俺と先輩が将来を共にすると決めるときまで(仮) ※不定期掲載

zakura

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再会して、そして。

5 side慎→side◯◯◯ 微R-18

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正直いって空気が重い。

りっくんがお風呂にはいってリビングには私といきなり出てきたりっくんの婚約者?安藤さんが取り残された。

さっき、一騒動あったけどわかったことはこいつまじでやばい、ってこと。

とにかく、私的にはりっくんとのこの生活を崩されるわけにはいかない。

私と近づきたいがためにりっくんと付き合ってる訳じゃなさそうだし、りっくんのこと大切なのはわかる。

ただ、ここらへんは一人暮らししようとしてももうほとんどが大学生に部屋をとられている。

りっくんが路頭に迷うかもしれない。

なにより、私が帰り遅いときにご飯作ってくれる存在がいなくなる。風呂沸かしてくれる存在も。

それはほんとにむり。

私は意を決して目の前に座る安藤さんに話しかけた。

「明日、でてくの?」

スマホをいじっていた安藤さんはちらりとこちらをみてまたスマホに目を戻す。

そのまま口を開いた。

「出ていくっていったでしょ。陸のにもつは全部持ってくから。」

りっくんの前で話していたときとは声のトーンが違う。間延びしない声。

こいつ、やっぱりこわい。

たんたんと抑揚なく話す安藤さんに内心びびりながらそれを悟られないようにつなぐ。

「それ、やめてくんない?」

すると安藤さんはスマホをおいた。

睨み付けるようにみる。

「まだわかんない?俺は陸が心配なの。

こんな髪の毛チャラチャラのケバい女になびくわけないって思ってるけど、陸って力弱いから。あんたが襲うんじゃないかって心配なの。」

な!こいつ、りっくんの前とは明らかに態度が違う。

猫かぶってんのか。

「襲うつもりなら、とっくに襲ってるけど?」

「わかんないじゃん。懐かせて襲おうとしてるかもしんないし」

いらっ。

「りっくん、タイプじゃないから。」

「口ではなんとでも言えるよ?」

なにこいつ。

私が口を開こうとすると安藤さんが遮ってくる。

「ていうか、なんで陸に固執すんの?同居人ほしいなら他の人探せばいいじゃん」

はぁ!?

「頼んできたのはりっくんだっつーの!」

正確にいうとゆきとだけど。

「だから俺がいるからもういいじゃんって。」

「りっくんいなくなったら美味しいご飯食べられないじゃない!

あんたりっくんと暮らすよさ全くわかってないでしょ!

りっくんは言わなくても風呂沸かしてくれるし、

料理作ってくれるし、寝てたら運んでくれるし、酒にも付き合ってくれるし、

同居人として最高なんだから!って、、」

なにいってんだ、、私。

ただ、りっくんを誉めただけ。

そんなことが言いたい訳じゃないのに。

うなだれる私。

ここで予想外の反応を見せた安藤さん。

「へぇー、陸料理うまいんだ。」

「え」

「しかも家事もできる。さすが陸だね。」

なんかよくわかんないけど安藤さんの先程までの圧は軽くなった。

強く出れそうな気がして言葉を紡ぐ。

「そうなの!そんなりっくん大学とかで狙ってる子も多いんだからね!」

「はぁ?それ誰。マジ潰す。」

こわ!

トーンが一気に下がる。

わかってないな。私はまだりっくんと暮らすこと諦めてない。

「そうなの。マジあり得ん。だけど今までりっくんは襲われた、どころか、告白されたこともないの。なんでだと思う?」

核心的な話ではないけど、見た限りりっくんラブな安藤さんには効果絶大なはず。

私とりっくんが暮らすことによるメリットがあればいい。

しかもそれはりっくんにとってのメリットではない。

安藤さんにとってのメリット。

「そんなの決まってるでしょ?陸のオーラに近寄れないからだよ。」

ここまで来ると、意味わからん。

りっくん、ほんとにこんな怖くておかしい人と結婚するの?

、、、、りっくんが決めたなら私はもうなにも言いません。

「私と付き合ってるって噂がたってるからよ。

私とりっくんが同居してることはここ界隈では有名なことなの。

私もそれなりに有名人だからりっくんの相手が私って知って無理だって思って諦めていくのよ。」

「、、、なるほど。それで?何が言いたいの?」

そんなことわかってるくせに。

私は安藤さんをにらみつける。

「もし、りっくんが一人暮らしし始めたらそんな噂すぐに広まって、りっくんなんて、すぐ襲われちゃうよ?りっくんって力弱いからすぐ襲われちゃうんでしょ?

でも安藤さんは助けにいけない。

見ず知らずのやつら複数にんに襲われる可能性があるなら、私と暮らすことでその可能性がなくなるってほうがよくない?」

りっくんがモテモテなのは事実、

ただ、それが私と住んでることで被害が少なくなっているかは不明。

大切なのはそこじゃない。

なによりりっくんとの生活を死守しなければ。

黙り混む安藤さん。

もうひとおしか。

「りっくんがピンチのときに安藤さんはすぐ来てあげられないし、なにより一人暮らしだったらいつ襲われたかもわからないじゃない。

私と暮らせば襲われることなんてないし、それでも心配なら毎日なにもなかったって報告してもいいわ。

私とりっくんの間にはなにもやましいことなんてないから毎日報告もやれっつーんならやるわよ?」

どうだ。

安藤さんは黙ったあと。

ひとつため息をついた。

「わかった。じゃあ、京都にいるときは陸のこと頼むよ。」

やった!!

ガッツポーズするのを押さえる。

「ただ、

それだけのこといったんだ。

陸に何かあったら容赦しないから。

死ぬ気で守れよ。」

嬉しかった気分もこの一言でピリッとしまる。

空気が固まる。

こりゃ、何かあったとき、死ぬわ。

そのときは、りっくんに守ってもらお。

「あー、それと、

俺が京都にきたときは陸はホテルに泊まらせるから、よろしく。」

「、、、はい。」

もううなずくしかなかった。

確認すると毎日の報告はしなきゃならなかった。

半分冗談のつもりだったのに。

無事死守することもできたのですでにお風呂にはいっていた私は寝室に入る。

真っ暗な中、スマホをみる。

ゆきとに報告っと。

ラインを開いてゆきとのトークを開ける。

3日前から連絡がとれなくなったゆきとにラインを送る。

以前送っているラインには既読もついていない。

基本的に返信が早いゆきと、何かあったのかな。

今度、連絡してみるか。

今日あったことの報告を入れて私は布団にはいった。

『ゆきと。りっくんの婚約者が家にきたよ。

そうとう狂ってる。』










ーーー東京

ポコンっ。

「ん。」

真っ暗な部屋の中でラインがきたときの画面の光が入る。

まぶしい、、その光で目が覚めた。

グシャグシャになったベッドの横の棚にスマホがおいてある。

スマホ、、こんなとこにあったんか。

のし掛かっている腕を少しずつ動かしながら棚からスマホをとる。

「ゆき、、」

少しうごいたのが不味かったのか後ろから声が聞こえる。

まずい、、

ピタッと固まる俺。

うしろから俺を抱き締めているヤツはモゾモゾと動き腕に力を入れて俺を引き寄せた。

ぐちゅっ。

「っあ、」

ナカにまだ入っとる、、

俺のナカで存在感を放つヤツのソレ、

あきれる。

なんで、、入れっぱなん。抜けよはよ。

身をよじって離れようとするがびくともしない。

うしろからは寝息が聞こえる。

ねた、、か。

確認すると、スマホを開く。

ラインには慎の報告、
葵、、、安藤先輩に捕まったんや。

電話であんな声聞かせてもーて、恥ずかしい。

どんなかおしてあったらええんやろ。

でも会いたい。

離れていた半年の間、いろんなことがあった。

話したいこと一杯あるねん。

相談したいことも。

まこともたくさんラインくれとる。

心配させてもうた。

体が動かないようにしてラインを返す。

葵にもラインをしておいた。

昨日のこと、安藤先輩のこと、

そして話したいことと相談したいことがあるってこと。

ラインをして棚にスマホをおいた。

一息つく。

よし、意を決してゆっくり体を動かした。

とりあえず、抜きたいねん。

仰向けになることもできんし、ほんとにからだがいたい。

気づかれないように腰だけ動かす。

ぬぷぷぷぷぷぷぷぷっ。

「んっ、、くぅ、、」

ナカで出された精液のおかげもあってスムーズに出ていくヤツのソレ。

ただ長い。

まだ半分くらいしか抜けてない。

「っ、、も、、すこしっ、、」

にゅぷぷぷぷぷぷぷっ。くちゅっ。

もうでる!カリの部分に突入したとき。

抱き締められている腕に力が入ったのがわかった。

ひゅっ。となるいき。

ヤツの顔が耳元にくる。

耳元でヤツはささやいた。

「なにしてる」

ビクビクぅっと反応するからだ。

もうこいつの声にも反応するようになったのか、、

悲しくて涙が出そうになる。

心とは裏腹に自分の尻の穴はひくひくしだす。

抜いてるはずなのに、抜きたいのに。

咥えたものを離さない、というように収縮しだす。

それをわかったのかヤツは笑った。

「くくっ。体は正直、だな。」

肩にあったてが腰を掴む。

今からの行動が想像つく俺はみっともなく叫んだ。

「も!やめてっ!!いややっ!!」

しかしその声は届かず、ヤツは俺の腰を自身のソレに押し付けた。

ぐちゅっん!!

「あああああっん!」

もうすぐで抜けそうだったのが一気にゼロ距離になる。

そのまま腰をグリグリと動かされる。

ぐちゅっ、ぐちゅっ。

ナカの精液がかき混ぜられ泡立つ。

それにさえも反応してしまう。

「あっ、、あっ、ん、ん」

「くくっ、きもちいいなゆき。」

耳の中をぴちゃぴちゃと犯される。

「もぉ、、いやや、、あっ、、ん、」

「いやじゃねぇだろ?激しくついてもいいんだぞ。」

真夜中気絶するまで行われた激しい行為を思い出して首を思いっきり降った。

やや!あんな激しいのされたらこわれてまう。

ていうか、3日間一日中抱き潰された俺の体は限界だった。

くったりとヤツの動くままになるしかない俺。

涙がこぼれる。

高校一年の俺を責めたい。

こんなヤツに手ぇだすんじゃなかった。

というか、最初から遊びなんかするんじゃなかった。

「んっ、、ぬいて、、ぇ、」

「あー、孕ませてぇ」 

ありえないことばにボーッとしていた頭が覚醒した。

俺は勢いよくヤツから離れようと暴れだす。

が、びくともしない。

はらませられたら死ぬ!

ちょっと待って。

「おれ、、っ。も、子宮あるんっ?」

同性のカップルが認められて、普及したのは男性でも子供が産めるような体をする薬が開発されたからだ。

正確にいうと注射をうつと子宮のようなものができる。

男性の性器がなくなるわけではない。ただ子宮ができる。

それを使って妊娠することができるのだ。

3日間おかされ続けた俺は記憶がない。

しかもヤツなら勝手に注射をする、、あり得る。

孕まされたらおわりだ。

「注射してねーよ。子宮できたらナマでできねぇし。ゆきは俺との子供ほしいの?」

「や!!やだやだ!!っ!!」

それが、悪かった。

いきなりヤツは俺の耳に噛みついた。

そのまま吸血鬼かというように血をすう。

「んんっ、いた、、ん、いた」

ちゅぅっ。

やっと離したかと思うと声のトーンを下げてヤツはささやいた。

「すぐに注射して孕ませてもいいんだぜ。」

「やっ、、」

ここで俺の失言に気づく。

怒ってる。

もぉいや。

ヤツはそのまま肩に噛みつく。

「いったぁぁぁ!!」

にゅぷぷぷぷぷぷぷっ。ゆっくり抜かれるソレ。

もうわかりきった行動に泣いて叫ぶしかない。

「ごめっ、、やめてっ、、ごめんな、さっ」

ギリギリまで抜かれたソレが勢いよく俺の穴を貫いた。

ぐちゅっん!!

「んあああっ!!」

そのまま、激しく繰り返される抜き差しに俺は喘いで謝ることしかできない。

ぐちゅっ。ぐちゅんん!

「あ、、ごめ、、やめっ、、も、あああん」

「まだ、誰のものかわかってないみたいだな」

その抜き差しは激しくなり音も変わってくる。

ぱんっ!

「ああああ!!あ、、あん、、んんぅ、ん」

熱いキスをかわす。

俺の顔は涙とよだれまみれだ。

汚い。

でも、俺はもう絶頂へいくしかない。

男性特有の出したいという気持ちがせりあがってくる。

悲しい。

無理矢理されているのに、、生理的に行われる現象が悲しい。

出したくないのに出したい。

そして俺はもうよがるしかないんや。

すがるしかないんや。

この悪魔みたいな男にーーー。

たぶん俺はもう逃げられへん。

葵と一緒や。とらえられてしまった。

安藤先輩とは違う方法やけど。

にたような境遇、よな。

そういう意味も込めて葵、たくさん話したいことあるねん、

相談したいこともあるねん。

だから

早く会いたい。

みんなに、早く会いたい。

葵を思いながら、また意識が飛ぶまでその日も二つの影は重なったままだった。



















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