3度目の転生〜〜〜〜は?ふざけんなよまじで〜〜〜〜

オーディン

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プロローグ

2.異世界

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俺は、太陽の光で目を開いた。
ここは、何処だ? 
太陽に手を伸ばして気付く。

え?俺の手ってこんな小さかったっけ?
え?嘘だろ?赤ちゃんスタートなの?
え?化学、発展してなさすぎじゃない?

ここ、森の中なんだけど。

・・・

というか、母親は?
周りに人が居ないんだけど森のど真ん中で、赤ちゃんが一人。
・・・
積んだ。



って、ふざけんなよ猫神ー。

どうせ死ぬならあの時で良かったじゃん。
と怒った時
「おんぎゃあーーーーー」
と声が出てしまった。

まずい。ここは、森。野生の動物が来たら、死ぬ。と思った。
その予想は的中。

「グガー。」
とライオンの頭に羊の胴体、蛇の尻尾がある。いわゆるキマイラという化け物が出てきてしまった。

ここに来て早々の二度目の死が迫って来た。その時。

「はー」
っと声がして20メートルはある鎖の先に刃が360度に付いている剣が飛んで来て、キマイラに激突した。そして、追い討ちとばかりに何かを唱えて、火の玉をぶつけて倒した。

「ふー。疲れたー。ガキの声が聞こえて来てみればキマイラがいるって、どんな事だい。まったく面倒くさいね。」

っと、キマイラを倒したは言った。

「はい。こんにちは。お前は、何処から来たんだい?」

おういおうああいあいあ東京から来ました。

「うん。そっか。何言ってっか、分かんねーわ。まぁ、いいや。連れて行こう。」

えあいえうあえ?まじですか?
「うるさいね黙ってな。」
あいはい
と、俺は言って黙った。

「あら、本当に黙ったわ。この子は少し賢いのかしらね。」

そんな事を言ってるうちに、その人の家?に着いた。
着いて早々に彼女は、
「あ、お前の事どうするか決めてなかった。」
えーえー
「あはは。えーって言った。お前、面白い奴だな。よし、良いだろう。私が直々に面倒を見てやろう。」

えあいえうあうっあえいああんえおえ?まじですか?ぶっちゃけ嫌なんですけど。

「そうか、そうか。嬉しいのか、じゃあ、決定だ。お前を、私の弟子にしてやる。」

あ、勘違いしちゃったよ。この人。
まぁ、いいか。

3年後

「師匠、待ってくださいよ。」
「我弟子よ。こんな事でばてていたら、この先生きていけんぞ?」
「だれが、3歳児を木から木にジャンプして進ませるんですか。」
「我だ。ほら、もうちょっとだ頑張れ頑張れ。」
「はー。本当にしんどいのに。」
俺は、木から木へ移り。ゴールを目指す。

師匠の事を説明しよう。
師匠は、馬鹿みたいに強い。
師匠は、馬鹿みたいに料理が下手。
師匠は、馬鹿みたいに味音痴。
師匠は、不老らしい。

俺と師匠の日常を説明しよう。
朝、俺が師匠より早く起きてご飯を作る。
ご飯を食べた後、俺の訓練が始まる。今やっている。基礎体力作りと魔力値を伸ばす訓練をやっている。
昼、朝と同じ。
ご飯を食べた後、訓練再開。
夜、朝と同じ。
訓練再開して、就寝。
以上。

つまり何が言いたいかって言うと、超辛い。
まだ、子供の体だから疲れると死んだように眠るため、朝がしんどい。
師匠の料理は、多分人が死ぬ。それぐらいまずいので、絶対俺が作る。
それが、辛い。

「おい、どうした。我弟子よ。魔力に集中させて、早く魔法を構築しろ。」

「はいはい。分かりましたよ。師匠。」

魔法はイメージだ。

手のひらにチューブがあってそこから、火や、水、風や、土をイメージして出す。それだけ。
威力を上げたいなら。
その属性に伴った、事をすれば良い。

「出来ましたよ。師匠。」
「おー。流石は、我弟子だ。凄いぞ。」
「はいはい。ありがとうございます。」

そんなこんなで、30年後。
俺が33歳の時に事件は起こる。

いつも通り、朝。俺がご飯を作ろうとして起きると、師匠が居ないことに気づく。師匠は、一定のリズムでしか起きないのだ。師匠は、不老で1000年以上も生きているため。週間がルーティーンに変わってしまったらしい。それなのに、今日は居ない。まぁ、師匠の事だから何にも無いだろうと思い。ご飯を作った。
だが、朝食時間でも師匠は帰ってこなかった。流石におかしいと思い。森の中を探した。すると、森の最深部から強烈な魔力を感知した。師匠ともう一つ。知らない誰かのだった。
俺は、すぐ様そこに向かった。
着くとそこには、倒れている師匠とドス黒いオーラを纏っている人型のを見た。

「大丈夫ですか!?師匠!?」

その声に反応して、師匠はこちらを向いた。

「今助けます。」
「来るな馬鹿者!」
「がはっ」
気付いたら俺は吹き飛ばされていた。

黒いそいつは、俺を吹き飛ばすと。とどめは刺さずに師匠の方へ近づいて行った。
そいつは、先に師匠を殺そうとしているようだ。

「やめっろ」
吹き飛ばされたせいで、肋骨が折れて喋りづらくなっていたが。そう口にした。

それを聞いたそいつが、師匠の髪の毛を持ち上げて俺の目の前まで、やってきた。

「な、何を」
黒いそいつは、師匠を離した。
そして、師匠の腹に手を貫通させた。
「がはっ。我、弟子よ、この、30、年間、楽しかった、ぞ。」
そう言い残して、師匠は息を引き取った。

俺は、その時。全てが壊れた。

「あーーーーアァァァァァァァァァァァァァァ」
俺が30年間、訓練して馬鹿みたいに増やし続けて来た魔力が一瞬で暴走した。
「お前が、お前が、オマエが、オマエが」
黒いそいつと、師匠。そして、自分自身を巻き込んだ、ブラックホールを作った。

そして.....

「お前の願いは、何だ」
何処かから、女の声が聞こえた。
「俺の願いは、俺を楽に死なせてくれ。」
泣きながら、俺はそう答えた。

そして、その女は
「分かった」
と言った。

俺はもう、生きていたくなかった。30年間努力して力を手に入れたのに、師匠を守れなかった。俺は、願いで師匠を生き返す事もできた。だけど俺は逃げたんだ。最後の最後で、自分が楽な方へと。

「ごめんなさい。師匠。」
そう言って俺は消えた。
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