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word17 「怖い話 本当」①
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ある夜、僕はスマホで怖い話を読んでいた。自室のベッドの中で――。
寝る為に自室に入って、ベッドに寝転ぶと、スマホを起動した。SNSや検索サイトのアプリをタップしてざっと画面を指でなぞっていく。スマホを手にした時からルーティーンとなった眠くなるまでの暇つぶしだ。
フォローしているアカウントやお気に入り登録しているサイトを見て、気になったものがあれば画面を止めて情報を仕入れる。それが終わるか、特に気になるものが無ければ、後の時間は動画サイトで何か見たり。
20分か30分くらいそうしてまぶたが重くなってきたら寝る。
今日のその時間は怖い話を読むことに使うことにした。
特に理由はない。適当にインターネットのサイトを渡り歩いていると目に付いたからだ。ホラーな気分でもなかったけれど、ホラーという文字を見たらいい暇つぶしになりそうだと思った。
タップしたサイトの名前は「名作ホラー 殿堂入りの怖い話まとめ」みたいな感じのだった。開いてみたら名前通りそこから色んな怖い話が載っているサイトに飛べるようで。僕は中から面白そうなものを選んで読んでいった。
部屋の蛍光灯を消して、デスクライトだけを灯す。そうして暗い部屋の中をベッドの辺りだけ明るくすると雰囲気が出る。暗闇でホラーと向き合おうと鼓動が早く強くなってしまうが……だけどそれが心地よくて……布団にくるまっているという安心感もホラーの楽しさを増幅させる。
最初に読んだのは昔流行った意味が分かると怖い話みたいな話で、よくできた話ではあったけれど怖いということはあまり無かった。
次に読んだ話も怖いというよりは感動ものというか、物語の最後の結末が本当は良い霊だったというものだった。
それからいくつかタイトルと概要だけ眺めてみても、どれもイマイチ気にならない。面白いんだけど少し違う。だから僕は十分間ほどこれじゃないという思いを抱きながら、求めているような怖い話を探した。
そして、見つけた。本当に怖い話――。
それは1人の男が匿名掲示板に悩みを相談するところから始まる怪談だった。怪談と言うよりは、男が自分の身に起こっている経験をそのままリアルタイムで書き込んだことが……結果、怪談になったというほうが正しいかもしれない。。
始まりは深い夜、1人暮らしの男が深夜という有り得ない時間に自宅マンションのチャイムを鳴らされるところからの書き込みだった。
書き込み日時は午前2時を過ぎている。「さっきからずっとこんな夜中に俺ん家のチャイム鳴らしてる奴がいるみたいなんだけどどうしよう」。
そんな文章から始まる怪談を僕はじっくり読んでいった。
寝る為に自室に入って、ベッドに寝転ぶと、スマホを起動した。SNSや検索サイトのアプリをタップしてざっと画面を指でなぞっていく。スマホを手にした時からルーティーンとなった眠くなるまでの暇つぶしだ。
フォローしているアカウントやお気に入り登録しているサイトを見て、気になったものがあれば画面を止めて情報を仕入れる。それが終わるか、特に気になるものが無ければ、後の時間は動画サイトで何か見たり。
20分か30分くらいそうしてまぶたが重くなってきたら寝る。
今日のその時間は怖い話を読むことに使うことにした。
特に理由はない。適当にインターネットのサイトを渡り歩いていると目に付いたからだ。ホラーな気分でもなかったけれど、ホラーという文字を見たらいい暇つぶしになりそうだと思った。
タップしたサイトの名前は「名作ホラー 殿堂入りの怖い話まとめ」みたいな感じのだった。開いてみたら名前通りそこから色んな怖い話が載っているサイトに飛べるようで。僕は中から面白そうなものを選んで読んでいった。
部屋の蛍光灯を消して、デスクライトだけを灯す。そうして暗い部屋の中をベッドの辺りだけ明るくすると雰囲気が出る。暗闇でホラーと向き合おうと鼓動が早く強くなってしまうが……だけどそれが心地よくて……布団にくるまっているという安心感もホラーの楽しさを増幅させる。
最初に読んだのは昔流行った意味が分かると怖い話みたいな話で、よくできた話ではあったけれど怖いということはあまり無かった。
次に読んだ話も怖いというよりは感動ものというか、物語の最後の結末が本当は良い霊だったというものだった。
それからいくつかタイトルと概要だけ眺めてみても、どれもイマイチ気にならない。面白いんだけど少し違う。だから僕は十分間ほどこれじゃないという思いを抱きながら、求めているような怖い話を探した。
そして、見つけた。本当に怖い話――。
それは1人の男が匿名掲示板に悩みを相談するところから始まる怪談だった。怪談と言うよりは、男が自分の身に起こっている経験をそのままリアルタイムで書き込んだことが……結果、怪談になったというほうが正しいかもしれない。。
始まりは深い夜、1人暮らしの男が深夜という有り得ない時間に自宅マンションのチャイムを鳴らされるところからの書き込みだった。
書き込み日時は午前2時を過ぎている。「さっきからずっとこんな夜中に俺ん家のチャイム鳴らしてる奴がいるみたいなんだけどどうしよう」。
そんな文章から始まる怪談を僕はじっくり読んでいった。
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