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オビオの誠意
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「オビオぉ、私、あのね」
「おーい! オビオ!」
メリィの言葉を遮るようにして、ピーターが呼んでいる。何かを発見したようだ。
「メリィの言いたいことは大体分かるぜ? なんか奥の手があるんだろ? 先にピーターの用事を聞いてきてもいいかな?」
「うん・・・」
俺の勘が、十万石饅頭の風のように囁く。メリィは間違いなく、この戦いを終わらせる何かを持っていると。だったら、先にピーターの件を片付けよう。どうせすぐ終わる、くだらない話だろうから。
急いでピーターのもとへ走る。
ナノマシンが、顔や頭に付いた余分な水分を吸収して蒸発させる様を見て、ギョッとするピーターに俺は「それで?」と声をかける。
「ゴーレムを見てごらんよ。あいつ、自分の行動範囲内のパンくずを拾ってるぜ!」
「ああ、何か思い入れがあるのか、さっきからパンに反応するんだ」
「んだよ、知ってたのかよ。だったら、得た情報に関係ある内容がないか調べてみろよ」
言うがやすし、横山やすしだ。あの膨大な情報の中でそれを探すのは、大海の中の一粒の砂を探すようなもの。
宇宙全ての歴史の断片を、我が身に宿した瞬間を思い出して身震いする。
流れ込む情報の処理が追いつかず、サブAIが悲鳴を上げ、挙げ句の果てに熱暴走を始め、脳の組織が破壊された。
勿論、瞬時にナノマシンがそれを修復したが・・・。一瞬脳死したに等しい。
「やるだけやってみっけどよ。あまり期待すんなよな」
俺は座禅を組み、両手の人差し指で、側頭部辺りをクリクリと弄る。
ここにキリマルかヒジリがいたら、「一休さんか!」とツッコんでくれたかもしれないが、あの二人はそういうキャラじゃない。ヒジリは滅多にツッコまない(どころか、こちらのボケや行動を分析し始める)し、キリマルは精々、鼻で笑うだけだろう。
「そのポーズに、何の意味があるんだ?」
ピーターにそう訊かれて、俺は恥ずかしくなり止める。
「べ、別に意味はないけど? なにか?」
「あのさぁ~ぁ。今、俺たちはな、生きるか死ぬかの戦いやってんだよね。あんまりふざけないでくれるか?」
「お前に言われたくねぇわ!」
ピーターの肩甲骨と前頭部にツッコミを入れて、俺は頭の中の知識を探る。
パンに関する記憶、何かねぇかな。
お? なんか見えてきた。タスネ子爵だ。やたらローアングルだな。ロングスカートを履いているからパンツなんか見えねぇぞ。俺の脳はパンとパンツを間違えたのかな? だとしたら、まだダメージが残ってる事になる。
相変わらず毛量の多い人だな。髪の毛の下の方で結んだ三つ編みが太い。ぱっと見、田舎くさい顔をしているのだけど、よく見ると可愛いんだよなぁ。まつ毛とか長いし。
ん? 子爵はどこかの遺跡の中の一室で、誰かと喋っているな。
相手は・・・。ななな、なんと! 吸魔鬼だ!!
かの化け物は人型をしているけど、目を見ればわかる。吸魔鬼の瞳は血のように赤く、初期のキリマル同様、白目部分が黒い。ドン・ドラキュラみたいな髪型をした吸魔鬼の前でも、落ち着いている子爵すげぇ。
子爵は何かを作り始めたぞ。椎の実の殻を剥いて、中身をすり鉢で砕いている。後は水と塩で捏ねて・・・。こりゃ、原始的なパンを作っているな? 棒状にした生地を木の棒に巻き付けて暖炉の火で焼いている。
出来上がった椎の実パンを、吸魔鬼は美味しそうに食べているぞ。子爵のドヤ顔が凄い。
(美味そうだ・・・)
ん? 今の声は誰の声だ? まぁ、確かに、あれはあれで美味そうだけども。
(我が身が本でなければ、あれを味わえる機会があったに違いない)
我が身が本でなければ? じゃあこれは、魔本の心の声か?
(私は何のために生まれてきたのか・・・。ペンが書きなぐる物語を具現化するだけの存在。それの何が面白い?)
物語の傍観者か。普通の読者ならば、本に飽きれば他のことが出来る。でも、コズミック・ノートはそうもいかない。コズミック・ペンの書き記す全てに目を通し、具現化する力を持つがゆえに、一瞬たりとも――――、ありとあらゆるものを見逃す事ができないのだ。
(苦しい・・・。もう、私を開放してくれ! 幾万幾億の声が私の精神を苛む。喜びも幸せも、希望も絶望も、怒りや嘆きも、最早私には苦痛でしかない。消えろ! 全て目の前から消えろ! そうならないのであれば、せめて私にあのパンを一齧りさせてほしい。あぁ、あれは一体どんな味がするのだろう? なぜ、こんなにも、あのパンが気になるのか!)
案外、魔本は人間臭い奴だったんだな。くそ、涙が出てきた。
「大丈夫か? オビオ」
サーカが優しく声を掛けてくれた。
「心配してくれてサンキューな。ちょっと、あのしおりの持ち主であるコズミック・ノートが可哀想になってよ。あの本は、たった一個のパンさえ食えずに消えていった、悲しい奴なんだ」
たった一個のパン。しかも、フワフワのパンじゃなくて、カチカチの椎の実パンだ。それすら食えずに、異世界に逃げた魔筆に見捨てられ、尚且つ、Qとかいう神に等しい力を持つ女の八つ当たりに巻き込まれて、消えていった悲しい存在。
ズズッと鼻水を啜る。まぁ啜らなくても、ナノマシンが吸収するのだけども。
「魔本の思いが宿るあのゴーレムは、パンが食べたくて、必死になってパンくずを集めてんだ。でも奴はパンを食えない。いくら口にパンくずを運んだところで、形だけの口では味わう事ができないからだ」
「ぐぅ・・・」
トウスさんが呻いた。飢えの苦しみを知っているだけに、食べたいのに食べることができないゴーレムに共感しているのだ。
俺は涙を袖で拭ってから、亜空間ポケットから、フワフワの白パンを取り出して、ゴーレムに向けた。
「なぁ、ダイアモンドゴーレム! このパンをやるから、しおりをくれないか?」
「・・・」
パンはじっと見つめているゴーレムは、何も返事をしない。口が喋るように出来ていないのだ。それにしおりを失うことは、自分の存在を失うことに等しい。
「お前の命を差し出せと俺が言っているのは、重々承知している。でもさ、パンを食べたいんだろ? 味覚も胃袋もないお前が食えないのなら・・・。いっそ、その思いをこれから復活させる二人に託してくんねぇか?」
「・・・」
相変わらずゴーレムの反応はない。
「仕方ねぇ!」
俺は覚悟を決めた。このパンをゴーレムに手渡す! もし手渡す前に攻撃してきたなら、しおりを渡す気がないと判断して、全力で戦う。ナノマシン全開でな。
だけども、パンを受け取ってくれたならば――――。
一歩一歩、俺はピーターの作ったパンくずの境界線に進む。
「パンを手渡す気か? オビオ! 危険だ!」
トウスさんが俺を止めようとやって来る。フラッ君も。
「二人共、来ないでくれ。俺はゴーレムに誠意を見せたい。パンを手渡すという誠意を!」
「そんなもん、無機質な魔法生物に通じるか! アホ!」
ピーターが斜に構えて野次る。そしてサーカに視線を送った。恋人を危険に晒していいのか? という意味合いを込めているのだろう。
しかし、サーカは動じていない。腕を組んで仁王立ちしたままだ。
「ふん。私はオビオを信じるぞ。これでオビオが叩き潰されたなら、どんな手段を使っても生き返らせるし、大怪我を負って動けなくなったら、私が養う」
「くそが、爆ぜろ。リア充」
陰キャ王、ピーターの悪態に俺はニヤリとした。やっぱサーカは最高の恋人だ。動けなくなったら養ってくれるとまで言ってくれた。
俺の足先が、境界線を超える。
ゴーレムは静かに立ち上がって、俺に向かってくる。
が、これまでのような荒々しさや狂気を感じない。それどころか、両手を差し出して、震えるように歩いて来る。
間違いない。これは俺の誠意を受け入れてくれたんだ!
「いける! 奴は俺を受け入れてくれた!」
俺はそう叫んでから、ゴーレムの手の中にパンを置いた。凄く嬉しい。誠意が通じた。
涙で、目の前が歪んだその時――――。
「次元断!!」
後方から、メリィの発する必殺技の掛け声と、剣が空を切る音が聞こえた・・・。
「おーい! オビオ!」
メリィの言葉を遮るようにして、ピーターが呼んでいる。何かを発見したようだ。
「メリィの言いたいことは大体分かるぜ? なんか奥の手があるんだろ? 先にピーターの用事を聞いてきてもいいかな?」
「うん・・・」
俺の勘が、十万石饅頭の風のように囁く。メリィは間違いなく、この戦いを終わらせる何かを持っていると。だったら、先にピーターの件を片付けよう。どうせすぐ終わる、くだらない話だろうから。
急いでピーターのもとへ走る。
ナノマシンが、顔や頭に付いた余分な水分を吸収して蒸発させる様を見て、ギョッとするピーターに俺は「それで?」と声をかける。
「ゴーレムを見てごらんよ。あいつ、自分の行動範囲内のパンくずを拾ってるぜ!」
「ああ、何か思い入れがあるのか、さっきからパンに反応するんだ」
「んだよ、知ってたのかよ。だったら、得た情報に関係ある内容がないか調べてみろよ」
言うがやすし、横山やすしだ。あの膨大な情報の中でそれを探すのは、大海の中の一粒の砂を探すようなもの。
宇宙全ての歴史の断片を、我が身に宿した瞬間を思い出して身震いする。
流れ込む情報の処理が追いつかず、サブAIが悲鳴を上げ、挙げ句の果てに熱暴走を始め、脳の組織が破壊された。
勿論、瞬時にナノマシンがそれを修復したが・・・。一瞬脳死したに等しい。
「やるだけやってみっけどよ。あまり期待すんなよな」
俺は座禅を組み、両手の人差し指で、側頭部辺りをクリクリと弄る。
ここにキリマルかヒジリがいたら、「一休さんか!」とツッコんでくれたかもしれないが、あの二人はそういうキャラじゃない。ヒジリは滅多にツッコまない(どころか、こちらのボケや行動を分析し始める)し、キリマルは精々、鼻で笑うだけだろう。
「そのポーズに、何の意味があるんだ?」
ピーターにそう訊かれて、俺は恥ずかしくなり止める。
「べ、別に意味はないけど? なにか?」
「あのさぁ~ぁ。今、俺たちはな、生きるか死ぬかの戦いやってんだよね。あんまりふざけないでくれるか?」
「お前に言われたくねぇわ!」
ピーターの肩甲骨と前頭部にツッコミを入れて、俺は頭の中の知識を探る。
パンに関する記憶、何かねぇかな。
お? なんか見えてきた。タスネ子爵だ。やたらローアングルだな。ロングスカートを履いているからパンツなんか見えねぇぞ。俺の脳はパンとパンツを間違えたのかな? だとしたら、まだダメージが残ってる事になる。
相変わらず毛量の多い人だな。髪の毛の下の方で結んだ三つ編みが太い。ぱっと見、田舎くさい顔をしているのだけど、よく見ると可愛いんだよなぁ。まつ毛とか長いし。
ん? 子爵はどこかの遺跡の中の一室で、誰かと喋っているな。
相手は・・・。ななな、なんと! 吸魔鬼だ!!
かの化け物は人型をしているけど、目を見ればわかる。吸魔鬼の瞳は血のように赤く、初期のキリマル同様、白目部分が黒い。ドン・ドラキュラみたいな髪型をした吸魔鬼の前でも、落ち着いている子爵すげぇ。
子爵は何かを作り始めたぞ。椎の実の殻を剥いて、中身をすり鉢で砕いている。後は水と塩で捏ねて・・・。こりゃ、原始的なパンを作っているな? 棒状にした生地を木の棒に巻き付けて暖炉の火で焼いている。
出来上がった椎の実パンを、吸魔鬼は美味しそうに食べているぞ。子爵のドヤ顔が凄い。
(美味そうだ・・・)
ん? 今の声は誰の声だ? まぁ、確かに、あれはあれで美味そうだけども。
(我が身が本でなければ、あれを味わえる機会があったに違いない)
我が身が本でなければ? じゃあこれは、魔本の心の声か?
(私は何のために生まれてきたのか・・・。ペンが書きなぐる物語を具現化するだけの存在。それの何が面白い?)
物語の傍観者か。普通の読者ならば、本に飽きれば他のことが出来る。でも、コズミック・ノートはそうもいかない。コズミック・ペンの書き記す全てに目を通し、具現化する力を持つがゆえに、一瞬たりとも――――、ありとあらゆるものを見逃す事ができないのだ。
(苦しい・・・。もう、私を開放してくれ! 幾万幾億の声が私の精神を苛む。喜びも幸せも、希望も絶望も、怒りや嘆きも、最早私には苦痛でしかない。消えろ! 全て目の前から消えろ! そうならないのであれば、せめて私にあのパンを一齧りさせてほしい。あぁ、あれは一体どんな味がするのだろう? なぜ、こんなにも、あのパンが気になるのか!)
案外、魔本は人間臭い奴だったんだな。くそ、涙が出てきた。
「大丈夫か? オビオ」
サーカが優しく声を掛けてくれた。
「心配してくれてサンキューな。ちょっと、あのしおりの持ち主であるコズミック・ノートが可哀想になってよ。あの本は、たった一個のパンさえ食えずに消えていった、悲しい奴なんだ」
たった一個のパン。しかも、フワフワのパンじゃなくて、カチカチの椎の実パンだ。それすら食えずに、異世界に逃げた魔筆に見捨てられ、尚且つ、Qとかいう神に等しい力を持つ女の八つ当たりに巻き込まれて、消えていった悲しい存在。
ズズッと鼻水を啜る。まぁ啜らなくても、ナノマシンが吸収するのだけども。
「魔本の思いが宿るあのゴーレムは、パンが食べたくて、必死になってパンくずを集めてんだ。でも奴はパンを食えない。いくら口にパンくずを運んだところで、形だけの口では味わう事ができないからだ」
「ぐぅ・・・」
トウスさんが呻いた。飢えの苦しみを知っているだけに、食べたいのに食べることができないゴーレムに共感しているのだ。
俺は涙を袖で拭ってから、亜空間ポケットから、フワフワの白パンを取り出して、ゴーレムに向けた。
「なぁ、ダイアモンドゴーレム! このパンをやるから、しおりをくれないか?」
「・・・」
パンはじっと見つめているゴーレムは、何も返事をしない。口が喋るように出来ていないのだ。それにしおりを失うことは、自分の存在を失うことに等しい。
「お前の命を差し出せと俺が言っているのは、重々承知している。でもさ、パンを食べたいんだろ? 味覚も胃袋もないお前が食えないのなら・・・。いっそ、その思いをこれから復活させる二人に託してくんねぇか?」
「・・・」
相変わらずゴーレムの反応はない。
「仕方ねぇ!」
俺は覚悟を決めた。このパンをゴーレムに手渡す! もし手渡す前に攻撃してきたなら、しおりを渡す気がないと判断して、全力で戦う。ナノマシン全開でな。
だけども、パンを受け取ってくれたならば――――。
一歩一歩、俺はピーターの作ったパンくずの境界線に進む。
「パンを手渡す気か? オビオ! 危険だ!」
トウスさんが俺を止めようとやって来る。フラッ君も。
「二人共、来ないでくれ。俺はゴーレムに誠意を見せたい。パンを手渡すという誠意を!」
「そんなもん、無機質な魔法生物に通じるか! アホ!」
ピーターが斜に構えて野次る。そしてサーカに視線を送った。恋人を危険に晒していいのか? という意味合いを込めているのだろう。
しかし、サーカは動じていない。腕を組んで仁王立ちしたままだ。
「ふん。私はオビオを信じるぞ。これでオビオが叩き潰されたなら、どんな手段を使っても生き返らせるし、大怪我を負って動けなくなったら、私が養う」
「くそが、爆ぜろ。リア充」
陰キャ王、ピーターの悪態に俺はニヤリとした。やっぱサーカは最高の恋人だ。動けなくなったら養ってくれるとまで言ってくれた。
俺の足先が、境界線を超える。
ゴーレムは静かに立ち上がって、俺に向かってくる。
が、これまでのような荒々しさや狂気を感じない。それどころか、両手を差し出して、震えるように歩いて来る。
間違いない。これは俺の誠意を受け入れてくれたんだ!
「いける! 奴は俺を受け入れてくれた!」
俺はそう叫んでから、ゴーレムの手の中にパンを置いた。凄く嬉しい。誠意が通じた。
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