未来人が未開惑星に行ったら無敵だった件

藤岡 フジオ

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さよならオーガ

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 尋常ならざる魔力の高まりと異様な音に皆がそちらを見ると、体から赤黒いオーラを発し、まるで闇霧の中から現れた怪物のようなイグナがいた。

 彼女は【死の手】で呆然とするエリムスを触れようとするも、少し躊躇って手を止めた。

 ヒジリが呪いを消したからか、或いは呪いが目的を達成した所為か、既に解呪された彼の心を見たイグナは手を止め泣き叫ぶ。

「ずるい! 何度視ても! 貴方のせいじゃないのが腹立たしい!」

 呪いに抗えなかった後悔と本心から憎かったわけでもないヒジリを死なせた悲しみ、そして騎士として、これから待ち受けているであろう社会的制裁への恐怖が、十歳の少女の心に流れ込んでくる。

「呪いを受けたままだったらお前を殺せたのに! ずるい!ずるいぃ!! ヒジリを! ヒジリを返して!」

「・・・」

「馬鹿な・・・。嘘だろ? 死んでいるのか? 無敵のオーガだろヒジリ殿! 立ってくれ、立ってよ・・・」

 シルビィは愛しい人の死にショックを受けながらも、ヨタヨタと歩いてヒジリの元に近寄る。

 そこへタスネの場違いな明るい声が響き渡った。

「ハッ! 解ったーー! ま~たいつものやつね。もう騙されないよ。皆さん、これはヒジリが得意とする演技です。イタズラでーす! はいはい、さっさと起きてヒジリとウメボシ!」

 パンパンと手を叩くとヒジリとウメボシの体が、音と声に反応したのかピクッと動く。

「ほらー! 言ったでしょ!」

 シルビィもイグナも泣くのを止めて、困惑と期待で二人の亡骸を交互に見つめる。

 ヒジリとウメボシは今にも立ち上がって言葉を発するのではないか、ふざけてお道化るのではないかと見守っていたが、だらりとした体のまま少し浮くと、突然光の粒子となって消えてしまった。

 地面にはヒジリが愛用していたカチューシャが落ちて音を鳴らした。

 一同はタスネを見てどういう事なのかを説明するよう視線を飛ばす。

「前にヒジリが言ってたけど、エグッ! 自分たちが死ぬ時は光の粒になって死ぬって・・・。ヒック・・! 死んじゃった・・・! ヒジリ達、死んじゃったよぉぉぉ!!」

 出会ってから短かったが、ヒジリとの濃密な時間を振り返って、タスネは地面に蹲ってスコープを抱き締めた。そして声を殺すように泣いた。

「ひぃぃん」

 そこにいた者誰もが言葉を失う。

 突然現れて短期間のうちに歴史に残る偉業と―――、そして人々の心のには英雄としての爪痕を残し、闇路の露と消えて行ったオーガとイービルアイ。

 放心するシルビィ以外の騎士たちは、兜を脱ぎ英雄オーガとイービルアイの死に黙とうを捧げた。

 戦いの最中に英雄らしく散ることが出来なかったことは無念だろうと騎士たちは思う。

 なんでもない遺跡調査の最中に、呪われた騎士によって幕を閉じたサヴェリフェ子爵のオーガの死は、吟遊詩人も歌にし辛いに違いない。

 シオは涙目でその場に崩れ落ちる。彼が縋る聖なる光の杖は無言だった。

「初めて好きになった人は、夢の中の恋人のようにかき消えた」

「仕方ねぇよ。シオ。英雄だろうが雑兵だろうが、死ぬ時は一瞬なんだぜ?」

「うん。でも・・・。なんだか、俺悔しいよ」

「・・・」

 静まり返る屋敷に、タスネの小さな泣き声とイグナの胸の装置の音が、ただただ響き渡るのであった。





 リューロックはシルビィの部屋を何度もノックしている。

 彼女のお気に入りのオーガが死んで以来、仕事を休んで自室に篭りっきりだった娘を心配して声をかけているのだ。

「あのオーガが亡くなってからもう三か月だぞ! いつまでも病欠で仕事を休む事は出来ん。踏ん切りをつけて出て来なさい! サフィも心配しておる!」

「父上は・・・。父上は母上が死んでしまったら、直ぐに心の整理が出来るのですか? ヒジリ殿は私が唯一愛した殿方だ! ヒジリ殿も私を一人の女性として扱ってくれた!」

「気持ちはわからんでもないが、ずっと引き籠っていてどうなる! 人生は長い。これからお前の事を愛してくれる人が現れるかもしれないだろう」

「成人するまでの四十年、騎士になってから四十年、私は誰にも愛されなかった! 憤怒のシルビィや貴族殺しのシルビィと呼ばれ恐れられた私が! 今後も誰かに愛されるなんてことはもうない! 対等に扱ってくれたのはヒジリ殿だけだ!」

「ハァー・・・。聞け、シルビィ。お前に任務を命ずる」

 リューロックは深いため息をつき、もうこれしかないかという顔で命令を出した。

「言ったところで私は動きませんよ、父上」

「いいから、聞くが良い。王国近衛兵騎士団独立部隊隊長シルビィ。貴殿に、英雄殺しを謀った者の処分を命ずる。サヴェリフェ子爵のオーガの死は我が国にとって大きなマイナスであり、その罪は重い。これは陛下からの命令だ。お前に最適な任務だと思うのだが、どうだ? 無理ならば他に任せてしまっても構わないが・・・」

 いきなりドンと扉が蹴破られた。

 リューロックはドアに弾かれて壁に叩きつけられる。

 大元帥が驚いて見やった視線の先には、痩せて目の下に大きな隈を作ったシルビィが―――、憤怒のシルビィと恐れられた樹族の騎士が、肩で息をしながら吠えた。

「陛下の命! しかと承った!」





 夏の日差しはサヴェリフェ子爵の家の壁を一層白く見せている。

 庭には、ヒジリがウメボシを抱えて陽気に笑う銅像が建てられている。吟遊詩人の歌で英雄の死を知った国中の人々が今日も献花しに訪れる。

 裏庭ではタスネが真剣な顔で座禅を組んで土食いトカゲと向き合っていた。隣にはアラクネのレディがいる。

 タスネ子爵は、任された領地の治政を暫くシオに託し、ヒジリが死んでから真剣にモンスターテイマーを目指していたのだ。

 それで悲しみを忘れられるし、ヒジリ達が矢鱈と勧めていた職業になる事が、せめてもの供養になると思ったからだ。

 毎日朝から晩まで胸を揉もうと狙ってくるスケベジジイのエロリック師匠の下でメキメキと才能を伸ばし、この三か月でスピード卒業という事になった。

 卒業後は、殺処分予定だったアラクネのレディをタスネが買い取った。

 レディは感謝して喜び、契約を了承してくれたのだ。

 契約の証である魔法印がアラクネの腹に目立つように付いてある。同じくエポ村で売りに出していた土食いトカゲも引き取っていた。

 かつてヒジリが気絶させウメボシが捕縛した土喰いトカゲは、頑なまでにタスネに仕える事を拒んでいる。

「あと少し・・。あと少しなのに。心を開いてくれない・・・」

 一週間の間、話しかけたり世話をしたりして、警戒心の強かった土食いトカゲはある程度言う事は聞くようになったが、人を襲わないようになっただけで、契約の素振りは見せてくれない。

「今日はここまでかな。こんな時に、【読心】の出来るイグナがいたらなぁ・・。だめだめ! また誰かに頼ろうとしてる。アタシの悪い癖よ!」

 タスネは自分の頭をポカポカ叩いて戒める。

 イグナはヒジリの死の瞬間を見たトラウマのせいか、今まで以上に心を閉ざしてしまった。

 タスネが傷心の妹の事でナンベルに相談した際、「親友のいる環境ならまた心を開いてくれるかもしれない」と言って孤児院で預かる事を申し出てくれた。なので今現在、イグナはナンベル孤児院にいる。

「部屋に戻って、紅茶でも出して貰おうかしら」

「ただいま、お姉ちゃん」

「あら。お帰り、フラン。わぁ今日も沢山のプレゼントと花を貰ったのねぇ」

 ヒジリ達が姉妹達に残してくれたオーダーの制服を着たフランが、両手いっぱいに贈り物を抱えて帰って来た。

 フランは、下級学校で一年留年しており、六年生からのやり直しのはずだったが、聖騎士の素質があり、実戦経験もあるという事で、いきなり中等魔法学校に進級させられている。神学庁の根回しがあったのは言うまでもない。

 彼女は中等学校に通うようになると、瞬く間に男子達の人気を勝ち取った。今はファンクラブまである。

 夏服の白い半そでシャツと紺色のミニスカートからは、白い腕と脚が見えている。貰った沢山のプレゼントを、フランは困惑した顔で見つめる。

「貧乏だった頃の癖で、贈り物を断る事が出来なくて大変だわぁ・・・」

「たった半年ちょい前までアタシ達、凄く貧乏だったのに不思議ね・・・」

「ヒジリ達って瞬く間に私達を幸せにしていなくなったわね・・・。あの短い間は夢だったのかしらといつも思ってしまうぐらいに」

 プレゼントの山を召使いに渡すと、庭の白い椅子に座って頬杖をつく。

「お姉ちゃん。私って学校でなんて呼ばれているか、知ってるぅ? 私のモテモテ具合が気に入らない一部の女子に、成金貴族なんて陰口を叩かれているんだからぁ。・・・天国のヒジリ聞いてるぅ? 生き返って私の文句を聞いてよぉ!」

 フランは空に向かって怒り、寂しそうな顔をした。

 ヒジリ達の死を信じていないコロネ以外は、時々こうやって寂しそうな顔をする。

 そこにコロネがひょこっと現れた。

 いつの間に学校から帰ってきたのか、既に制服から動きやすいシャツと短パンに着替えていた。

「まーたお姉ちゃんたち悲しい顔してる。イグナお姉ちゃんが前に言ってたけど、ヒジリってスター・オーガかもしれないんだぞ! スター・オーガってオーガの神様だろ? 神様って死ぬのかな?」

 コロネは小指で鼻を穿りながら聞いてくる。

「こら! 鼻穿っちゃだめ! 鼻紙で鼻をかみなさい。一応貴族なんだからね!」

「えー、めんどくさーい」

「面倒くさくてもやるの! それからヒジリがスター・オーガじゃないかってのはイグナの思い込みよ、多分。いきなり現れて私たちに幸運をもたらせてくれたから、特別視したくなるものなの! ヒジリとウメボシは凄く優しくて、凄く能力の高い、エリートオーガとエリートイービルアイだったのよ! きっと・・・」

「そうなのかなぁ~?」

 フランは不満そうな顔をして口を尖らせ、やっぱりコロネの考えに賛同しようか考える。

「さ、この話はおしまい! 家に入っておやつにしましょ」

 サヴェリフェ家の主は、パンと手を叩いて話を終わらせた。

 タスネ達が屋敷に入ると一般人に開放しているヒジリの銅像が立つ庭に高貴な姿が二つ見える。

 それは、お忍びで来ていたシュラスとリューロックの姿だった。彼らの周りには、相変わらず裏側があちらこちらに潜んでおり、警備を怠らない。

 シュラスが公式にここへ来ると、奴隷に献花をしたと騒いで煩い貴族がいるので、フードを被って身を隠している。

「英雄の最期というのは、いつもあっけないものだな。・・・リューロックよ」

「はい。混沌の時代の樹族の英雄だったグンビリも、街の酔っぱらいがふざけて放った魔法に当たって亡くなりましたし、闇側の英雄傭兵ヘカティニスの祖父も、確か我が国の地走り族農民兵が放った石で、命を落としたとか。武功を星の数ほどあげた我が父も、暴漢から下級貴族の子供を咄嗟に庇って、あっさりと亡くなりました。英雄とはそういう運命なのかもしれません」

「犯人の目星はまだついていないのか? わしは悔しくてのうぅ。エルダーリッチを退け、吸魔鬼を虚無の渦に押しやった救国の英雄ヒジリ達が、流れ星のように散ってしまった事が不憫で仕方ないのじゃ。盛大な葬式や墓を作ってやりたいが、そんな事をすれば反王政派貴族達の格好の餌になるからの。王とは力がある様で無いものだと、今日ほど痛感した事はない」

「シルビィに犯人を捜させてはおりますが、まだ手掛かりはありません。外に出るようになったのは良いのですが、手がかりも掴めずに帰って来ては酒を煽り、心荒んでいく姿を見るのは辛いものがあります」

「シルビィは情が激しいからのぅ・・・。そういえばヒジリを刺したエリムスはどうした?」

「シルビィは処分を下しませんでした。しかし、それが返って不気味に思えたのか、あるいは謀反を疑われるのを恐れたのか、ジブリット家の当主はエリムスに幾らか金を与え勘当しております。となれば、金が無くなり次第野垂れ死ぬか、冒険者に身を落とすのではないでしょうか」

「エリムスを監視役にしたのはお前であろう」

「確かに私ですが、チャビン老師に、娘がオーガに夢中で困るという話をしたら、エリムスに監視させればいいと仰られたのです。老師曰く、深い仲にならないようエリムスに監視してもらいつつ、英雄子爵やオーガ達と一緒に行動をすれば彼の成長にも役立つと」

「ああ、確か老師はジブリット家の遠い親戚だったかな?親心が仇となってしまったな・・・」

 会話に一区切りがつき、シュラスは何となしにタスネの住む屋敷を見る。

「喉が渇いたの。どれお茶でもご馳走になって帰ろうか」

「しかし、そろそろ城に戻りませんと・・・」

 シュラスはリューロックの言葉を無視して屋敷の玄関前に立つ召使いに、”冠飛ばされジジイ”と”ムキムキ髭オジサン”が、英雄子爵に会いに来たと伝えろと囁いた。

 召使いは怪しく思いながらも、目の前の小さな樹族があまりに堂々としているので気圧され、子爵の元に向かう。

 暫くしてドアから警戒しながら二人を窺ったタスネは、「ギエェェ!」と驚き、腰を低くして”冠飛ばされジジイ”と”ムキムキ髭オジサン”を屋敷に招いた。

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