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ラジバンデる場所
現代資本主義と日本
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資本主義ってなんジャらホイってわけで今日もウィキウィキしてみるよ、オレは中卒だけど字は読めるからね。意味はわからないことが多いけど。
……ウィキ…………ウィキ……………
カイジ風にウィキってみたけど相変わらず意味は分からなかったよ。
まぁ、えーとね「みんな!金稼ごーぜ!」ってのが資本主義だと思う、メイビーね。
みんなっていうのは労働者さんサイドと企業さんサイドの両方を意味しているね。
オレが考えた究極の資本主義は超絶巨大企業と働かない労働者のセット、つまりベぞスくんとグーグルさんが全てを負担してくれる究極のベーシックインカム社会だったね。
でも今回は今の日本は資本主義なのかな?って話だよ。
なんかそれっぽいタイトルをつけてみたけど大丈夫、いつも通りです。
今の日本は人件費削減に一生懸命だよね。
企業が勝手にやっているならまだしも日本政府も人件費削減を一生懸命進めようとしているからね、どうしようもないね。
人件費削減っていうのは資本主義に反しているんだ。反資本主義だよ。
資本主義社会における企業の存在価値は「金稼ぐぜー!」の一点に尽きるからね。
「お客様を大切に」だの「夢と感動、喜びと安らぎ」だの「スーツがなくても仕事はできる」だの言ってみたところでね、そんなものよりまず必要なのが金。
高邁で偉そうなことを言えるのも金を稼いでこそだよ。
企業がまず最初に必要とするのが金であって、常に必要なのが金であるわけで、金がなければ企業は存続できないし、存在できなければ偉そうな理念を宣うこともできないからね。
そんなお金大好き企業さんがお金と同じくらい必要とするものはなんだとおもいますかそうです労働力です。
資本主義社会において労働力というのは最も基本的な取扱商品であると同時に、資本主義社会を支える最重要資源だよね。
金と労働力。
企業はこの2つを両の手に持ちワンツーパンチで資本主義社会の荒波を泳いでいくんだ。
それなのに人件費削減?ハッハッハ、バカを言っちゃあいけねぇよ。
そんなの片手を縛って泳ごうとしているようなものだよ。
中小企業ならまぁ分からないでもないよ。
資本主義社会の企業の成長ってのは指数関数的だからね。
デカい企業ほどデカく成長するからね。デカく成長するにはさらなる労働力が必要だよね。
例えばさ、近所の小さな中華屋さんが「バイトを二人から一人に減らして、もう新メニューを考えるのも止める」と言ったところで大きな変化はないだろうね。
でも日本のトヨタが「従業員を半分に減らし、開発も一切やめる」なんて言った瞬間に株価は暴落して来年にはトヨタはなくなっているかもしれないよね。
資本主義社会の企業は常に成長し続けなければダメなんだ。
成長を止めることは許されないんだ。
いや、許してあげてもいいけど、消滅するだけだからね。
トヨタが「みんなで新開発をやめよう!」と言ってみたところでそれに賛同する自動車メーカーはいないだろうね。
そうなるとトヨタは成長を止めただけだと言っても、成長を続ける自動車産業に対して相対的に縮小していきミシン屋さんになってしまうかもしれないよね。
資本主義社会の企業は成長し続けなければいけないんだ。
人件費削減なんてバカげた話だよ。
無意味に例えをまとめると、資本主義社会を突き進む機関車である企業は金と労働力を両手にワンツーパンチで金稼ぎ競争という過酷な機関車レースをシュポシュポ泳いでいかなければならないんだ。
それなのに片手を封じるなんて狂気の沙汰だよ。
調子に乗ってもっと例えると、資本主義社会の企業が人件費を削減するっていうのは、腹を撃たれて出血多量で死にかけている兵士に「傷口を抑えろ!」とか「モルヒネよこせ!」とかやってるようなもんだよ。
みんな(どうせ助からねぇよ)って分かってる。
みんな(早く死ねよ)って思ってるんだよ。
人件費を削減しなきゃ生き残れないような状態に陥った企業はとっとと倒産して消えてくれたほうが社会のためだよ。
百歩譲って人件費削減をするような企業は遅かれ早かれ消えていくだろうからまだいいとしてもね、政府が人件費削減を推し進めてちゃあ世も末よ。なんでそんなにバカなのかって話だよ。
企業はありとあらゆる方法で利益を増やそうとするよね。
それはあらゆる経費を減らそうとすることでもあって、もちろんそこには人件費も含まれているね。
企業の狙いがどこにあるにせよ、技術の発展が人件費を削減してしまうのは避けられないんだ。
100人が働く工場を無人化できる技術はもうすぐそこにあるんだ。
企業が様々な方法でコストダウンを実現した結果、人件費が削減されたなら仕方がないんだ。
結果としての人件費削減ならね。
でも国が、政府が企業のコストダウンを推し進めた結果、人件費が削減されたら「仕方がない」では済まされないよ。
資本主義ってのは(少なくともここでは)「金稼ぐぜー!」って社会だよね。
で、この社会は企業さんサイドと労働者さんサイドに分かれているね。
稼いだ金は企業さんサイドと労働者さんサイドに上手いこと分配されなければダメだよね。
労働者さんサイドに金が流れすぎると企業が成長しにくくなってしまうね。
企業が成長出来ないと外国企業との金稼ぎ競争に勝てなくなるね。
そうなると日本も成長しにくくなってしまうよね。
企業さんサイドに金が流れすぎても企業が成長しにくくなってしまうよね。
労働者さんは消費者さんでもあるからね。
消費者が貧乏だと企業も貧乏になり、そして国も貧乏になるからね。
でも企業さんサイドが企業間競争を勝ち抜くために資金を投入しまくったりあの手この手その手で技術改革を進めて労働効率を高めた結果、人件費が削減されるのは仕方がない。何度も言うけどこれはしょうがないんだ。
だから国は労働者さんサイドと企業さんサイドに分けられる金の量を調整しなければならないわけだよ。
基本的には企業さんサイドに偏っていく金を労働者さんサイドに戻してあげる作業になるね。
でも国は、というか日本は、というか自民党は労働者さんサイドに金が流れないようにしているんだよ。
労働者さんサイドに流れる金をできるだけ、可能な限り減らそうとしているとしか思えないんだよね。
最悪なのは派遣業だね。
派遣業ってのは労働者さんサイドでも企業さんサイドでもない第三のドブだよ。
そうだよ、派遣業エリアに落ちる金はドブに捨てているのと同じなんだ。
派遣業というドブに捨てられ続けている金は、本来なら全て労働者さんサイドに流れるはずだった金だよ。
そんなドブはとっとと埋め立てるべきなんだけど、日本政府というか自民党はドブを逆にドンドン増やしたね。
なんでそんなことをするんだろうね、わけがわからないよね。
いやまぁわかるけどね、平蔵くんのためだよね。
他にもウーバーイーツを革新的業種と褒め称えたりね。
あんなの労働者の社会保険料をピンハネしているだけだからね。
まぁ革新的といえば革新的かもね。
本来なら企業さんサイドが払うべき社会保障を負担させられる個人事業主という、現代資本主義社会で最も低品質な労働力を作り出し始めたんだからね。
国は、というか政治は労働力さんサイドに流れる金の量を増やす努力をしなくちゃダメなんだ。
それは最低賃金を30円上げることではないんだ。そんなものなんの役にも立ちゃしないんだよ。
国がやるべきことは教育、医療を始めとするありとあらゆる社会保障を少しでも多く充実させることで、必要なら所得税の減税も含まれるよ。
資本主義社会の基礎を支え、資本主義社会で流通するもっとも基本的な商品である【労働力】
それを正しく取り扱えない国は世界から遅れを取ることになり、衰退していくことになるんだ。
「労働者さんサイドに流れる金を減らす行為」
それは成長し続けなければならない資本主義社会を逆行する行為、反資本主義的行動なんだ。
……ウィキ…………ウィキ……………
カイジ風にウィキってみたけど相変わらず意味は分からなかったよ。
まぁ、えーとね「みんな!金稼ごーぜ!」ってのが資本主義だと思う、メイビーね。
みんなっていうのは労働者さんサイドと企業さんサイドの両方を意味しているね。
オレが考えた究極の資本主義は超絶巨大企業と働かない労働者のセット、つまりベぞスくんとグーグルさんが全てを負担してくれる究極のベーシックインカム社会だったね。
でも今回は今の日本は資本主義なのかな?って話だよ。
なんかそれっぽいタイトルをつけてみたけど大丈夫、いつも通りです。
今の日本は人件費削減に一生懸命だよね。
企業が勝手にやっているならまだしも日本政府も人件費削減を一生懸命進めようとしているからね、どうしようもないね。
人件費削減っていうのは資本主義に反しているんだ。反資本主義だよ。
資本主義社会における企業の存在価値は「金稼ぐぜー!」の一点に尽きるからね。
「お客様を大切に」だの「夢と感動、喜びと安らぎ」だの「スーツがなくても仕事はできる」だの言ってみたところでね、そんなものよりまず必要なのが金。
高邁で偉そうなことを言えるのも金を稼いでこそだよ。
企業がまず最初に必要とするのが金であって、常に必要なのが金であるわけで、金がなければ企業は存続できないし、存在できなければ偉そうな理念を宣うこともできないからね。
そんなお金大好き企業さんがお金と同じくらい必要とするものはなんだとおもいますかそうです労働力です。
資本主義社会において労働力というのは最も基本的な取扱商品であると同時に、資本主義社会を支える最重要資源だよね。
金と労働力。
企業はこの2つを両の手に持ちワンツーパンチで資本主義社会の荒波を泳いでいくんだ。
それなのに人件費削減?ハッハッハ、バカを言っちゃあいけねぇよ。
そんなの片手を縛って泳ごうとしているようなものだよ。
中小企業ならまぁ分からないでもないよ。
資本主義社会の企業の成長ってのは指数関数的だからね。
デカい企業ほどデカく成長するからね。デカく成長するにはさらなる労働力が必要だよね。
例えばさ、近所の小さな中華屋さんが「バイトを二人から一人に減らして、もう新メニューを考えるのも止める」と言ったところで大きな変化はないだろうね。
でも日本のトヨタが「従業員を半分に減らし、開発も一切やめる」なんて言った瞬間に株価は暴落して来年にはトヨタはなくなっているかもしれないよね。
資本主義社会の企業は常に成長し続けなければダメなんだ。
成長を止めることは許されないんだ。
いや、許してあげてもいいけど、消滅するだけだからね。
トヨタが「みんなで新開発をやめよう!」と言ってみたところでそれに賛同する自動車メーカーはいないだろうね。
そうなるとトヨタは成長を止めただけだと言っても、成長を続ける自動車産業に対して相対的に縮小していきミシン屋さんになってしまうかもしれないよね。
資本主義社会の企業は成長し続けなければいけないんだ。
人件費削減なんてバカげた話だよ。
無意味に例えをまとめると、資本主義社会を突き進む機関車である企業は金と労働力を両手にワンツーパンチで金稼ぎ競争という過酷な機関車レースをシュポシュポ泳いでいかなければならないんだ。
それなのに片手を封じるなんて狂気の沙汰だよ。
調子に乗ってもっと例えると、資本主義社会の企業が人件費を削減するっていうのは、腹を撃たれて出血多量で死にかけている兵士に「傷口を抑えろ!」とか「モルヒネよこせ!」とかやってるようなもんだよ。
みんな(どうせ助からねぇよ)って分かってる。
みんな(早く死ねよ)って思ってるんだよ。
人件費を削減しなきゃ生き残れないような状態に陥った企業はとっとと倒産して消えてくれたほうが社会のためだよ。
百歩譲って人件費削減をするような企業は遅かれ早かれ消えていくだろうからまだいいとしてもね、政府が人件費削減を推し進めてちゃあ世も末よ。なんでそんなにバカなのかって話だよ。
企業はありとあらゆる方法で利益を増やそうとするよね。
それはあらゆる経費を減らそうとすることでもあって、もちろんそこには人件費も含まれているね。
企業の狙いがどこにあるにせよ、技術の発展が人件費を削減してしまうのは避けられないんだ。
100人が働く工場を無人化できる技術はもうすぐそこにあるんだ。
企業が様々な方法でコストダウンを実現した結果、人件費が削減されたなら仕方がないんだ。
結果としての人件費削減ならね。
でも国が、政府が企業のコストダウンを推し進めた結果、人件費が削減されたら「仕方がない」では済まされないよ。
資本主義ってのは(少なくともここでは)「金稼ぐぜー!」って社会だよね。
で、この社会は企業さんサイドと労働者さんサイドに分かれているね。
稼いだ金は企業さんサイドと労働者さんサイドに上手いこと分配されなければダメだよね。
労働者さんサイドに金が流れすぎると企業が成長しにくくなってしまうね。
企業が成長出来ないと外国企業との金稼ぎ競争に勝てなくなるね。
そうなると日本も成長しにくくなってしまうよね。
企業さんサイドに金が流れすぎても企業が成長しにくくなってしまうよね。
労働者さんは消費者さんでもあるからね。
消費者が貧乏だと企業も貧乏になり、そして国も貧乏になるからね。
でも企業さんサイドが企業間競争を勝ち抜くために資金を投入しまくったりあの手この手その手で技術改革を進めて労働効率を高めた結果、人件費が削減されるのは仕方がない。何度も言うけどこれはしょうがないんだ。
だから国は労働者さんサイドと企業さんサイドに分けられる金の量を調整しなければならないわけだよ。
基本的には企業さんサイドに偏っていく金を労働者さんサイドに戻してあげる作業になるね。
でも国は、というか日本は、というか自民党は労働者さんサイドに金が流れないようにしているんだよ。
労働者さんサイドに流れる金をできるだけ、可能な限り減らそうとしているとしか思えないんだよね。
最悪なのは派遣業だね。
派遣業ってのは労働者さんサイドでも企業さんサイドでもない第三のドブだよ。
そうだよ、派遣業エリアに落ちる金はドブに捨てているのと同じなんだ。
派遣業というドブに捨てられ続けている金は、本来なら全て労働者さんサイドに流れるはずだった金だよ。
そんなドブはとっとと埋め立てるべきなんだけど、日本政府というか自民党はドブを逆にドンドン増やしたね。
なんでそんなことをするんだろうね、わけがわからないよね。
いやまぁわかるけどね、平蔵くんのためだよね。
他にもウーバーイーツを革新的業種と褒め称えたりね。
あんなの労働者の社会保険料をピンハネしているだけだからね。
まぁ革新的といえば革新的かもね。
本来なら企業さんサイドが払うべき社会保障を負担させられる個人事業主という、現代資本主義社会で最も低品質な労働力を作り出し始めたんだからね。
国は、というか政治は労働力さんサイドに流れる金の量を増やす努力をしなくちゃダメなんだ。
それは最低賃金を30円上げることではないんだ。そんなものなんの役にも立ちゃしないんだよ。
国がやるべきことは教育、医療を始めとするありとあらゆる社会保障を少しでも多く充実させることで、必要なら所得税の減税も含まれるよ。
資本主義社会の基礎を支え、資本主義社会で流通するもっとも基本的な商品である【労働力】
それを正しく取り扱えない国は世界から遅れを取ることになり、衰退していくことになるんだ。
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