チートスキルを持って転生したのに、人見知りで本領発揮出来ないよ~!

アクア

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王太子様に話しかけられた

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あれ?いつの間にか寝てた?昨日はずっとおしゃべりしてたのに。

「おはよう、ユーリ。」

「おはよう、ティファニー。」

ティファニーは既に起きていて仕度し終わっていた。なんかもう、使用人っていうよりお母さんと接してる気分だわ。

「今日から授業が始まるけど、教科書とか大丈夫?」

こういうところ完全にお母さんだよね。

「それは昨日やっておいたよ。」

「私は教室の前までしか行けないの。だから、授業中はそばにいてあげられないけれど、授業が終わったらすぐに行くわね。」

え!そうなの?ずっと一緒にいれるって思ってた。一気に不安になってきた。

「大丈夫よ。ソフィアやシシリーがいるもの。」

まだ、その2人でも上手く話せないのに…大丈夫かな?




ソフィアとシシリーと一緒に教室に来ました。みんなもう全員きてるね。昨日休んでた首席の子もいる。あ、先生来た。

「欠席、遅刻の子はいないわね。じゃあ昨日休んでたウィリアム君、自己紹介してくれる?」

「はい、ウィリアム=メイセルです。一応王太子ですが、今のエマ先生みたいに敬語は使わないで欲しいな。ここでは親の爵位とかは関係ないから。よろしく。」

今年の首席は王子様だったの!?王子様がクラスメイトなんて…

「みんな仲良くしてね。これでホームルームは終わり。次の授業の準備をしてね。」

王子様となんて話せないよ…

「ねえ、君が僕の代わりに新入生代表挨拶をしてくれたユーリかい?」

!!!話しかけられた!

「え、あ、あ、あ、は、はい!」

めちゃめちゃ噛んだ…恥ずかしい…

「ふふっ、そんなに緊張しないでよ。これから多分6年間クラスメイトになるんだから。」

「は、はい…」

「『はい』じゃなくて『うん』とかがいいな。さっきも言ったけど、ここでは僕に敬語は使わないで欲しいんだ。」

「う、うん。わかった…」

「ごめんね、王太子の僕に敬語使わないでっていう難しいことを言って。でも、これから慣れてくれたらいいから。仲良くしてね。」

…めっちゃ緊張した!倒れるかと思ったわ!

「ユーリ、大丈夫?いきなり王太子様に話しかけられていたから、心配でずっと見ていたんだけど。」

全然大丈夫じゃないです!
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