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今にも落ちてきそうな空の下で
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夢のお話
大好きなペット
デグーのべべを手に載せて
文鳥のみんみを肩にのせて、
犬のぽちを隣で歩かせて、
ピクニックに行く夢だった。
その夢は、夫と、大好きな皆で電車に乗るところからはじまった。
電車の窓からは現実で見るビル群ではなくて、山・自然とは言わないけれど小さいおうちや古い建物の立ち並ぶ、そうそう、こっちに引っ越す前の大田区の風景、京成線沿いの風景に似たものだったと思う。
駅に着くと公園に行った。
私たちはどこからともなく現れたビニールシートの上に座った。
1面の芝生にぽちは大はしゃぎした。
べべは手の上でおやつを食べて、みんみはちょこちょこと芝生の上を跳ねたりまわりの芝生をつついたりしては私や夫の肩や手に乗って頬擦りをしたりして自由にしている。
夫が「そろそろだよ」
と私に声をかけた
何がそろそろなのか 夢の中の私は分かっていたけれど、夢を見ている現実の私は何も分かっていなかった。
夢の中の私がみんみを両手ですくい上げて立ち上がり、みーちゃん と名前をぶと、みんみはいつものようにピィ!とお返事をした。
--
みんみは赤ちゃんの時から飛ぶのが苦手な文鳥だった。
あまり私が飛ばせる練習をしなかったからかもしれない。
気付いた時には飛ぶと言うよりも落下する文鳥になってしまった。
だからいつも家の中で遊ぶ時も、両手で救ってふわっと上に飛ばしあげるようにしてた。
私の頭上にふわりと舞う綺麗なグレーのふわふわのかたまりは
バタバタと飛ぶ振りをしていつも私の手や肩に着地する
意地悪をしてちょっと離れても、必ず私のところまでは頑張ってやってきて、かわいい爪でどこかにしがみつく。
人間が大好きで、甘えん坊で、綺麗で優しい、いつもふんわりパンのような匂いのする子だった。
名前を呼ぶとピィ!とお返事をくれて、
べべみみぽち、行ってきますと言うと代表してピィ!と言ってくれた
私はそんなみんみに鼻を埋めてにおいをかいだり、一緒に仕事をしたり布団の中に入るのが好きだった。
お外に出ることが出来ないから、よく窓の外を一緒に眺めた。
「お天気だね」「雨だね」そんなことばかりだけど、喋りかけると、みんみはいつもピィ!とお返事をしてくれた。
みんみはいつでもおうちにいて、私に行ってらっしゃい・おかえりなさいと言ってくれた。
--
夢の中の私が、両手で包まれるみんみに「行ってらっしゃい」と声をかけた。
みんみはいつものようにピィ!っと鳴いて、そして、私はいつものようにふわりとみんみを飛ばしあげた。
いつもバタバタと私の肩に戻ってくるみんみが、ふわりと上がったまま、お空に飛んでいったのを、私はずっとみつめていた。
--
なんだかみんみが私を呼んでいるような気がして、私は目を覚ましてしまった。
みんみの巣箱を見てみる
いつも顔を埋めてお気に入りのふわふわの三角のおうちで眠るみんみの姿がない
分かってた
いや、夢を見始めた時には分かっていた
むしろこの夢は私が望んで見た夢だった。
ずっと夢だった
べべとみみとぽちと、家族みんなでピクニックに行って自由に遊ばせたかった。
最後に夢を叶えてくれたみんみ
私の自慢の優しいみんみ
ふわふわのパンみたいなみんみ
憧れのお空でいっぱい、いっぱい遊ぶんだよ
お友達いっぱいできるよ
私もいつかそこにいくから、
まずはべべとぽちを待っていてね
夫も多分先にいくから、みんなで楽しくピクニックしていてよ
私はやることをやったら会いに行くから、混ぜてね。
元気でね
大好きだよ
ずっとずっと、愛しているよ
-----
昨日、2024/12/1愛する文鳥のみんみがお空に旅立った。
2日前くらいから元気がないのは気づいていた。
いつもの元気なお返事がなかったから。
換毛期とかで元気がなくなることがあったから、そっとしておこうと思った。
1日前もご飯をよく食べていて、ご飯を足してあげた。
ご飯をいっぱい食べたら元気になると思って安心していた。
気付いた時にはケージの中で、横になって、冷たくかたくなっていた。
みんみがいつも過ごしていた3角の布製のおうちにはひとつの卵が残されていた。
初めての産卵だった。当然無精卵。
みんみが女の子だったことも初めて気付いた。
ひとりで、きっと苦しくて、痛くて、辛かっただろう。
最後にあたたかいまま抱きしめてあげたかった。頑張ったねって包んであげたかった。
赤ちゃんの頃、よく私の手の中で眠っていたように、さいごも手の中で看取りたかった。
なんで気付けなかったんだろう
後悔が大きすぎる。
後悔は大きいけれど、それ以上に、うちに来てくれたことに、懐いてくれたことに、幸せな時間をくれたことに
いっぱいいっぱい感謝をしたい。
ありがとうみんみ
大好きだよ 大好き 大好き!!!!! 🐥⸒⸒
大好きなペット
デグーのべべを手に載せて
文鳥のみんみを肩にのせて、
犬のぽちを隣で歩かせて、
ピクニックに行く夢だった。
その夢は、夫と、大好きな皆で電車に乗るところからはじまった。
電車の窓からは現実で見るビル群ではなくて、山・自然とは言わないけれど小さいおうちや古い建物の立ち並ぶ、そうそう、こっちに引っ越す前の大田区の風景、京成線沿いの風景に似たものだったと思う。
駅に着くと公園に行った。
私たちはどこからともなく現れたビニールシートの上に座った。
1面の芝生にぽちは大はしゃぎした。
べべは手の上でおやつを食べて、みんみはちょこちょこと芝生の上を跳ねたりまわりの芝生をつついたりしては私や夫の肩や手に乗って頬擦りをしたりして自由にしている。
夫が「そろそろだよ」
と私に声をかけた
何がそろそろなのか 夢の中の私は分かっていたけれど、夢を見ている現実の私は何も分かっていなかった。
夢の中の私がみんみを両手ですくい上げて立ち上がり、みーちゃん と名前をぶと、みんみはいつものようにピィ!とお返事をした。
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みんみは赤ちゃんの時から飛ぶのが苦手な文鳥だった。
あまり私が飛ばせる練習をしなかったからかもしれない。
気付いた時には飛ぶと言うよりも落下する文鳥になってしまった。
だからいつも家の中で遊ぶ時も、両手で救ってふわっと上に飛ばしあげるようにしてた。
私の頭上にふわりと舞う綺麗なグレーのふわふわのかたまりは
バタバタと飛ぶ振りをしていつも私の手や肩に着地する
意地悪をしてちょっと離れても、必ず私のところまでは頑張ってやってきて、かわいい爪でどこかにしがみつく。
人間が大好きで、甘えん坊で、綺麗で優しい、いつもふんわりパンのような匂いのする子だった。
名前を呼ぶとピィ!とお返事をくれて、
べべみみぽち、行ってきますと言うと代表してピィ!と言ってくれた
私はそんなみんみに鼻を埋めてにおいをかいだり、一緒に仕事をしたり布団の中に入るのが好きだった。
お外に出ることが出来ないから、よく窓の外を一緒に眺めた。
「お天気だね」「雨だね」そんなことばかりだけど、喋りかけると、みんみはいつもピィ!とお返事をしてくれた。
みんみはいつでもおうちにいて、私に行ってらっしゃい・おかえりなさいと言ってくれた。
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夢の中の私が、両手で包まれるみんみに「行ってらっしゃい」と声をかけた。
みんみはいつものようにピィ!っと鳴いて、そして、私はいつものようにふわりとみんみを飛ばしあげた。
いつもバタバタと私の肩に戻ってくるみんみが、ふわりと上がったまま、お空に飛んでいったのを、私はずっとみつめていた。
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なんだかみんみが私を呼んでいるような気がして、私は目を覚ましてしまった。
みんみの巣箱を見てみる
いつも顔を埋めてお気に入りのふわふわの三角のおうちで眠るみんみの姿がない
分かってた
いや、夢を見始めた時には分かっていた
むしろこの夢は私が望んで見た夢だった。
ずっと夢だった
べべとみみとぽちと、家族みんなでピクニックに行って自由に遊ばせたかった。
最後に夢を叶えてくれたみんみ
私の自慢の優しいみんみ
ふわふわのパンみたいなみんみ
憧れのお空でいっぱい、いっぱい遊ぶんだよ
お友達いっぱいできるよ
私もいつかそこにいくから、
まずはべべとぽちを待っていてね
夫も多分先にいくから、みんなで楽しくピクニックしていてよ
私はやることをやったら会いに行くから、混ぜてね。
元気でね
大好きだよ
ずっとずっと、愛しているよ
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昨日、2024/12/1愛する文鳥のみんみがお空に旅立った。
2日前くらいから元気がないのは気づいていた。
いつもの元気なお返事がなかったから。
換毛期とかで元気がなくなることがあったから、そっとしておこうと思った。
1日前もご飯をよく食べていて、ご飯を足してあげた。
ご飯をいっぱい食べたら元気になると思って安心していた。
気付いた時にはケージの中で、横になって、冷たくかたくなっていた。
みんみがいつも過ごしていた3角の布製のおうちにはひとつの卵が残されていた。
初めての産卵だった。当然無精卵。
みんみが女の子だったことも初めて気付いた。
ひとりで、きっと苦しくて、痛くて、辛かっただろう。
最後にあたたかいまま抱きしめてあげたかった。頑張ったねって包んであげたかった。
赤ちゃんの頃、よく私の手の中で眠っていたように、さいごも手の中で看取りたかった。
なんで気付けなかったんだろう
後悔が大きすぎる。
後悔は大きいけれど、それ以上に、うちに来てくれたことに、懐いてくれたことに、幸せな時間をくれたことに
いっぱいいっぱい感謝をしたい。
ありがとうみんみ
大好きだよ 大好き 大好き!!!!! 🐥⸒⸒
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