今度こそこいつらを達磨にするチャンスだが、残念ながら我が大主様は俺の動きを気にし始めた。
リンネの視線の先には、手に持つ生首のビャクヤと俺がある。よそ見でもしてくれてたほうが、俺はやりやすいんだがよ。
どうもビャクヤの生首を気にしているっぽいな。こいつは幻術が得意らしいし、生首も幻かなんかだろうけどよぉ。主従の絆があるリンネを騙せるほどの魔法なんだろうな。
あいつは一体どこに隠れてやがんだ? さっさと出てきてリンネでも守ってろ。
俺は邪魔な生首をリンネに投げて渡すと、とりあえず真っ先に僧侶を狙った。
鞘で坊主の頭を殴って気絶させると、それを見た騎士たちが俺を恐れながらも、襲い掛かってくる。戦場に出てくる生粋のヒーラーは、貴重な人材らしいからな。そりゃ悪魔が怖くても坊さんを守らないといけないわけだ。大変だねぇ騎士様も。
糞坊主は暫くは目を覚ませないだろうよ。揺るぎない信仰心と精神力が続く限り、何度でも奇跡を起こせる神の僕は、これこの通りおねんねだ。
もうお前ら神殿騎士に神の加護はねぇ。どのみち悪の神殿騎士に、僧侶の施す奇跡以上の神の加護があったかどうかも怪しいもんだ。
更にこの糞僧侶ボィズーに起きてられると困る事がある。もう一度帰還の祈りをされると、今度こそ俺はこの世界から消滅する。
なぜなら俺はその祈りを一度無効にした。心のどこかでまた奇跡の祈りを無効にできるかもしれないという、甘い考えがあるとアマリの呪いは発動しねぇ。
寧ろ逆に作用するだろうよ。
俺が神の奇跡に抗えると思っていると、アマリの呪いが更なる追い打ちとなって、俺は完全にこの世から消えるだろう。この刀が呪いの魔刀と呼ばれる所以はそれだ。
魔刀天邪鬼は主のいう事を聞かねぇ。普通に暮らして普通に生きていると、間違いなく装備者に災いをもたらす。まぁ災いをもたらす前に、殆どの奴は気が狂うらしいけどよ。
俺が消え際まで動こうとしなかったのも、覚悟を決める為だ。もうすぐ俺はこの世から消える、という焦りと腹を括る覚悟が必要だった。そこまで自分を追い込んで、ようやっとアマリの呪いは確実となる。
これからは下手に先を考えて行動しない方がいいかもしれねぇな。
何かを考えてしっかりとやり方を心に決めた瞬間、この呪いの刀は俺様に牙を剥く。常に何が起きるかわからねぇと考えながらぼんやりと戦うしかねぇ。ん? よく考えたら今までも何も考えずに感覚だけで戦ってきたな。つまりなんも変わらねぇってこった。ハハッ!
震えながら剣を構える神殿騎士の一振りを、身を低くして躱すと俺は隠遁スキルを発動させた。
俺を見失って混乱し、立ち止まる脚絆の間を縫いながら、俺は糞どもの膝裏を刀で突いてまわる。
「いぎぃ!」
「あがぁ!」
「ギャッ!」
騎士たちは痛点の多い膝裏を切っ先で突かれたので、痛みで動けなくなり地面に膝を突く。
痛いか? 痛いだろうよ。もっと痛がれ。お前らが苦しめば苦しむ程、俺様は良い気分になるんだ。
刀の攻撃をなんとか躱した一人の騎士が、俺の顔面目掛けてキックを放つ。
生意気な奴だな。
「無駄ぁ!」
俺は裏拳でその蹴りを弾いた。
普通は拳が蹴りの勢いに負けるものだが、悪魔の力なのか、或いは上手く往なせたのかは知らねぇが、顔面への蹴りを難なく弾き返せた。
弾き返された騎士の脚が一間置いてからバン! と弾けて砕け散る。ゴブリンの洞窟以来の爆発パンチ。
「ひぎぃぃぃ!」
爆発で砕けて、膝下の無い神殿騎士は転げまわる。
(やべぇ・・・。残虐過ぎたか? めんどくせぇ契約のお陰で、俺はあの女の顔色を窺わねぇといけないのが腹立つな・・・・)
すぐさま大主様を見たが、リンネはルロロの結界の中でビャクヤの頭を抱えて泣いていた。こっちを見ていねぇ。助かった。
一応この騎士は殺すか。
俺は刀を騎士の心臓に突き刺してすぐに抜いた。
「この爆発パンチ・・・。どういう条件で発動するんだ?」
「知らない」
「独り言だ。お前には聞いていねぇよ、アマリ」
「そう・・・」
「・・・にしてもこの世界は、ほんとよくわからねぇ事ばかりだな。そういや俺は人を斬り殺した時に、どうせ生き返るだろうと考えている。となると一周回って斬った相手は死ぬはずだろ? だがどうしてだか、その呪いが発動しねぇ。なんでだ?」
「キリマルはそのことをあまり強く考えてはいない。殺しの快楽の方が勝っているから、私の呪いはそちらを優先して潰す。呪いは一度に一つだけ」
「なるほどねぇ。その時の一番強い願望を潰すのか」
「私に呪いを籠めた、かつての樹族は考えていた。そうする事で、私を装備した神自身が発動させる――――、神の奇跡を尽く潰せると」
「ふーん。で、神に呪いは発動したのか?」
「していない。樹族の企みが実行される前に、博士は邪神との戦いで相打ちになって消えた」
戦いながらアマリと話をしていたが、気が付くと俺は殆どの騎士を戦闘不能にしていた。ルロロの物理防壁の結界を破ろうとする残りの騎士の膝裏を突いて戦闘不能にし、あとはシンベーイだけとなった。
「よぉ、オッサン。もう残るはあんただけだぜ? 二度と神殿騎士なんてやれねぇように、体中の主要な神経を切断してやろうか」
「ひぃぃ! こんな事してっ! こんな事をして、お前らはただで済むと思っているのか!」
権力持ってる奴が追い詰められると、大概皆同じことを言うもんなんだな。国会議員を殺そうとした時も似たような事を言っていた。
「知ったこっちゃねぇな」
「馬鹿か! 私に何かあれば、この国の宗教庁を敵に回す事になるんだぞ!」
「ん? という事はお前は国の命令で動いてねぇって事だな? だってよぉ、悪魔を討伐しに来たんだから、端から俺たちとは完全に敵対しているはずだろ。だがよぉ、お前は私に何かあれば宗教庁を敵に回す事になると言った。今現在、俺たちはまだ宗教庁と敵対しておらず、お前の上司はこの一件を把握してねぇってこった」
「くっ!」
焦ってドジ踏んだなぁ? スケベーイさんよぉ。ヒヒヒ。
俺が刀でシンベーイの体のどこから斬ろうか迷っていると、リンネの声がした。
「待って! キリマル!」
ルロロやリッドと共に、リンネが走り寄って来る。チィ!
「今回の件、私はずっと魔法水晶で記録していました。貴方の悪事も全部! それを私は国へ提出します!」
「ふん、改ざんされた映像だと言えばおしまいだ。私とお前、どちらの発言を信じると思う?」
脂汗を垂らして俺の刀の切っ先を気にしながら、リンネに答えるシンベーイの目にはまだ光があった。
「私の魔法水晶は大昔のものです。改ざんなんてできません。見て下さい」
リンネが腰のポーチを探って、いつものスモモぐらいの大きさの水晶を取り出そうとした。
「この水晶は一度マナを籠めて情景を映すと、後はカバンにしまっていても、自動的にその場所の出来事を記録します。って、あれっ?」
青ざめた顔をするリンネは更にポーチを探った。
「やだ! 無い! 魔法水晶がない! いつ失くしたんだろ!」
「くははは! 残念だったな!」
シンベーイの目にまた少し光が戻った。
「やっぱり口封じをするしかねぇな、ここにいる神殿騎士全員」
俺は刀を小さく振って、ヒュンと音をさせ威嚇する。
「ひい!」
シンベーイの目の光が消えた。面白いなこいつ。ギャハハ!
「でも私たちは何も悪い事していないわ。だから正々堂々と、この人たちに罪を認めさせたい! 死んだビャクヤの為にも!」
リンネがそう言うと、後ろにいるルロロやリッドが深く頷いた。
ケッ! 善人どもが。甘いんだよ。こんな虫けらはこの世にいないも同然にしておけばいいんだ。
「流石は我が主様ッ!」
あー・・・。やっぱりねぇ。生きていたか。糞が。
「ビャクヤ!」
シュッと音をさせてビャクヤが転移してくると、リンネが驚きと喜びの表情を浮かべる。
変態仮面の横には、凄く豪華な鎧を着た優男を連れていた。誰だ?
それにしてもリンネに抱き着かれて嬉しそうだな、変態仮面・・・。まぁお前が生きてないと俺が消えるから困るんだけどよ。それでもなーんか残念な気分だ。
リンネの視線の先には、手に持つ生首のビャクヤと俺がある。よそ見でもしてくれてたほうが、俺はやりやすいんだがよ。
どうもビャクヤの生首を気にしているっぽいな。こいつは幻術が得意らしいし、生首も幻かなんかだろうけどよぉ。主従の絆があるリンネを騙せるほどの魔法なんだろうな。
あいつは一体どこに隠れてやがんだ? さっさと出てきてリンネでも守ってろ。
俺は邪魔な生首をリンネに投げて渡すと、とりあえず真っ先に僧侶を狙った。
鞘で坊主の頭を殴って気絶させると、それを見た騎士たちが俺を恐れながらも、襲い掛かってくる。戦場に出てくる生粋のヒーラーは、貴重な人材らしいからな。そりゃ悪魔が怖くても坊さんを守らないといけないわけだ。大変だねぇ騎士様も。
糞坊主は暫くは目を覚ませないだろうよ。揺るぎない信仰心と精神力が続く限り、何度でも奇跡を起こせる神の僕は、これこの通りおねんねだ。
もうお前ら神殿騎士に神の加護はねぇ。どのみち悪の神殿騎士に、僧侶の施す奇跡以上の神の加護があったかどうかも怪しいもんだ。
更にこの糞僧侶ボィズーに起きてられると困る事がある。もう一度帰還の祈りをされると、今度こそ俺はこの世界から消滅する。
なぜなら俺はその祈りを一度無効にした。心のどこかでまた奇跡の祈りを無効にできるかもしれないという、甘い考えがあるとアマリの呪いは発動しねぇ。
寧ろ逆に作用するだろうよ。
俺が神の奇跡に抗えると思っていると、アマリの呪いが更なる追い打ちとなって、俺は完全にこの世から消えるだろう。この刀が呪いの魔刀と呼ばれる所以はそれだ。
魔刀天邪鬼は主のいう事を聞かねぇ。普通に暮らして普通に生きていると、間違いなく装備者に災いをもたらす。まぁ災いをもたらす前に、殆どの奴は気が狂うらしいけどよ。
俺が消え際まで動こうとしなかったのも、覚悟を決める為だ。もうすぐ俺はこの世から消える、という焦りと腹を括る覚悟が必要だった。そこまで自分を追い込んで、ようやっとアマリの呪いは確実となる。
これからは下手に先を考えて行動しない方がいいかもしれねぇな。
何かを考えてしっかりとやり方を心に決めた瞬間、この呪いの刀は俺様に牙を剥く。常に何が起きるかわからねぇと考えながらぼんやりと戦うしかねぇ。ん? よく考えたら今までも何も考えずに感覚だけで戦ってきたな。つまりなんも変わらねぇってこった。ハハッ!
震えながら剣を構える神殿騎士の一振りを、身を低くして躱すと俺は隠遁スキルを発動させた。
俺を見失って混乱し、立ち止まる脚絆の間を縫いながら、俺は糞どもの膝裏を刀で突いてまわる。
「いぎぃ!」
「あがぁ!」
「ギャッ!」
騎士たちは痛点の多い膝裏を切っ先で突かれたので、痛みで動けなくなり地面に膝を突く。
痛いか? 痛いだろうよ。もっと痛がれ。お前らが苦しめば苦しむ程、俺様は良い気分になるんだ。
刀の攻撃をなんとか躱した一人の騎士が、俺の顔面目掛けてキックを放つ。
生意気な奴だな。
「無駄ぁ!」
俺は裏拳でその蹴りを弾いた。
普通は拳が蹴りの勢いに負けるものだが、悪魔の力なのか、或いは上手く往なせたのかは知らねぇが、顔面への蹴りを難なく弾き返せた。
弾き返された騎士の脚が一間置いてからバン! と弾けて砕け散る。ゴブリンの洞窟以来の爆発パンチ。
「ひぎぃぃぃ!」
爆発で砕けて、膝下の無い神殿騎士は転げまわる。
(やべぇ・・・。残虐過ぎたか? めんどくせぇ契約のお陰で、俺はあの女の顔色を窺わねぇといけないのが腹立つな・・・・)
すぐさま大主様を見たが、リンネはルロロの結界の中でビャクヤの頭を抱えて泣いていた。こっちを見ていねぇ。助かった。
一応この騎士は殺すか。
俺は刀を騎士の心臓に突き刺してすぐに抜いた。
「この爆発パンチ・・・。どういう条件で発動するんだ?」
「知らない」
「独り言だ。お前には聞いていねぇよ、アマリ」
「そう・・・」
「・・・にしてもこの世界は、ほんとよくわからねぇ事ばかりだな。そういや俺は人を斬り殺した時に、どうせ生き返るだろうと考えている。となると一周回って斬った相手は死ぬはずだろ? だがどうしてだか、その呪いが発動しねぇ。なんでだ?」
「キリマルはそのことをあまり強く考えてはいない。殺しの快楽の方が勝っているから、私の呪いはそちらを優先して潰す。呪いは一度に一つだけ」
「なるほどねぇ。その時の一番強い願望を潰すのか」
「私に呪いを籠めた、かつての樹族は考えていた。そうする事で、私を装備した神自身が発動させる――――、神の奇跡を尽く潰せると」
「ふーん。で、神に呪いは発動したのか?」
「していない。樹族の企みが実行される前に、博士は邪神との戦いで相打ちになって消えた」
戦いながらアマリと話をしていたが、気が付くと俺は殆どの騎士を戦闘不能にしていた。ルロロの物理防壁の結界を破ろうとする残りの騎士の膝裏を突いて戦闘不能にし、あとはシンベーイだけとなった。
「よぉ、オッサン。もう残るはあんただけだぜ? 二度と神殿騎士なんてやれねぇように、体中の主要な神経を切断してやろうか」
「ひぃぃ! こんな事してっ! こんな事をして、お前らはただで済むと思っているのか!」
権力持ってる奴が追い詰められると、大概皆同じことを言うもんなんだな。国会議員を殺そうとした時も似たような事を言っていた。
「知ったこっちゃねぇな」
「馬鹿か! 私に何かあれば、この国の宗教庁を敵に回す事になるんだぞ!」
「ん? という事はお前は国の命令で動いてねぇって事だな? だってよぉ、悪魔を討伐しに来たんだから、端から俺たちとは完全に敵対しているはずだろ。だがよぉ、お前は私に何かあれば宗教庁を敵に回す事になると言った。今現在、俺たちはまだ宗教庁と敵対しておらず、お前の上司はこの一件を把握してねぇってこった」
「くっ!」
焦ってドジ踏んだなぁ? スケベーイさんよぉ。ヒヒヒ。
俺が刀でシンベーイの体のどこから斬ろうか迷っていると、リンネの声がした。
「待って! キリマル!」
ルロロやリッドと共に、リンネが走り寄って来る。チィ!
「今回の件、私はずっと魔法水晶で記録していました。貴方の悪事も全部! それを私は国へ提出します!」
「ふん、改ざんされた映像だと言えばおしまいだ。私とお前、どちらの発言を信じると思う?」
脂汗を垂らして俺の刀の切っ先を気にしながら、リンネに答えるシンベーイの目にはまだ光があった。
「私の魔法水晶は大昔のものです。改ざんなんてできません。見て下さい」
リンネが腰のポーチを探って、いつものスモモぐらいの大きさの水晶を取り出そうとした。
「この水晶は一度マナを籠めて情景を映すと、後はカバンにしまっていても、自動的にその場所の出来事を記録します。って、あれっ?」
青ざめた顔をするリンネは更にポーチを探った。
「やだ! 無い! 魔法水晶がない! いつ失くしたんだろ!」
「くははは! 残念だったな!」
シンベーイの目にまた少し光が戻った。
「やっぱり口封じをするしかねぇな、ここにいる神殿騎士全員」
俺は刀を小さく振って、ヒュンと音をさせ威嚇する。
「ひい!」
シンベーイの目の光が消えた。面白いなこいつ。ギャハハ!
「でも私たちは何も悪い事していないわ。だから正々堂々と、この人たちに罪を認めさせたい! 死んだビャクヤの為にも!」
リンネがそう言うと、後ろにいるルロロやリッドが深く頷いた。
ケッ! 善人どもが。甘いんだよ。こんな虫けらはこの世にいないも同然にしておけばいいんだ。
「流石は我が主様ッ!」
あー・・・。やっぱりねぇ。生きていたか。糞が。
「ビャクヤ!」
シュッと音をさせてビャクヤが転移してくると、リンネが驚きと喜びの表情を浮かべる。
変態仮面の横には、凄く豪華な鎧を着た優男を連れていた。誰だ?
それにしてもリンネに抱き着かれて嬉しそうだな、変態仮面・・・。まぁお前が生きてないと俺が消えるから困るんだけどよ。それでもなーんか残念な気分だ。
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