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2章
中学校生活 その1
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「改めてよろしくな」
「おう、なんかよくわかんねえけど吹っ切れ
たみたいだな。」
「よかったよ、らしくねえ姿見せてたから心
配したんだぞ。」
「なんか一瞬記憶が吹っ飛んじまった感じだ
ったんせいであんな変なこと言い出しただ
けなんよ。」
この世界の僕はこんな贅沢な時間を過ごしていたのか。僕にとっての新たな生活が始まり、幸せな日が始まる予感に僕は感動で涙しそうだった。しかしそんな姿は見られてはならない。この世界での僕はあくまで俺。彼らに本当は違う人格であることはバレたくないし、何よりそれを知られたら僕はまたこの世界でも生きていけなくなる気がする。
「まあ改めて今日の予定考えようぜ。」
「結局〇〇はカラオケもいけるクチってわけ
ね」
「そりゃよかった。」
「今日はとりあえずカラオケ行って歌いまく
ろうぜ」
「オッケー👌。」
そんなわけで僕は人生で初めてカラオケに行くことになった。
僕らの学校は東京の西の方にあり、最寄りの駅からも20分以上バスに乗らなければ着かない辺鄙なところにある中学校である。しかし僕らが通っているこの中学校は中高一貫校でありながら、中学校と高校が別の場所にある少し変わった学校だ。中学校は山の方にあるが、高校は駅から歩いて15分ほどで着くことができるわりと駅近な高校だ。まあ公立の中学や都会の私立や都立の中学に比べると明らかに遠いが僕らからしたら駅から歩いて15分なんて全然近いほうだ。ちなみにバスは朝みんなが登校してくる時間帯に2本、帰りの時間帯には5本走っている。遅刻したり、乗り遅れてしまうともれなく駅まで約1時間歩くことになるのだ。
「やべえ、あと10分でバスが行っちまう。は
よ準備して行くぞ!」
「了解!」
ちなみにバスの間隔は15分に一本で、僕らは今日部活が休みなので一応一本目の帰りのバスに乗ることができるが、乗り遅れてバスを待つのが嫌なので急いでいるといった次第だ。
「おい〇〇早く準備しろ!」
「わりい、もうすぐ終わる!」
僕はいつもそうだが、準備がとにかく遅い。この癖は前の世界と同じなようだ。そんなことを考えていると他のやつからも文句が飛んで来た。
「早よせいやー」
「ちんたらしてたら置いてくぞ。」
そんなやりとりを終え、2分後にようやく帰りの準備を終えてバス停に4人で走る。
「ぴー、プシュー」
まず結果から言うと僕らはバスにギリギリ間に合わなかった。目の前で行ってしまったバスを見送りながら、みんなは口々に言った。
「〇〇のせいだな」
「マジすまん」
「さ、歩くぞ。」
は?
僕は思わず耳を疑った。
「おう、なんかよくわかんねえけど吹っ切れ
たみたいだな。」
「よかったよ、らしくねえ姿見せてたから心
配したんだぞ。」
「なんか一瞬記憶が吹っ飛んじまった感じだ
ったんせいであんな変なこと言い出しただ
けなんよ。」
この世界の僕はこんな贅沢な時間を過ごしていたのか。僕にとっての新たな生活が始まり、幸せな日が始まる予感に僕は感動で涙しそうだった。しかしそんな姿は見られてはならない。この世界での僕はあくまで俺。彼らに本当は違う人格であることはバレたくないし、何よりそれを知られたら僕はまたこの世界でも生きていけなくなる気がする。
「まあ改めて今日の予定考えようぜ。」
「結局〇〇はカラオケもいけるクチってわけ
ね」
「そりゃよかった。」
「今日はとりあえずカラオケ行って歌いまく
ろうぜ」
「オッケー👌。」
そんなわけで僕は人生で初めてカラオケに行くことになった。
僕らの学校は東京の西の方にあり、最寄りの駅からも20分以上バスに乗らなければ着かない辺鄙なところにある中学校である。しかし僕らが通っているこの中学校は中高一貫校でありながら、中学校と高校が別の場所にある少し変わった学校だ。中学校は山の方にあるが、高校は駅から歩いて15分ほどで着くことができるわりと駅近な高校だ。まあ公立の中学や都会の私立や都立の中学に比べると明らかに遠いが僕らからしたら駅から歩いて15分なんて全然近いほうだ。ちなみにバスは朝みんなが登校してくる時間帯に2本、帰りの時間帯には5本走っている。遅刻したり、乗り遅れてしまうともれなく駅まで約1時間歩くことになるのだ。
「やべえ、あと10分でバスが行っちまう。は
よ準備して行くぞ!」
「了解!」
ちなみにバスの間隔は15分に一本で、僕らは今日部活が休みなので一応一本目の帰りのバスに乗ることができるが、乗り遅れてバスを待つのが嫌なので急いでいるといった次第だ。
「おい〇〇早く準備しろ!」
「わりい、もうすぐ終わる!」
僕はいつもそうだが、準備がとにかく遅い。この癖は前の世界と同じなようだ。そんなことを考えていると他のやつからも文句が飛んで来た。
「早よせいやー」
「ちんたらしてたら置いてくぞ。」
そんなやりとりを終え、2分後にようやく帰りの準備を終えてバス停に4人で走る。
「ぴー、プシュー」
まず結果から言うと僕らはバスにギリギリ間に合わなかった。目の前で行ってしまったバスを見送りながら、みんなは口々に言った。
「〇〇のせいだな」
「マジすまん」
「さ、歩くぞ。」
は?
僕は思わず耳を疑った。
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