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余の手にもう一度
しおりを挟む─天下が泰平となれば、皆が豊かに暮らせる─
「それが余の願いであり、夢でもあった」
窓越しから海を眺めながら「彼」は言った。
「この手で、成し遂げられなかった天下統一を必ずや成し遂げる。だろう?三和参謀」
「ええ、長官。貴方が成し遂げられなかった夢、それを今度こそ成し遂げてください」
「武力で人を押さえつけるのではない。武力で武力を制し、この世から戦というものを消し去るのだ。さすれば、天下は泰平となるだろう」
そう、
彼は大義をもって戦乱の世を駆け抜き、
運命によって殺された「魔王」なのである。
彼の名は、連合艦隊司令長官 山本五十六 大将。
いや、本当の名は
──織田三郎平朝臣信長──
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