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攻め視点~過去~
3話 進んでいく浸食
それからというもの、二人きりの場所であれば気軽にキスを重ねるようになった。
最初は軽い触れ合うだけの口づけを何度も飽きずに繰り返していた。
小まめに角度を変えて交わし合うこともあれば、長く唇を重ねてお互いの感触と息遣いに酔いしれている時もあった。
いつしか、ただ重ねるだけの口づけでは物足りなくなっていて、どちらともなく唇を重ね合わせてお互いの唇を食むようになった。
柔らかな唇の感触をお互いに味わうように擦り合わせて、食んで、吸って、舐めてと夢中で貪っていく。
時折漏れ出る吐息と共に唾液が混じり合い、飲みきれなくなった唾液は口端から零れ落ちていった。その感触にも興奮を覚えてしまっているようで止まらない。
そんな行為を何度も繰り返していく内にもっと深い刺激が欲しくて堪らず、舌を差し入れてみると相手の身体がビクリと震える。それでも拒絶することなく受け入れてくれたので嬉しくなり、もっと深く口付けて絡み合う。
くちゅくちゅと水音が耳に響く度に快感が増していくようで夢中で貪り合った。
「ん……はぁ……あむ……」
夢中になってお互いの咥内を犯せばするほど蕩けきった顔になってくる君が堪らず可愛くて仕方がない。
その蕩けた顔を見せてくれるのが自分だけだと思うとより愛おしさが込み上げてくる。
「ふ……んぅ……はぁ……」
どのくらい唇を重ねていただろうか。やっとお互いの唇が離れた時には息苦しさで頭がくらくらとしていた。
潤んだ瞳で見上げてくる彼は、もう既にスイッチが入ってしまっているようで早く続きをしてほしいと言わんばかりに見つめてくるものだから理性が飛びそうになる。
これ以上はダメだと頭ではわかっているけれど、こんな表情を見せられると自制心が働かなくなってしまう。もう少しだけならいいか、と自分に言い訳して、もう一度唇を重ねた。
そのまま舌を絡めるとすぐに応えてくれるようにこちらの舌に吸い付いてくるものだから堪らない。
夢中で貪っている内にお互いに息が上がってきたので一度離れると唾液が糸を引いているのが見えて酷く扇情的だった。それが恥ずかしくて視線を逸らす姿が可愛らしい。
「もっと」そう呟くと彼は躊躇うことなく再び俺の首に腕を回して引き寄せようとするものだから俺はそれに応えるように再度口づけをした。
そうやって何度も逢瀬を重ねていたある日。いつものようにお互いの唇を貪りつくしていると、君が下半身をもじもじさせている事に気付いた。
「ご……ごめ……こういうの、よく、わからなくて……その」
申し訳なさそうに赤面し下肢を隠すように腕を置きうつむく君を見て、俺も身体の中心に熱が溜まっている事に気付いた。
「大丈夫だよ……それだけ気持ち良いってことだから。その、ほら。俺も……」
「あ………」
そう伝えると君は視線を下に移して恥ずかしそうに、でもどこか期待したようにゴクリと喉を鳴らして見つめている。
「触ってみる?」
「え……」
俺の言葉に硬直しながらも視線は釘付けになっているようで思わず笑みが溢れる。可愛いな、と思いながら手を取るとそっと下着の中へと導いた。
熱く硬くなったそこに触れさせると恥ずかしそうに顔を背けながらも抵抗はなかった。それどころかもっと触れて欲しいと言わんばかりに押し付けてきていて、その行動に俺の理性は完全に焼き切れてしまいそうだった。
「ね。俺も……触っていい?」
「え……あ……」
顔から火が噴くんじゃないかと思うほどに顔を真っ赤にさせて、小さくコクリと君は応じてくれた。
おずおずとした手つきで触れられる。そのぎこちない感触だけでも気持ちが良くて腰が震えた。君の手も緊張しているのか少し震えているが、それが余計に興奮を掻き立ててくるようで堪らない。
お互い初めて触れる感覚に戸惑いながらも求め合うようにゆっくり手を上下させていった。
「気持ち良いよ……凄く」
そう伝えるとほっとしたような表情を見せて嬉しそうな顔をするものだから愛おしくなってしまってつい顔に触れるだけのキスをすると君は目をぱちくりさせながらこちらを見返してきたのでまた唇を重ねた。
ちろりと舌を割り入れるとビクリと肩を震わせながらも、おずおずと舌を受け入れて君も舌を絡めてくれた。舌と舌が擦れ合う度にゾクゾクとした快感が身体を駆け巡っていく。お互いの唾液を交換しあいながら貪るように口付けを繰り返し、お互いの熱を高めあった。
「ん……んぅ、ふっ……ぅんッ……!」
くちゅくちゅと上も下も粘液の音を響かせて、互いに目を閉じて感覚だけに酔いしれていく。そのうちに君の方が先に限界を迎えたのか、ビクビクと震え始めた。追い打ちをかけるように一際強く扱き上げると「あ……あぁッ……!」
彼は俺の首筋に顔を埋めて嬌声を噛み殺しながら絶頂に達してしまった。その反動で俺も達してしまったのだが、しばらく余韻に浸るように抱き合いながら唇を重ね合っていた。
2人で熱を鎮めた後はお互いに気恥ずかしさから目を合わせることが出来なかったが、それでもどこか満たされた気持ちでいっぱいだった。
最初は軽い触れ合うだけの口づけを何度も飽きずに繰り返していた。
小まめに角度を変えて交わし合うこともあれば、長く唇を重ねてお互いの感触と息遣いに酔いしれている時もあった。
いつしか、ただ重ねるだけの口づけでは物足りなくなっていて、どちらともなく唇を重ね合わせてお互いの唇を食むようになった。
柔らかな唇の感触をお互いに味わうように擦り合わせて、食んで、吸って、舐めてと夢中で貪っていく。
時折漏れ出る吐息と共に唾液が混じり合い、飲みきれなくなった唾液は口端から零れ落ちていった。その感触にも興奮を覚えてしまっているようで止まらない。
そんな行為を何度も繰り返していく内にもっと深い刺激が欲しくて堪らず、舌を差し入れてみると相手の身体がビクリと震える。それでも拒絶することなく受け入れてくれたので嬉しくなり、もっと深く口付けて絡み合う。
くちゅくちゅと水音が耳に響く度に快感が増していくようで夢中で貪り合った。
「ん……はぁ……あむ……」
夢中になってお互いの咥内を犯せばするほど蕩けきった顔になってくる君が堪らず可愛くて仕方がない。
その蕩けた顔を見せてくれるのが自分だけだと思うとより愛おしさが込み上げてくる。
「ふ……んぅ……はぁ……」
どのくらい唇を重ねていただろうか。やっとお互いの唇が離れた時には息苦しさで頭がくらくらとしていた。
潤んだ瞳で見上げてくる彼は、もう既にスイッチが入ってしまっているようで早く続きをしてほしいと言わんばかりに見つめてくるものだから理性が飛びそうになる。
これ以上はダメだと頭ではわかっているけれど、こんな表情を見せられると自制心が働かなくなってしまう。もう少しだけならいいか、と自分に言い訳して、もう一度唇を重ねた。
そのまま舌を絡めるとすぐに応えてくれるようにこちらの舌に吸い付いてくるものだから堪らない。
夢中で貪っている内にお互いに息が上がってきたので一度離れると唾液が糸を引いているのが見えて酷く扇情的だった。それが恥ずかしくて視線を逸らす姿が可愛らしい。
「もっと」そう呟くと彼は躊躇うことなく再び俺の首に腕を回して引き寄せようとするものだから俺はそれに応えるように再度口づけをした。
そうやって何度も逢瀬を重ねていたある日。いつものようにお互いの唇を貪りつくしていると、君が下半身をもじもじさせている事に気付いた。
「ご……ごめ……こういうの、よく、わからなくて……その」
申し訳なさそうに赤面し下肢を隠すように腕を置きうつむく君を見て、俺も身体の中心に熱が溜まっている事に気付いた。
「大丈夫だよ……それだけ気持ち良いってことだから。その、ほら。俺も……」
「あ………」
そう伝えると君は視線を下に移して恥ずかしそうに、でもどこか期待したようにゴクリと喉を鳴らして見つめている。
「触ってみる?」
「え……」
俺の言葉に硬直しながらも視線は釘付けになっているようで思わず笑みが溢れる。可愛いな、と思いながら手を取るとそっと下着の中へと導いた。
熱く硬くなったそこに触れさせると恥ずかしそうに顔を背けながらも抵抗はなかった。それどころかもっと触れて欲しいと言わんばかりに押し付けてきていて、その行動に俺の理性は完全に焼き切れてしまいそうだった。
「ね。俺も……触っていい?」
「え……あ……」
顔から火が噴くんじゃないかと思うほどに顔を真っ赤にさせて、小さくコクリと君は応じてくれた。
おずおずとした手つきで触れられる。そのぎこちない感触だけでも気持ちが良くて腰が震えた。君の手も緊張しているのか少し震えているが、それが余計に興奮を掻き立ててくるようで堪らない。
お互い初めて触れる感覚に戸惑いながらも求め合うようにゆっくり手を上下させていった。
「気持ち良いよ……凄く」
そう伝えるとほっとしたような表情を見せて嬉しそうな顔をするものだから愛おしくなってしまってつい顔に触れるだけのキスをすると君は目をぱちくりさせながらこちらを見返してきたのでまた唇を重ねた。
ちろりと舌を割り入れるとビクリと肩を震わせながらも、おずおずと舌を受け入れて君も舌を絡めてくれた。舌と舌が擦れ合う度にゾクゾクとした快感が身体を駆け巡っていく。お互いの唾液を交換しあいながら貪るように口付けを繰り返し、お互いの熱を高めあった。
「ん……んぅ、ふっ……ぅんッ……!」
くちゅくちゅと上も下も粘液の音を響かせて、互いに目を閉じて感覚だけに酔いしれていく。そのうちに君の方が先に限界を迎えたのか、ビクビクと震え始めた。追い打ちをかけるように一際強く扱き上げると「あ……あぁッ……!」
彼は俺の首筋に顔を埋めて嬌声を噛み殺しながら絶頂に達してしまった。その反動で俺も達してしまったのだが、しばらく余韻に浸るように抱き合いながら唇を重ね合っていた。
2人で熱を鎮めた後はお互いに気恥ずかしさから目を合わせることが出来なかったが、それでもどこか満たされた気持ちでいっぱいだった。
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