中二病でも世界征服したい〜世界征服したりタイムマシン作ったりラジバンダり〜

少子高齢化問題を４秒で解決する

少子高齢化を３秒で解決するその１５技術の進歩と人類の滅亡

新人類と言われる真ホモサピエンス（真サピ）がスポーンしたのが２０万年前で、その頃はヒノキの棒と石ころのデフォルト装備だったんだよね。
早いとこ銅の剣が欲しいところだけど、人類が銅のつるぎをゲットしたのは今から５千年前なんだよね。
スゴいよね、人類は１９万年間ずっーとヒノキの棒一本でやってきたんだよ。それならもう最後までヒノキの棒で行っちゃえよって思うけどね。
人類は数億匹のスライムを倒してようやく銅のつるぎをゲットしたんだ。
でもせっかく銅のつるぎを使えるようになったのに、３千年前にはもう鋼のつるぎに乗り換えちゃったんだよね。
さらに５００年位前に人類は銃をゲットしたんだよね。鋼のつるぎも結構頑張っていたんだけど、銃が大砲になり、大砲がロケットやミサイルになるととうとう鋼の剣も美術館イキになったんだよね。

何が言いたいかと言うと、技術の進歩は加速度的なんだ。
人類は何万年もの間、時間なんかさほど気にせず馬に乗って移動していたのに、蒸気機関車がロンドンからマンチェスター行くときにローカルタイムによる時差が問題になったのが今から２００年前。それが今じゃ３万キロ上空を時速３万キロで飛ぶ人工衛星が相対性理論による１秒に満たない時間差を気にしているんだからね。

技術の進歩によって世界は大航海時代、奴隷制度、産業革命に帝国主義といった格差を生み出して、そのたびに新しい社会システムへと変化して格差に対応していったよね。
じゃあ、今のインターネットによるグローバル化と言う世界の格差にも新しい社会システムで対応できるんじゃないかと思うよね。
うん、できると思うよ。たぶんできるだろうね。
でも、技術の進歩は加速しているんだ。グローバル化が産み出した格差に対応する新しい社会システムが生まれる頃には、また別の技術の進歩によってまた別の格差が生まれているだろうね。

もう人類は自分で考えだした技術の進歩に対応できなくなっているんだ。
でも技術の進歩は止まることはないんだ。社会システムが対応する前に技術はドンドン進歩していくんだ。
それは社会の崩壊を意味するんだ。
そして社会の崩壊は人類の滅亡を意味するんだ。

地球上の１％人に満たないの人が世界の９９％を超える富を独占するようになっても技術は加速度的に進歩していくだろうし、技術が進歩するたびに格差はさらに加速度的に拡がるだろうけど社会システムがそれに追いつくことはないんだ。

どんな技術が人類を滅亡させるのか。もちろんオレにはわからないよ。
人類はどんな滅亡の仕方をするのか。もちろんオレには分からないよ。

ホモサピエンス２である人類は滅亡してホモサピエンス３がスポーンするかもしれないね。