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第二章 勇者召喚
これからどうする?進むでしょ。
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陽が真上に来た頃、目的の浅くて広い川辺に到着した。
ダークエルフの凄惨な結果は、予測しない展開こそ驚きはしたが胸が曇ることはない。魔獣として生きてきて、獣を殺めてスプラッタだろうがそのまま食べる。血塗れも見慣れたもんだ。
元来当たり障りなく過ごしたい性分で、他人に降りかかる出来事は他人事でしかない。共感さえ無理かも知れない自分が巻き込まれるのはゴメンだ。
それでも気が付けば束の間の安息から弾き出されて今ここだ。立ち止まり動かなければ何も起こらないかもしれない。否だ。まだ駄目だ。自分の居場所はここじゃないから行動するしか選択肢がない。
これもある意味八方塞がり。どう動いてもクエストが発生するという悪路が待ち構えていることに頭痛がする。
水辺に寄ると、プーは笑顔でバンザイをしてパシャパシャと川に入り座り込む。気持ち良さそうだ。光球虫はキレイな水が食事だからこれでいい。
自分も手で澄んだ水を掬い、ゴクゴクと飲み干しひと息ついた。
勇者に魔王。戦争。都市近郊侵入の魔族。人間の魔力保持者以外は魔族。行きたい先は戦地奥の港と海の向こう。同行は裏のありそうなエルフ。故郷グルガナの森は遠い。
今回の召喚はリスクが多過ぎる。
疾走している時にイラついて蹴りで捕獲した角ウサギの新鮮な後脚を噛みちぎる。人化していても小骨くらいバリボリ噛み砕けるが食事としてのメインは肉。骨は美味しくないからペッっと吐き飛ばした。
「げ、生で食うなよ!」
干し肉を齧るライバの嫌そうな声が聞こえた。結局、勝手の違う世界にナビは必要で、国境越えまでは共同する事にした。
森の引き篭もりの俺、人の世の歴史無知は当然。ましてや違う大陸の事なんか知る由もない。過去か現在の判断基準もない。
「はあぁ」
溜息しか出ない。
人化して本能を抑えてる現状、そろそろ魔狼の姿で思いっきり駆け回り遠吠えしたい。枯葉や湿った土の上でゴロゴロ転げ回りたい。後脚で耳の付け根をカッカッと掻きたいという欲求が沸き起こる。
くっと口角があがると、犬歯が伸びる気がした。むずむずと歯痒い痒みは頭頂部。耳でも生えてきそうだ。
「おい、聞いてるか。進路確認だ」
ライバの声でハッとした。
あ、今なんかヤバかった。魔族側だとは言ったが、この大陸で魔狼の存在がどんな位置にいるのかも不明。戻りたいのに犬にもなれない。これは新しいストレスだ。
「聞こえてるか」
「……ああ、さっきの町がこれか」
気持ちを切り替えて、ライバが広げだ紙地図を覗き込むと、読めないが地名か集落か文字間隔が狭いことに気付く。
「森は終わりだ。あとは山まで畑や農村を挟む平地。町というより村が点在する。低い山を超えるより街道沿いを進む方が早い」
ライバは通過点をなぞらえ、予定進路はこうだと指を更に動かして示した。
「城からだいぶ離れたな」
街道だという線を見ると、森を走ってショートカットした甲斐があるのがわかる。
「街道半分の距離で済んだな。防衛戦を迂回するには物資補給の中継町が山麓のここ。間の村々が兵員拠点。情報確認しながら側面から山を越えるのがいい」
「この山の三方向が防衛戦か?」
「谷が三箇所ある。平常主要街道と物流路。ここを抜けたら王都陥落だから死守したいわけだ。山を越えた山麓周辺は人が溢れてる。だから目立つ谷以外を進む」
「……抜け道でもあるのか」
容易く偵察に来れてる事を不思議に思う。
「地岩竜の住む山に抜け道はない。あるのは採掘場だ。俺は大河が防衛戦の頃に谷を通った。来た道だからわかる」
「地岩竜か」
「古竜は流石に知ってるだろ」
「ああ、故郷は炎竜がいる」
「炎竜?豪火竜じゃなくて?興味深いな、まあ、見たことはないが大陸で最高峰の山だ。
無限に採石できるし住処だと皆思うだろ」
ライバは肩を竦めてみせた。
「いないのか」
「さあ?」
「見たことないからか」
「誰もね。昔話だ」
「聞きたいことが山程ある
「ぇ……精霊!」
「?」
ライバが突然立ち上がり駆け出した。プーが何だと川を見ると、米粒ほど小さく遠くに見えた。な、何で流れて行ってんだ?
魔力を使い走れば流水速度なんぞ容易く追い付ける。先に走ったライバが川に入り、プーを抱き起こした。
「精霊、どうした」
浅瀬に座ったプーはジト目とか半目だとか不機嫌な顔をしていた。ライバは初めて見る表情に戸惑う。
それ知ってる。眠たいだけ。眠気でやる気出ないの顔だ。
「プー、ずっと寝てていいぞ」
声を掛けると、目が丸々となりニコっと笑った瞬間虫に戻った。陽の下でも柔らかな光をまといフワフワと舞い、俺の頭上に向かって来る。購入した携帯ポーチを開けて指差すと、お礼なのか指に数回体当たりしてからボトッと勢いよく中に入った。プーもきっと疲れている。早くグルガナの森に帰ろう。
ライバはプーが着ていたフードマントを回収し、乾燥魔法をかけると小さくたたんで荷袋に入れた。
次は森が終わるまで走り抜けば、街道を歩く事になる。馬は戦場に優先され買取が難しいらしい。川辺でもう少し休息をとることにした。
「そうだ。服はいくらだ」
「一万」
「払おう。換金した」
ポーチに手を突っ込むと、ぷもっと揺れる軟体はプー。硬い丸い銅貨を一枚取り出して投げ渡す。
「どうも。エルンカか。いくらになった」
「三十万フラ。物価がわからん」
この大陸の例だと、ひと月の給料が多くて五十万、安くて宿は三万から、食事は店なら二千、パンひとつ三百と教えられる。冒険者の討伐はいい収入だと実感した。
「盗賊する必要なかったんじゃ?」
魔力持ちなんだ。獣なんか余裕だ。
「魔法使いに透視持ちがいたり、魔力が無いのに魔力感知をする。女はジロジロと見てくる。男は難クセをつけてくる。人間の能力は偏っていて変だ。冒険者は魔族と反りが合わない。何回かエルフだとバレた」
「それで盗賊か。魔国にギルドはないのか」
ライバは何言ってんだ?という顔をした。
「ない。必要ない。素材も自分で魔力加工できるし魔法も使える。大体の事が可能だ」
「そうか。じゃ精霊とは何だ」
「……存在する神聖なもの。見守るもの。精霊が側にいた光の王という者もいたらしい」
「光の王」
「昔話、絵本は勇者とも。事実かは知らん」
それを聞き『聖霊の加護・精霊と勇者』の図が何となく結び付いたが、眉間にシワが寄った。俺=勇者になるからだ。
「質問が多いな。いつこの大陸に来たんだ」
「二日前」
「は?は、ははっ!貿易船ででも来たのか?それで戦争だかで関わりたくないと慌てて帰るということか?」
「そんなとこだ」
そう。帰るんだ。ここには魔族がいる。クロウ達の師は魔族。高度な魔術を使えるし開発もしていた。つまりこの大陸の魔族も同様あれが使える可能性がある。訊きたくて仕方がなかった事。
「因みに転移術が使える魔族はいるか」
「知らん。それはまた高位魔術だろう。おいそれと使える訳がない」
「そう、だよな」
またか、と微妙な視線を向けられた。そんな辺事だと予想したが聞くと辛い。陸路を進むしかない。進もう。
呑気に話していたら陽の角度は大きく変わっていた。それに大小の獣の気配とニオイが流れてくる。川の向かい背中側と囲まれていた。
「……ライバ、どっちがいい」
「背後を貰おう」
スッと立ち上がった直後、二人は獣に向かって駆け出した。
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元来当たり障りなく過ごしたい性分で、他人に降りかかる出来事は他人事でしかない。共感さえ無理かも知れない自分が巻き込まれるのはゴメンだ。
それでも気が付けば束の間の安息から弾き出されて今ここだ。立ち止まり動かなければ何も起こらないかもしれない。否だ。まだ駄目だ。自分の居場所はここじゃないから行動するしか選択肢がない。
これもある意味八方塞がり。どう動いてもクエストが発生するという悪路が待ち構えていることに頭痛がする。
水辺に寄ると、プーは笑顔でバンザイをしてパシャパシャと川に入り座り込む。気持ち良さそうだ。光球虫はキレイな水が食事だからこれでいい。
自分も手で澄んだ水を掬い、ゴクゴクと飲み干しひと息ついた。
勇者に魔王。戦争。都市近郊侵入の魔族。人間の魔力保持者以外は魔族。行きたい先は戦地奥の港と海の向こう。同行は裏のありそうなエルフ。故郷グルガナの森は遠い。
今回の召喚はリスクが多過ぎる。
疾走している時にイラついて蹴りで捕獲した角ウサギの新鮮な後脚を噛みちぎる。人化していても小骨くらいバリボリ噛み砕けるが食事としてのメインは肉。骨は美味しくないからペッっと吐き飛ばした。
「げ、生で食うなよ!」
干し肉を齧るライバの嫌そうな声が聞こえた。結局、勝手の違う世界にナビは必要で、国境越えまでは共同する事にした。
森の引き篭もりの俺、人の世の歴史無知は当然。ましてや違う大陸の事なんか知る由もない。過去か現在の判断基準もない。
「はあぁ」
溜息しか出ない。
人化して本能を抑えてる現状、そろそろ魔狼の姿で思いっきり駆け回り遠吠えしたい。枯葉や湿った土の上でゴロゴロ転げ回りたい。後脚で耳の付け根をカッカッと掻きたいという欲求が沸き起こる。
くっと口角があがると、犬歯が伸びる気がした。むずむずと歯痒い痒みは頭頂部。耳でも生えてきそうだ。
「おい、聞いてるか。進路確認だ」
ライバの声でハッとした。
あ、今なんかヤバかった。魔族側だとは言ったが、この大陸で魔狼の存在がどんな位置にいるのかも不明。戻りたいのに犬にもなれない。これは新しいストレスだ。
「聞こえてるか」
「……ああ、さっきの町がこれか」
気持ちを切り替えて、ライバが広げだ紙地図を覗き込むと、読めないが地名か集落か文字間隔が狭いことに気付く。
「森は終わりだ。あとは山まで畑や農村を挟む平地。町というより村が点在する。低い山を超えるより街道沿いを進む方が早い」
ライバは通過点をなぞらえ、予定進路はこうだと指を更に動かして示した。
「城からだいぶ離れたな」
街道だという線を見ると、森を走ってショートカットした甲斐があるのがわかる。
「街道半分の距離で済んだな。防衛戦を迂回するには物資補給の中継町が山麓のここ。間の村々が兵員拠点。情報確認しながら側面から山を越えるのがいい」
「この山の三方向が防衛戦か?」
「谷が三箇所ある。平常主要街道と物流路。ここを抜けたら王都陥落だから死守したいわけだ。山を越えた山麓周辺は人が溢れてる。だから目立つ谷以外を進む」
「……抜け道でもあるのか」
容易く偵察に来れてる事を不思議に思う。
「地岩竜の住む山に抜け道はない。あるのは採掘場だ。俺は大河が防衛戦の頃に谷を通った。来た道だからわかる」
「地岩竜か」
「古竜は流石に知ってるだろ」
「ああ、故郷は炎竜がいる」
「炎竜?豪火竜じゃなくて?興味深いな、まあ、見たことはないが大陸で最高峰の山だ。
無限に採石できるし住処だと皆思うだろ」
ライバは肩を竦めてみせた。
「いないのか」
「さあ?」
「見たことないからか」
「誰もね。昔話だ」
「聞きたいことが山程ある
「ぇ……精霊!」
「?」
ライバが突然立ち上がり駆け出した。プーが何だと川を見ると、米粒ほど小さく遠くに見えた。な、何で流れて行ってんだ?
魔力を使い走れば流水速度なんぞ容易く追い付ける。先に走ったライバが川に入り、プーを抱き起こした。
「精霊、どうした」
浅瀬に座ったプーはジト目とか半目だとか不機嫌な顔をしていた。ライバは初めて見る表情に戸惑う。
それ知ってる。眠たいだけ。眠気でやる気出ないの顔だ。
「プー、ずっと寝てていいぞ」
声を掛けると、目が丸々となりニコっと笑った瞬間虫に戻った。陽の下でも柔らかな光をまといフワフワと舞い、俺の頭上に向かって来る。購入した携帯ポーチを開けて指差すと、お礼なのか指に数回体当たりしてからボトッと勢いよく中に入った。プーもきっと疲れている。早くグルガナの森に帰ろう。
ライバはプーが着ていたフードマントを回収し、乾燥魔法をかけると小さくたたんで荷袋に入れた。
次は森が終わるまで走り抜けば、街道を歩く事になる。馬は戦場に優先され買取が難しいらしい。川辺でもう少し休息をとることにした。
「そうだ。服はいくらだ」
「一万」
「払おう。換金した」
ポーチに手を突っ込むと、ぷもっと揺れる軟体はプー。硬い丸い銅貨を一枚取り出して投げ渡す。
「どうも。エルンカか。いくらになった」
「三十万フラ。物価がわからん」
この大陸の例だと、ひと月の給料が多くて五十万、安くて宿は三万から、食事は店なら二千、パンひとつ三百と教えられる。冒険者の討伐はいい収入だと実感した。
「盗賊する必要なかったんじゃ?」
魔力持ちなんだ。獣なんか余裕だ。
「魔法使いに透視持ちがいたり、魔力が無いのに魔力感知をする。女はジロジロと見てくる。男は難クセをつけてくる。人間の能力は偏っていて変だ。冒険者は魔族と反りが合わない。何回かエルフだとバレた」
「それで盗賊か。魔国にギルドはないのか」
ライバは何言ってんだ?という顔をした。
「ない。必要ない。素材も自分で魔力加工できるし魔法も使える。大体の事が可能だ」
「そうか。じゃ精霊とは何だ」
「……存在する神聖なもの。見守るもの。精霊が側にいた光の王という者もいたらしい」
「光の王」
「昔話、絵本は勇者とも。事実かは知らん」
それを聞き『聖霊の加護・精霊と勇者』の図が何となく結び付いたが、眉間にシワが寄った。俺=勇者になるからだ。
「質問が多いな。いつこの大陸に来たんだ」
「二日前」
「は?は、ははっ!貿易船ででも来たのか?それで戦争だかで関わりたくないと慌てて帰るということか?」
「そんなとこだ」
そう。帰るんだ。ここには魔族がいる。クロウ達の師は魔族。高度な魔術を使えるし開発もしていた。つまりこの大陸の魔族も同様あれが使える可能性がある。訊きたくて仕方がなかった事。
「因みに転移術が使える魔族はいるか」
「知らん。それはまた高位魔術だろう。おいそれと使える訳がない」
「そう、だよな」
またか、と微妙な視線を向けられた。そんな辺事だと予想したが聞くと辛い。陸路を進むしかない。進もう。
呑気に話していたら陽の角度は大きく変わっていた。それに大小の獣の気配とニオイが流れてくる。川の向かい背中側と囲まれていた。
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