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第二章 勇者召喚
はやく前に進もうぜ
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トメちゃんの仕業か?拗ねたか腹いせに?
まさかな。どう見ても土砂崩れ。
ここに来て何もしない訳にもなあ。誰も悪くない災害なんだろ?助けるべきだ。
チラと周囲を見回すと、自分の事が優先の魔族に他人を助ける魔族と行動は多様。人も魔族も十人十色ってか。ここは魔物の国。好きにしよう。
「プー、荷を持ってトメちゃんのとこ行けるか」
肩から降ろしてコートを脱ぐ。山を示してから鞄を渡すと、じーっと俺を見て首を傾げてから走り出した。
これでいい。一気に力を解放して魔狼に戻る。黒緑のフサフサの毛に健剛な四肢、見透かすような金の双眸の黒鉄魔狼は久々の本来の自分だ。全身をブルルッと振るい、前脚を出し背伸びをした。
何にも囚われない爽快な気分とはこの事。
「よし」
周囲は突然現れた三メートル超えの黒狼に騒めくが、そこはさすがに魔国。魔狼を知っているのか獣慣れか遠巻きに見つつ自分達の出来る作業を続ける。
チラとトメちゃんを見ると、プーが言われた通り向かっているのに安堵した。俺を見てトメちゃんがフンッと鼻で笑った気もした。
大岩を体当りで弾き飛ばし、地から臭う人らしき場所を掘り起こし救出し、集まった瓦礫を咥えては他の魔力持ちと運び出す。
気が付けば空が青白んでいた。
誰が悪い訳でもない。人も動物も突然命が終わることがある。これは自然災害だ。
「ああ、参った」
「数年であちこち崩れるなあ」
「もう町の入口を変えるべきだろ」
「うちの人が、ぅうっ」
「……若いのに可哀想に」
「何かデカイ狼に助けられたな」
口々に聞こえる音は最早雑音。聞き取れるだけ判別して両耳をパタパタと振る。生臭い土のニオイはそういうことか。再々の土砂崩れで小山の土臭と同じになっていらしい。
スフィンクス座りで周りを見渡し、ひと段落したと確認し牙が見える大欠伸をひとつ。結局夜通し救助と片付けを手伝った。
「くああぁっ、さすがに眠いな」
ルクセルはこの現状を見て救助を手伝っていたが、既にプー達の姿は無い。途中何処かで休んでるのか。
俺が魔獣だと判る魔力持ちの魔族は普通に話し掛けてくるし礼をいい、労いあった。
不思議だったのは負傷者に創傷があっても出血がないこと。この種族の特徴なのか?
少し離れた場所の地に並び横たわっているのは亡くなった人達だ。十数人はいる。何故か元々顔色の悪いと言っていた魔族ばかり。
「疲れたな」
このまま少し仮眠でもと思ったが、その遺体の前に現れたトメちゃんに顔を上げた。
それらの前にしゃがんでは、ワンピースのポケットから小石を出し顔の上に掲げた。
遺族が側にいても誰ひとり制止することなくそれを十数人全員に行うのを見守っている様だった。
石を口に入れた??
「??」
ゾクリと魔力の波動が全身を突き抜けた。これはトメちゃんの魔力波動だ。解る魔族は次々と跪き頭を垂れた。それを見て波のように皆が同様に跪いていく。
「り、竜神子様~」
「ありがたや~」
「なんという奇跡。数百年振りに神子様が権現されたぞ!」
「魔獣まで遣わし救助まで!」
「神子様!」
誰が神子だ。しかも俺は使役獣かよ。
何が有難いのかと見ていると奇跡が起こった。
遺体だった人達が目覚めたのだ。眠りから覚め寝起きだと言わんばかりに虚ろ気に身体を起こし始めた。
町人は歓喜した。流を涙し確かめるように抱きしめ合っていた。
「ありがとうございます!」
「竜神子様ありがとう!」
それを聞き流すように反応もせず、トメちゃんは俺に視線を寄越した。くいっと顎であっち!と示す。
その先にプーとルクセルがいた。トメちゃんは腕を竜翼に変え町の外に向け飛び去った。名残惜しそうに見送る町人達は歓声をあげ明け空を仰ぐ。
え?出るってこと?ついて来いか?
「ま、行くか」
のそりと立ち上がり狙いを定め、魔力を思いっきり脚にのせ地を蹴った。
「ほ、本気で殺されると思った!獣人が獣に戻れるなんて聞いた事ないぞ!」
町を出た街道でルクセルはまだガクブルして自分抱きしめのポーズで歩く。
プーは久々のモフモフが嬉しいのか、俺の毛を掴んでぶら下がったり、頭から突っ込んでは跳ね返され尻もちをついていた。
疾走して町を出るついでにプーを咥えた。ルクセルは鼻先の上に転がし載せて目に見えない程の速さで走ったからな。そりゃまあ恐怖体験だよな。
「召喚しといてどこの国かとか何者かも聞かないお前らが非常識なだけな」
「魔獣なのかっ!?魔族を召喚したのかっ!?」
「魔獣で悪かったな」
道幅を塞ぐ体格の魔狼は、のそりと歩く姿も雄々しくも品がある迫力だった。ルクセルは初めて見る巨大狼だと顔を引き攣らせ、数歩距離を置いていた。
「ルーは魔族とはちょっと違うのじゃ。高濃度魔力の特殊種族で古竜の次に強いのじゃ。魔獣の最高ランクの魔狼よの」
「魔狼?古竜の次だとっ?!」
「さあな。獣には戦も人も関係ない。だから勇者じゃないし、なる気もないと言ったんだ」
「……は、ははっ」
「納得したか」
ルクセルはガクリと項垂れた。
「ところで機嫌直ってるトメちゃん。土砂崩れ、やったんじゃ無いよな?」
「なんと不遜な!我はまだ怒ってるのじゃ」
トメちゃんはジト目というやつになった。
「我は見護る者じゃ。あれは自然な崩落よ。余計な手は出さん」
「生き返らせたじゃないか」
「あれはのぅ土人形に近い土魔族なのじゃ。我の魔力の入った土石派生で寝ることもなく動き続ける。血もないしの。首か急所が壊れてやっと止まるのじゃ。魔力が入ればまた自然治癒で動く。メイド達の故郷だし、ルーが助けてたから我も真似しようかと思ったまでよ」
「不死?土人形ってゴーレム系か。ふーん?」
ぷいっとそっぽを向くトメちゃん。
「まあ、良い事をしたわけだ」
「イシュー様が悪い事をするはずなかろう!」
少し立ち直ったルクセルは地岩竜を敬うことは忘れないようだが、不死、不死?とカッと目を見開く表情は怖いからやめてほしい。
「我はトメちゃんなのじゃ!」
「……と、トメちゃん」
「ルーの友なのじゃ。我はルクセルに風呂で言うたのじゃ。ルーは見目はいいし精霊までついてくるなんてない事じゃからの。戦よりも面白そうじゃろてのう」
「……なんだと」
その他人事冒険奇談スタンスは変わらんのか。フンッと鼻息荒く牙を見せトメちゃんを睨むがニヤリと返された。
「そ、そうだ。贈り物の礼を言いたい。これ程素晴らしい物はない。人が嫌いとまで言ったうえでその心遣いに感謝する」
トメちゃんはルクセルの声にピタと足を止めてボソッと呟いた。
「……は、ないのか」
「聞こえんな」
聞こえたけどな。プーが覗き込んで顔真似しとるわ。口が尖ってるらしい。
「ルーは我に、礼はないのか!」
「あー、石な。友として有難く頂戴した」
プーがな。しかもどう使うかも不明。
それでも満足したトメちゃんは照れ臭そうな笑顔になった。
「た、旅は面白いのじゃ!」
トメちゃんはプーの手を繋ぎ取り歩く。
引きこもりぼっち辞めて友ができ外に出てアレだ。浮かれてるな。浮かれてる・・・のか。なんだかなあ。嫌いじゃないんだよな。中身がうん千歳でもな。
耳をパタッと振り、気分を切り替える。
確かに前には進んでる。早くグルガナの森に帰ろう。
まさかな。どう見ても土砂崩れ。
ここに来て何もしない訳にもなあ。誰も悪くない災害なんだろ?助けるべきだ。
チラと周囲を見回すと、自分の事が優先の魔族に他人を助ける魔族と行動は多様。人も魔族も十人十色ってか。ここは魔物の国。好きにしよう。
「プー、荷を持ってトメちゃんのとこ行けるか」
肩から降ろしてコートを脱ぐ。山を示してから鞄を渡すと、じーっと俺を見て首を傾げてから走り出した。
これでいい。一気に力を解放して魔狼に戻る。黒緑のフサフサの毛に健剛な四肢、見透かすような金の双眸の黒鉄魔狼は久々の本来の自分だ。全身をブルルッと振るい、前脚を出し背伸びをした。
何にも囚われない爽快な気分とはこの事。
「よし」
周囲は突然現れた三メートル超えの黒狼に騒めくが、そこはさすがに魔国。魔狼を知っているのか獣慣れか遠巻きに見つつ自分達の出来る作業を続ける。
チラとトメちゃんを見ると、プーが言われた通り向かっているのに安堵した。俺を見てトメちゃんがフンッと鼻で笑った気もした。
大岩を体当りで弾き飛ばし、地から臭う人らしき場所を掘り起こし救出し、集まった瓦礫を咥えては他の魔力持ちと運び出す。
気が付けば空が青白んでいた。
誰が悪い訳でもない。人も動物も突然命が終わることがある。これは自然災害だ。
「ああ、参った」
「数年であちこち崩れるなあ」
「もう町の入口を変えるべきだろ」
「うちの人が、ぅうっ」
「……若いのに可哀想に」
「何かデカイ狼に助けられたな」
口々に聞こえる音は最早雑音。聞き取れるだけ判別して両耳をパタパタと振る。生臭い土のニオイはそういうことか。再々の土砂崩れで小山の土臭と同じになっていらしい。
スフィンクス座りで周りを見渡し、ひと段落したと確認し牙が見える大欠伸をひとつ。結局夜通し救助と片付けを手伝った。
「くああぁっ、さすがに眠いな」
ルクセルはこの現状を見て救助を手伝っていたが、既にプー達の姿は無い。途中何処かで休んでるのか。
俺が魔獣だと判る魔力持ちの魔族は普通に話し掛けてくるし礼をいい、労いあった。
不思議だったのは負傷者に創傷があっても出血がないこと。この種族の特徴なのか?
少し離れた場所の地に並び横たわっているのは亡くなった人達だ。十数人はいる。何故か元々顔色の悪いと言っていた魔族ばかり。
「疲れたな」
このまま少し仮眠でもと思ったが、その遺体の前に現れたトメちゃんに顔を上げた。
それらの前にしゃがんでは、ワンピースのポケットから小石を出し顔の上に掲げた。
遺族が側にいても誰ひとり制止することなくそれを十数人全員に行うのを見守っている様だった。
石を口に入れた??
「??」
ゾクリと魔力の波動が全身を突き抜けた。これはトメちゃんの魔力波動だ。解る魔族は次々と跪き頭を垂れた。それを見て波のように皆が同様に跪いていく。
「り、竜神子様~」
「ありがたや~」
「なんという奇跡。数百年振りに神子様が権現されたぞ!」
「魔獣まで遣わし救助まで!」
「神子様!」
誰が神子だ。しかも俺は使役獣かよ。
何が有難いのかと見ていると奇跡が起こった。
遺体だった人達が目覚めたのだ。眠りから覚め寝起きだと言わんばかりに虚ろ気に身体を起こし始めた。
町人は歓喜した。流を涙し確かめるように抱きしめ合っていた。
「ありがとうございます!」
「竜神子様ありがとう!」
それを聞き流すように反応もせず、トメちゃんは俺に視線を寄越した。くいっと顎であっち!と示す。
その先にプーとルクセルがいた。トメちゃんは腕を竜翼に変え町の外に向け飛び去った。名残惜しそうに見送る町人達は歓声をあげ明け空を仰ぐ。
え?出るってこと?ついて来いか?
「ま、行くか」
のそりと立ち上がり狙いを定め、魔力を思いっきり脚にのせ地を蹴った。
「ほ、本気で殺されると思った!獣人が獣に戻れるなんて聞いた事ないぞ!」
町を出た街道でルクセルはまだガクブルして自分抱きしめのポーズで歩く。
プーは久々のモフモフが嬉しいのか、俺の毛を掴んでぶら下がったり、頭から突っ込んでは跳ね返され尻もちをついていた。
疾走して町を出るついでにプーを咥えた。ルクセルは鼻先の上に転がし載せて目に見えない程の速さで走ったからな。そりゃまあ恐怖体験だよな。
「召喚しといてどこの国かとか何者かも聞かないお前らが非常識なだけな」
「魔獣なのかっ!?魔族を召喚したのかっ!?」
「魔獣で悪かったな」
道幅を塞ぐ体格の魔狼は、のそりと歩く姿も雄々しくも品がある迫力だった。ルクセルは初めて見る巨大狼だと顔を引き攣らせ、数歩距離を置いていた。
「ルーは魔族とはちょっと違うのじゃ。高濃度魔力の特殊種族で古竜の次に強いのじゃ。魔獣の最高ランクの魔狼よの」
「魔狼?古竜の次だとっ?!」
「さあな。獣には戦も人も関係ない。だから勇者じゃないし、なる気もないと言ったんだ」
「……は、ははっ」
「納得したか」
ルクセルはガクリと項垂れた。
「ところで機嫌直ってるトメちゃん。土砂崩れ、やったんじゃ無いよな?」
「なんと不遜な!我はまだ怒ってるのじゃ」
トメちゃんはジト目というやつになった。
「我は見護る者じゃ。あれは自然な崩落よ。余計な手は出さん」
「生き返らせたじゃないか」
「あれはのぅ土人形に近い土魔族なのじゃ。我の魔力の入った土石派生で寝ることもなく動き続ける。血もないしの。首か急所が壊れてやっと止まるのじゃ。魔力が入ればまた自然治癒で動く。メイド達の故郷だし、ルーが助けてたから我も真似しようかと思ったまでよ」
「不死?土人形ってゴーレム系か。ふーん?」
ぷいっとそっぽを向くトメちゃん。
「まあ、良い事をしたわけだ」
「イシュー様が悪い事をするはずなかろう!」
少し立ち直ったルクセルは地岩竜を敬うことは忘れないようだが、不死、不死?とカッと目を見開く表情は怖いからやめてほしい。
「我はトメちゃんなのじゃ!」
「……と、トメちゃん」
「ルーの友なのじゃ。我はルクセルに風呂で言うたのじゃ。ルーは見目はいいし精霊までついてくるなんてない事じゃからの。戦よりも面白そうじゃろてのう」
「……なんだと」
その他人事冒険奇談スタンスは変わらんのか。フンッと鼻息荒く牙を見せトメちゃんを睨むがニヤリと返された。
「そ、そうだ。贈り物の礼を言いたい。これ程素晴らしい物はない。人が嫌いとまで言ったうえでその心遣いに感謝する」
トメちゃんはルクセルの声にピタと足を止めてボソッと呟いた。
「……は、ないのか」
「聞こえんな」
聞こえたけどな。プーが覗き込んで顔真似しとるわ。口が尖ってるらしい。
「ルーは我に、礼はないのか!」
「あー、石な。友として有難く頂戴した」
プーがな。しかもどう使うかも不明。
それでも満足したトメちゃんは照れ臭そうな笑顔になった。
「た、旅は面白いのじゃ!」
トメちゃんはプーの手を繋ぎ取り歩く。
引きこもりぼっち辞めて友ができ外に出てアレだ。浮かれてるな。浮かれてる・・・のか。なんだかなあ。嫌いじゃないんだよな。中身がうん千歳でもな。
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