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東京
立花組直結の暴走族“皇花(こうか)”本拠地のビル一室。
真っ黒い明らかに一人用ではないソファに大きくもたれている水色髪の男。
その下にはひざまづいている男。
ひざまづいている男は上を見て水色髪のの男に訴える。
「総長!やめてください!
あいつが皇花に入ってまだ半月も
たってないですよ!」
水色の髪を“総長”と呼ぶひざまづいている男のとなりにもう一人男が来て同じくひざまづいて言う。
「そうですよ!あいつよりも皇花のために
頑張ってきたやついるんすよ!?」
次々にひざまづいて“総長”に異議を申し立てる。
「ありえないです!
あんなやつが幹部入りだなんて!!
納得いく理由お願いします!」
ひざまづいている男たちは“皇花”の下っぱたちである。
口々に言う下っぱたちを“総長”と呼ばれた男は鋭い目付きで一人ずつじっくりにらんでいく。
「……」
「……」
にらまれた下っぱたちはまるで蛇ににらまれた蛙のように動かない。
ひざまづいて顔をあげている下っぱたちを一通り見終わった“総長”と呼ばれているものはため息を一つついた。
それと同時に
がっしゃああああああああああん!
横にある棚を思いっきり蹴る。
棚は端にひざまづいている下っぱすれすれを通って壁に衝突した。
声もでない下っぱたち。
一瞬、壁にぶつかり壊れている棚に目を向けて
すべての不服を受け入れないといったような
目つきで下っぱたちを見る。
我らが“皇花”の王が口を開いた。
「皇花は強さこそがすべてだ。
それは昔も今も変わらねぇだろーが。
あいつは強かった。ただそれだけだ。
異論があるやつは出てこい。
ただし、どーなるかはわかんねぇがな」
強さ。
強大な強さ。
これこそがこの男にふさわしい。
一部の人から見ると、
この王は間違ってる、そう思うかも知れない。
でも、王は強いだけじゃない。
人を引き付ける力がある。
“皇花”の下っぱ始め、幹部たちでさえ、時々こいつの波に、
まとう雰囲気に、飲まれそうになる。
そういう男だ。
我らが王、立花美王は。
したっぱのやつが黙る。
その場の空気が凍る。
がちゃあっ。
その空気をぶち壊すように、扉が空いた。
そこにいたのは
今、話題にも上がっていた“皇花”新幹部の流星だった。
流星は自分が話題に上がっているとは露知らず
我らが王、美王に負けず劣らずの
オーラを放ちながら、美王に近づいていく。
美王は口角をあげた。
「流星。こいつらが、お前が幹部になることに
不満を持ってるらしい。」
そのまま続ける。
「だから、こいつらをてめーが自分で」
そのまま口角をさらにあげ、ニヤリと笑った。
たっぷりと時間をとって口を開いた。
「納得させてみろ」
強さこそすべての“皇花”では強さですべてが成り立っている。
関係性も、族の組織性も。
すべて。
side流星
流星は訳がわからなくなっていた。
確か俺が“皇花”にはいったのは、三週間前。
俺が任務のために東京に来たときにはいったからつい最近のことである。
こんな入りたてを幹部にするとかバカかよ。
そりゃあ、不満が出るのも当然だ。
それを納得させろと、理屈的には強さ重視の“皇花”らしい方法ではあるけれど。
たぶん、こいつの求めてる納得させる方法は、俺がこのしたっぱのやつらをぼこぼこにして力を周りに見せつけること。
難しいことはない、むしろ容易いことだ。
しかし、、、仮にも自分の部下だろ。
流星が席をおいている“神代組”は家族のような関係性でこの“皇花”とは対照的である。
そのため、この方法には引っ掛かるものがあった。
下っぱのいってることが正しいのに、、すべては強さなのか、、、
悲しい顔をする流星。
確かに、合理的な方法ではある、、、
けど、
ふと、京都が恋しくなる。
暖かい雰囲気の組と族。
自分が今、違う環境にいることを思い知らされる。
流星はふーーーっと息をはく。
ま、やるか、
立花美王?
てめーの下につくのは
任務が終わるまでだ。
俺には一生ついていくと決めたやつが
すでにいるからな。
腕や肩をバキバキっと鳴らす。
下っぱには申し訳ないけど。
これも任務のため。
三週間で幹部になれるとは思ってなかった。
けれどなっておいて損はない。
手加減なしで行くぞ。
さて、と
「どっからでもどーぞ」
少し笑うと
「おおおおおおおおお!」
と突っ込んでくる。
それを一つ一つ避けながら、
急所ははずしつつ、
しかし動けなくなる部分へ。
余計な動作はいらねぇ。
一人一発。
動けなくなる一発を食らわす。
これが俺のやり方。
ものの二分で片付けた。
こんな族に入ってしまったこと、自分は今は“皇花”であることを実感した。
そのまま後ろを振り向く。
「納得ってこーゆことで?」
黒いソファに座る、立花の方を見ると、
立花は満足そうに笑っていた。
くしゃっと顔を歪める。
‥、、いやだねぇ
俺は永遠にこいつとわかりあえない気がした。
side 美王
東京
なんの個人情報もない、流星を皇花にいれて
幹部にしたのは強いから。
ただそれだけだ。
それ以上の意味なんてないし、いらない。
俺の中で一番大切なのは強さ。
これはゆるぐつもりはない。
流星はいきなりやってきた。
いきなり俺らのビルに一人でやって来て
俺の目の前に来て
「皇花に俺を置いてくれ。」
俺の目をしっかりみてそういった。
この生意気なやろうが
勝手に幹部室まで入ってきて
俺に話しかけんのか。
皇花内でのタブーを二つも犯しやがった。
ふざけんな。でも、、
「お前強いのか?」
これが俺のすべて。
はい。と言えば俺が自らそれを確かめるし
いいえ。と言えばボコボコにして叩き出す。
流星みたいにいれてくれといったやつに
やってるやり方だ。
流星は
迷うことなくいった。
「強い」
その言葉を待ってた。
俺の口角はあがる。
間髪いれず俺は蹴りをいれた。
幹部室のテーブルがひっくり返る。
横にいた二人の幹部は
また始まったと言うように
あきれがおだ。
けどそんなこと関係なかった。
幹部のようすなんて関係ないぐらいに驚くべき光景が目の前に広がっていた。
目の前で流星は俺の蹴りを止めていた
なんと片手で。
流星はため息を一つつくと、少し笑っていった。
「いきなり蹴り?総長さん。」
するならちゃんと当てろよ。といいながら
俺の足がはずせないようにぐっと捕まれる。
そのまま
びたーーーん、
足をとられ倒された。
呆れがおだった幹部も目を見開く。
流星は真顔で
最初の言葉を繰り返した。
「皇花に俺を置いてくれ 」
俺が、床にふせている、、だと。
おもしろい。
俺に迷いはなかった。
「お前、名前は?」
「流星。」
これがお前と俺との出会いだった。
したっぱどもを倒した流星をみて
口角があがる。
やはり、強さこそ全てだ。
東京
side 流星
最近の暴走族はヤクザと繋がっており
ヤクザの若頭が総長となってそれらを率いている。
境目的にいうと東は今、俺のいる皇花。
西は俺が本籍としている森羅だ。
皇花にいる身として今の時点でわかっていることを報告する。
まずは総長の立花美王。
強さがすべてだと考えている皇帝のようなやつ。
女子や恋愛には関心がなくただの性欲処理として女を扱う人間としてはクズなぶるいに入っている。
水色の髪に整った顔。
立花組の若頭でもある。
最近、立花組の下についている組が俺が籍をおいている神代組に薬を流してきたことまではわかっている。
今回の目的はその組を探して潰すこと。
この件に立花組も関わっているならと、
今回皇花に侵入して探ってくるよう言われたのが俺と言うわけ。
万が一関わってたなら潰す。
ただ、それだけ。
話が脱線したので戻すとしよう。
副総長の金田律。
メガネをかけた頭の良さそうなやつ。
美王の補佐的な役割で美王も信頼をおいてるような感じだ。
美王の考えにはいつも肯定的だし
あまり反対意見を言わない。
いろんな面で美王、そして皇花を支えている。
参謀的な感じ。
組の中でも美王の側近として動いているらしい。
一個人としてみるとできるやつだと思う。
ただ、本人が美王信者過ぎて
美王に振り回されていることに気づいてないのが残念、
自分で考えていけるなら
もっと上手くチームを回せるとも思う。
特攻の斑鳩龍生。
金髪のたてがみ。
俺の最初のイメージは野獣。
森羅でいうところの湊みたいな感じ。
立花と同じく、力が全てという考え方のやつ。
実際、皇花のなかでは一番強いらしい。
正直一度戦ってみたい。
立花と性格は違い、おらおら系で
猪突猛進型であり、こいつが
問題のたねとなっていることが多い。
そして情報に強い篝 健太郎。
なんで暴走族にいるのかわからないようなやつ
いわゆるかわいい系の男で
背はちっこいし、喧嘩もさほど得意ではない。
しかしどこから仕入れてきたのかわからないような情報を持っている。
正直、咲也並みの情報保持者だ。
立花や、金田とは幼馴染みらしく、
二人に冷静に口を挟んでくるのもやつだ。
この皇花でのブレーキはこいつなのかもしれない。
しかし、立花に基本的には従うため
結局は強さ重視なのかなと思う。
しかし、この情報はまだ外見だけ
誰でも知っている情報だと思われる。
そのため、きたばかりの自分の耳にも入ってきたと考えられる。
そのため、もっと深いところを知るために
これからも調査を続けていく必要がある。
あくまでも目的は立花組が薬物流通に関わっているか
立花組傘下のどこが薬物流通に関わっているかを突き止めることであり、
深入りはしないように気を付けなければならない。
経過報告は以上。
自分達の内容の確認と状況についての報告にはいる。
一ヶ月以内で終わらせて帰ってくることを
目的とする。
なお、皇花は全員が立花グループの学校、
立花学園にかよっており、
斑鳩は一年、他は二年。
全員が生徒会に入っている。
なお、事前情報で幹部は五名と聞いていたが、
あとの一名は姿を見ていない。
そこも探りをいれてみるべきか悩んでいる。
ちなみに、愁は勉学のため、
となりの黎明学園(立花グループの傘下)
実里は立花学園、幼少部へ。
琉生斗、流星は名字を変えて(逢坂、末次)、
立花学園へ在籍している。
なお、神代組については立花グループには
ばれていない模様。
琉生斗は直接接触はさせないようにして外から
探りをいれてもらうつもり。
夜活動するのも、琉生斗、愁とする。
報告は以上である。
不備があったら訂正よろしく。
愛してるぜ。家族。 流星
早く帰りたいです。
愛してる。 琉生斗
師匠の様子はどうですか?
一応、戦闘系ではないので
こういう任務は今後やめてほしい。切実に。
愛してる 愁
報告書記述 流星
咲也へ
ここまでワードでうち終わり、
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立花組直結の暴走族“皇花(こうか)”本拠地のビル一室。
真っ黒い明らかに一人用ではないソファに大きくもたれている水色髪の男。
その下にはひざまづいている男。
ひざまづいている男は上を見て水色髪のの男に訴える。
「総長!やめてください!
あいつが皇花に入ってまだ半月も
たってないですよ!」
水色の髪を“総長”と呼ぶひざまづいている男のとなりにもう一人男が来て同じくひざまづいて言う。
「そうですよ!あいつよりも皇花のために
頑張ってきたやついるんすよ!?」
次々にひざまづいて“総長”に異議を申し立てる。
「ありえないです!
あんなやつが幹部入りだなんて!!
納得いく理由お願いします!」
ひざまづいている男たちは“皇花”の下っぱたちである。
口々に言う下っぱたちを“総長”と呼ばれた男は鋭い目付きで一人ずつじっくりにらんでいく。
「……」
「……」
にらまれた下っぱたちはまるで蛇ににらまれた蛙のように動かない。
ひざまづいて顔をあげている下っぱたちを一通り見終わった“総長”と呼ばれているものはため息を一つついた。
それと同時に
がっしゃああああああああああん!
横にある棚を思いっきり蹴る。
棚は端にひざまづいている下っぱすれすれを通って壁に衝突した。
声もでない下っぱたち。
一瞬、壁にぶつかり壊れている棚に目を向けて
すべての不服を受け入れないといったような
目つきで下っぱたちを見る。
我らが“皇花”の王が口を開いた。
「皇花は強さこそがすべてだ。
それは昔も今も変わらねぇだろーが。
あいつは強かった。ただそれだけだ。
異論があるやつは出てこい。
ただし、どーなるかはわかんねぇがな」
強さ。
強大な強さ。
これこそがこの男にふさわしい。
一部の人から見ると、
この王は間違ってる、そう思うかも知れない。
でも、王は強いだけじゃない。
人を引き付ける力がある。
“皇花”の下っぱ始め、幹部たちでさえ、時々こいつの波に、
まとう雰囲気に、飲まれそうになる。
そういう男だ。
我らが王、立花美王は。
したっぱのやつが黙る。
その場の空気が凍る。
がちゃあっ。
その空気をぶち壊すように、扉が空いた。
そこにいたのは
今、話題にも上がっていた“皇花”新幹部の流星だった。
流星は自分が話題に上がっているとは露知らず
我らが王、美王に負けず劣らずの
オーラを放ちながら、美王に近づいていく。
美王は口角をあげた。
「流星。こいつらが、お前が幹部になることに
不満を持ってるらしい。」
そのまま続ける。
「だから、こいつらをてめーが自分で」
そのまま口角をさらにあげ、ニヤリと笑った。
たっぷりと時間をとって口を開いた。
「納得させてみろ」
強さこそすべての“皇花”では強さですべてが成り立っている。
関係性も、族の組織性も。
すべて。
side流星
流星は訳がわからなくなっていた。
確か俺が“皇花”にはいったのは、三週間前。
俺が任務のために東京に来たときにはいったからつい最近のことである。
こんな入りたてを幹部にするとかバカかよ。
そりゃあ、不満が出るのも当然だ。
それを納得させろと、理屈的には強さ重視の“皇花”らしい方法ではあるけれど。
たぶん、こいつの求めてる納得させる方法は、俺がこのしたっぱのやつらをぼこぼこにして力を周りに見せつけること。
難しいことはない、むしろ容易いことだ。
しかし、、、仮にも自分の部下だろ。
流星が席をおいている“神代組”は家族のような関係性でこの“皇花”とは対照的である。
そのため、この方法には引っ掛かるものがあった。
下っぱのいってることが正しいのに、、すべては強さなのか、、、
悲しい顔をする流星。
確かに、合理的な方法ではある、、、
けど、
ふと、京都が恋しくなる。
暖かい雰囲気の組と族。
自分が今、違う環境にいることを思い知らされる。
流星はふーーーっと息をはく。
ま、やるか、
立花美王?
てめーの下につくのは
任務が終わるまでだ。
俺には一生ついていくと決めたやつが
すでにいるからな。
腕や肩をバキバキっと鳴らす。
下っぱには申し訳ないけど。
これも任務のため。
三週間で幹部になれるとは思ってなかった。
けれどなっておいて損はない。
手加減なしで行くぞ。
さて、と
「どっからでもどーぞ」
少し笑うと
「おおおおおおおおお!」
と突っ込んでくる。
それを一つ一つ避けながら、
急所ははずしつつ、
しかし動けなくなる部分へ。
余計な動作はいらねぇ。
一人一発。
動けなくなる一発を食らわす。
これが俺のやり方。
ものの二分で片付けた。
こんな族に入ってしまったこと、自分は今は“皇花”であることを実感した。
そのまま後ろを振り向く。
「納得ってこーゆことで?」
黒いソファに座る、立花の方を見ると、
立花は満足そうに笑っていた。
くしゃっと顔を歪める。
‥、、いやだねぇ
俺は永遠にこいつとわかりあえない気がした。
side 美王
東京
なんの個人情報もない、流星を皇花にいれて
幹部にしたのは強いから。
ただそれだけだ。
それ以上の意味なんてないし、いらない。
俺の中で一番大切なのは強さ。
これはゆるぐつもりはない。
流星はいきなりやってきた。
いきなり俺らのビルに一人でやって来て
俺の目の前に来て
「皇花に俺を置いてくれ。」
俺の目をしっかりみてそういった。
この生意気なやろうが
勝手に幹部室まで入ってきて
俺に話しかけんのか。
皇花内でのタブーを二つも犯しやがった。
ふざけんな。でも、、
「お前強いのか?」
これが俺のすべて。
はい。と言えば俺が自らそれを確かめるし
いいえ。と言えばボコボコにして叩き出す。
流星みたいにいれてくれといったやつに
やってるやり方だ。
流星は
迷うことなくいった。
「強い」
その言葉を待ってた。
俺の口角はあがる。
間髪いれず俺は蹴りをいれた。
幹部室のテーブルがひっくり返る。
横にいた二人の幹部は
また始まったと言うように
あきれがおだ。
けどそんなこと関係なかった。
幹部のようすなんて関係ないぐらいに驚くべき光景が目の前に広がっていた。
目の前で流星は俺の蹴りを止めていた
なんと片手で。
流星はため息を一つつくと、少し笑っていった。
「いきなり蹴り?総長さん。」
するならちゃんと当てろよ。といいながら
俺の足がはずせないようにぐっと捕まれる。
そのまま
びたーーーん、
足をとられ倒された。
呆れがおだった幹部も目を見開く。
流星は真顔で
最初の言葉を繰り返した。
「皇花に俺を置いてくれ 」
俺が、床にふせている、、だと。
おもしろい。
俺に迷いはなかった。
「お前、名前は?」
「流星。」
これがお前と俺との出会いだった。
したっぱどもを倒した流星をみて
口角があがる。
やはり、強さこそ全てだ。
東京
side 流星
最近の暴走族はヤクザと繋がっており
ヤクザの若頭が総長となってそれらを率いている。
境目的にいうと東は今、俺のいる皇花。
西は俺が本籍としている森羅だ。
皇花にいる身として今の時点でわかっていることを報告する。
まずは総長の立花美王。
強さがすべてだと考えている皇帝のようなやつ。
女子や恋愛には関心がなくただの性欲処理として女を扱う人間としてはクズなぶるいに入っている。
水色の髪に整った顔。
立花組の若頭でもある。
最近、立花組の下についている組が俺が籍をおいている神代組に薬を流してきたことまではわかっている。
今回の目的はその組を探して潰すこと。
この件に立花組も関わっているならと、
今回皇花に侵入して探ってくるよう言われたのが俺と言うわけ。
万が一関わってたなら潰す。
ただ、それだけ。
話が脱線したので戻すとしよう。
副総長の金田律。
メガネをかけた頭の良さそうなやつ。
美王の補佐的な役割で美王も信頼をおいてるような感じだ。
美王の考えにはいつも肯定的だし
あまり反対意見を言わない。
いろんな面で美王、そして皇花を支えている。
参謀的な感じ。
組の中でも美王の側近として動いているらしい。
一個人としてみるとできるやつだと思う。
ただ、本人が美王信者過ぎて
美王に振り回されていることに気づいてないのが残念、
自分で考えていけるなら
もっと上手くチームを回せるとも思う。
特攻の斑鳩龍生。
金髪のたてがみ。
俺の最初のイメージは野獣。
森羅でいうところの湊みたいな感じ。
立花と同じく、力が全てという考え方のやつ。
実際、皇花のなかでは一番強いらしい。
正直一度戦ってみたい。
立花と性格は違い、おらおら系で
猪突猛進型であり、こいつが
問題のたねとなっていることが多い。
そして情報に強い篝 健太郎。
なんで暴走族にいるのかわからないようなやつ
いわゆるかわいい系の男で
背はちっこいし、喧嘩もさほど得意ではない。
しかしどこから仕入れてきたのかわからないような情報を持っている。
正直、咲也並みの情報保持者だ。
立花や、金田とは幼馴染みらしく、
二人に冷静に口を挟んでくるのもやつだ。
この皇花でのブレーキはこいつなのかもしれない。
しかし、立花に基本的には従うため
結局は強さ重視なのかなと思う。
しかし、この情報はまだ外見だけ
誰でも知っている情報だと思われる。
そのため、きたばかりの自分の耳にも入ってきたと考えられる。
そのため、もっと深いところを知るために
これからも調査を続けていく必要がある。
あくまでも目的は立花組が薬物流通に関わっているか
立花組傘下のどこが薬物流通に関わっているかを突き止めることであり、
深入りはしないように気を付けなければならない。
経過報告は以上。
自分達の内容の確認と状況についての報告にはいる。
一ヶ月以内で終わらせて帰ってくることを
目的とする。
なお、皇花は全員が立花グループの学校、
立花学園にかよっており、
斑鳩は一年、他は二年。
全員が生徒会に入っている。
なお、事前情報で幹部は五名と聞いていたが、
あとの一名は姿を見ていない。
そこも探りをいれてみるべきか悩んでいる。
ちなみに、愁は勉学のため、
となりの黎明学園(立花グループの傘下)
実里は立花学園、幼少部へ。
琉生斗、流星は名字を変えて(逢坂、末次)、
立花学園へ在籍している。
なお、神代組については立花グループには
ばれていない模様。
琉生斗は直接接触はさせないようにして外から
探りをいれてもらうつもり。
夜活動するのも、琉生斗、愁とする。
報告は以上である。
不備があったら訂正よろしく。
愛してるぜ。家族。 流星
早く帰りたいです。
愛してる。 琉生斗
師匠の様子はどうですか?
一応、戦闘系ではないので
こういう任務は今後やめてほしい。切実に。
愛してる 愁
報告書記述 流星
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