料理をしていたらいつの間にか歩くマジックアイテムになっていた

藤岡 フジオ

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カズン家の秘密

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 悔し涙を流すサーカに驚いた俺は、急いで彼女のもとへ行く。こんな表情をするのを見るのは初めてだ。

「どうした? サーカ!」

 未だにピーターを褒めたたえる皆をよそに、俺とウィングは、サーカから無言で差し出された日記を数ページ読んでみた。

 そして幾らか内容を把握した後、ウィングと俺はお互い顔を向け、サーカに向く。

「あのシズクとモズクは、サーカの祖父母だったって? しかも奴隷の名前を名乗っていたのか」

「あぁ、あの二人に出会った時に勘のようなものが働いてな。もしやと思って・・・。うぅ」

 シニシ・カズンの両親、元領主カズン・カズンとスカン・カズン。勿論、カズン・カズンがサーカのが爺さんである。

 サーカはきっと、なんとなく気づいていたんだな、あのロードと僧侶の二人が自分の祖父母である事を。だから確信できる証拠が欲しくて、先に先に進もうとしていたんだ。で、偶然入った部屋が正解に通じる転移罠だったと。

「私の一族は、呪われて当然だ」

 頭を抱えるサーカの言いたいことは分かる。カズン家はワンドリッターやブライトリーフ同様、奴隷商をして儲けていたからだ。

「でも、奴隷売買禁止命令はヒジリ聖下が現れる前の話。以前は奴隷がいて当然の時代だったのですから、サーカが気に病むことはないですよ」

 優しいウィングが、彼女を慰める。俺も同意して頷く。

「そうだよ。サーカ。自分を責めるな。お前のせいじゃない」

「でも! その奴隷が掘ったダンジョンだぞ、ここは! いや、ここだけじゃない! 領地にあるダンジョンの殆どが、冒険者を呼び込み、ギルドの上納金目的で、奴隷に掘らせたんだ! 落盤事故が起きて死んだ奴隷もいるだろう。満足に食事も睡眠も得られず、サーカ家を呪って亡くなった者もいるに違いない。そんな奴隷たちの恨みが集まっているのだ。並みの呪術師じゃどうしようもなかったのは頷ける話だ。我が家が没落寸前だったのも至極当然の成り行きだったんだ! 母上がおかしくなったのも、元凶はあのカズンとスカンのせいだ!」

「でも、二人は寿命で亡くなったはずだ。だったらあの二人はなんだ? 亡霊か? しかし、ウィングやパンさん曰く、亡霊ではないそうだし」

「わからん! なぜあの忌々しい二人が存在するのか!」

 サーカは少しほつれたポニーテルの頭を掻きむしり、また涙をこぼす。母親から遠ざけられ、虐げられた日々を思い出しているのだろうか?

「もう少し先を読んだのか? 読んでねぇのなら、何かわかるかもしれんぞ」

 いつの間にかやって来ていたメンバーの先頭に立つトウスさんが、日記を爪でトントンと叩いた。耳の良い獅子人にとって、俺たちの会話は丸聞こえだったのだろう。

 逆に浮かれていたピーターには聞こえてなかったのか、何が起きた? といった顔をしている。

 まぁピーターの事はほっといて、先を読み進めた。

「―――なんだって? 本物のシズクとモズクは、ただの奴隷じゃないぞ。霧の向こう側から来た存在だ! 何も知らない二人を拾ったカズンは、面倒を見ていたらしい。奴隷にするつもりで」

 ということは、異世界から逃げてきたって事か? でも名前からして地球人、しかも日本人なんだよなぁ。なんで日本人ばっか、この星に来るんだ? いや、歴史を思い返せば当然か。中国軍の侵攻や、隕石落下での大津波で、人口の三分の二が亡くなった時期がある。多分、その時期の日本人が転移者の殆どなんだと思う。逃げ出したいという思いが、霧を呼び寄せたんだ。

「モズクは来た当初、何もできないただの男だったらしいが、カズンが召喚士とネクロマンサーの才能を見出して、伸ばしたようだな。シズクは魔法の効かない格闘家か。滅茶苦茶強かったらしいぞ。なんだか、聖下に似てるなぁ」

 俺は少し首をひねる。日記によるシズクの武勇伝はまともじゃない。敵の攻撃は一切当たらず、目から破壊光線を出していたそうな。これは間違いなくアンドロイドだな。しかもここまで攻撃的なアンドロイドは、四十一世紀じゃ当然御法度だ。ウメボシも古いタイプ(しかも随分と改造されている)のアンドロイドなので、強力な攻撃手段を持っているが、地球じゃ攻撃的な行動は禁止されていたはず。

 いつの間にか、背伸びをして日記を盗み見ていたピーターが、怪訝な顔をした。

「なんだこりゃ。結局、カズン家の栄光は、この二人がもたらしたんじゃないか。絶望平野の戦争で没落貴族の冒険者として参戦したサーカの爺さんは、この二人のお陰で騎士になれたようなもんだな」

 冒険者仲間としてではなく、奴隷として参戦させていたのか。だから、シズクとモズクの戦果は全て、カズンのものとなった。

 パンさんに癒してもらったカワーさんも、干しリンゴを齧りながら、日記をのぞき込んでいる。

「強力な魔法の壁は、シズクとモズクが作り出したものじゃなくて、カズンが恥を隠す為に作り出したという事になるな。ふむ、気持ちは分からなくもない。我がバンガー家もこんな闇を背負っていたら、隠したくもなる」

 皆から責められているような気になっているのだろうか? どんどんと沈みゆくサーカの顔を見て可哀そうになった。

「おい、お前ら。もうそれ以上は何も言うな。サーカが不憫だろ。どんな者も一族を選んで生まれてくる事なんて、できないんだからよ」

 俺がサーカを庇う前にトウスさんが、そう言ってくれたのは助かる。彼も本当は首長の息子なんかに、生まれたくなかったのかもしれない。だからか言葉に重みを感じる。

「そうだ! そういえば!」

 俺は話題を変えようと、壁の向こう側にいたゾンビと魔法傀儡の話をすることにした。

「俺がバンガーさんに、蹴られて吹っ飛んだ壁の先に、椅子に縛り付けられたゾンビと魔法傀儡がいたんだ!」

「ほう?」

 頭の良いエリート・オーガはすぐに察しがついたようだ。ドシドシと鎧の重みを乗せた歩みで、大盾を拾い、卍穴の前まで来ると、盾で壁をぶち壊した。そして椅子に座って呻くゾンビを指さす。

「あのゾンビがモズクとやらで、私を召喚した者だな? 中々頭のいいゾンビだな。魔法の障壁近くにいれば、誰もがあの壁の向こう側に、悪のネクロマンサーがいると想像してを足を止める。そして、冒険者どもが進むため、試行錯誤している間に、強力なガーディアンを召喚すれば、大抵は諦めて帰っていくわけだ」

 このゾンビは決してカズン家の秘密を守るために、守護者を召喚したわけではない。自分たちの安全確保のため、魔法の壁を利用しただけだ。名付けるとすれば、灯台下暗し作戦だな。

「ムク、あのゾンビの思考を読み取ることができるかい?」

 ゾンビを怖がって俺の後ろに隠れるムクに、そう頼むとピーターが遮った。

「おい、ムクはまだ子供だぞ。子供に大人の汚い事情を見せるつもりか?」

「お前も子供じゃなかったか?」

 茶化すトウスさんに、ピーターは邪悪な顔をして対抗したが効果はない。

「む。ピーターのくせに生意気だ。だが、正論だな。止めておくよ」

 そう、彼の言うことは正しい。アライメントが混沌で悪なのに、他人を思いやるようなところが出てきたのは、成長の証か?

「じゃあ、どうするんだい? ここには、ヒジランド王国の総督のように、有能な元拷問官はいないよ」

 元裏側出身で拷問官のゲルシ総督の事か。

「仰る通りです、司祭様。ここは、オビオ殿の上位鑑定指輪に頼るしかないですな」

 パンさんは、俺の貴重な指輪を物欲しそうな目で見ている。これがあると、鑑定の依頼を受けるだけで、大金持ちになれるんだからな。でも残念ながら、血の契約の装備なので他者が装備しても、効果は発揮しないんだ。

「そうだよ、最初からそうしとけよ、料理以外はウスノロ無能オビオめ」

 うるさいなぁ、ピーターは。

「言っとくけどな、知りたい情報を、選り分けるのは難しいんだぞ。上手くやらないと無制限に、どうでもいい情報が頭に流れ込んでくる事もあるんだ」

 特に人を鑑定した時は酷い。朝食べたパンの数とか、ささくれを食べる癖があるとか、何色の花が好きだとか。実にどうでもいい情報がどんどんと流れてこんでくる。練度を上げ過ぎた【読心】の魔法ほどではないが、上位鑑定の指輪もそこそこ、脳や精神にとって危険である。

 その点、ムクは魔物の精神を支配できるだけあって、今何を考えているのかだけを、読み取ることができる。が、子供に未来人がゾンビになった経緯を視させるわけにはいかないか。

「まずは、アンドロイド、いや、魔法傀儡から見るか」

 機能停止しているようだし、製造された年とか、型式や名前を見る程度で済むだろう。

 そう思ってアンドロイドに向かって、手を伸ばしたその瞬間―――。

 俺の人差し指と中指の先っちょが消えていた。

「ふぁっ?」

 突然動き出したシズクの手刀だけで、こうなったのだ。指輪があるところまで切断されなかったのは、不幸中の幸い。

「うわぁぁぁ。まだ生きてるぞ、この魔法傀儡!」

 そう喚いて真っ先に、ムクと一緒に陰に沈むピーター。アンドロイド相手では、陰からの一撃必殺も難しいだろうからな。三十六計逃げるに如かず。正解。

 くそ、それにしても、明らかに戦闘が得意そうなアンドロイドを、壊さず戦うのは至難の業だぞ。下手に記憶装置を壊すと、何も読み取れない可能性がある。

 そう思って歯噛みしていた、が。

 ―――ドン!

 大きな衝撃音がしたと思ったら、カワーさんの大盾が、アンドロイドを壁に押し付けた。アンドロイドは必死になって抵抗し、手足を動かすが、エリート・オーガの力の前では無力だった。終いには目からビームを出すも、大盾が反射して、辺りの壁を焦がしただけだった。

「その盾、なんでビーム反射できんだよ!」

 こんな状況にも関わらず、俺は思わず驚いて、カワーさんに尋ねた。すると彼は、いつも自身満々なヒジリのような顔をして、説明してくれた。

「フフフ。この大盾はヒジリ様が直々に『びいむこうてんぐ』をしてくれた、我が家唯一の家宝。過去の英雄達を前にして、こんな事を言うのは失礼だが、帝国軍は日々精進している。なにせ我々は、ドラコニアンの指揮下に入ったリザードマンと毎日のように戦っているのだからね。組織化された彼らは、ドラコニアンから支給された光線銃やら、練度の高い光の剣のような武器を所持して挑んでくるのだ。こちらも装備が強くなければ、生き残れんよ」

 装備どころか、本人も鬼強いけどね。オーガだけに。しかし、とんでもない情報を聞いてしまったな。カッパのラケルさんに、ドラコニアンの事を報告しとかないと。

 ヤイバさんと組むことができたカワーさんは、エリート中のエリートだろう。一騎当千に匹敵するのは間違いない。

 そんな彼に壁に押し付けられた、アンドロイドは抵抗するのを諦めたのか、手足をだらりとさせた。その隙に上位鑑定の指輪をはめた右手で彼女の手を触った。

 ―――対人型アンドロイドSZKー31。アンドロイド戦争時の凶悪な人型兵器。彼女を作ったのはモズクだ。

 もう少し情報を探ろうとした時、か細い声が隣から聞こえてきた。

「い、今! ゾ、ゾンビが喋りましたよ!」

 パンさんが驚いている。ゾンビは喋らないものだと決まっているのだろうか? 俺はカワーさんにアイコンタクトでアンドロイドを、引き続き押さえてもらうよう伝えて、ゾンビの声に耳を傾けた。

「もう騙されるのは嫌だ・・・。嫌なんだ・・・」

「なんという、精神力だ! 通常、ゾンビになると自我が消滅するはずなのですが」

 パンさんの禿げ頭から汗がどっと噴き出て、顔も真っ赤になり、茹でだこのようになっているので、【氷の手】で頭をそっと撫でて冷やした。

 そんな事をしていると、ゾンビのモズクが俺を見て、濁った目を見開いた。

「おぉ・・・。おぉぉぉぉ! 道博士! どうしてここに?」

 はて? 博士?

「いや、確かに俺の姓は道だけど、博士じゃない。料理人だぞ?」

「あぁ、博士・・・。君の大親友は、あの混乱の中、アンに人類の運命を託して、逝ってしまった。そんな彼を見て、私は恐怖に慄き、シズクと共に逃げてしまったのだ。最後まで戦おうとしていた君を見捨てて・・・。道博士。すまない、許してくれ・・・」

 ピーターが、椅子に縛らり付けられて抵抗できないモズクの頭を、軽く叩いて顔を覗き込んだ。

「何言ってんだ、こいつ。喋るゾンビは初めて見たけど、やっぱ脳みそが腐ってんじゃねぇの?」

「あがぁぁ!!」

 顔を覗き込んだピーターの頬肉をかみ千切ろうと、モズクが暴れたので、ピーターは尻もちをついて驚き、そのまま陰に消えた。

「ゾンビ相手になにやってんだ、お前は。暗殺者止めて、道化師にでもなれよ」

 俺が呆れてそう言うと、陰の中からナンベルさんの物真似をするピーターの笑い声が聞こえてきた。

「ピーターが物真似をして、ナンベルさんを馬鹿にしてたって告げ口するぞ」

 「キューッキュッキュ!!」という笑い声がピタリと止まる。ピーターもあの人は怖いんだな。

「話からすると、モズクはオビオの事を知り合いだと思っているようだね。もう少し話を聞いてみてはどうだい?」

「そういうけどさ、ウィング。昔の神の国の争い話なんか聞いても、陰鬱な気分になるだけだと思うけどなぁ」

「いやいや、聖職者にとっては、垂涎ものですよ。ねぇ、ウィング司祭」

 もー、パンさんまでー。

「えぇ」

 聖職者の二人は目がキラキラと輝いている。

「騙すみたいで嫌だけど、ここでの話も、分かるかもしれないし、そうすっか」

 俺は床に胡坐をかいて座り、モズク博士に真っ先に頼む。

「シズクを待機状態にしてくれないか?」

「わが・・・。わがった。シ、シ、シ、シズク、大人しくなさい。彼は道博士だ。敵ではない」

 キュゥゥンという音と共に、シズクから起動音が消えた。

「もう大丈夫だよ、バンガーさん。魔法傀儡は動かない。押さえててくれてありがとう」

 カワーさんには助けられっぱなしだな。

「どういたしまして」

 と返事をしつつも、カワーさんは大盾を、シズクの近くで立てている。慎重さはキリマル並みだなぁ。

「わ、私は、み、道博士に・・・。いや、人類全員に謝らなければならない。騙された! 騙されたのだ!」

 話が大きくなってきたな。さっきから、騙された騙されたと言っているけど、一体何に騙されたんだ?
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