イジメられていた俺が勇者？？

1話

謎の女性

 高校1年の俺は入学してから直ぐにイジメにあっていた。ある日体育館裏でチャラチャラしている男女5名にカツアゲされていた。
何もできない俺は只々イジメられ其奴らに従うしかなかった。先生達も多分気づいているだろうが何も注意しない。こんな事を両親に言うとしても迷惑が掛かるし面倒な事になるしかない。ある日の放課後、授業が終わり家に帰っている途中、黒いマントを被った人影が目に入ってきた。声からするに女性の声の様だった。
「此処での生活は楽しいか？満足しておるか？」と何だか俺の心の感情が分かる様な感じだった。君に新たなる希望を与えてやろうと女性は言った。女性は俺が瞬きをした瞬間に目の前から消えて行ってしまった。何のことかわからないまま俺は家に帰った。今日は何故か凄く睡魔が襲ってくると感じた俺はベッドに寝っ転がった瞬間に寝てしまっていた。