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少子高齢化問題を4秒で解決する
少子高齢化を3秒で解決するその2。竹中くんは残業代を無くしたい
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お年寄りが長生きするのはいい事だと思うよね。じゃあ高齢化のなにか問題なのかと言うと、人生のうち働かないで税金を納めない老後期間が伸びたことでお年寄りに使う税金が足りなくなってきましたって事だよね。
まさか長生きしたお年寄りを姥捨てるわけにもいかないから、働いている人にもっといっぱい働いてもらってもっといっぱい税金を払ってもらうしかないよね。
労働者にもっといっぱい働いてもっと税金を払ってもらうには死ぬまで残業させるのが手っ取り早いけど、そんな残業代程度の収入から払われる税金じゃあとてもじゃないけど老人の日々の楽しみである病院通いは支えられないんだ。
今欲しい税収は労働者一人で老人一人を肩車できるくらいの税収なんだ。そのためには残業代を5倍くらいにするのがいいんだ。
残業代を5倍にすれば労働者の残業代が増えて税金もいっぱい払えるよね。ってことにはならないよ。
残業代が5倍になったら企業さんサイドは残業をさせなくするからね。残業代5倍の狙いは企業さんサイドが残業を嫌うように仕向けることだよ。
でも単純に残業代を5倍にするだけじゃ企業さんサイドは残業分の労働力を派遣労働者に押し付けるようになるね。
それはオレの狙いとは外れてくるから派遣労働者の給料も同じく5倍くらいにするよ。派遣労働者は喜ぶかもしれないけどそうはならないよ。派遣労働者の給料が5倍になったら企業さんサイドは今のようには派遣労働者を雇わなくなるからね。派遣労働者は無職になるか正社員になるか、5倍に給料を貰えるくらいレベルアップする必要があるよ。
残業代を5倍くらいにする。これで日本の高齢化問題は解決するよ。
そういえば竹中平蔵君が「残業代を払うのを止めようぜ」的なことを言ったことがあるんだよね。
オレはさすが平蔵君だなあって感心したんだけど、平蔵君のノー残業はちょっと違ってたんだよね。平蔵君は「残業はしろ、金は払わんけどな!」ってことだったんだ。やっぱりこのオジサンはすごいね。
平蔵君のノー残業理論は
10の仕事を8時間で終わらせるAさんと、10の仕事を10時間かけて終わらせるBさん。
Aさんのほうが優秀なのに残業代を貰えるBさんの方が得なのはおかしいよな、だから金は払わないようにしようぜ。って事らしい
竹中くんは基本的に、企業さんサイドが負担するべきコストを何とかして労働者さんサイドに押し付けようというスタンスだよね。
10の仕事には10の金を払うって言うのはすごく当たり前のことだけど、それで全部押し通すのは無茶ってもんだよね。無茶じゃねぇって竹中くん理論を押し通して10の仕事に100時間かかっても10しか払わないのなら、10の仕事を5分で終えても10払うことになるはずだよね。でもそうはならないよね。というかなっていないよね。
となると、竹中くんがやることは、Aさんクラスをもう一人探す(金がかかる)とか。
AさんのステータスまでBさんをレベルアップさせる(もちろん金がかかる)とか。
めんどくせーからBさんに5倍の残業代払うとかね(すげえ金がかかる)、竹中くんは好きな選択肢を自分で作っていいけどね。「金がかからない」という選択肢は魔法か奴隷を使わないと出てこないんだ残念だね。竹中くんが魔法を使えるとか竹中くんが奴隷になるっていうならいいけどね、好きにすればいいと思うよ。
聞いた話によると日本の超一流商社でもみなし残業ってのを払っているらしいんだよね。残業するのが前提ってなんかスゴいよね。中卒のオレから見てもなんか頭悪そうな感じがするよ。
遅刻前提で時間を組むとか、溢れるの前提でビールを注ぐとか、オーバーラン前提で滑走路を作ってる感じ?
違う気がするけど、なんか頭が悪そうだよね。
でかい商社だから社員が800人いたとするよね。みなし残業代を一時間見ているとして一人が9時間働くから一日7200時間の労働になるね。それならもう100人、計900人雇って8時間働かせれば残業代がなくなるよね。
でも日本の超一流の商社であってもそのことに気が付かないのかな。いやさすがにそれはないよね、それくらいはわかっていると思うよね。じゃあなんで900人雇わずに800人に残業させているんだろうね。それは800人に残業させるほうが安上がりだからだろうね。どう安上がりなのかは知らないよ、超一流の商社がそうやって800人に残業させているんだからそっちのほうがいいんだろうね。
でもそれはダメなんだ。なぜなら、なんか頭が悪そうだから。
だから残業代を5倍くらいにするんだ。
まさか長生きしたお年寄りを姥捨てるわけにもいかないから、働いている人にもっといっぱい働いてもらってもっといっぱい税金を払ってもらうしかないよね。
労働者にもっといっぱい働いてもっと税金を払ってもらうには死ぬまで残業させるのが手っ取り早いけど、そんな残業代程度の収入から払われる税金じゃあとてもじゃないけど老人の日々の楽しみである病院通いは支えられないんだ。
今欲しい税収は労働者一人で老人一人を肩車できるくらいの税収なんだ。そのためには残業代を5倍くらいにするのがいいんだ。
残業代を5倍にすれば労働者の残業代が増えて税金もいっぱい払えるよね。ってことにはならないよ。
残業代が5倍になったら企業さんサイドは残業をさせなくするからね。残業代5倍の狙いは企業さんサイドが残業を嫌うように仕向けることだよ。
でも単純に残業代を5倍にするだけじゃ企業さんサイドは残業分の労働力を派遣労働者に押し付けるようになるね。
それはオレの狙いとは外れてくるから派遣労働者の給料も同じく5倍くらいにするよ。派遣労働者は喜ぶかもしれないけどそうはならないよ。派遣労働者の給料が5倍になったら企業さんサイドは今のようには派遣労働者を雇わなくなるからね。派遣労働者は無職になるか正社員になるか、5倍に給料を貰えるくらいレベルアップする必要があるよ。
残業代を5倍くらいにする。これで日本の高齢化問題は解決するよ。
そういえば竹中平蔵君が「残業代を払うのを止めようぜ」的なことを言ったことがあるんだよね。
オレはさすが平蔵君だなあって感心したんだけど、平蔵君のノー残業はちょっと違ってたんだよね。平蔵君は「残業はしろ、金は払わんけどな!」ってことだったんだ。やっぱりこのオジサンはすごいね。
平蔵君のノー残業理論は
10の仕事を8時間で終わらせるAさんと、10の仕事を10時間かけて終わらせるBさん。
Aさんのほうが優秀なのに残業代を貰えるBさんの方が得なのはおかしいよな、だから金は払わないようにしようぜ。って事らしい
竹中くんは基本的に、企業さんサイドが負担するべきコストを何とかして労働者さんサイドに押し付けようというスタンスだよね。
10の仕事には10の金を払うって言うのはすごく当たり前のことだけど、それで全部押し通すのは無茶ってもんだよね。無茶じゃねぇって竹中くん理論を押し通して10の仕事に100時間かかっても10しか払わないのなら、10の仕事を5分で終えても10払うことになるはずだよね。でもそうはならないよね。というかなっていないよね。
となると、竹中くんがやることは、Aさんクラスをもう一人探す(金がかかる)とか。
AさんのステータスまでBさんをレベルアップさせる(もちろん金がかかる)とか。
めんどくせーからBさんに5倍の残業代払うとかね(すげえ金がかかる)、竹中くんは好きな選択肢を自分で作っていいけどね。「金がかからない」という選択肢は魔法か奴隷を使わないと出てこないんだ残念だね。竹中くんが魔法を使えるとか竹中くんが奴隷になるっていうならいいけどね、好きにすればいいと思うよ。
聞いた話によると日本の超一流商社でもみなし残業ってのを払っているらしいんだよね。残業するのが前提ってなんかスゴいよね。中卒のオレから見てもなんか頭悪そうな感じがするよ。
遅刻前提で時間を組むとか、溢れるの前提でビールを注ぐとか、オーバーラン前提で滑走路を作ってる感じ?
違う気がするけど、なんか頭が悪そうだよね。
でかい商社だから社員が800人いたとするよね。みなし残業代を一時間見ているとして一人が9時間働くから一日7200時間の労働になるね。それならもう100人、計900人雇って8時間働かせれば残業代がなくなるよね。
でも日本の超一流の商社であってもそのことに気が付かないのかな。いやさすがにそれはないよね、それくらいはわかっていると思うよね。じゃあなんで900人雇わずに800人に残業させているんだろうね。それは800人に残業させるほうが安上がりだからだろうね。どう安上がりなのかは知らないよ、超一流の商社がそうやって800人に残業させているんだからそっちのほうがいいんだろうね。
でもそれはダメなんだ。なぜなら、なんか頭が悪そうだから。
だから残業代を5倍くらいにするんだ。
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