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タイ旅行。
タイに行ってみたその26ソンブーンのクラゲ
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タイではね、水はペットボトルのミネラルウォーターしか飲まないことにしているんだ。
お腹壊したりしたくないからね。
タイでお腹の具合が悪くなったことは一回だけあるんだ。そうソンブーンで食いすぎたときね。
胃袋がパンパンになるまで炒飯を食べて翌朝全部吐いたら食べたときそのままの炒飯が出てきたからね。
思わず(ウマそう)って思ったからね。
うん、そんなんわけないよ、嘘だよね。
吐瀉物をウマそうと思うほどオレはまだ文明人を止めてないからね。
でもそれくらい食べたそのままの炒飯が口から出てきたんだよ。こんなことあるんだあってびっくりしたけどね、ゲロ吐きながらね。吐いた量も半端じゃなかった。こんなに入ってたんだ・・ってくらい吐いた。こいつぁトイレが詰まるぜって思って三回に分けて流したからね。
これは間違いなく食いすぎが原因だったと思うけど、一応この晩飯の前にね氷のたっぷり入ったよくわからん飲み物を飲んでいたんだよね。
プラスティックのカップにたっぷりの氷が入ったコーヒーゼリーみたいな感じだったんだよね。
苦味は全くなくて、濃い麦茶を甘くしたタピオカみたいなゼリーだったよ。
タクシーに乗っていた時に飲んでいたから手持ちぶたさでついつい氷も全部飲んでしまってね。で、お腹を壊したというわけだよ。
タイでは水はもちろん氷も気を付けようね。
そんなわけでね、レストランで飲み物を頼むとなった時の話なんだけど、オレは基本的にご飯を食べながらお酒を飲むってことをしないんだよね。
だからノンシュガーのコーラとか、0カロリーのペプシを頼みたいんだけど、そんなものを頼むと缶に入った冷えていないペプシと氷がたっぷり入ったグラスが出てくるんだよね。
1月でも気温が30度くらいあるタイで冷えていないペプシと氷のたっぷり入ったグラス。これは危険なんだよ。
いや、タイの水や氷は絶対口にしてはならない危険物だって言っているわけじゃないよ。
ただね、気温0度の冬の日本から6時間も飛行機に揺られてやってきたタイの気温30度なんだ。便所より狭い座席に押し込められた挙句に驚天動地の気温差で疲れた身体で慣れない水を飲んだらお腹を壊すこともあるかもしれないよってことだよ。
オレにとってのタイは、貧乏人の年に一度の贅沢旅行だからね。ここで万が一でもお腹を壊すなんて絶対にイヤなんだよ。好きなものを腹いっぱい食いたいんだ。
だからソンブーンではビールを頼むんだ。ビールなら冷えていないなんてことはないし、氷も入っていないからね。
ただオレは食事の時は牛乳を飲むんだ。晩酌って習慣が無いからね。
そうなるとビールを飲むならなにかおつまみ的なものが欲しくなるんだ。
何を言っているのかよくわからんかもしれないけどオレはそうなんだ。
だからソンブーンでクラゲを頼んでみたんだ。
だいぶ遠回りしたけどソンブーンのクラゲね。
まず日本でクラゲって言うと中華クラゲだよね、中華料理店とか中華居酒屋とかで出てくる前菜だよね。
お湯でもどした乾燥クラゲを千切りきゅうりなんかとマコーミックの中華ドレッシングで和えてゴマをちょっと振って、ピリ辛でコリコリした食感の料理だよね。
ソンブーンのクラゲは全然違うよ。
まずデカい。一切れがデカい。
日本の中華クラゲはお寿司のかんぴょう巻の中心に入っている茶色い謎の物体くらいの大きさだよね。かんぴょう巻食べたことないからよくわからんけど、おそらくそれくらいだよね。
でもソンブーンのクラゲの一切れはアゲハチョウの幼虫くらいデカいよ。
そして食感も違うね、全然コリコリしていないよ、アゲハチョウの幼虫みたいにブニャブニャしていて噛み切れないよ。
いや、オレはアゲハチョウの幼虫なんか食べたことないよ、まだサバイバルは始めていないからね、大丈夫、セーフだよ。
まとめると人差し指くらいの太さのブヨブヨしてなかなか噛み切れない食べ物だね。
味?味はわからないよ。
小皿のタレみたいなものは、白っぽい方がニンニクと青唐辛子の激辛タレで、赤黒い方はなんか辛そうで辛くない少し生臭いナンプラーか何かよくわからんタレ。
このタレはクラゲに付いてきたんだけどクラゲ専用タレというわけじゃなくて、前菜や小皿料理を頼むともれなく付いてくる汎用タレで、あれこれ料理を頼むとタレだらけになってすげぇ邪魔になるんだ。
たぶん罠だと思う。
しかしスターフィッシュだのジェリーフィッシュだのストーンフィッシュだの、英語圏のフィッシュの定義はわけがわからないよね。
お腹壊したりしたくないからね。
タイでお腹の具合が悪くなったことは一回だけあるんだ。そうソンブーンで食いすぎたときね。
胃袋がパンパンになるまで炒飯を食べて翌朝全部吐いたら食べたときそのままの炒飯が出てきたからね。
思わず(ウマそう)って思ったからね。
うん、そんなんわけないよ、嘘だよね。
吐瀉物をウマそうと思うほどオレはまだ文明人を止めてないからね。
でもそれくらい食べたそのままの炒飯が口から出てきたんだよ。こんなことあるんだあってびっくりしたけどね、ゲロ吐きながらね。吐いた量も半端じゃなかった。こんなに入ってたんだ・・ってくらい吐いた。こいつぁトイレが詰まるぜって思って三回に分けて流したからね。
これは間違いなく食いすぎが原因だったと思うけど、一応この晩飯の前にね氷のたっぷり入ったよくわからん飲み物を飲んでいたんだよね。
プラスティックのカップにたっぷりの氷が入ったコーヒーゼリーみたいな感じだったんだよね。
苦味は全くなくて、濃い麦茶を甘くしたタピオカみたいなゼリーだったよ。
タクシーに乗っていた時に飲んでいたから手持ちぶたさでついつい氷も全部飲んでしまってね。で、お腹を壊したというわけだよ。
タイでは水はもちろん氷も気を付けようね。
そんなわけでね、レストランで飲み物を頼むとなった時の話なんだけど、オレは基本的にご飯を食べながらお酒を飲むってことをしないんだよね。
だからノンシュガーのコーラとか、0カロリーのペプシを頼みたいんだけど、そんなものを頼むと缶に入った冷えていないペプシと氷がたっぷり入ったグラスが出てくるんだよね。
1月でも気温が30度くらいあるタイで冷えていないペプシと氷のたっぷり入ったグラス。これは危険なんだよ。
いや、タイの水や氷は絶対口にしてはならない危険物だって言っているわけじゃないよ。
ただね、気温0度の冬の日本から6時間も飛行機に揺られてやってきたタイの気温30度なんだ。便所より狭い座席に押し込められた挙句に驚天動地の気温差で疲れた身体で慣れない水を飲んだらお腹を壊すこともあるかもしれないよってことだよ。
オレにとってのタイは、貧乏人の年に一度の贅沢旅行だからね。ここで万が一でもお腹を壊すなんて絶対にイヤなんだよ。好きなものを腹いっぱい食いたいんだ。
だからソンブーンではビールを頼むんだ。ビールなら冷えていないなんてことはないし、氷も入っていないからね。
ただオレは食事の時は牛乳を飲むんだ。晩酌って習慣が無いからね。
そうなるとビールを飲むならなにかおつまみ的なものが欲しくなるんだ。
何を言っているのかよくわからんかもしれないけどオレはそうなんだ。
だからソンブーンでクラゲを頼んでみたんだ。
だいぶ遠回りしたけどソンブーンのクラゲね。
まず日本でクラゲって言うと中華クラゲだよね、中華料理店とか中華居酒屋とかで出てくる前菜だよね。
お湯でもどした乾燥クラゲを千切りきゅうりなんかとマコーミックの中華ドレッシングで和えてゴマをちょっと振って、ピリ辛でコリコリした食感の料理だよね。
ソンブーンのクラゲは全然違うよ。
まずデカい。一切れがデカい。
日本の中華クラゲはお寿司のかんぴょう巻の中心に入っている茶色い謎の物体くらいの大きさだよね。かんぴょう巻食べたことないからよくわからんけど、おそらくそれくらいだよね。
でもソンブーンのクラゲの一切れはアゲハチョウの幼虫くらいデカいよ。
そして食感も違うね、全然コリコリしていないよ、アゲハチョウの幼虫みたいにブニャブニャしていて噛み切れないよ。
いや、オレはアゲハチョウの幼虫なんか食べたことないよ、まだサバイバルは始めていないからね、大丈夫、セーフだよ。
まとめると人差し指くらいの太さのブヨブヨしてなかなか噛み切れない食べ物だね。
味?味はわからないよ。
小皿のタレみたいなものは、白っぽい方がニンニクと青唐辛子の激辛タレで、赤黒い方はなんか辛そうで辛くない少し生臭いナンプラーか何かよくわからんタレ。
このタレはクラゲに付いてきたんだけどクラゲ専用タレというわけじゃなくて、前菜や小皿料理を頼むともれなく付いてくる汎用タレで、あれこれ料理を頼むとタレだらけになってすげぇ邪魔になるんだ。
たぶん罠だと思う。
しかしスターフィッシュだのジェリーフィッシュだのストーンフィッシュだの、英語圏のフィッシュの定義はわけがわからないよね。
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