未来人が未開惑星に行ったら無敵だった件

藤岡 フジオ

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機械の義手

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「何をする気かね?」

 クローネの頭を狙ってワンドを向けるエリムスに、ヒジリは歩み寄る。

「こいつの能力を見ただろう? 能力の効果範囲が狭いとはいえ、とても危険な力の持ち主だ。きっと捕まえても簡単に逃げ出してしまうだろう。だったらここで殺すべきだと思ってな」

「それは止めておいたほうがいいのではないのかな? 我々の任務はあくまでロケート団の根城を叩くことだ。あとの処理はジュウゾ殿やシルビィ殿がやると言っていた。それにエリムス殿にはクローネを処罰する権限は無かったと思うがね?」

 と言ってからヒジリは部屋の入口の――――、何もない空間を見た。

「裏側も、ロケート団が謀反を企てた貴族と繋がりがあるかどうかを調べたいのだろう? ジュウゾ殿」

 どういう術なのかは判らないが、入り口にいた伝令の影からジュウゾは出てきた。

「ほう? 魔法ではないのにこの術を見破るとは流石は無敵のオーガメイジ」

 影から出てきたのにまだ影を纏っているような、紺色の着物を着る忍者もどきは、低いバリトンの声でヒジリを賞賛した。

「(本当にいたのか・・・。冗談のデタラメで言ったのだが。誰も出てこなくてシーンとするところを、ウメボシに突っ込んでもらおうと思ったのに。空気の読めない忍者もどきだな)まだ修行が足りないぞ、ジュウゾ殿」

 裏側の長はそれを聞いて「フハハ」と笑った。

「何十年と修行してきた私が、たかだか十九歳の若造オーガに言われるとはな。さて、エリムス様。先程そこの奴隷が言ったように、貴方にはここでの裁量権はありません。どうぞワンドをお納め下さい」

 エリムスは不満げな表情のまま、耳に触る髪を掻き上げた。

「ふん! (闇樹族の子が!)ではこの女をしっかりと縛っておくのだな。もしこやつを逃したら、全ての責任は御前にあるぞ、ジュウゾ」

「御意。フラン殿、彼女を回復してやってくれ」

 フランは戸惑った。

 今の自分の回復の祈りでは火傷は治せないのだ。厳密に言うとこの程度の火傷なら治るには治るが、ケロイド痕が残ってしまうのだ。

 なにかフランが困っていると感じたウメボシが前に出た。

「ウメボシなら彼女を完璧に治せます。許可を下さい」

「出しゃばるなよ? イービルアイ。ジュウゾはフランに頼んでおるのだ」

 エリムスが横で鼻を鳴らす。そしてジュウゾも自分と同じようにイービルアイを罵るだろうと思って、ニヤニヤしている。

「ふむ・・・。では頼もうか、ウメボシ」

 予想とは違う言葉に「なに?」と驚いて、オカッパ頭のお目付け役は裏側の長を二度見した。

 貴族や王族に代わって汚れ仕事を請け負う影の長は、どちらかというとこちら側なのだ。彼らは仕事柄、闇側と対峙することも多く、ゴブリンやオーク、オーガ等を見下している。なのでオーガメイジの使い魔に頼み事をするような人物ではないと思っていた。

「御意!」

 ウメボシはジュウゾの真似をしてそう言うと、先にクローネを人工クモ糸で巻いてから治療した。

 ウメボシの目から出る柔らかな光が、クローネを包みこむと火傷は瞬時に治った。と、同時に彼女は意識を取り戻す。

「あたしの能力と鉄傀儡があれば国が相手でもやれると思ったんだけどさ・・・。雷のオーガと、自由騎士様・・・。卑怯な組み合わせだよ!」

 樹族たちに有利な鉄傀儡を持っているとはいえ、クローネ団員の数は少ない。

 本気で国が動き出していればどうなっていたかは判らないが、それでも自分たちが有利になるような交渉が出来たかもしれなかったとクローネは悔しがる。

「お前たちの目的を聞かせてもらおうか」

 ジュウゾの質問には答えず、クローネは質問を被せた。

「あの子達は無事なのかい? 鉄傀儡の乗り手達は」

 まるでその言葉をどこかで聞いていたが如く、階下から冒険者たちが上がってきた。

「自由騎士様! この人質どうしやす?」

 バークが部屋に顔を出し、ロープで吊るしたミャロスを見せた。

「クローネさまぁ~! 捕まっちゃいましたニャ~!」

 手脚がないのでミノムシのようになった彼女は「ビエェ」と泣いた。鉄傀儡の操縦者がまだ幼い猫人だったことにヒジリは驚く。

「誰にも怪我はさせてないだろうね?」

 糸で体の自由を奪われていても、気迫だけでクローネは手練の戦士バークをたじろがせる。

「あ、ああ。誰も鉄傀儡乗りには手を出してねぇよ。無抵抗だからな」

 安心したのか、クローネは持ち上げていた頭を床につけて天井を見つめた。

「ならいいんだよ・・・。ねぇ、ちょっと自分語りをしていいかい?」

 ジュウゾはどんな情報でも欲しがる。なのでそれを断る理由はない。

「構わぬ。語れ」

「あたしは今でこそクローネ団のお頭やってるけどね、昔は流れの傭兵だったのさ。どんな戦場でも生き残れるだけの腕はあった。格闘家なんて戦争において役立たずだと思われていたけどね、そう思ってる奴らを黙らせる為にも、あたしは敵を叩きのめし、ねじ伏せ、実力を見せてきた。でも傭兵という仕事なんてのは長続きなんてしない。戦場で知り合った仲間が一人死に二人死に、気がついたらあたしだけがベテランみたいになっていた。で、とうとう自分の番が回ってきたわけさ。敵に囲まれてもうだめだと思ったけど、運良く敵の大将が討ちとられて、命だけは助かった。そのお代は片腕さ」

 本当に自分語りを始めたな、と思いながらヒジリは迷惑そうな顔して、ウメボシに椅子を出させて座る。

「で、傭兵を辞めて片腕で出来る仕事を探して各地を転々としていたのだけど、誰も受け入れてくれなくてね。蓄えていた金も底をつきて、偶然見つけたこの砦で雨宿りしてたんだ。そしたら突然、砦から声がして、その声はある部屋に私を導いたんだ。部屋に入った途端、あたしは意識を失って気がつくと機械じかけの腕がついていたのさ」

 ヒジリはそれを聞いてクローネを覗き込む。

「ほう。興味深い話だな」

「だろう? 腕は生身だった時よりもパワフルでさ、あたしはすぐに傭兵家業に戻ったよ。で、戦場で戦ったり警備の仕事をしながら各地を転々としていると、ある事に気がついたんだ。時折、川や野原に子供の死体がある事をね。どれも手脚がなかったりで、体に障害のある子達だよ。あたしはさ、家族がいないから子供に興味がなくて、その時は知らなかったんだけどさ、生まれつき体に不具がある子を、川や山に捨てる習慣のある村が結構多くてね」

 それを聞いてヒジリは少し落ち着かなくなる。地球人の感覚では未来の大事な宝を殺すなんて事は有り得ないからだ。心臓がドクドク鳴り、ウメボシが心配そうにこちらを見ていた。

「自分も腕を失ったからさ、こういう子達の気持ちは何となく解るんだよ。大人でさえ片腕がないと、とても不自由でさ、誰かの世話にならないと駄目な時もある。それなのに、腕も脚のない赤ん坊達はどうやって生きていけるってんだい? 放っておけば野獣や蟻の餌になるしかないじゃないか。あたしはそういうのは、もう見たくなかったんだよ」

 クローネは、バークが抱えるミャロスを見つめている。

「だからさ、旅先で見つけた捨てられてまだ間もない子供たちを拾っては、ここに連れてきて人を雇って世話させていたんだ」

 ウメボシが不思議そうに質問をする。

「何故、貴方のように義手や義足をつけてくれる部屋に、子供たちを連れて行かなかったのですか?」

「それがさぁ、一度部屋から出たら入れなくなってね。その内また扉が開くかもしれないと思ってここに子供を連れてきていたのさ。結局一度も扉は開かなかったけどね。で、この子達を養いながら、あたしは何度か役所に掛け合った。せめて子供を捨てないように罰則を設けてくれって。その時点であたしは十人の子供を養っていたからね」

 エリムスは手を叩いて、憎たらしく泣き真似をした。

「素晴らしい! なんて心優しい母親なのだろうか? 捨てられた子供達を救い、昔から残る悪習慣をなんとかしようと役所へ掛け合う! 実に素晴らしい! その素晴らしい母親が、どうして残虐な盗賊になってしまったのか!」

 三文芝居をする大根役者のエリムスは、両手を広げ皆の周りを歩く。

「ふん、臭い芝居だねぇ。あたしだってこんな事はしたくないさ。でもね、役所の奴らはあたしの話を聞こうともせず、そのうち門前払いするようになったんだよ。あたしが絶望して砦の自分の部屋で項垂れていたら、またどこからともなく声が聞こえてきたのさ。声に案内されて地下深くに行くと、そこに鉄傀儡が沢山あってね。声が言うにはここの鉄傀儡は腕や脚がなくても操縦出来るって・・・。あたしは声が言うままに子供たちをそれに乗せて、戦う訓練をさせていたんだよ」

 セイバーはクローネに同情しつつも厳しい声で言う。

「だからといって、多くの人の腕や脚を斬るのは正しい事とはいえませんよ。それに貴方のお陰でメリアさんという修道女がこの世からいなくなったんだ」

 フランの顔に陰が差す。それを見た自由騎士の声に少し怒りがこもる。

「メリアさんはフランの憧れの人だったんだ。なのに貴方は・・・!」

 しかし、クローネは眉根を寄せて頭を上げた。

「何の話だい? あたしは殺しはしないよ! あたし達と同じ目に合えばいいと思って、歯向かってくる奴らの腕や脚を切り落とすけどね! それ以上はしない!」

「嘘をつかないで下さい! 貴方は魔法人形を送り込んで僕を存在消しの短剣で狙ったでしょう! 人形ははっきりと僕だけを狙っていた! でも僕ではなくメリアさんを消してしまったんだ!」
 
「嘘なものかい! あたしはそんな短剣、知らないよ!」

 突然イグナがセイバーの脚に触れた。

「彼女は嘘を言っていない」

「そうか! 【読心】を使えばよかった。僕はその魔法が少し苦手でしてね・・・」

 【読心】という人の心を読む魔法をセイバーはあまり多用したがらない。どうも他人の心を読むことに罪悪感があると感じている。

「じゃあ一体あのメイド姿の魔法傀儡と、存在消しの短剣は何だったんだ? 誰の差し金だったんだ・・・」

 困惑するセイバーを見てから、クローネはまた頭を地面につけて天井を見る。

「メイド服を着た魔法人形なら・・・。多分あたしの所有物だと思う・・・。でも自由騎士を殺すように命令したのはあたしじゃないよ、神に誓ってね」

 ――――ドゴォン! バリバリ!

 突然轟音が響き、その音の発生源であるヒジリ自身が驚いた顔で謝る。

「おっと、失礼。手を叩いて、話の流れを変えようと思ったのだが思いの外、力が入りすぎた。ついつい電撃グローブから雷が出てしまったよ・・・。誰が自由騎士殿を狙ったかは、いずれ解るだろう。彼がこの国に滞在している限りまた狙ってくるだろうからな。次に暗殺者が来た時にでも捕まえて聞けばいい。そんな事より、この古代の施設に私は興味がある。案内してくれるかな? クローネ」

 エリムスがダンと足を踏み鳴らす。

「勝手な事をするな、奴隷! 貴様に調査権は無いぞ! ついさっき私に裁量権がないと言ったのは、お前だろうが!」

 そう言われてヒジリは餌をねだる子犬のような顔でジュウゾを見る。

「な、なんだ? 貴様・・・」

 滅多に動揺しないジュウゾだったが、気味の悪い顔をしてこちらを見るヒジリを警戒し、腰の苦無入れにそっと手を置いた。

「マスターはジュウゾ様に調査する許可を求めているのです。変な顔に見えますが、あれは懇願している顔なのです。ウフフ」

 ウメボシにそう言われてジュウゾは構えを解いた。

「そ、そうか・・・。ここは見た感じではノームの遺跡だな。となると遺跡守りは現れまい。いいだろう、貴様は生意気にも学者らしいからな。調べてみろ。樹族国に有利な古代兵器が出てくるかもしれん」

「ありがたき幸せ」

 ヒジリは仰々しくお辞儀をする。

 冷酷で無感情な殺戮マシーンと言われるジュウゾが、ヒジリに対してはそうでない事にエリムスは気がついた。

(まただ! またヒジリばかりが特別扱いされている! 鉄のように冷たいジュウゾですら、この奴隷を特別扱いだ! くそ! くそくそくそ! それに比べ、私は奴隷以下の扱いではないか!)

 自分は上位貴族だ! というプライドが満たす心の底で何かがムクリと起き上がる。

 ―――キヒヒ・・・・。キヒッ! キヒッ!―――

 冷や汗がつぅと頬を伝って落ちた。エリムスは目を剥き動きを止めて、不気味な声を抑えようと拳で胸を触れる。

 ―――キヒヒィ・・・―――

 残念だ、と言わんばかりに声は遠くなり、やがて聞こえなくなった。

 ウメボシがそんなエリムスに気が付き、じっと見ている。

「どうしましたか? エリムス様。心拍数が異常ですが」

「なんでもないわ! 奴隷の奴隷ごときが! 私に許可なく話しかけるな!」

 エリムスは額の冷や汗をハンカチで拭き、砦内の調査をしようと歩きだしたヒジリの後を追いかけた。
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