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不動聖山の焦り
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「く、黒騎士!」
樹族国において、あまり評判の良くない黒騎士を見て、パンは驚く。
「馬上から失礼。不動聖山のリーダー殿。噂はかねがね聞いている」
裏側の長、ジュウゾを彷彿とさせる皮肉のこもった声。間違いなくワンドリッター本家の者だとパンは察した。
「助太刀は有り難いが、貴族が冒険者の仕事を横取りするなんて、聞いた事がないですよ」
その言葉に、ステコは黒い角付きのヘルムの向こう側で、ため息をついた。何を言っても皮肉にとられる自分の声が嫌になったのだ。
「ステコ・ワンドリッターの名に懸けて、そんなつもりはなかったのだがね」
「ステコ・・・・!」
名を名乗っただけで一々驚くパンを見て、ステコは心の中で笑う。
「黒騎士でありながら、王国近衛兵でもある・・・」
「いかにも」
「そのステコ様が、なぜムダン領の片田舎に?」
「腐れ縁の馬鹿者に救援を乞われたのでな。光の扉を使って急いでやってきたのだ」
「腐れ縁? カズン家に知り合いでも?」
「違う。これからカズン家に嫁ぐ婿養子殿の要請だ。クックック」
「?」
「おっと、まだ知れ渡ってない話か。まぁいい。次の広間に行くぞ。ついて来い。私一人で行くには、ちと心細い」
「お戯れを」
手こずった羽の悪魔を一撃で葬った黒騎士の皮肉に、パンは奥歯を噛む。
「さて次はどんな悪魔がいるのやら」
呑気にそう言って、馬に乗ったまま次の間に進むステコの後に、不動聖山は続く。
現在、ちょっとしたヨモギ餅パーティ中である。
「びゃああぁ! 美味い!」
そう言って楽しそうにステップを踏む地走り族は、さっきまで危険な城へ向かおうとしていた奴らだ。
「そうだろ? もっと食べていいぞ! (美味しいお菓子があるんだ。城に行く気になる奴はいないだろう)」
村の者が、全員食べただろうか? それでも壊れかけの複製機は、ヨモギ餅を吐き続ける。
「いつまで、餅を出すつもりだ? オビオ」
流石に餅に飽きたのか、サーカは腹をさすっている。
「と言われてもなぁ。これ、ヒジリ聖下んとこから、拝借してきたから、止め方知らないんだよな」
「拝借? 盗んできたんじゃないのか? 地走り族のように」
「失礼な! ドリドリ虫を夢中になって観察している聖下に、ちゃんと許可を貰ったぞ!」
「オビオの言葉に対し、上の空だった聖下に頼んだのなら、盗んできたも同然だ」
「壊れかけだし、ちょっと借りるぐらいいいだろ」
やいのやいのサーカと言い合ってると、トウスさんが、口の端に餡子を付けたままやって来た。
「なんだ? 止まらなくなったのか? オビオ」
「そうなんだよ。さっきからスイッチをオフにしてんだけどもさぁ・・・」
そう言っている間にも複製機はヨモギ餅を吐く。これって、あれじゃん。倍々に増えていく栗饅頭を太陽に向かって捨てるドラ〇もんの話じゃん。
流石にそんなオチにはならないだろうけど、まじで困った。
「なーに。この手のものは、魔法水晶と同じで叩けば直る」
―――ゴン!
腕力値が限りなく19に近い怪力のトウスさんが、複製機を叩いた結果・・・。
―――バキャ!
「あぁぁぁぁ!!」
見事に壊れてしまった。一体どういう叩き方をすれば、こんなに綺麗に分解するんだってくらいに。
「やべぇよ、やべぇよ!」
出川哲〇みたいな声を出して、俺は部品をかき集めたが、集めたはずの部品は半分くらいが消えていた。
盗んだ犯人は大体わかる。地走り族だ。あいつら、落ちている物を拾ってポッケナイナイしちゃうからな。
タスネ子爵のポッケが、いつもドングリでいっぱいだったのを思い出すが、それと今とでは落とし物の価値が違う。恐らく樹族国の神学庁が高額で買い取るだろう、代物だ。
「返せよー! お前ら部品返せよ! 俺がヒジリ聖下に怒られるだろ!」
しかし、地走り族たちは、きょとんとして、「なんの話?」といった顔をしている。盗んだ自覚がないのだ。
「え? もしかして! この機械、聖下の物なの? ノーム製のじゃないじゃん。そいつは凄いや。あ、俺たちは、今からあの城に行くから、じゃあね! お餅美味しかったよ!」
「おいいいい!!」
地走り族の好奇心に俺のヨモギ餅が負けた! ちきしょう! そして、しれっと部品を盗んでいく小人を放っておく事はできない。
「こうなったら、俺たちも行くぞ!」
「まーた始まった」
サーカがため息をつく。
「いいか、オビオ。地走り族とはこういうものなんだ。例え、あの城で悪魔に殺されたとしても自己責任だ。彼らはバジリスクですら見物しに行くような無謀をしでかす。オビオが善意で止めようとしても無駄なんだ」
「止めるために同行するわけじゃない。俺の料理の魅力に打ち勝った、あの城を見に行くだけだ。単に悔しいんだよ!」
「そうか。まぁでも、だ。冒険者ギルドから、指名もないのに行ってどうする。パーティメンバーへの報酬は、お前の自費になるぞ。いくら仲間でも金の話は別だからな?」
ぐぬ・・・・。俺は貧乏王ヒジリと違って、そこそこ金を持っている。とはいえ、Sランク級の冒険者の報酬をポンポン出せる程ではない。
「報酬は・・・。ん? 待てよ? サーカは自領で霧の魔物が出たんだぞ? なんで討伐に行かない? こういう時の為の貴族だろ?」
「そう言われればそうだった。ここが故郷という実感があまり無いせいか、すっかりその事を忘れていた」
記憶から消しさりたいほど嫌な故郷だったんだわ。今思い出した。
「となれば、あとはトウスさんだけど、どうする?」
「金貨五枚でいいぞ」
「お、忖度してくれた。安い!」
「仲間割引ってやつだ。グハハ」
トウスさんは、我が子のいる教会に毎月寄付しており、お金は幾らでも必要だ。これがピーターだったら、無報酬でやれと口悪く言ってみたりするが、このお父さん獅子人にはそういう事は言わない。
「よし、決まりだな。先行しているピーターとムクが心配だ。急いで行こう」
悪魔退治屋としてのプライドが音を立てて崩れていく。なぜなら、ステコが圧倒的な火力で悪魔を退治していくからだ。パンは呆けから現実に戻ると、黒騎士を睨みつけた。
「狂気の沙汰だ!」
何をどう修行すれば、悪魔を普通の魔物のように狩れるのか。
「悪魔は魔法耐性が高いってのに、ステコ閣下は魔法ででごり押しじゃねぇか」
フリーがインプを一匹倒して、一息つきながらそう言った。
「ステコ様は、王国のミッションも、ワンドリッター家の嫌がらせも文句ひとつ言わず、たった一人でこなしてきたのです。あのように強くても納得はいきます」
パンの弟子パインは悔しそうに親指の爪を噛んだ。
国王の元で近衛兵騎士団の一員として生きてきた彼は、ステコはワンドリッター家から差し出された人質同然である。
そう。ワンドリッター家が、王に牙をむかぬよう差し出された人質。
しかし、実情はステコがいなくてもワンドリッター家に牙をむく機会があれば、しがらみなど関係なく王都に進撃してくるだろう。
勿論、そんな事になれば、他の諸侯が黙っていないので、彼らはそうしないだけだ。現状はリスクが高いので大人しい。
ステコは父親ソラスと仲が悪く、城では王の盾リューロックからも目をつけられている。どちらからも無理難題を突き付けられるたびに、自力でなんとかしてきた結果が今である。
「あぁ! 手柄が!」
オニオンがそう喚いて、玉ねぎの形をしたフルヘルムの両端を手で押さえる。
今しがた、ステコがこの間の主を倒してしまったからだ。
手の形をした悪魔は、ステコの光の剣による百裂突きの前に沈んだ。当然ながら手の悪魔も黙ってやられたわけではない。
ステコに強力な魔法を連発したのだ。にもかかわらず、黒騎士は爆発魔法の出す煙の中から、何事もなかったように現れて、技を発動させた。
「我らは、貴方の露払いに来たわけではないのだぞ!」
ライオスが、ステコの持つ馬の手綱を掴んで怒りをぶつけた。
「無礼である。手を放せ。貴族崩れの冒険者」
ステコに限らず、ワンドリッター家の者は口が悪い。余計な一言が多いのだ。これに関しては、カズン家かワンドリッター家かと言われるほどに。
「これでは不動聖山の報酬が減ります、ステコ閣下。なにとぞ、ご慈悲を」
パンがライオスの手を手綱から離し、黒騎士に懇願すると黒騎士の角の付いた肩当てが、少し下がった。
「ふーむ、仕方あるまい。では次の間は、不動聖山に任そう。失望させてくれるなよ」
パンは胸をなでおろす。このままギルドに帰れば、二つ名がとんでもない事になっていたに違いない。ワンドリッターの尻拭い、あるいは皮肉を込めた意味での不動聖山だっただろう。
樹族国において、あまり評判の良くない黒騎士を見て、パンは驚く。
「馬上から失礼。不動聖山のリーダー殿。噂はかねがね聞いている」
裏側の長、ジュウゾを彷彿とさせる皮肉のこもった声。間違いなくワンドリッター本家の者だとパンは察した。
「助太刀は有り難いが、貴族が冒険者の仕事を横取りするなんて、聞いた事がないですよ」
その言葉に、ステコは黒い角付きのヘルムの向こう側で、ため息をついた。何を言っても皮肉にとられる自分の声が嫌になったのだ。
「ステコ・ワンドリッターの名に懸けて、そんなつもりはなかったのだがね」
「ステコ・・・・!」
名を名乗っただけで一々驚くパンを見て、ステコは心の中で笑う。
「黒騎士でありながら、王国近衛兵でもある・・・」
「いかにも」
「そのステコ様が、なぜムダン領の片田舎に?」
「腐れ縁の馬鹿者に救援を乞われたのでな。光の扉を使って急いでやってきたのだ」
「腐れ縁? カズン家に知り合いでも?」
「違う。これからカズン家に嫁ぐ婿養子殿の要請だ。クックック」
「?」
「おっと、まだ知れ渡ってない話か。まぁいい。次の広間に行くぞ。ついて来い。私一人で行くには、ちと心細い」
「お戯れを」
手こずった羽の悪魔を一撃で葬った黒騎士の皮肉に、パンは奥歯を噛む。
「さて次はどんな悪魔がいるのやら」
呑気にそう言って、馬に乗ったまま次の間に進むステコの後に、不動聖山は続く。
現在、ちょっとしたヨモギ餅パーティ中である。
「びゃああぁ! 美味い!」
そう言って楽しそうにステップを踏む地走り族は、さっきまで危険な城へ向かおうとしていた奴らだ。
「そうだろ? もっと食べていいぞ! (美味しいお菓子があるんだ。城に行く気になる奴はいないだろう)」
村の者が、全員食べただろうか? それでも壊れかけの複製機は、ヨモギ餅を吐き続ける。
「いつまで、餅を出すつもりだ? オビオ」
流石に餅に飽きたのか、サーカは腹をさすっている。
「と言われてもなぁ。これ、ヒジリ聖下んとこから、拝借してきたから、止め方知らないんだよな」
「拝借? 盗んできたんじゃないのか? 地走り族のように」
「失礼な! ドリドリ虫を夢中になって観察している聖下に、ちゃんと許可を貰ったぞ!」
「オビオの言葉に対し、上の空だった聖下に頼んだのなら、盗んできたも同然だ」
「壊れかけだし、ちょっと借りるぐらいいいだろ」
やいのやいのサーカと言い合ってると、トウスさんが、口の端に餡子を付けたままやって来た。
「なんだ? 止まらなくなったのか? オビオ」
「そうなんだよ。さっきからスイッチをオフにしてんだけどもさぁ・・・」
そう言っている間にも複製機はヨモギ餅を吐く。これって、あれじゃん。倍々に増えていく栗饅頭を太陽に向かって捨てるドラ〇もんの話じゃん。
流石にそんなオチにはならないだろうけど、まじで困った。
「なーに。この手のものは、魔法水晶と同じで叩けば直る」
―――ゴン!
腕力値が限りなく19に近い怪力のトウスさんが、複製機を叩いた結果・・・。
―――バキャ!
「あぁぁぁぁ!!」
見事に壊れてしまった。一体どういう叩き方をすれば、こんなに綺麗に分解するんだってくらいに。
「やべぇよ、やべぇよ!」
出川哲〇みたいな声を出して、俺は部品をかき集めたが、集めたはずの部品は半分くらいが消えていた。
盗んだ犯人は大体わかる。地走り族だ。あいつら、落ちている物を拾ってポッケナイナイしちゃうからな。
タスネ子爵のポッケが、いつもドングリでいっぱいだったのを思い出すが、それと今とでは落とし物の価値が違う。恐らく樹族国の神学庁が高額で買い取るだろう、代物だ。
「返せよー! お前ら部品返せよ! 俺がヒジリ聖下に怒られるだろ!」
しかし、地走り族たちは、きょとんとして、「なんの話?」といった顔をしている。盗んだ自覚がないのだ。
「え? もしかして! この機械、聖下の物なの? ノーム製のじゃないじゃん。そいつは凄いや。あ、俺たちは、今からあの城に行くから、じゃあね! お餅美味しかったよ!」
「おいいいい!!」
地走り族の好奇心に俺のヨモギ餅が負けた! ちきしょう! そして、しれっと部品を盗んでいく小人を放っておく事はできない。
「こうなったら、俺たちも行くぞ!」
「まーた始まった」
サーカがため息をつく。
「いいか、オビオ。地走り族とはこういうものなんだ。例え、あの城で悪魔に殺されたとしても自己責任だ。彼らはバジリスクですら見物しに行くような無謀をしでかす。オビオが善意で止めようとしても無駄なんだ」
「止めるために同行するわけじゃない。俺の料理の魅力に打ち勝った、あの城を見に行くだけだ。単に悔しいんだよ!」
「そうか。まぁでも、だ。冒険者ギルドから、指名もないのに行ってどうする。パーティメンバーへの報酬は、お前の自費になるぞ。いくら仲間でも金の話は別だからな?」
ぐぬ・・・・。俺は貧乏王ヒジリと違って、そこそこ金を持っている。とはいえ、Sランク級の冒険者の報酬をポンポン出せる程ではない。
「報酬は・・・。ん? 待てよ? サーカは自領で霧の魔物が出たんだぞ? なんで討伐に行かない? こういう時の為の貴族だろ?」
「そう言われればそうだった。ここが故郷という実感があまり無いせいか、すっかりその事を忘れていた」
記憶から消しさりたいほど嫌な故郷だったんだわ。今思い出した。
「となれば、あとはトウスさんだけど、どうする?」
「金貨五枚でいいぞ」
「お、忖度してくれた。安い!」
「仲間割引ってやつだ。グハハ」
トウスさんは、我が子のいる教会に毎月寄付しており、お金は幾らでも必要だ。これがピーターだったら、無報酬でやれと口悪く言ってみたりするが、このお父さん獅子人にはそういう事は言わない。
「よし、決まりだな。先行しているピーターとムクが心配だ。急いで行こう」
悪魔退治屋としてのプライドが音を立てて崩れていく。なぜなら、ステコが圧倒的な火力で悪魔を退治していくからだ。パンは呆けから現実に戻ると、黒騎士を睨みつけた。
「狂気の沙汰だ!」
何をどう修行すれば、悪魔を普通の魔物のように狩れるのか。
「悪魔は魔法耐性が高いってのに、ステコ閣下は魔法ででごり押しじゃねぇか」
フリーがインプを一匹倒して、一息つきながらそう言った。
「ステコ様は、王国のミッションも、ワンドリッター家の嫌がらせも文句ひとつ言わず、たった一人でこなしてきたのです。あのように強くても納得はいきます」
パンの弟子パインは悔しそうに親指の爪を噛んだ。
国王の元で近衛兵騎士団の一員として生きてきた彼は、ステコはワンドリッター家から差し出された人質同然である。
そう。ワンドリッター家が、王に牙をむかぬよう差し出された人質。
しかし、実情はステコがいなくてもワンドリッター家に牙をむく機会があれば、しがらみなど関係なく王都に進撃してくるだろう。
勿論、そんな事になれば、他の諸侯が黙っていないので、彼らはそうしないだけだ。現状はリスクが高いので大人しい。
ステコは父親ソラスと仲が悪く、城では王の盾リューロックからも目をつけられている。どちらからも無理難題を突き付けられるたびに、自力でなんとかしてきた結果が今である。
「あぁ! 手柄が!」
オニオンがそう喚いて、玉ねぎの形をしたフルヘルムの両端を手で押さえる。
今しがた、ステコがこの間の主を倒してしまったからだ。
手の形をした悪魔は、ステコの光の剣による百裂突きの前に沈んだ。当然ながら手の悪魔も黙ってやられたわけではない。
ステコに強力な魔法を連発したのだ。にもかかわらず、黒騎士は爆発魔法の出す煙の中から、何事もなかったように現れて、技を発動させた。
「我らは、貴方の露払いに来たわけではないのだぞ!」
ライオスが、ステコの持つ馬の手綱を掴んで怒りをぶつけた。
「無礼である。手を放せ。貴族崩れの冒険者」
ステコに限らず、ワンドリッター家の者は口が悪い。余計な一言が多いのだ。これに関しては、カズン家かワンドリッター家かと言われるほどに。
「これでは不動聖山の報酬が減ります、ステコ閣下。なにとぞ、ご慈悲を」
パンがライオスの手を手綱から離し、黒騎士に懇願すると黒騎士の角の付いた肩当てが、少し下がった。
「ふーむ、仕方あるまい。では次の間は、不動聖山に任そう。失望させてくれるなよ」
パンは胸をなでおろす。このままギルドに帰れば、二つ名がとんでもない事になっていたに違いない。ワンドリッターの尻拭い、あるいは皮肉を込めた意味での不動聖山だっただろう。
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