神の転生・CAT解決三千里!!

kzeroen

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第一章 猫に転生~始まりの公園~

俺の妹の方が…

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グロウは焦る、ネルがいない!

四足歩行って走りづらい、地面が暑い…
公園にネルはいなかったって事は、まさか道路に…!

グロウは公園を出てネルを探す
すると道路の真ん中で、毛虫で遊んでいる小さな白い子猫がいた
 
かっ、可愛いー抱っこしたい!!って違う!
まさかネルか?ネル無駄な殺生はダメだー
 
全く無駄な事を思う、神の子グロウ…
 
「君はネルかっ?!そこは危ないよー!」
 
グロウは子猫に叫びかけた
子猫は振り返った
 
「あっ、おにーちゃんかっこいー!白ねこだー」
 
顔は、まん丸まなこで目も青だ

あぁ、俺に妹天使が舞い降りた…
 
「ネル!そこは危ないからこっちおいで!」
 
グロウが叫ぶと同時に、猛スピードでバイクが躊躇なく突っ込む
 
「ネル危なーい!」
 
「えっ?えっとエイッ!」
 
「ネルっ何丸まってるんだーー!引かれるってー!!」
 
ネルは、そこからいきなり丸まって動かない
 
"ドンッ"
 
ネルとバイクはぶつかったが、吹っ飛んだのは…運転手
グロウは、慌てて丸まっているネルの元へ行くが、丸まった位置が同じだ
 
「ふぅ~ビックリしたよー、おにーちゃん!」
 
いや、ビックリしたのはこっちだよ我が妹…
 
「ね、ネル今何をしたの…?」
 
「えっ、ネルの力で、体をかたくしたのー!」
 
そんな能力を妹に与えたの…父さん…
 
グロウは呆然と突っ立った

「おにーちゃん、ここあぶないの?公園いこー!」
 
「うん…」
 
そこへ自転車がやってきた
 
「誰かーそこのバイク捕まえて!ーひったくりよー!」
 

おばさんがバイクの運転手を、追っかけてきたが何故か転んでいる
俺はすぐさま草陰に隠れ、おばさん達を見てた
 
「ってあれっ?なんでこの人転んでるの?」
 
信じられないけど、この子猫が転ばせましたおばさんっ!
 
『あれっ、なにこれ~もしかしてあのおばさんのかな?』
 
赤いポーチがネルの目の前にある
ネルはおばさんのところに行った
 
「ニャー」
(おばさーん!)
 
「あらっ?可愛い子猫ちゃんね~なーに?」
 
「ニャー、ニャー」
(こっちきてー)
 
ネルはおばさんの裾を噛み、ポーチの方に引っ張る
おばさんは、ネルの後について行く
 
「あら~こんなところに私のポーチが!!」
 
ネルは手でポーチを触り、おばさんの顔を見ている
 
「ありがとう、子猫ちゃん。今警察呼んでこの悪い人捕まえてもらうね~」
 
「ニャン!」
(いえいえー)
 
ネルは撫でてもらい上機嫌、尻尾を立ててる
俺は草陰でネルを見ていた
 
「あれっ子猫ちゃんお母さんは?」
 
「ミャゥ…」
(いないの…)
 
弱った声と潤んだ瞳を、おばさんに向ける子猫の姿のネル
 
そっ、その顔俺に向けてっ!
 
「なら、おばさんの家に来る?美味しい食べ物あるよ?」
 
「ニャー、ニャン!」
(たべもの?いくー!)
 
ネルー、知らない人について行っちゃダメだー
 
だが俺の思いは通じず、妹はおばさんの自転車のカゴに乗り、一緒に家に向かった…
慌てて草陰から出たが、姿が見えなくなった…
 
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