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タイムマシン製造計画(完成
タイムマシンは出来ませんでしたその16宇宙人はすでにあなたの隣に来ています
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全ての次元を貫いて飛んでいく超粒子。
言い換えると、0次元から縦に飛んでいった超粒子方向が1次元を作り、1次元から横に飛んで行った超粒子が2次元を作り、2次元から上に飛んで行った超粒子が3次元を作っていったんだ。
そして、湯船に浮かんだコインを沈めると過去に行けるし、そのときに発生した波が湯船のヘリに到達すると波はコインになるね。
つまり時間旅行とワープは似たようなもんなんだ。
そして時間旅行だけ不可能なんだ。時間旅行だけね。ワープは出来るよ。そしてそのワープを使って遠い遠い星から宇宙人はすでに地球に来ていると思うよ。
でも、そんなスゴい技術を持った宇宙人でも時間旅行で過去に行くことは無理なんだ。
なぜなら水面という2次元に浮かんだコインを沈めるためには指で押して沈めてあげる必要があるね。この指で押すという行為は当然3次元から2次元へ干渉するってことだよね。
3次元から2次元に干渉するためには3次元の時間を止める必要があるわけだね。3次元の時間を止めない事には無限に重なる2次元を観察することができないからね。
でも、3次元の時間を止めて、止まった時間の中で自分だけは動いて2次元を観察して水面に浮かぶコインを押してあげる。そんな都合のいい話はザ・ワールドしかできないからね。
でもワープは出来るよ。
ただ、インターステラーでもあったけど、2次元を紙に見立てて紙を丸めて端と端をくっつけて、紙の端から端にワープするっていう方法ね、これは残念ながら無理だよ。
仮に紙を丸めることができたとしても、重なり合った紙の間を移動すること、つまり2次元から3次元を通過することは出来ないんだ。
重なり合った紙の間を移動するという事は、少し前に言った本のページを移動することと同じだからね。
本のページを行き来するという事は時間旅行だからね。時間旅行は出来ないから、この紙を丸める系ワープも無理なんだ。
じゃあ紙の端っこと端っこをきれいに合わせてテープで止めるって方法もあるね。
でもこれも無理だよ。2次元の端っこでは線である1次元が今まさに2次元宇宙である紙をせっせと作っているところだからね。
ここを渡るためには一時的とは言っても2次元から1次元を通過することになるからね、やっぱりこれも無理なんだ。
そしてワームホールは紙の上では穴、つまり円だね。
インターステラーでは、円が立体になると?そう球体さ!とか言って球体のワームホールが出てきたよね。もちろんこれも無理なんだ。なぜなら穴1個に付き素粒子1個しか通れないからね。
でもワープ自体は出来るんだ。何を言っているか分からねえかもしれないがありのままに、できるんだ。
紙を丸めて端っこ同士を重ねて一瞬で移動する紙ワープは無理だけど、光の速さでワープすることは出来るんだ。
それはワープというより光の速さで移動しているだけだろうって思うかもしれないけど、それでもいいよ悪くない考えだね。
じゃあなんで穴1個に付き素粒子1個しか通れないかと言うと、やっぱりお風呂で例えてみるよ。
湯船に浮かんだコインを沈めると波が発生して湯船のヘリにぶつかって、波はコインになったよね。ここまではいいね。
次に素粒子が2つ以上くっついている状態を考えてみようね。
素粒子がいくつもくっついて原子とかなんかそんな感じの物を作って、原子が集まって細胞とかになったり、細胞が集まって人間ができたりしているよね。
ここで、2個くっついている素粒子があるとするね、コインだね。
この2個くっついたコインをお湯に沈めるためにはどうしたらいいだろうね。
もちろん指で押すだけなんだけど、指は2本必要なんだ。
なぜかと言うと2個くっついているコインを1本の指で押そうとするとどちらか片方しか押せないよね。
それでも無理やり押そうとしても2個くっついたコインはビクともしないよ。
なぜなら2個くっついたコインの片方だけを押すことができたらコインが水面に対して斜めになってしまうからね。
そして水面という2次元では「斜め」とは高さがある三次元なわけで、2次元では状態は絶対に起きない現象だからだよ。
そしてコインを指で押してお湯に沈めるという行為は、水面に穴をあけるという事と同じことだね。
もし水面に大きな穴をあけてそこに2個くっついたコインを落とそうとしたら、まず2個のコインのうち片方だけが穴に到達するよね。
片方のコインは穴の上にあるけど、もう片方のコインは水面の上にある。当然、2次元という水面の上ではコインが傾いて穴に落ちることは出来ないからね。
ならもう少し移動させて2個とも穴の上に移動させればいいじゃない、そうすれば同時に穴に落ちるでしょって思うかもしれないけど、2個くっついた片方だけ穴の上にあって、もう片方は水面にあるという状況は起こってはいけない現象なんだ。
なんでダメかと言うとオレがそう決めたからだよ。
2個くっついたコインを水面に開けた穴に落とすためには2個くっついたコインと全く同じ形の穴を水面に開ける必要があるんだ。
パズルの最期のピースをカチッとはめ込むようにね。
だからインターステラーみたいにワームホールを通るためにはワープさせたいものを構成している全ての素粒子の数だけ穴をあけて、しかもその穴の位置はワープさせたいものを構成している素粒子が組み合わさっている位置と完全に同じ位置に開いていなければいけないし、ワームホールに入るときは開けられた穴と、ワープしたい船や人間の位置もピッタリ合わせないといけないわけで、ワームホールを通るときには素粒子1個分のズレも許されないよ。
言い換えると、0次元から縦に飛んでいった超粒子方向が1次元を作り、1次元から横に飛んで行った超粒子が2次元を作り、2次元から上に飛んで行った超粒子が3次元を作っていったんだ。
そして、湯船に浮かんだコインを沈めると過去に行けるし、そのときに発生した波が湯船のヘリに到達すると波はコインになるね。
つまり時間旅行とワープは似たようなもんなんだ。
そして時間旅行だけ不可能なんだ。時間旅行だけね。ワープは出来るよ。そしてそのワープを使って遠い遠い星から宇宙人はすでに地球に来ていると思うよ。
でも、そんなスゴい技術を持った宇宙人でも時間旅行で過去に行くことは無理なんだ。
なぜなら水面という2次元に浮かんだコインを沈めるためには指で押して沈めてあげる必要があるね。この指で押すという行為は当然3次元から2次元へ干渉するってことだよね。
3次元から2次元に干渉するためには3次元の時間を止める必要があるわけだね。3次元の時間を止めない事には無限に重なる2次元を観察することができないからね。
でも、3次元の時間を止めて、止まった時間の中で自分だけは動いて2次元を観察して水面に浮かぶコインを押してあげる。そんな都合のいい話はザ・ワールドしかできないからね。
でもワープは出来るよ。
ただ、インターステラーでもあったけど、2次元を紙に見立てて紙を丸めて端と端をくっつけて、紙の端から端にワープするっていう方法ね、これは残念ながら無理だよ。
仮に紙を丸めることができたとしても、重なり合った紙の間を移動すること、つまり2次元から3次元を通過することは出来ないんだ。
重なり合った紙の間を移動するという事は、少し前に言った本のページを移動することと同じだからね。
本のページを行き来するという事は時間旅行だからね。時間旅行は出来ないから、この紙を丸める系ワープも無理なんだ。
じゃあ紙の端っこと端っこをきれいに合わせてテープで止めるって方法もあるね。
でもこれも無理だよ。2次元の端っこでは線である1次元が今まさに2次元宇宙である紙をせっせと作っているところだからね。
ここを渡るためには一時的とは言っても2次元から1次元を通過することになるからね、やっぱりこれも無理なんだ。
そしてワームホールは紙の上では穴、つまり円だね。
インターステラーでは、円が立体になると?そう球体さ!とか言って球体のワームホールが出てきたよね。もちろんこれも無理なんだ。なぜなら穴1個に付き素粒子1個しか通れないからね。
でもワープ自体は出来るんだ。何を言っているか分からねえかもしれないがありのままに、できるんだ。
紙を丸めて端っこ同士を重ねて一瞬で移動する紙ワープは無理だけど、光の速さでワープすることは出来るんだ。
それはワープというより光の速さで移動しているだけだろうって思うかもしれないけど、それでもいいよ悪くない考えだね。
じゃあなんで穴1個に付き素粒子1個しか通れないかと言うと、やっぱりお風呂で例えてみるよ。
湯船に浮かんだコインを沈めると波が発生して湯船のヘリにぶつかって、波はコインになったよね。ここまではいいね。
次に素粒子が2つ以上くっついている状態を考えてみようね。
素粒子がいくつもくっついて原子とかなんかそんな感じの物を作って、原子が集まって細胞とかになったり、細胞が集まって人間ができたりしているよね。
ここで、2個くっついている素粒子があるとするね、コインだね。
この2個くっついたコインをお湯に沈めるためにはどうしたらいいだろうね。
もちろん指で押すだけなんだけど、指は2本必要なんだ。
なぜかと言うと2個くっついているコインを1本の指で押そうとするとどちらか片方しか押せないよね。
それでも無理やり押そうとしても2個くっついたコインはビクともしないよ。
なぜなら2個くっついたコインの片方だけを押すことができたらコインが水面に対して斜めになってしまうからね。
そして水面という2次元では「斜め」とは高さがある三次元なわけで、2次元では状態は絶対に起きない現象だからだよ。
そしてコインを指で押してお湯に沈めるという行為は、水面に穴をあけるという事と同じことだね。
もし水面に大きな穴をあけてそこに2個くっついたコインを落とそうとしたら、まず2個のコインのうち片方だけが穴に到達するよね。
片方のコインは穴の上にあるけど、もう片方のコインは水面の上にある。当然、2次元という水面の上ではコインが傾いて穴に落ちることは出来ないからね。
ならもう少し移動させて2個とも穴の上に移動させればいいじゃない、そうすれば同時に穴に落ちるでしょって思うかもしれないけど、2個くっついた片方だけ穴の上にあって、もう片方は水面にあるという状況は起こってはいけない現象なんだ。
なんでダメかと言うとオレがそう決めたからだよ。
2個くっついたコインを水面に開けた穴に落とすためには2個くっついたコインと全く同じ形の穴を水面に開ける必要があるんだ。
パズルの最期のピースをカチッとはめ込むようにね。
だからインターステラーみたいにワームホールを通るためにはワープさせたいものを構成している全ての素粒子の数だけ穴をあけて、しかもその穴の位置はワープさせたいものを構成している素粒子が組み合わさっている位置と完全に同じ位置に開いていなければいけないし、ワームホールに入るときは開けられた穴と、ワープしたい船や人間の位置もピッタリ合わせないといけないわけで、ワームホールを通るときには素粒子1個分のズレも許されないよ。
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