俺と先輩が将来を共にすると決めるときまで(仮) ※不定期掲載

zakura

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再会して、そして。

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授業が始まる五分前。

教室にはいって周りを見渡すと並んだ金髪があるのを見つけて、そいつらのもとへいく。

「おはよ」

座りながら二人の金髪に挨拶する。

すると二人は俺をみて

「おはよー、今日は遅かったねぇー」

と小さい金髪、かなやんこと小金 健太が

「はよ。かわいい同居人佐倉といちゃいちゃしてたん?」

と大きい金髪、大志こと大神 大志が声をかけてきた。

またそのイビりか。

出会ったときから変わらないいじりにあきれながら返す。

「いちゃいちゃしてたことなんてある?」

「いつ目覚めるかわからないじゃーん」

「突然きになり出したりするしな」

まこと俺はそんなことはない。絶対に。

大学でいつもつるんでいる二人。

二人は恋人同士だ。

仲良くなりたてのころは、二人の間に俺が入るのって邪魔じゃないかと思って、距離をとったこともあるが二人いわく同居もしてるし、家でイチャイチャできるから別にいいらしい。

「あーあ。大学一年ももう半分以上すぎてるっていうのにー、、陸にはなにもないねぇ」

授業のチャイムがなって先生が話し始める。

それとともに話し始めるかなやん。

いつもと変わらない光景にいつも通り口だけ動かして答える。

「なにもないのが、いいじゃないの?」

「えええー、そんなことないよーねぇ、大志」

「まー、俺も健太との関係壊すためにアクション起こしたから、それでいうとなんもないのは、だめだな」

「やめて。そのエピソード要らない。」

「えええー、陸の目の前に現れないかなぁ、日常ぶっ壊してくれるような人」

「それは日常クラッシャーだな笑」

日常クラッシャー、、

今朝のメールとあの人のことを思い出して身震いした。

「日常クラッシャーだなんて、いらない。」

「えええー、」

早くこの会話を終わらせたくてかなやんの頭を叩く。

こんな会話をしていたらこの場に来てしまいそうだ。

誰とは言わないが。





キーンコーンカーンコーン

先生が教室を出てから俺らも席をたつ。

「りくー、どっか食べ行こーよ!」

「ごめん。バイト」

「えええええええー、またぁー」

「しゃーない。おれとくいいこ?じゃあまた明日。バイト頑張れよ。」

「おー、おつかれー」

二人と別れた俺は大学から歩いて20分ぐらいでつく喫茶店に入った。

ここは俺のバイト先、大学からも家からも中間地点にあるし、時給も安くない。なによりシフトの融通が聞く。

大学に通いはじめてずっとここで働いている。

従業員の部屋で制服に着替えてからホールに出る。

ここから八時まで、頑張ろ。

といっても喫茶店。

そんなに忙しいわけではない。

でも、、

「あおいくーん♥️」

最近よく来るお姉さまがた。

またか、と思い、手招きされた方へいく。

「どうされましたか?」

「ねぇねぇー、今日髪切ったんだけどさーわかるー?」

注文じゃない。

俺は笑顔を張り付ける。

「前髪、切られましたよね。すごくにあってます。」

「きゃーーーー!!ありがとー」

俺ってこんな風に女性からハート飛ばされるような人間だったのか。

ちょっとは男らしいのかな。

まー、嬉しくないわけはないけど、、

正直うるさい。

これくらいですむならいいが、、

「ねぇ。今日こそ葵くん、ライン交換しよ?」

最悪だ。

「申し訳ございません。プライベートなので。」

「ええええー、葵くんのプライベート知りたーい」

後ろから扉のあくおとがする。

店長が俺の代わりに「いらっしゃいませ」というのが聞こえた。

そんなことに気を使っている場合ではない。

「申し訳ございません。他の仕事が残っておりますので、、」

「え、まってまって、あおいくん!」

手を握られる。

今日はしつこいな。

手も、、、最悪。

俺はその手をやんわりと押し返すが、、

力強く握ってくる。

「ね、だめ?」

「お客様、、てを「手ぇ離してもらっていーい?」え。」

いきなりうしろから聞こえた声に固まった。

手汗も引いていくのがわかる。

本来ならこの後ろにいる人は救世主だ。

ただ、今の俺にはわかる。

振り替えったら終わりだ。

一緒にいたのは1日も満たなかったのにその声は鮮明に覚えている。

間延びするような声。

先輩だ。

目の前の女の子は後ろに視線がいき、ハートマークになった。

ぱっと俺の手が離される。

「じゃあ、あなたがライン交換してくれますか?」

もう関係なくなったはずだから離れようと思ってもからだが固まって動かない。

「うーーーん。いや。だって俺、もう陸のものだもん。」

さーーっと血の気が引いていくのがわかった。

「え」

女は驚いた顔で俺をみる。

「だーからー、わかんないー?

邪魔なの。おまえ。消えて?」

俺のかたの真横に先輩の顔があるのがわかる。

女は「すいませんっ!!」と謝りながらさっていった。




、、

取り残された。

どうしよう。俺も逃げたい。

、、

意を決して振り返った。

そして頭を下げる。

「お客様、ありがとうございました。助かりました。今後はこのようなことがないようにします。店内でゆっくりなさってください。ではぁっ!!?」

早口でしゃべり裏へ帰ろ、、帰らせてはくれなかった。

いつかのように手をぐいんっと引っ張られる。

そのまま、向かい合った。

二年ぶりの先輩。

髪の色も背丈も、なによりあの不気味な笑顔も変わってない。

、、もう逃げれないのか。

俺は先輩の言葉を待った。

「りく。お客様じゃないよね?」

久しぶりよりも、会いに来たよ、よりもそれがまず来るのかというチョイスに驚く。

「今はバイト中なので」

「ふーーーん。助けてあげたのに。なるほどねー」 

がんっ!!

そのまま、壁に押し付けられた。

壁ドンだ。

でも二年前の先輩とは違い少し強引で驚く。

なにより、顔が、

笑ってない。

「俺はね?怒ってるの。あんなブスに触られて、ヘラヘラして。


いいんだよ?この場所で、

陸は誰のものなのか、教えてやっても。

そしたら喫茶店に陸目当てでくるひといなくなるよねぇ?

ね、教えてあげよっかみんなの前で。」

ちょ!!

周りには少なからずお客さんがいるし、店長もいる。

ここで顔を近づけてきているってことは、、

教えるって、、

俺は先輩と俺の間に足をはさんだ。

「これ以上近づいたら、けります。


男としていきられなくなりますよ?

先輩は俺のもんなんですよね?

俺は男としか付き合う気、ない、です。」

誰とも付き合うきないけど。

俺は男の大事なところを足で推す。

「今はバイト中。待っててください。」

目に力を込めて、まっすぐ見つめた。

「ふっくくくくくく、」

いきなり笑い出す先輩。

こんな場面もあったなと思いながら離れてくれたこと、緊迫した空気がほどけて安堵した。

「はははははっ!すごいっ!言うようになったねぇ。陸。今度は俺が声出して笑っちゃったよ。ふふっ。陸に免じて待っててあげる。でもーーー」

また近づいた先輩は耳元でいった。

「俺の全部、受け入れてもらうからね?」

「はい」

「じゃあ、座って待ってまーす。」

そのまま、自分の席?へと帰っていく先輩を見ながら自分ももとの仕事へ戻る。



どうやら、もう好きではないと、伝えにきたわけではなさそうだ。

バイトの時間が永遠に終わらなければいいと感じたのは今日がはじめてだった。












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