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その後の話:暴走と妄想の狭間で
第6話 妄想
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エクスは、ミディの部屋を目指して走っていた。とてもとても、一生懸命に走っていた。
すれ違う城関係者たちは、廊下を爆走するエクスを驚きの表情で見送っていたが、それを気にする余裕は彼にない。
そして、
「ミディ、大丈夫か!?」
音を立て、エクスはミディの部屋に飛び込んだ。
しかし彼の目に飛び込んできた光景に、自分の到着が遅かった事を知った……。
彼が見たのは、
「いやん、ミディ様~~。まだ終わっていませんわよ? 本番は、これからなのです~。さっきの続きですけど~、シンク様は小さいお姿のジェネラル様と~~*ピー*が*ピー*でして~~、*ピー**ピー*が、*ピー*に……」
と、年齢制限が掛かった単語を連発し、一人大騒ぎをするユニと、言葉なくテーブルに突っ伏している、王女の姿。髪が顔にかかって様子は見えないが、髪の隙間から見えている白い肌が真っ赤染まっているのは分かる。
「……遅かった……か……」
半分屍と化したミディを見、エクスは大きくため息をついた。
ミディの指が、ぴくりと動いた。
ゆっくりと顔をあげ、飛び込んできたエクスに弱々しく助けを求めた。青い瞳には、涙すら滲んでいる。
余程、ユニの教育内容がハードだったのだろう。
「えくす……、お願い……、この子どうにか……して……」
死にそうな声を絞り出し、こちらに手を伸ばすミディから、気まずそうに目を逸らすと、エクスは言いにくそうに口を動かした。
「……すまない。夫である私でさえ、あの特殊な嗜好はどうにもできないのだ……」
「……夫?」
エクスの言葉を理解しようと、唇が言葉の一部を反復する。
しばしの間の後、彼女の青い瞳が大きく見開かれ、ユニの発言を消してしまう程の大声が部屋に響き渡った。
「夫!? って……、エクス、あなたとユニは夫婦なの!?」
今まで死にそうな様子はどこへやら。そう叫び、両手をテーブルに付くと椅子を倒す勢いでミディは立ち上がった。二人の言葉が正しいかを判断しようとエクスとユニを見比べるが、どこをどう見たって夫婦には見えない。というか見えたらアウトだろう、見えた本人が間違いなく。
死にかけだった王女が突然アクティブに動き出し、エクスは若干引きつつも彼女の問いに頷いた。彼らが夫婦なのは周知の事実な為、ミディの反応に慣れておらず、困ったのだろう。
「あっ……、ああそうだが……」
「ああっ! こちらもお伝えしておりませんでしたか! 重ねて申し訳ございません!!」
また自分の事について伝え忘れがあり、ユニが謝罪した。先ほどまでの暴走モードを一時停止し、先ほどと同じようにめっちゃ申し訳なさそうな表情で頭を下げている。
「べっ、別に謝って貰わなくてもいいのだけれど……」
ミディとしては、謝って欲しいのはその件ではないのだが。ユニの暴走モードと通常モードの差の激しさに、眩暈すら感じる。
ユニは主の言葉に、パアっと表情を明るくするとエクスの腕を掴んだ。
「ありがとうございます、ミディ様。ああそうそう。ちなみに、今年5歳になる可愛い一人息子もいるのですよ」
「こっ、子供……まで……? あなた一体いくつなのよ!」
「もうすぐ30歳になります」
「30…歳……?」
自らを30歳、既婚・子持ちと紹介する少女の存在に、ミディの常識が崩れ去るのを感じた。これが魔族なのか……、と頭の隅に残る理性がそう語る。
「30歳って……。ジェネといいあなたといい……、なんで歳相応の姿しないのよ!!」
「ふふっ、こればかりは仕方ないですわ。私はちょっと特殊で、これが成人した姿なのですよ」
いい加減にしろとばかりに、ミディは叫びに近い声で突っ込みに、ユニが苦笑いをしながら答えた。
自ら姿を変えていたジェネラルならともかく、そういう体質であるユニに非はない。
何かを思い出したのか、自らの姿を語るユニの頬がポポッと赤く染まった。それを隠すかのように頬を両手で包み、恥じらいの表情を浮かべながら言葉を続ける。
「そういう体質なので、中々恋人も見つからなくて……。でもエクスは『その姿のお前が好きだ』ってプロポーズしてくれて、それで結婚したんです」
「……その姿が好きって」
そういいつつ、ミディはユニの全身に視線を向けた。
エクスと並ぶ姿は、歳の離れた兄妹、下手したら親子にも見える。
王女の額に、小さく皺が寄った。そして妻の発言に真っ赤になっているエクスに、少し軽蔑の混じった視線を送る。
「……エクス、あなたってもしかして少女愛好者なの?」
「ちっ、ちがあああああああああああああああう!!!!」
エクスの絶叫が響き渡った。素早くユニを見ると、噛み付く勢いで訂正する。
「誰がそんな事を言った! お前がその容姿を気にしているようだから、『そんな姿でも気にしない』って言っただけだろうが!」
「え~、同じようなものじゃな~い!」
「全然違うだろうが!!」
「はうう~~、痛いっ! エクス、止めてええ~~!」
誤解しか招かない発言をする妻の小さな頭を鷲掴みすると、エクスは思いっきり力を入れた。彼の握力によって頭が締まり、圧迫する痛みが少女を襲う。
暴力反対~と泣きそうな声を上げているが、自分の発言を謝罪しないあたりが、全く反省していないのが分かる。
だがさすがに可哀想だと思ったミディが、二人の間に入った。ユニを引き離すと、先ほどとは打って変わった微笑みを浮かべ、エクスの肩を叩いた。
「まあ好みは人それぞれだから、私はもう何も言わないわ、エクス」
「だから、誤解だと言って……」
「うんうん、そういう事にしておいてあげるわ」
皆まで言うな、とばかりに、ミディはエクスの肩をポンポンっと叩いた。自分は味方だと慈愛に満ちた微笑みを浮かべている。
全く誤解が解けず、エクスは頭を抱えた。実は、周囲の魔族たちも言わないだけで、ミディと同じように思っているのではないかと戦慄する。
その時。
「エクス! ユニが病気って、ミディが危ないってどういう事!?」
切羽詰まった声と共に、魔王が部屋に到着した。エクスの後を追って来たらしい。
並んで立つジェネラルとエクスの姿に、ミディの表情が一瞬固まった。みるみるうちに、頬に熱が上がってくるのが見て分かる。
王女の変化を、ユニは見逃さなかった。素早くエクスから離れると、ミディの後ろ側に近寄り、耳元で囁く。
「……ミディ様。今、ジェネラル様とエクスのカップリングを考えましたわね?」
にやりと笑うユニ。
ミディは反射的にユニと距離をとった。顔を真っ赤にしながら、ぎゅっと瞳を閉じて言い返す。
「かっ、考えてないわよっ!! 誰が、そっそんな事を……」
「ふっ、私の目は誤魔化されませんわ……。権力者と側近という関係は、外せないシチュエーションですもの~。王道カップリングについての説明はまだでしたが、さすがですわ」
「褒められても……、全く嬉しくないわ……」
「ご謙遜なさらなくても~。これからもたくさんお話しましょうね! ミディ様!」
「しないわよ!!」
精一杯の抵抗とばかりに、ミディの叫びが部屋に響き渡った。
黒髪の青年は状況が読めず、エクスに説明を求めるように視線を向けた。ついでにジェネラルは、ユニの特殊な趣味について知らない。さすがのユニも、ネタにしている本人の前で、堂々と妄想を語ることはしないらしい。
その辺、まだ良心が生き残っているという事だろう。
きょとんと自分を見つめる魔王の疑問にエクスは答えず、無言で首を横に振ると、逃げる王女を追いかけまわす自分の妻の姿に、大きくため息をついた。
こうして、ミディの受難な日々が幕を開けたのであった。
暴走と妄想の狭間で 終わり
すれ違う城関係者たちは、廊下を爆走するエクスを驚きの表情で見送っていたが、それを気にする余裕は彼にない。
そして、
「ミディ、大丈夫か!?」
音を立て、エクスはミディの部屋に飛び込んだ。
しかし彼の目に飛び込んできた光景に、自分の到着が遅かった事を知った……。
彼が見たのは、
「いやん、ミディ様~~。まだ終わっていませんわよ? 本番は、これからなのです~。さっきの続きですけど~、シンク様は小さいお姿のジェネラル様と~~*ピー*が*ピー*でして~~、*ピー**ピー*が、*ピー*に……」
と、年齢制限が掛かった単語を連発し、一人大騒ぎをするユニと、言葉なくテーブルに突っ伏している、王女の姿。髪が顔にかかって様子は見えないが、髪の隙間から見えている白い肌が真っ赤染まっているのは分かる。
「……遅かった……か……」
半分屍と化したミディを見、エクスは大きくため息をついた。
ミディの指が、ぴくりと動いた。
ゆっくりと顔をあげ、飛び込んできたエクスに弱々しく助けを求めた。青い瞳には、涙すら滲んでいる。
余程、ユニの教育内容がハードだったのだろう。
「えくす……、お願い……、この子どうにか……して……」
死にそうな声を絞り出し、こちらに手を伸ばすミディから、気まずそうに目を逸らすと、エクスは言いにくそうに口を動かした。
「……すまない。夫である私でさえ、あの特殊な嗜好はどうにもできないのだ……」
「……夫?」
エクスの言葉を理解しようと、唇が言葉の一部を反復する。
しばしの間の後、彼女の青い瞳が大きく見開かれ、ユニの発言を消してしまう程の大声が部屋に響き渡った。
「夫!? って……、エクス、あなたとユニは夫婦なの!?」
今まで死にそうな様子はどこへやら。そう叫び、両手をテーブルに付くと椅子を倒す勢いでミディは立ち上がった。二人の言葉が正しいかを判断しようとエクスとユニを見比べるが、どこをどう見たって夫婦には見えない。というか見えたらアウトだろう、見えた本人が間違いなく。
死にかけだった王女が突然アクティブに動き出し、エクスは若干引きつつも彼女の問いに頷いた。彼らが夫婦なのは周知の事実な為、ミディの反応に慣れておらず、困ったのだろう。
「あっ……、ああそうだが……」
「ああっ! こちらもお伝えしておりませんでしたか! 重ねて申し訳ございません!!」
また自分の事について伝え忘れがあり、ユニが謝罪した。先ほどまでの暴走モードを一時停止し、先ほどと同じようにめっちゃ申し訳なさそうな表情で頭を下げている。
「べっ、別に謝って貰わなくてもいいのだけれど……」
ミディとしては、謝って欲しいのはその件ではないのだが。ユニの暴走モードと通常モードの差の激しさに、眩暈すら感じる。
ユニは主の言葉に、パアっと表情を明るくするとエクスの腕を掴んだ。
「ありがとうございます、ミディ様。ああそうそう。ちなみに、今年5歳になる可愛い一人息子もいるのですよ」
「こっ、子供……まで……? あなた一体いくつなのよ!」
「もうすぐ30歳になります」
「30…歳……?」
自らを30歳、既婚・子持ちと紹介する少女の存在に、ミディの常識が崩れ去るのを感じた。これが魔族なのか……、と頭の隅に残る理性がそう語る。
「30歳って……。ジェネといいあなたといい……、なんで歳相応の姿しないのよ!!」
「ふふっ、こればかりは仕方ないですわ。私はちょっと特殊で、これが成人した姿なのですよ」
いい加減にしろとばかりに、ミディは叫びに近い声で突っ込みに、ユニが苦笑いをしながら答えた。
自ら姿を変えていたジェネラルならともかく、そういう体質であるユニに非はない。
何かを思い出したのか、自らの姿を語るユニの頬がポポッと赤く染まった。それを隠すかのように頬を両手で包み、恥じらいの表情を浮かべながら言葉を続ける。
「そういう体質なので、中々恋人も見つからなくて……。でもエクスは『その姿のお前が好きだ』ってプロポーズしてくれて、それで結婚したんです」
「……その姿が好きって」
そういいつつ、ミディはユニの全身に視線を向けた。
エクスと並ぶ姿は、歳の離れた兄妹、下手したら親子にも見える。
王女の額に、小さく皺が寄った。そして妻の発言に真っ赤になっているエクスに、少し軽蔑の混じった視線を送る。
「……エクス、あなたってもしかして少女愛好者なの?」
「ちっ、ちがあああああああああああああああう!!!!」
エクスの絶叫が響き渡った。素早くユニを見ると、噛み付く勢いで訂正する。
「誰がそんな事を言った! お前がその容姿を気にしているようだから、『そんな姿でも気にしない』って言っただけだろうが!」
「え~、同じようなものじゃな~い!」
「全然違うだろうが!!」
「はうう~~、痛いっ! エクス、止めてええ~~!」
誤解しか招かない発言をする妻の小さな頭を鷲掴みすると、エクスは思いっきり力を入れた。彼の握力によって頭が締まり、圧迫する痛みが少女を襲う。
暴力反対~と泣きそうな声を上げているが、自分の発言を謝罪しないあたりが、全く反省していないのが分かる。
だがさすがに可哀想だと思ったミディが、二人の間に入った。ユニを引き離すと、先ほどとは打って変わった微笑みを浮かべ、エクスの肩を叩いた。
「まあ好みは人それぞれだから、私はもう何も言わないわ、エクス」
「だから、誤解だと言って……」
「うんうん、そういう事にしておいてあげるわ」
皆まで言うな、とばかりに、ミディはエクスの肩をポンポンっと叩いた。自分は味方だと慈愛に満ちた微笑みを浮かべている。
全く誤解が解けず、エクスは頭を抱えた。実は、周囲の魔族たちも言わないだけで、ミディと同じように思っているのではないかと戦慄する。
その時。
「エクス! ユニが病気って、ミディが危ないってどういう事!?」
切羽詰まった声と共に、魔王が部屋に到着した。エクスの後を追って来たらしい。
並んで立つジェネラルとエクスの姿に、ミディの表情が一瞬固まった。みるみるうちに、頬に熱が上がってくるのが見て分かる。
王女の変化を、ユニは見逃さなかった。素早くエクスから離れると、ミディの後ろ側に近寄り、耳元で囁く。
「……ミディ様。今、ジェネラル様とエクスのカップリングを考えましたわね?」
にやりと笑うユニ。
ミディは反射的にユニと距離をとった。顔を真っ赤にしながら、ぎゅっと瞳を閉じて言い返す。
「かっ、考えてないわよっ!! 誰が、そっそんな事を……」
「ふっ、私の目は誤魔化されませんわ……。権力者と側近という関係は、外せないシチュエーションですもの~。王道カップリングについての説明はまだでしたが、さすがですわ」
「褒められても……、全く嬉しくないわ……」
「ご謙遜なさらなくても~。これからもたくさんお話しましょうね! ミディ様!」
「しないわよ!!」
精一杯の抵抗とばかりに、ミディの叫びが部屋に響き渡った。
黒髪の青年は状況が読めず、エクスに説明を求めるように視線を向けた。ついでにジェネラルは、ユニの特殊な趣味について知らない。さすがのユニも、ネタにしている本人の前で、堂々と妄想を語ることはしないらしい。
その辺、まだ良心が生き残っているという事だろう。
きょとんと自分を見つめる魔王の疑問にエクスは答えず、無言で首を横に振ると、逃げる王女を追いかけまわす自分の妻の姿に、大きくため息をついた。
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