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大和の国の姫様と
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次の日彼らはいきなりやって来た。
どうやらオレたちの噂を聞いて来た様だ。
一人は真紅の長い髪をポニーテールにしている美形だ。
ただし男だ! オレは美形が嫌いだ。男のな。
そしてもう一人は未だ幼さが残る女性で、長い黒髪はとても綺麗だ。
ザ、日本の昔のお姫様って感じだ。服も着物に近い。
大きなクリクリした目は、とても魅力的だ。
「おい貴様らに仕事をやろう。我々の護衛だ。破格の報酬をやるぞ」
男は偉そうに言ってきた。高圧的だ。
「こら!グレン。そんな言い方は無いでしょう?私達はお願いする立場ですよ」
少女が男に告げる。
「失礼しました。私は大和 一華と申します。一華とお呼びください」
「私の名前はグレン・ヒノカだ」
ひょえー 貴族ですかとリリオが驚嘆の声を出す。
この世界では貴族以上の人間だけが、苗字を許されるらしい。
「それで、そんなお偉いさん方がなんの御用で?」
ダリウスが本題を告げる。
「うむ。我々の護衛をしてほしい。大和の国へと向かう途中なんだが、護衛がガーゴイルに全てやられてしまってな。丁度お前達がクエストを受けると聞いたんだ」
そういえば昨日ギルドの人と祝勝会で話す事が出来、手続きをしておいたんだ。
「ガーゴイルを討伐後に共に大和国へ行って欲しい」
「なぁグレン。あんた人にモノを頼む態度じゃないよな?」
オレがそう言うとグレンはオレを睨んだ。
「私は貴族だ。お前らはとてもそうは見えない。それがこの態度の理由だが?」
「ほーそうかい。偉いんだな。でもオレはそんな事知らない。そもそもオレは異界の旅人だからきっとそういう上下関係から除外されるんじゃないかな?」
そう言うと二人は驚いた顔をした。
「まさか…貴様が予言の勇者だというのか…」
は?なんだいきなり。頭がいかれたのか?そんな顔をしていると一華が説明してくれた。
「すいません。我々の国でそんな言い伝えがあるのです。遥か彼の地から現れし勇者が姫と出会う時。災いの鬼神は祓われるだろう。と。」
なんとも中二病っぽい言い伝えだな。
「え?姫って?何処に居るんだ?」
「鈍いな弥勒。そこのお嬢さんは大和と名乗ったじゃないか。王族だけではないが、高貴な苗字だ。しかもその予言でお前が勇者だ。結論はこの子が姫って事だろう」
ダリウスに説明されるとむかつくな…。
「色々オレに期待してくれるのはいいが、本当に雑魚だから、そこんとこ宜しく!」
それからもオレは勇者じゃ無いと説明したが、通じなかった。リリオと会った時を思い出す。
「弥勒…鬼神討伐はかなりの…経験。やる価値はある」
アリアが真剣な顔で告げる。
「あー!分かったよ!それに可愛い子に頼まれたら断れないしな!」
「ありがとうございます!」
一華が応えた。
グレンはさっきから感じ入った様な視線でオレと一華を見ていた。
それからオレ達は軽く自己紹介を終え、早速ガーゴイル討伐へと向かう事にした。
だが、護衛が全滅って、オレ達は大丈夫なのか不安だった。
それでも当初の目的であるガーゴイル討伐へと向かうのであった。
どうやらオレたちの噂を聞いて来た様だ。
一人は真紅の長い髪をポニーテールにしている美形だ。
ただし男だ! オレは美形が嫌いだ。男のな。
そしてもう一人は未だ幼さが残る女性で、長い黒髪はとても綺麗だ。
ザ、日本の昔のお姫様って感じだ。服も着物に近い。
大きなクリクリした目は、とても魅力的だ。
「おい貴様らに仕事をやろう。我々の護衛だ。破格の報酬をやるぞ」
男は偉そうに言ってきた。高圧的だ。
「こら!グレン。そんな言い方は無いでしょう?私達はお願いする立場ですよ」
少女が男に告げる。
「失礼しました。私は大和 一華と申します。一華とお呼びください」
「私の名前はグレン・ヒノカだ」
ひょえー 貴族ですかとリリオが驚嘆の声を出す。
この世界では貴族以上の人間だけが、苗字を許されるらしい。
「それで、そんなお偉いさん方がなんの御用で?」
ダリウスが本題を告げる。
「うむ。我々の護衛をしてほしい。大和の国へと向かう途中なんだが、護衛がガーゴイルに全てやられてしまってな。丁度お前達がクエストを受けると聞いたんだ」
そういえば昨日ギルドの人と祝勝会で話す事が出来、手続きをしておいたんだ。
「ガーゴイルを討伐後に共に大和国へ行って欲しい」
「なぁグレン。あんた人にモノを頼む態度じゃないよな?」
オレがそう言うとグレンはオレを睨んだ。
「私は貴族だ。お前らはとてもそうは見えない。それがこの態度の理由だが?」
「ほーそうかい。偉いんだな。でもオレはそんな事知らない。そもそもオレは異界の旅人だからきっとそういう上下関係から除外されるんじゃないかな?」
そう言うと二人は驚いた顔をした。
「まさか…貴様が予言の勇者だというのか…」
は?なんだいきなり。頭がいかれたのか?そんな顔をしていると一華が説明してくれた。
「すいません。我々の国でそんな言い伝えがあるのです。遥か彼の地から現れし勇者が姫と出会う時。災いの鬼神は祓われるだろう。と。」
なんとも中二病っぽい言い伝えだな。
「え?姫って?何処に居るんだ?」
「鈍いな弥勒。そこのお嬢さんは大和と名乗ったじゃないか。王族だけではないが、高貴な苗字だ。しかもその予言でお前が勇者だ。結論はこの子が姫って事だろう」
ダリウスに説明されるとむかつくな…。
「色々オレに期待してくれるのはいいが、本当に雑魚だから、そこんとこ宜しく!」
それからもオレは勇者じゃ無いと説明したが、通じなかった。リリオと会った時を思い出す。
「弥勒…鬼神討伐はかなりの…経験。やる価値はある」
アリアが真剣な顔で告げる。
「あー!分かったよ!それに可愛い子に頼まれたら断れないしな!」
「ありがとうございます!」
一華が応えた。
グレンはさっきから感じ入った様な視線でオレと一華を見ていた。
それからオレ達は軽く自己紹介を終え、早速ガーゴイル討伐へと向かう事にした。
だが、護衛が全滅って、オレ達は大丈夫なのか不安だった。
それでも当初の目的であるガーゴイル討伐へと向かうのであった。
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