9 / 88
第一章 地味な、人生でした
9 前向きに頑張ろうと思った矢先の出来事でした
しおりを挟む
クロエはこの頃、よく母親の夢を見た。
「クロエ、あなたは心から愛する人と幸せになるわ。だから、絶対に諦めないでね」
父と関係が希薄な分、彼女は母親から多くのことを学んだ。
淑女としてのマナーや教養はもちろん、物事に対する考えや心構えなども全て母から教わった。優しく、時に厳しく、母は娘を立派な貴族令嬢にするために育てていった。
クロエはそんな母が大好きだった。
だから母が鬼籍に入ろうとも、自分は母の意思を継いで強く生きていこうと思っていた。
逆境にも諦めないで、真面目に、ひたむきに。努力を止めずに、他人を慈しむ。
そんな母の教えを守って生きていくのだ。そして、いずれ出会う自分の子供にも――…………。
◆
「クロエお嬢様、そろそろお時間ですよ」と、侍女のマリアンがソファーでうとうとと舟を漕いでいたクロエに優しく声をかけた。
「えっ……!」
クロエはぱちりと目を開けて、飛び上がる。
「今日はコートニー様と一緒に授業を受けるのでしょう?」
マリアンはくすりと笑った。主を見るその視線は愛情が詰まっていた。
彼女はクロエの母親の代からパリステラ家に仕えていた。幼いクロエの乳母も兼ねていて、実の娘のように大切に見守っているのだ。
「そうだったわね……」
クロエは憂鬱そうに息を漏らす。両肩に鉛が乗っているみたいに気が重かった。
本音を言うと行きたくない。
彼女は、できる限り継母と異母妹と関わりたくなかった。
二人の意図が見えない。なぜ、嘘をつくのかも分からないし、そのことに良心の呵責もないことが理解できなかったのだ。
これ以上、あの母娘の感情に触れるのが恐ろしかった。だって、本当に意味が分からないのだから。
「ちょっとお化粧を直しましょうね……あら?」マリアンは顔を曇らせる。「お嬢様、涙のあとが……」
「あっ、ごめんなさい。その……お母様の夢を見ていて」と、クロエは恥ずかしくなって目尻を押さえる。
「そうでしたか」
マリアンはクロエに目線を合わせて、にこりと笑った。
「お辛いのは分かります、お嬢様。でも、大丈夫ですよ。お嬢様には私たちがいますから。ずっと、お側でクロエ様の幸せを願っておりますから」
「そうね……!」
マリアンの言葉に胸が一杯になって、クロエの口角も自然と上がった。
彼女はいつも嬉しい言葉を投げかけてくれる。母が死んで以来、それがどれだけクロエ支えになっているか……。
「ありがとう。私にはあなたたちがいたわ。だから、いつまでもくよくよしていては、いけないわね」
そうよ、そうだわ。……と、クロエは自身に言い聞かせる。
母亡き今、パリステラ家の長子である自分がしっかりしなければ。私がいつまでも悲しみの雨を降らせたままで、屋敷の雰囲気を暗くしてどうするの。
(スコットにも、直接会ってもう一度話をしよう)
クロエは、マリアンや自分に仕えてくれる者たちの為にも、頑張ろうと思った。
それが、高位貴族として上に立つ者の役目だから。
◆◆◆
コートニーが屋敷に来て約一ヶ月半、ついに本格的に侯爵令嬢としての教育が始まっていた。
母娘は結婚前からもパリステラ侯爵から貴族並みの立派な屋敷と召使いを与えられていたものの、貴族夫人及び貴族令嬢としての品位は求められていていなかった。侯爵が二人の天真爛漫な平民としての姿を好んでいたからだ。
彼は窮屈な貴族生活に鬱屈していて、愛人とその娘には癒やしを求めていた。
だから二人の前では礼節やしきたりなどの枷を打ち捨てて、普通の平民の家庭のような姿でいたかったのだ。
だが、侯爵家に入るとなると、そうはいかない。
侯爵夫人も侯爵令嬢もそれなりの品位が求められる。高位貴族は完全に社交から距離を置くことは不可避だからだ。
だからロバートは、渋々だが母娘共に貴族のマナーを学んでもらうことにしたのだった。
元来見栄っ張りで貴族の真似事が大好きだった母クリスは、高位貴族にはまだ程遠かったが、なんとか男爵夫人くらいには見えるようになった。
既に社交界では彼女が元平民の愛人だと知れ渡っているので、夜会で大きな粗相をしない限りは周囲は目こぼししてくれるだろう。
しかし、娘コートニーはてんで駄目だった。
彼女は元より勉強や努力が大嫌いで、それに父親が負い目からか甘やかしていてので、少しの我慢もできない性格だった。だから家庭教師がいくら懸命に教えても、一向に身に付かなかった。
このままでは社交へ出せる状態ではない。
だが、パリステラ侯爵は「娘が嫌がることを無理強いさせることはない」と言っているので、家庭教師はとりあえず最低限の挨拶とフォークの使い方だけは覚えてもらうことにしたのだった。
これから魔法の授業が始まる。
人は誰しもが魔力を持っていて、それは身分が上がるほどに強くなる。国王は国一番の魔力を持ち、逆に平民は微かに体内に宿すだけだった。
クロエは侯爵家の人間なので、本来なら膨大な魔力を保持しているはずなのだが、彼女は未だに魔力発動の予兆はなかった。
これは個人差があって仕方のないことなのだが、16歳になる彼女が未だ魔法が使えないのは少し遅のでは……と、周囲から不安視されていた。
しかし、魔法の教師によると、たしかに彼女の体内には魔力の源が眠っているらしい。
だからクロエは、めげずに魔法の特訓に励んでいた。
今日は異母妹のコートニーの初めての魔法の授業だ。
悲しいことに、クロエも魔法が使えないので、今日は同じ初心者として一緒に授業を受けることになっていた。
(憂鬱だけど……初心に戻って頑張りましょう)
マリアンの言葉にすっかり気を良くしたクロエは、新たな気持ちで取り組むことにした。異母妹と並んで先生から講義を受ける。
目を閉じて、両手に精神を集中させて体内に巡る魔力を集約させる。
集中……集中……魔力を集中…………、
そのときだった。
ドン――と、腹の底を揺らすような衝撃がクロエを襲った。
驚いて目を開けると、隣に立っていたコートニーの両手からぷすぷすと煙が出ていて、彼女の前方にあった石像が粉々に砕け散っていたのだ。
それから、二人の立場が逆転するのに、時間はかからなかった。
「クロエ、あなたは心から愛する人と幸せになるわ。だから、絶対に諦めないでね」
父と関係が希薄な分、彼女は母親から多くのことを学んだ。
淑女としてのマナーや教養はもちろん、物事に対する考えや心構えなども全て母から教わった。優しく、時に厳しく、母は娘を立派な貴族令嬢にするために育てていった。
クロエはそんな母が大好きだった。
だから母が鬼籍に入ろうとも、自分は母の意思を継いで強く生きていこうと思っていた。
逆境にも諦めないで、真面目に、ひたむきに。努力を止めずに、他人を慈しむ。
そんな母の教えを守って生きていくのだ。そして、いずれ出会う自分の子供にも――…………。
◆
「クロエお嬢様、そろそろお時間ですよ」と、侍女のマリアンがソファーでうとうとと舟を漕いでいたクロエに優しく声をかけた。
「えっ……!」
クロエはぱちりと目を開けて、飛び上がる。
「今日はコートニー様と一緒に授業を受けるのでしょう?」
マリアンはくすりと笑った。主を見るその視線は愛情が詰まっていた。
彼女はクロエの母親の代からパリステラ家に仕えていた。幼いクロエの乳母も兼ねていて、実の娘のように大切に見守っているのだ。
「そうだったわね……」
クロエは憂鬱そうに息を漏らす。両肩に鉛が乗っているみたいに気が重かった。
本音を言うと行きたくない。
彼女は、できる限り継母と異母妹と関わりたくなかった。
二人の意図が見えない。なぜ、嘘をつくのかも分からないし、そのことに良心の呵責もないことが理解できなかったのだ。
これ以上、あの母娘の感情に触れるのが恐ろしかった。だって、本当に意味が分からないのだから。
「ちょっとお化粧を直しましょうね……あら?」マリアンは顔を曇らせる。「お嬢様、涙のあとが……」
「あっ、ごめんなさい。その……お母様の夢を見ていて」と、クロエは恥ずかしくなって目尻を押さえる。
「そうでしたか」
マリアンはクロエに目線を合わせて、にこりと笑った。
「お辛いのは分かります、お嬢様。でも、大丈夫ですよ。お嬢様には私たちがいますから。ずっと、お側でクロエ様の幸せを願っておりますから」
「そうね……!」
マリアンの言葉に胸が一杯になって、クロエの口角も自然と上がった。
彼女はいつも嬉しい言葉を投げかけてくれる。母が死んで以来、それがどれだけクロエ支えになっているか……。
「ありがとう。私にはあなたたちがいたわ。だから、いつまでもくよくよしていては、いけないわね」
そうよ、そうだわ。……と、クロエは自身に言い聞かせる。
母亡き今、パリステラ家の長子である自分がしっかりしなければ。私がいつまでも悲しみの雨を降らせたままで、屋敷の雰囲気を暗くしてどうするの。
(スコットにも、直接会ってもう一度話をしよう)
クロエは、マリアンや自分に仕えてくれる者たちの為にも、頑張ろうと思った。
それが、高位貴族として上に立つ者の役目だから。
◆◆◆
コートニーが屋敷に来て約一ヶ月半、ついに本格的に侯爵令嬢としての教育が始まっていた。
母娘は結婚前からもパリステラ侯爵から貴族並みの立派な屋敷と召使いを与えられていたものの、貴族夫人及び貴族令嬢としての品位は求められていていなかった。侯爵が二人の天真爛漫な平民としての姿を好んでいたからだ。
彼は窮屈な貴族生活に鬱屈していて、愛人とその娘には癒やしを求めていた。
だから二人の前では礼節やしきたりなどの枷を打ち捨てて、普通の平民の家庭のような姿でいたかったのだ。
だが、侯爵家に入るとなると、そうはいかない。
侯爵夫人も侯爵令嬢もそれなりの品位が求められる。高位貴族は完全に社交から距離を置くことは不可避だからだ。
だからロバートは、渋々だが母娘共に貴族のマナーを学んでもらうことにしたのだった。
元来見栄っ張りで貴族の真似事が大好きだった母クリスは、高位貴族にはまだ程遠かったが、なんとか男爵夫人くらいには見えるようになった。
既に社交界では彼女が元平民の愛人だと知れ渡っているので、夜会で大きな粗相をしない限りは周囲は目こぼししてくれるだろう。
しかし、娘コートニーはてんで駄目だった。
彼女は元より勉強や努力が大嫌いで、それに父親が負い目からか甘やかしていてので、少しの我慢もできない性格だった。だから家庭教師がいくら懸命に教えても、一向に身に付かなかった。
このままでは社交へ出せる状態ではない。
だが、パリステラ侯爵は「娘が嫌がることを無理強いさせることはない」と言っているので、家庭教師はとりあえず最低限の挨拶とフォークの使い方だけは覚えてもらうことにしたのだった。
これから魔法の授業が始まる。
人は誰しもが魔力を持っていて、それは身分が上がるほどに強くなる。国王は国一番の魔力を持ち、逆に平民は微かに体内に宿すだけだった。
クロエは侯爵家の人間なので、本来なら膨大な魔力を保持しているはずなのだが、彼女は未だに魔力発動の予兆はなかった。
これは個人差があって仕方のないことなのだが、16歳になる彼女が未だ魔法が使えないのは少し遅のでは……と、周囲から不安視されていた。
しかし、魔法の教師によると、たしかに彼女の体内には魔力の源が眠っているらしい。
だからクロエは、めげずに魔法の特訓に励んでいた。
今日は異母妹のコートニーの初めての魔法の授業だ。
悲しいことに、クロエも魔法が使えないので、今日は同じ初心者として一緒に授業を受けることになっていた。
(憂鬱だけど……初心に戻って頑張りましょう)
マリアンの言葉にすっかり気を良くしたクロエは、新たな気持ちで取り組むことにした。異母妹と並んで先生から講義を受ける。
目を閉じて、両手に精神を集中させて体内に巡る魔力を集約させる。
集中……集中……魔力を集中…………、
そのときだった。
ドン――と、腹の底を揺らすような衝撃がクロエを襲った。
驚いて目を開けると、隣に立っていたコートニーの両手からぷすぷすと煙が出ていて、彼女の前方にあった石像が粉々に砕け散っていたのだ。
それから、二人の立場が逆転するのに、時間はかからなかった。
11
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢に仕立て上げたいなら、ご注意を。
潮海璃月
ファンタジー
幼くして辺境伯の地位を継いだレナータは、女性であるがゆえに舐められがちであった。そんな折、社交場で伯爵令嬢にいわれのない罪を着せられてしまう。そんな彼女に隣国皇子カールハインツが手を差し伸べた──かと思いきや、ほとんど初対面で婚姻を申し込み、暇さえあれば口説き、しかもやたらレナータのことを知っている。怪しいほど親切なカールハインツと共に、レナータは事態の収拾方法を模索し、やがて伯爵一家への復讐を決意する。
あなたが残した世界で
天海月
恋愛
「ロザリア様、あなたは俺が生涯をかけてお守りすると誓いましょう」王女であるロザリアに、そう約束した初恋の騎士アーロンは、ある事件の後、彼女との誓いを破り突然その姿を消してしまう。
八年後、生贄に選ばれてしまったロザリアは、最期に彼に一目会いたいとアーロンを探し、彼と再会を果たすが・・・。
【完結】時戻り令嬢は復讐する
やまぐちこはる
恋愛
ソイスト侯爵令嬢ユートリーと想いあう婚約者ナイジェルス王子との結婚を楽しみにしていた。
しかしナイジェルスが長期の視察に出た数日後、ナイジェルス一行が襲撃された事を知って倒れたユートリーにも魔の手が。
自分の身に何が起きたかユートリーが理解した直後、ユートリーの命もその灯火を消した・・・と思ったが、まるで悪夢を見ていたように目が覚める。
夢だったのか、それともまさか時を遡ったのか?
迷いながらもユートリーは動き出す。
サスペンス要素ありの作品です。
設定は緩いです。
6時と18時の一日2回更新予定で、全80話です、よろしくお願い致します。
わたくしが社交界を騒がす『毒女』です~旦那様、この結婚は離婚約だったはずですが?
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
※完結しました。
離婚約――それは離婚を約束した結婚のこと。
王太子アルバートの婚約披露パーティーで目にあまる行動をした、社交界でも噂の毒女クラリスは、辺境伯ユージーンと結婚するようにと国王から命じられる。
アルバートの側にいたかったクラリスであるが、国王からの命令である以上、この結婚は断れない。
断れないのはユージーンも同じだったようで、二人は二年後の離婚を前提として結婚を受け入れた――はずなのだが。
毒女令嬢クラリスと女に縁のない辺境伯ユージーンの、離婚前提の結婚による空回り恋愛物語。
※以前、短編で書いたものを長編にしたものです。
※蛇が出てきますので、苦手な方はお気をつけください。
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
元お助けキャラ、死んだと思ったら何故か孫娘で悪役令嬢に憑依しました!?
冬野月子
恋愛
乙女ゲームの世界にお助けキャラとして転生したリリアン。
無事ヒロインを王太子とくっつけ、自身も幼馴染と結婚。子供や孫にも恵まれて幸せな生涯を閉じた……はずなのに。
目覚めると、何故か孫娘マリアンヌの中にいた。
マリアンヌは続編ゲームの悪役令嬢で第二王子の婚約者。
婚約者と仲の悪かったマリアンヌは、学園の階段から落ちたという。
その婚約者は中身がリリアンに変わった事に大喜びで……?!
元使用人の公爵様は、不遇の伯爵令嬢を愛してやまない。
碧野葉菜
恋愛
フランチェスカ家の伯爵令嬢、アンジェリカは、両親と妹にいない者として扱われ、地下室の部屋で一人寂しく暮らしていた。
そんな彼女の孤独を癒してくれたのは、使用人のクラウスだけ。
彼がいなくなってからというもの、アンジェリカは生きる気力すら失っていた。
そんなある日、フランチェスカ家が破綻し、借金を返すため、アンジェリカは娼館に売られそうになる。
しかし、突然現れたブリオット公爵家からの使者に、縁談を持ちかけられる。
戸惑いながらブリオット家に連れられたアンジェリカ、そこで再会したのはなんと、幼い頃離れ離れになったクラウスだった――。
8年の時を経て、立派な紳士に成長した彼は、アンジェリカを妻にすると強引に迫ってきて――!?
執着系年下美形公爵×不遇の無自覚美人令嬢の、西洋貴族溺愛ストーリー!
雪解けの白い結婚 〜触れることもないし触れないでほしい……からの純愛!?〜
川奈あさ
恋愛
セレンは前世で夫と友人から酷い裏切りを受けたレスられ・不倫サレ妻だった。
前世の深い傷は、転生先の心にも残ったまま。
恋人も友人も一人もいないけれど、大好きな魔法具の開発をしながらそれなりに楽しい仕事人生を送っていたセレンは、祖父のために結婚相手を探すことになる。
だけど凍り付いた表情は、舞踏会で恐れられるだけで……。
そんな時に出会った壁の花仲間かつ高嶺の花でもあるレインに契約結婚を持ちかけられる。
「私は貴女に触れることもないし、私にも触れないでほしい」
レインの条件はひとつ、触らないこと、触ることを求めないこと。
実はレインは女性に触れられると、身体にひどいアレルギー症状が出てしまうのだった。
女性アレルギーのスノープリンス侯爵 × 誰かを愛することが怖いブリザード令嬢。
過去に深い傷を抱えて、人を愛することが怖い。
二人がゆっくり夫婦になっていくお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる