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これが俺の生きる道
1 これが俺の生きるみち
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何日食べてないんだろう。
泥水は飲んだっけ。もう動きたくない。
「何だこのガキ。臭ぇ」
「邪魔だ。あっち行ってろ!」
「ぐっ」
道端に転がってたら蹴られた。
「ははっ、逆に靴がよごれらぁ」
ゴッて音がした。石壁かな。どこかに当たったな。感覚も鈍いか。ズキズキはしてる。
は…ぁ…いってぇ。
気力を振り絞る。穴が開いた壁に這って入る。腕を使い少しずつ這う。入った所は空き家の庭か。人の気配は無いな。ホッとした。立つ体力もない。このままじゃ確実に餓死だなあ。
教会で貰った服もボロだ。野宿してたら汚れて破れた。自分でも汚いと思う。不景気と寄付不足で配給が止まった。もう何も得られない。痛いし怠いし瞼が重たい。動きたくない。動けないや。これ死ぬかも。
この世界良く知らないのに勿体ない。まだ農民しかしてない。前世は幸せだった。今世はこれで終わりか。次転生する時は王子とか成金とかいいな。裕福な生まれがいいな。ああ、日本にも帰りたい。久々に人じゃ無くてもいい。野の花でいい。
眠気なのか末期なのか朦朧としてきた。
もう、俺、眠ろう。
覚えてるのはそこまでだった。
所有する建屋が古くなり、修繕か売却かと商談に足を運ぶ。早いものだ。ここも百年超えたか。
「あそこにあるのは死体ですか」
建屋外周を査定をしていた商人は言った。あそこですよと指し示した。
荒れた花壇にある小さなそれを見た。近くに寄る。十歳以上の子供か。横向きに身体を丸め地面に転がっていた。商人は孤児でしょうか。犯罪性でもあったら嫌ですねと、子供を確認する。
「人の敷地で迷惑だな」
「あ。息があるようです」
「これで生きてるのか」
髪はもつれて固まり、服も土か何かの染みや破れが目立つ。肌は全体的に黒ずみ鬱血や擦り傷もあるようだ。汚れと臭いも凄いが、これは細い。親でも亡くして飢えたのか。
「どうします?外に捨てるか、孤児院のある教会に運ばせますが」
路上か孤児院か。思わず着ていた毛皮のローブを使い包み抱き上げた。軽い。軽すぎるな。脱力仕切った子供をみる。
「連れて帰る。ここは売却でいい。頼んだ」
「あぁ。はい。承りましょう」
高額な毛皮のローブと子供を見比べた商人は何とも微妙な顔をした。
「少しずつ栄養を。摂れないならそれまでかな」
「そうか。世話をかけたな」
「まさか貴方《・・》が看るんですか…」
「子供一人くらい、暇潰しにいいだろ」
「またそんな気紛れを…」
長い付き合いの医術師から見ても気紛れだと思うか。否定はしない。何故か気になり連れ帰った。クッと笑っては見たが、これは手がかかるだろう。
歳はやはり十代前半か。髪はボサボサで長い。汚れを拭きあげると薄いブロンドになった。頬は痩けているが顔立ちは悪くない少年だな。昏々と眠り続けている。
この子は生きたいだろうか。もう生きたくないのかも知れない。助けたら後が辛いだろうか。
俺はどうする気だ。いや、自分の気紛れは毎度の事だ。ベッドに横たわる痩せた子供を見て、今後の事に思いを馳せた。
客間を子供専用にした。大小の柔らかいクッションを揃えてみた。適度に体位を変えてやる。定刻を決め、舌と喉を刺激して反射を促す。砂糖水を口に浸して摂らせてみた。無意識でも少しずつ嚥下してホッとした。昏睡というより深い眠りの様だ。
下の世話は暫く食べてないからか出るものも無かった。医術師が脱水で腎不全起こすとか、専門的な事をクドクド語ったが理解不能だった。とにかく水分を増やせと言う。果実水と塩水を追加した。
「飲めたか。偉いな」
身体を抱え起こし刺激を与えた。布に浸した水分を繰り返し口にやる。時々ちゅうと吸う。それを根気よく続けた。
三日目。少年はまだ眠り続けるが、ごく稀に「ん」などと発したり、ピクリと動く様になった。
「頑張る子だね。良くなってる」
診察を済ませた医術師は俺を手伝う。
「珍しいな、ルース」
「何が。あー酷く毛先がもつれてる」
「これでも大分綺麗だろ」
「もうこれ解けないな」
「患者を物としてしか観ない癖に。世話するなんて初めて見たぞ」
「フィルの気紛れと同じようなもんだよ。ここに湯をくれ」
日々清潔にしようと今日は洗髪だ。ルースがゴシゴシ頭皮を洗う。加減が悪かったらしい。「う…」と、少年は眉間に皺を寄せた。薄いブロンドがサラサラになった。
「はは。伸び放題だな」
「あ、揃えようか」
ルースは医療鋏で解けない毛先を勝手に切り整え出す。
「おいおい…。それ終わったら着替えな」
どっちが暇潰ししてるんだか。
今日も男が二人、甲斐甲斐しく世話をするのだった。
フワフワする。暖かいなぁ。
死んでまた転生したかな。あ。甘い。な?塩辛い。何か口に入ってる。ごくり。飲んでみた。やっぱ辛い。これ御飯?
俺人になったかな。身体はどうだろう。声は出るかな。
「…か、ら…ぃ」
喋れた。俺は人だ。しかも赤子じゃ無い。
「ははっ辛いか。塩だ」
だ、れ?
頭撫でてるのかな。大きい大人の手?親?
「とう、さ…?」
全身が重怠いのがわかった。動けると思うけど動きたくない。目を開けろ俺。ああ眩しい。少しずつ見えてくる人の形を見続けた。
「誰が父さんだ。ほら、もう少し飲め」
次は甘い。何だろうコレ。美味しい。口に伝う水分を吸って飲んだ。
「だ、れ…?」
肩口でゆるく束ね、胸まである明るい茶髪が見えた。視線を上げると目が合う。見た目は三十位の整った顔の男だった。白いシャツは高貴な身分だったかな。
なんか満腹。またウトウトしてきた。ああ眠い。瞼が落ちてきた。
「寝たのか?」
少年が覚醒したのは四日目の事だった。また眠ったな。身体が動かせ無いんだろう。肩が浮く。寝返りがしたいのかと手伝って向きを変え、クッションを挟んでやる。ルースが誂え揃えた物を着せると見違えて小綺麗になった。健康であれば、さぞや秀麗な子なんだろう。
フィルは少年を見つめた。開いた目は澄んだベビーブルーだった。声も耳に心地良く感じた。
「ふ…何だ。この楽しい気分は」
こんな気分は何年振りだろう。また柔らかい声を聞きたい。俺の名を呼んで貰いたい。どんな表情を見せるのか。どんな…。
「はは、新しい玩具を貰った子供の気分だ」
フィルは首筋に残る飲みこぼした果実水を布で拭った。
朝鳥が鳴いてる。朝だ。目が開いた。よく寝た。
「この、部屋…」
俺の部屋?と、起きようとしてギョッとした。見えた腕は細い。力を込めなんとか起きてみる。全身が骨張っていた。脱力感が凄いな。腕を突っ張り何とか起坐位を保つ。腕が震えた。
この身体知ってる。髪も伸びっぱなしで汚れてたのに、サラサラと流れ顔を撫でた。身体もいい匂いがする。寝衣も高額な絹を着てるし。そしてここは広い部屋のベッドの上。もう体重を支えるのは腕が限界だった。そのまま後ろに倒れる。
ガチャン!
倒れた拍子に横にあったスツールが揺れたのか、何かが落ちた。
震える手で痩せこけた頬に手を置いた。餓死して転生したと思ったのに生きてるな。
「死んで、ない…」
音を聞き付け部屋に来たフィルは、茫然とした少年を見た。床にはスツールに置いていたテラコッタ製(焼いた粘土)の水差しが割れていた。状況に戸惑ってるのか?驚かさないよう視界に入ってから声を掛けた。
「起きたか。ここは俺の家だ。死にかけてたから連れて帰ったが。気分はどうだ」
俺はベッド横に座った人に視線を向けた。わかる。甘い水くれた人だっけ。
えーと。この世界って死にかけは治療院や教会か、路上放置だったはず。連れて帰るなんて絶対普通の人じゃない。
「俺、拾って、どうするの」
「さあ…正直なんとなく拾ったが。どうしたいかは判らん。お前は死にたかったか?それとも生きたいか?」
「え…」
返答に困っていると男は続けた。
「お前は生きてる。それが悪いか良い事なのかは自分で決めたらいい。何かの縁だ。手助けはする。しっかり治せ。名はあるか?俺はアンフィルだ。フィルでいい」
俺を見て笑みを浮かべた。
う、胡散臭い。物好きフィリア系か偽善者か。ただの善人か。落ち着いた態度の好青年だ。判断できるわけもない。見つめていたら再度聞かれた。
「名は言えるか」
名前…ね。別に死にたいわけじゃない。生きたいに決まってる。助けられたし生き直せるかな。変な嗜好持ちとか、治療費請求されたら逃げるか。そうしよう。そうなると別に本名を名乗る必要も無いわけで。
「名は、拾った、あんたが付ければいい」
「は、ははっ、面白い事を。それが手助けになるなら、そうしよう」
泥水は飲んだっけ。もう動きたくない。
「何だこのガキ。臭ぇ」
「邪魔だ。あっち行ってろ!」
「ぐっ」
道端に転がってたら蹴られた。
「ははっ、逆に靴がよごれらぁ」
ゴッて音がした。石壁かな。どこかに当たったな。感覚も鈍いか。ズキズキはしてる。
は…ぁ…いってぇ。
気力を振り絞る。穴が開いた壁に這って入る。腕を使い少しずつ這う。入った所は空き家の庭か。人の気配は無いな。ホッとした。立つ体力もない。このままじゃ確実に餓死だなあ。
教会で貰った服もボロだ。野宿してたら汚れて破れた。自分でも汚いと思う。不景気と寄付不足で配給が止まった。もう何も得られない。痛いし怠いし瞼が重たい。動きたくない。動けないや。これ死ぬかも。
この世界良く知らないのに勿体ない。まだ農民しかしてない。前世は幸せだった。今世はこれで終わりか。次転生する時は王子とか成金とかいいな。裕福な生まれがいいな。ああ、日本にも帰りたい。久々に人じゃ無くてもいい。野の花でいい。
眠気なのか末期なのか朦朧としてきた。
もう、俺、眠ろう。
覚えてるのはそこまでだった。
所有する建屋が古くなり、修繕か売却かと商談に足を運ぶ。早いものだ。ここも百年超えたか。
「あそこにあるのは死体ですか」
建屋外周を査定をしていた商人は言った。あそこですよと指し示した。
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「人の敷地で迷惑だな」
「あ。息があるようです」
「これで生きてるのか」
髪はもつれて固まり、服も土か何かの染みや破れが目立つ。肌は全体的に黒ずみ鬱血や擦り傷もあるようだ。汚れと臭いも凄いが、これは細い。親でも亡くして飢えたのか。
「どうします?外に捨てるか、孤児院のある教会に運ばせますが」
路上か孤児院か。思わず着ていた毛皮のローブを使い包み抱き上げた。軽い。軽すぎるな。脱力仕切った子供をみる。
「連れて帰る。ここは売却でいい。頼んだ」
「あぁ。はい。承りましょう」
高額な毛皮のローブと子供を見比べた商人は何とも微妙な顔をした。
「少しずつ栄養を。摂れないならそれまでかな」
「そうか。世話をかけたな」
「まさか貴方《・・》が看るんですか…」
「子供一人くらい、暇潰しにいいだろ」
「またそんな気紛れを…」
長い付き合いの医術師から見ても気紛れだと思うか。否定はしない。何故か気になり連れ帰った。クッと笑っては見たが、これは手がかかるだろう。
歳はやはり十代前半か。髪はボサボサで長い。汚れを拭きあげると薄いブロンドになった。頬は痩けているが顔立ちは悪くない少年だな。昏々と眠り続けている。
この子は生きたいだろうか。もう生きたくないのかも知れない。助けたら後が辛いだろうか。
俺はどうする気だ。いや、自分の気紛れは毎度の事だ。ベッドに横たわる痩せた子供を見て、今後の事に思いを馳せた。
客間を子供専用にした。大小の柔らかいクッションを揃えてみた。適度に体位を変えてやる。定刻を決め、舌と喉を刺激して反射を促す。砂糖水を口に浸して摂らせてみた。無意識でも少しずつ嚥下してホッとした。昏睡というより深い眠りの様だ。
下の世話は暫く食べてないからか出るものも無かった。医術師が脱水で腎不全起こすとか、専門的な事をクドクド語ったが理解不能だった。とにかく水分を増やせと言う。果実水と塩水を追加した。
「飲めたか。偉いな」
身体を抱え起こし刺激を与えた。布に浸した水分を繰り返し口にやる。時々ちゅうと吸う。それを根気よく続けた。
三日目。少年はまだ眠り続けるが、ごく稀に「ん」などと発したり、ピクリと動く様になった。
「頑張る子だね。良くなってる」
診察を済ませた医術師は俺を手伝う。
「珍しいな、ルース」
「何が。あー酷く毛先がもつれてる」
「これでも大分綺麗だろ」
「もうこれ解けないな」
「患者を物としてしか観ない癖に。世話するなんて初めて見たぞ」
「フィルの気紛れと同じようなもんだよ。ここに湯をくれ」
日々清潔にしようと今日は洗髪だ。ルースがゴシゴシ頭皮を洗う。加減が悪かったらしい。「う…」と、少年は眉間に皺を寄せた。薄いブロンドがサラサラになった。
「はは。伸び放題だな」
「あ、揃えようか」
ルースは医療鋏で解けない毛先を勝手に切り整え出す。
「おいおい…。それ終わったら着替えな」
どっちが暇潰ししてるんだか。
今日も男が二人、甲斐甲斐しく世話をするのだった。
フワフワする。暖かいなぁ。
死んでまた転生したかな。あ。甘い。な?塩辛い。何か口に入ってる。ごくり。飲んでみた。やっぱ辛い。これ御飯?
俺人になったかな。身体はどうだろう。声は出るかな。
「…か、ら…ぃ」
喋れた。俺は人だ。しかも赤子じゃ無い。
「ははっ辛いか。塩だ」
だ、れ?
頭撫でてるのかな。大きい大人の手?親?
「とう、さ…?」
全身が重怠いのがわかった。動けると思うけど動きたくない。目を開けろ俺。ああ眩しい。少しずつ見えてくる人の形を見続けた。
「誰が父さんだ。ほら、もう少し飲め」
次は甘い。何だろうコレ。美味しい。口に伝う水分を吸って飲んだ。
「だ、れ…?」
肩口でゆるく束ね、胸まである明るい茶髪が見えた。視線を上げると目が合う。見た目は三十位の整った顔の男だった。白いシャツは高貴な身分だったかな。
なんか満腹。またウトウトしてきた。ああ眠い。瞼が落ちてきた。
「寝たのか?」
少年が覚醒したのは四日目の事だった。また眠ったな。身体が動かせ無いんだろう。肩が浮く。寝返りがしたいのかと手伝って向きを変え、クッションを挟んでやる。ルースが誂え揃えた物を着せると見違えて小綺麗になった。健康であれば、さぞや秀麗な子なんだろう。
フィルは少年を見つめた。開いた目は澄んだベビーブルーだった。声も耳に心地良く感じた。
「ふ…何だ。この楽しい気分は」
こんな気分は何年振りだろう。また柔らかい声を聞きたい。俺の名を呼んで貰いたい。どんな表情を見せるのか。どんな…。
「はは、新しい玩具を貰った子供の気分だ」
フィルは首筋に残る飲みこぼした果実水を布で拭った。
朝鳥が鳴いてる。朝だ。目が開いた。よく寝た。
「この、部屋…」
俺の部屋?と、起きようとしてギョッとした。見えた腕は細い。力を込めなんとか起きてみる。全身が骨張っていた。脱力感が凄いな。腕を突っ張り何とか起坐位を保つ。腕が震えた。
この身体知ってる。髪も伸びっぱなしで汚れてたのに、サラサラと流れ顔を撫でた。身体もいい匂いがする。寝衣も高額な絹を着てるし。そしてここは広い部屋のベッドの上。もう体重を支えるのは腕が限界だった。そのまま後ろに倒れる。
ガチャン!
倒れた拍子に横にあったスツールが揺れたのか、何かが落ちた。
震える手で痩せこけた頬に手を置いた。餓死して転生したと思ったのに生きてるな。
「死んで、ない…」
音を聞き付け部屋に来たフィルは、茫然とした少年を見た。床にはスツールに置いていたテラコッタ製(焼いた粘土)の水差しが割れていた。状況に戸惑ってるのか?驚かさないよう視界に入ってから声を掛けた。
「起きたか。ここは俺の家だ。死にかけてたから連れて帰ったが。気分はどうだ」
俺はベッド横に座った人に視線を向けた。わかる。甘い水くれた人だっけ。
えーと。この世界って死にかけは治療院や教会か、路上放置だったはず。連れて帰るなんて絶対普通の人じゃない。
「俺、拾って、どうするの」
「さあ…正直なんとなく拾ったが。どうしたいかは判らん。お前は死にたかったか?それとも生きたいか?」
「え…」
返答に困っていると男は続けた。
「お前は生きてる。それが悪いか良い事なのかは自分で決めたらいい。何かの縁だ。手助けはする。しっかり治せ。名はあるか?俺はアンフィルだ。フィルでいい」
俺を見て笑みを浮かべた。
う、胡散臭い。物好きフィリア系か偽善者か。ただの善人か。落ち着いた態度の好青年だ。判断できるわけもない。見つめていたら再度聞かれた。
「名は言えるか」
名前…ね。別に死にたいわけじゃない。生きたいに決まってる。助けられたし生き直せるかな。変な嗜好持ちとか、治療費請求されたら逃げるか。そうしよう。そうなると別に本名を名乗る必要も無いわけで。
「名は、拾った、あんたが付ければいい」
「は、ははっ、面白い事を。それが手助けになるなら、そうしよう」
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