death after

kzeroen

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六道・修羅編

chapter33 長所短所

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圭助達は、酷魔の城を目指すため、
深い森を淡々と歩いていた
辺りは薄暗く霊魂も時々見られる
 
「かなり深いな、この森は」
 
「うん、あたしがいないと二人とも迷うね~」
 
霊華は慣れているようだ
実際に霊華を、先頭にしないと迷ってしまうほど入り組んでいる
 
「圭助!あれに気をつけろ!」
 
「なんすか納さん?ってわっ?!」
 
俺達の目の前に現れたのは黒い霊魂
納は俺を守るように、背中で圭助を守る
だが霊華は…
 
「あっ…そうだっ!圭助あれ撃ってみてよ!」
 
何かを思いついたように俺を見る
 
「あっ、そうか!俺にはこれがあっか!」
 
そう、久兵衛に強化してもらった拳銃だ!
せっかくだから使ってみようと、
納の背中を盾にし狙いを定める
拳銃は白い光が少し見える

"ドンッ"
 
霊魂に弾が当たったが、弱っただけでもう一発撃った
すると今度は成仏した
拳銃が少し光る
 
「やっぱりね~、まだまだ圭助の力は弱いのか」
 
「あぁ、そうみてぇだな…」
 
「気落とさないで、始めは誰だってそうだよ!」
 
「あぁ、ありがと」
 
やっぱそうだよなと思いながら、
俺は武器を見た
すると納は何か考える
 
「あの霊華殿、あれを圭助に教えて無いのでは…?」
 
「えっ?あれって?」
 
「成仏といえば、あれを最初に必ず教えるはずですが…まさか……」
 
「あっ!!圭助ごめん、これ覚えて!」

納は手を顔にあてる
霊華は何かが書いてある札を、俺に渡してきた
 
「ん?えっと、ノウマクザン…」
 
「この念仏を、心の中で唱えないと武器に、成仏させる力が付きにくいんだった!」
 
「なっ、それを早く言えっ💢」
 
「ははっ。ごめん、忘れた」
 
ったく抜けてるところが、霊華のたまに傷だ
俺は呆れてた

 
 しばらくすると物陰から音がする
そして人が出てきた!

「たっ、助けてお兄さん達っ!」
 
「どうしましたっ?!くノ一さん?」
 
圭助達は焦っていたくノ一に近く
俺は癖で、警察だった頃の口調になる
完全に警察らしく対応する
 
「私悪霊に追いかけられて、逃げてたのっ!!」
 
「悪霊?!お姉さんそれはどこにいるのっ?!」
 
霊華も思わず焦る
 
「えっと奥よ、巻いてきたと思う。この森で私一人はちょっと…」
 
「なるほど、そう…」
 
霊華は、獲物がいないため残念そうだ
 
「事情はわかりましたくノ一さん。僕たちが保護しますから、安心してください」
 
納も正しい対応とうなずく
いっぽう霊華は圭助の変わりように、
思わず石につまずいた
 
「ありがとうございます、お兄さん」
 
「あっ、圭助の浮気ものー!!」
 
『んだとっコラっ💢』

圭助は、後ろの霊華に銃を向けながら、くノ一の怯える肩に手を添える
こうして三人はくノ一を、保護することになった
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