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悪魔はもういない
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「げふぅ!」
肋の折れる音が聞こえて、俺は吹っ飛ぶ。
「オビオ!!」
「来るな!」
サーカが来たところで、犠牲者が増えるだけだ。即死しなけりゃ、俺が負った傷や骨折なんかすぐに治る。
「次のチャンスを作るには・・・。もうフラッ君に頼るしかないのか?」
もうピーターの悪魔はいない。俺のために魔刀金剛切りを使うチャンスを作ろうとして、尽く消えていったんだ。アークデーモンのコウメイ。グレーターデーモンのブリザード。ウコバクのウンコバク。
真っ先に消えていった阿修羅のアスラやグレーターデビルのオデイの事も忘れちゃいない。皆にもっと俺の料理を食べてもらいたかった。
残るはフラッ君のみ。だが、この小さな死神は、俺の悪魔だ。もう愛着が湧いている! 駒扱いなんてしたくない!
「おやつの時に、余計な事を聞かなきゃ良かったよ」
お喋りなストーンインプのニクタラが、クッキーを頬張りながら放ったあの言葉。
「俺、ぜってぇゴーレムになんか負けないよ! 何せ、アッシャー界に来る権利を、やっとこさ得たんだからね! 負けたらまた魔界に戻って、権利を得る為に武闘会を勝ち抜かなきゃならないもん!」
あの笑顔は、もうここにはない。ゴーレムの薙ぎ払いで消えた。
「一日で復活できるんじゃなかったのかよ。最初にコウメイがそう言ってたぞ」
俺の独り言にフラッ君が答える。
「人の世界と魔界では流れる時間が違いますから。この世界の一日は魔界の千日。上位悪魔なら、その千日を戦い抜いて、またこの穴に戻ってこれましょう。しかし、私やニクタラのように微妙な強さの者に、次はないのです」
それだけ魔界は強者でひしめき合っている。だから大概、偉大な召喚士に呼ばれた悪魔や、マナの吹き溜まりに自然発生する悪魔は強い。
「ハァハァ」
俺はなんとかフラッ君に引っ張ってもらって、ゴーレムの攻撃範囲の外に出てから、仰向けになる。その頃には、横腹の打撲傷は完治していた。
「大丈夫?」
サーカが頭を抱き起こしてくれた。若草の匂いがする。彼女の汗の匂いだ。この匂いは心を落ち着かせてくれる。
「うん・・・」
俺がキュンとした顔でサーカと見つめ合っていると、邪魔するどんぐりが一つ。
「何やってんだよ、役立たず」
お前がそれを言うのか、ピーター。
「折角、俺が手懐けた悪魔達が、犠牲になって作ってくれたチャンスを、無駄にしやがって!」
「うるせーなー! だったらお前がやれよ! これでも何とかして、金剛切りを胴体に当ててきたんだからな! 当てただけじゃねぇ! ちゃんと鉄のお玉で、胴体に衝撃も加えた!」
「じゃあ、なんであのお宝ゴーレムに、ヒビ一つ入ってないんだよ!」
「知らねーよ!」
「多分だが・・・」
トウスさんが、腕を組んでから顎を撫でた。
「力が足りなかったんだ。オビオの力は13だからな。戦士としては底辺レベルだ。お前はどちらかというとスカウトに近い」
「同じパーティに! 似たようなのが、二人も要らねぇんだよ!」
どんぐり族、もとい、地走り族の蹴りが太ももに当たる。奴の蹴りは鞭のようにしなやかだ。
「いてぇ!」
「大袈裟」
普通に痛ぇわ! 邪悪なるピーター!
それに! お前と俺では全然キャラが違う! エンチャント出来て、肉壁にもなれて、料理によるバフを付与できるスカウトがそうそういるか! バーカバーカ!
まぁ、ピーターなんかと言い争っていても仕方がない。俺はトウスさんに向いた。
「確かにトウスさんの言う通り、俺の力が足りてないのかもしれない。キリマルがダイアモンドゴーレムを倒した時には、金剛切りで傷を作った後に、パワーファイターがバトルハンマーを使って砕いていたもんなぁ」
「本来なら、そのパワーファイターが俺の役目なんだろうが、生憎、この手で握る打撃武器のスキルは高くねぇ。かといって、サーカのメイスに頼るわけにもいかねぇし。参ったな」
トウスさんが申し訳無さそうに頭を掻いている。でも彼は、片手剣や両手剣を得意とするのだし、しょうがないよ。
元々サブが格闘家だったトウスさんは、俺との旅で、成長の速さを優先して生粋の戦士になった。サブジョブを捨てたのだ。格闘家としての能力を捨てていなければ、獅子連撃の終わりに繰り出す蹴りが有効だったかもしれない。
「ったくよ~。どいつもこいつも役立たずだなぁ」
そう言いながら、ピーターは昼食に食べなかった白パンを千切っては、ゴーレムに投げつけている。
「おい! 食べ物を粗末にするな!」
俺は食い物を大事にしない奴が嫌いだ。
「仕方ねぇだろ! 石がねぇんだからよ!」
さっきからパンなんか投げて、なにやってんだ? こいつは。
「お前はいつも、石とかどんぐりで腰袋をいっぱいにしてんだろ! それを投げろよ!」
「オビオがモタモタしてっから、使い果たしたんだよ!」
そう言って、ピーターはパチンコを見せて、腰袋の弾が無い事を見せつけてくる。
そうか、こいつなりにゴーレムの隙を作ろうと援護してくれていたんだな・・・。
「ん? そういや、無限に弾が出るクロスボウはどうしたよ?」
「借金返すのに、売ったよ! バーカ!」
「馬鹿はお前だろ! ギャンブル中毒!」
「うるせぇ!」
言い合ってても埒が明かない。ここは俺が大人にならねば。
「で、さっきからなんで、パンなんか投げてんだ?」
「ゴーレムの攻撃範囲を、正確に知ろうと思ってな」
お? とうとうピーターがやる気を出したか?
「そんなもん知ってどうすんだ?」
「何も近寄って、打撃を与えなくてもいいだろ。ここに投擲のプロがいることを忘れたのか?」
「でもお前、力は俺以下じゃん」
ピーターが目の中で瞳を一周させてから、ため息をついた。
「スリングを使うんだから、力は関係ないよ」
そうだった。遠心力でなんとかなるから、腕力は関係なかった。どちらかというと器用さが大事。
「なるほど! それで何処まで近寄れるかを調べているわけだな?」
「そういう事」
「でも、石無いじゃん」
「煩いな! 気を利かせて、どっかから調達してこいよ!」
「調達って・・・。石を探しにあの森のある中層階まで戻れってか?」
「じゃあ、そこの排水口から大きな石が流れ出てこないか、見てみたらどうだ? そこの水、森と繋がってるだろうからよ!」
ピーターが適当な事をぬかす。確かに部屋の隅の天井に大きな排水口があるが、あんなところから勢いよく出てくる石を、キャッチできるわけないだろ。
キャッチできたとしても、勢い余って下の穴に落ちる。それにそうそう丁度いい石なんて流れてくるわけもなく。
一応、滝のような排水口までやって来て流れる水を見つめる。水・・・。水・・・。
――――水?!
そういや、水でダイヤモンドを切れるよな。水圧カッターで。
まぁ、水圧カッターなんて物は持ってませんが。
俺がヒジリだったら、その手の道具を飄々とした顔で、亜空間ポケットから出していただろうさ。いや、あの現人神なら道具なんてなくとも、ゴーレムを倒したに違いない。
「くそ、羨ましいな。神の力に科学の叡智。俺にあるのはHな気持ちだけだ」
死と隣合わせなせいか、さっきから子孫を残したくてムラムラしている。サーカの汗の匂いを嗅いでしまったからかもしれない。
感情制御チップが壊れてしまったせいもあるだろう。水の中に頭をつっこみ、頭を冷やそう。
「ふぁぁぁ~。冷たくて気持ちいい~」
俺が一休さんなら、この間に何か名案でも思いつくんだけどさ、生憎、ただの料理人なんだよね・・・。なんならサーカと一体さんになりたいとか考えているんだよね。邪な。
「オビオぉ?」
背後から間の抜けた声と、ブレストプレートの金具が鳴る音が聞こえる。メリィだ。
俺の勘が囁く。
きっとキリマルかビャクヤに教えてもらった最終手段を、やるかどうかの相談に来たんだ。
肋の折れる音が聞こえて、俺は吹っ飛ぶ。
「オビオ!!」
「来るな!」
サーカが来たところで、犠牲者が増えるだけだ。即死しなけりゃ、俺が負った傷や骨折なんかすぐに治る。
「次のチャンスを作るには・・・。もうフラッ君に頼るしかないのか?」
もうピーターの悪魔はいない。俺のために魔刀金剛切りを使うチャンスを作ろうとして、尽く消えていったんだ。アークデーモンのコウメイ。グレーターデーモンのブリザード。ウコバクのウンコバク。
真っ先に消えていった阿修羅のアスラやグレーターデビルのオデイの事も忘れちゃいない。皆にもっと俺の料理を食べてもらいたかった。
残るはフラッ君のみ。だが、この小さな死神は、俺の悪魔だ。もう愛着が湧いている! 駒扱いなんてしたくない!
「おやつの時に、余計な事を聞かなきゃ良かったよ」
お喋りなストーンインプのニクタラが、クッキーを頬張りながら放ったあの言葉。
「俺、ぜってぇゴーレムになんか負けないよ! 何せ、アッシャー界に来る権利を、やっとこさ得たんだからね! 負けたらまた魔界に戻って、権利を得る為に武闘会を勝ち抜かなきゃならないもん!」
あの笑顔は、もうここにはない。ゴーレムの薙ぎ払いで消えた。
「一日で復活できるんじゃなかったのかよ。最初にコウメイがそう言ってたぞ」
俺の独り言にフラッ君が答える。
「人の世界と魔界では流れる時間が違いますから。この世界の一日は魔界の千日。上位悪魔なら、その千日を戦い抜いて、またこの穴に戻ってこれましょう。しかし、私やニクタラのように微妙な強さの者に、次はないのです」
それだけ魔界は強者でひしめき合っている。だから大概、偉大な召喚士に呼ばれた悪魔や、マナの吹き溜まりに自然発生する悪魔は強い。
「ハァハァ」
俺はなんとかフラッ君に引っ張ってもらって、ゴーレムの攻撃範囲の外に出てから、仰向けになる。その頃には、横腹の打撲傷は完治していた。
「大丈夫?」
サーカが頭を抱き起こしてくれた。若草の匂いがする。彼女の汗の匂いだ。この匂いは心を落ち着かせてくれる。
「うん・・・」
俺がキュンとした顔でサーカと見つめ合っていると、邪魔するどんぐりが一つ。
「何やってんだよ、役立たず」
お前がそれを言うのか、ピーター。
「折角、俺が手懐けた悪魔達が、犠牲になって作ってくれたチャンスを、無駄にしやがって!」
「うるせーなー! だったらお前がやれよ! これでも何とかして、金剛切りを胴体に当ててきたんだからな! 当てただけじゃねぇ! ちゃんと鉄のお玉で、胴体に衝撃も加えた!」
「じゃあ、なんであのお宝ゴーレムに、ヒビ一つ入ってないんだよ!」
「知らねーよ!」
「多分だが・・・」
トウスさんが、腕を組んでから顎を撫でた。
「力が足りなかったんだ。オビオの力は13だからな。戦士としては底辺レベルだ。お前はどちらかというとスカウトに近い」
「同じパーティに! 似たようなのが、二人も要らねぇんだよ!」
どんぐり族、もとい、地走り族の蹴りが太ももに当たる。奴の蹴りは鞭のようにしなやかだ。
「いてぇ!」
「大袈裟」
普通に痛ぇわ! 邪悪なるピーター!
それに! お前と俺では全然キャラが違う! エンチャント出来て、肉壁にもなれて、料理によるバフを付与できるスカウトがそうそういるか! バーカバーカ!
まぁ、ピーターなんかと言い争っていても仕方がない。俺はトウスさんに向いた。
「確かにトウスさんの言う通り、俺の力が足りてないのかもしれない。キリマルがダイアモンドゴーレムを倒した時には、金剛切りで傷を作った後に、パワーファイターがバトルハンマーを使って砕いていたもんなぁ」
「本来なら、そのパワーファイターが俺の役目なんだろうが、生憎、この手で握る打撃武器のスキルは高くねぇ。かといって、サーカのメイスに頼るわけにもいかねぇし。参ったな」
トウスさんが申し訳無さそうに頭を掻いている。でも彼は、片手剣や両手剣を得意とするのだし、しょうがないよ。
元々サブが格闘家だったトウスさんは、俺との旅で、成長の速さを優先して生粋の戦士になった。サブジョブを捨てたのだ。格闘家としての能力を捨てていなければ、獅子連撃の終わりに繰り出す蹴りが有効だったかもしれない。
「ったくよ~。どいつもこいつも役立たずだなぁ」
そう言いながら、ピーターは昼食に食べなかった白パンを千切っては、ゴーレムに投げつけている。
「おい! 食べ物を粗末にするな!」
俺は食い物を大事にしない奴が嫌いだ。
「仕方ねぇだろ! 石がねぇんだからよ!」
さっきからパンなんか投げて、なにやってんだ? こいつは。
「お前はいつも、石とかどんぐりで腰袋をいっぱいにしてんだろ! それを投げろよ!」
「オビオがモタモタしてっから、使い果たしたんだよ!」
そう言って、ピーターはパチンコを見せて、腰袋の弾が無い事を見せつけてくる。
そうか、こいつなりにゴーレムの隙を作ろうと援護してくれていたんだな・・・。
「ん? そういや、無限に弾が出るクロスボウはどうしたよ?」
「借金返すのに、売ったよ! バーカ!」
「馬鹿はお前だろ! ギャンブル中毒!」
「うるせぇ!」
言い合ってても埒が明かない。ここは俺が大人にならねば。
「で、さっきからなんで、パンなんか投げてんだ?」
「ゴーレムの攻撃範囲を、正確に知ろうと思ってな」
お? とうとうピーターがやる気を出したか?
「そんなもん知ってどうすんだ?」
「何も近寄って、打撃を与えなくてもいいだろ。ここに投擲のプロがいることを忘れたのか?」
「でもお前、力は俺以下じゃん」
ピーターが目の中で瞳を一周させてから、ため息をついた。
「スリングを使うんだから、力は関係ないよ」
そうだった。遠心力でなんとかなるから、腕力は関係なかった。どちらかというと器用さが大事。
「なるほど! それで何処まで近寄れるかを調べているわけだな?」
「そういう事」
「でも、石無いじゃん」
「煩いな! 気を利かせて、どっかから調達してこいよ!」
「調達って・・・。石を探しにあの森のある中層階まで戻れってか?」
「じゃあ、そこの排水口から大きな石が流れ出てこないか、見てみたらどうだ? そこの水、森と繋がってるだろうからよ!」
ピーターが適当な事をぬかす。確かに部屋の隅の天井に大きな排水口があるが、あんなところから勢いよく出てくる石を、キャッチできるわけないだろ。
キャッチできたとしても、勢い余って下の穴に落ちる。それにそうそう丁度いい石なんて流れてくるわけもなく。
一応、滝のような排水口までやって来て流れる水を見つめる。水・・・。水・・・。
――――水?!
そういや、水でダイヤモンドを切れるよな。水圧カッターで。
まぁ、水圧カッターなんて物は持ってませんが。
俺がヒジリだったら、その手の道具を飄々とした顔で、亜空間ポケットから出していただろうさ。いや、あの現人神なら道具なんてなくとも、ゴーレムを倒したに違いない。
「くそ、羨ましいな。神の力に科学の叡智。俺にあるのはHな気持ちだけだ」
死と隣合わせなせいか、さっきから子孫を残したくてムラムラしている。サーカの汗の匂いを嗅いでしまったからかもしれない。
感情制御チップが壊れてしまったせいもあるだろう。水の中に頭をつっこみ、頭を冷やそう。
「ふぁぁぁ~。冷たくて気持ちいい~」
俺が一休さんなら、この間に何か名案でも思いつくんだけどさ、生憎、ただの料理人なんだよね・・・。なんならサーカと一体さんになりたいとか考えているんだよね。邪な。
「オビオぉ?」
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