death after

kzeroen

文字の大きさ
45 / 68
六道・修羅、毘沙門城編

chapter47 地蔵取り

しおりを挟む
 得意なライフルが撃てない状況の冬至
周りには道方と納もいるため、
発砲すれば危険だ
 
「おや~どうしました冬至君、得意のライフルは?」
 
「いえ、周りの人が危ないっすから」
 
「俺達は大丈夫だー!ひょっ子」
 
「心配するな」
 
「そうみたいですよ、冬至君」
 
「でも…」
 
冬至は霊華達を見た
霊華は何か悩んでいたが、手を叩き何かを思いついた様子
 
「そうだっ、二対二をやろう!宗さん達の今日の修行は物足りないよね~」
 
「ははっ、確かに!昨日はひょっ子の相手出来なかったからな」
 
「だよねー!なら後ろの地蔵を取った組が勝ちって事でいい?妨害ありで」
 
「えっ…マジっすか!?」
 
冬至以外の三人は合意した…
チームは玉連・道方、冬至・納になった
後ろに各組地蔵を置く
 
「それじゃ始めっ!」
 
納と道方が前に出て組み手をする
 
「納さん頼みましたよー、俺後ろで援護しますので」
 
手を振って呑気に応援する冬至
 
「冬至君甘いですよ」
 
和やかな顔に似合わず玉連は、チャクラムを高速で冬至の顔面に投げる
間一髪で避ける
 
「ヒイッ、チャクラムがあった!」
 
「サボってはいけませんね~冬至君」
 
「あっ、そうっすね…」
 
ヤバい、この人絶対に首狙った…
 
冬至は護神刀を握る
 
「ぐっ…」
 
"ドンッ"
 
納が道方にいとも簡単に倒され、冬至に向かってくる
 
「もう一回勝負しようぜひょっ子」
 
「お、納さん…」
 
二対一だ、俺どうする…
考える暇なんて道方さんは与えてくれない
 
早くも勝負がつきそうな組
道方は肩をならし冬至へ近く
 
「おわっ、」
 
「油断しすぎです、道方さん」
 
「受け身で隙狙ってたのか、納」
 
納は道方の隙を見て足を取り、前に倒れる
そしてすかさず道方を押さえ込む

「ナイスっす、納さん!」
 
「今だっ冬至!」
 
冬至は走り出し相手の陣に入り込む、
チャクラムを避けながら玉連に護身刀で飛び込み攻撃
 
"キィンッ"
 
法刀と護身刀が重なり合う
 
「やるね~冬至君、でもちょっと臆病だけどねっ雛さん!」

霊華は四人の様子を見る
 
「・・・へっ?あっ、うんそうだね…」
 
朝の事をまだ気にしている雛は、試合に集中できない
 
「雛さんなんか大人しいけど、あったの~?」
 
「あっ、気のせいだから…」

「へぇ~冬至君となんかあったんだ」

霊華はニヤニヤと雛をつつく 
顔に出ていたため、すぐに霊華にバレた
 
「違うからっ、ほら試合中!!」
 
雛は顔を赤らめ、霊華を試合している四人に向けさせる

まだ武器が重なったままの二人
だが刃を光らせ、ジワジワと前に出る冬至
手を伸ばせば届くが、玉連がいるため簡単にいかない

「中々の霊力だね~君の意志が伝わってくるよ」
 
「ええ、せっかく納さんが作ってくれたチャンスですから…」
 
「へぇ~ならこれはどうかな…?」
 
「ぐっ?!法力?!」
 
法刀に強い念が込められる、更に冬至は幻覚で辺りが揺れて見えてきた
 
「冬至っ!」
 
「今度は投げさせてもらうぜっ」
 
納は冬至の様子を見て一瞬力が抜ける
押さえを簡単に解かれ、冬至達の方に思いっきり投げた
 
玉連は横に避け、冬至は視界が悪く動けない
冬至と納がぶつかり倒れこむ

「俺は負けるの嫌いだからお先に~」
 
地蔵の元へ行こうとした、その時
 
「勝負ありっ!!」
 
霊華が右手を挙げる
 
「えっ…?なんでだ?!」
 
道方より先に、冬至が倒れながらも手を伸ばし地蔵をつかんでいた…
冬至は納に押された時、倒れる事を玉連に意識させ、地蔵から意識をそらしていた 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』

KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。 日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。 アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。 「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。 貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。 集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。 そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。 これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。 今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう? ※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは 似て非なる物として見て下さい

三十年後に届いた白い手紙

RyuChoukan
ファンタジー
三十年前、帝国は一人の少年を裏切り者として処刑した。 彼は最後まで、何も語らなかった。 その罪の真相を知る者は、ただ一人の女性だけだった。 戴冠舞踏会の夜。 公爵令嬢は、一通の白い手紙を手に、皇帝の前に立つ。 それは復讐でも、告発でもない。 三十年間、辺境の郵便局で待ち続けられていた、 「渡されなかった約束」のための手紙だった。 沈黙のまま命を捨てた男と、 三十年、ただ待ち続けた女。 そして、すべてを知った上で扉を開く、次の世代。 これは、 遅れて届いた手紙が、 人生と運命を静かに書き換えていく物語。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

処理中です...