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3章:魔王選抜トーナメント
43話:魔王城
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聖女ってやっぱり凄いんだ。
でもそんな力を持っているように見えなかったけど…。 あの子実はかなり凄い人ってことだよね?
それにサミエル様。 初代魔王様って魔族側からしたらやっぱり偉大で尊敬できる魔王様だったってことだよね。
逆に王国側からしたらどんな風に教えられてるんだろう。
やっぱり悪逆非道な感じで伝わってるのかな?
私その辺の知識全く皆無なんだよね。
本来貴族は幼少期から読み書きやこの国の歴史、数学や経済学など学ぶみたいだけど私はしたことない。
まぁ勇者と魔王の子ってだけで異例だけど…。
読み書きすら教わってないのはまずいよね。
うん。知ってみたいかも。
「あのあっき言ってた魔族の歴史教科書ってここにあるの?」
「はい。 ございますよ。 なんたって魔王城で授業を行っておりますからねぇ」
「え! そうなの!?」
「はい。 元々立派な建物はサミエル様が作られるまでみんな洞窟だとか木の上だとか水の中などでそのまま寝ていたらしいですからねぇ。 人間の文化が介入してこのような城を建築することができたんですよ」
「そうなんだ!」
「なので教科書も貸し出し可能になりますよ。 授業を持っているのはキース様になりますね。 実技ですとジャック様がついておられます」
「実技も!?」
「良くも悪くも魔族や魔物は力こそ全てですのでね」
「な、なるほど」
つまりは弱いと生きていけないから力をつける。
それを教えてくれる学校のような役割をこの魔王城が担ってるってこと、だよね…。
それを考えたサミエル様って凄い!
まさか私と同じ異世界転生者じゃないよね?
「魔王城ができてからは力の象徴として他の魔族も家などを持つようになりました。 ですが初代魔王様が作られたルールの一つに魔王城のような城を作ることを禁じるとあります。 なので他の物たちもは家は作れても魔王城のように大きな城を建設できないのです」
「じゃあここらへんにはこのお城しかないの?」
「えぇ。 小さい家などは所々にありますが、城はここにしかありません。 なので皆、魔王様になりたいんですよ」
「なんで?」
「家は力の象徴ですからね。 一番でかい魔王城を好き勝手していいのは魔王様だけの権利になります。 アビス様も最初はこのお城が目当てで魔王選抜トーナメントに出場されたんですよ」
「く、詳しい!」
「あれ? 聞いてないですか? 私のご主人様であるジャック様は元アビス様の育て子ですよ?」
「え!」
「キース様も」
「えええええええええええええ!」
でもそんな力を持っているように見えなかったけど…。 あの子実はかなり凄い人ってことだよね?
それにサミエル様。 初代魔王様って魔族側からしたらやっぱり偉大で尊敬できる魔王様だったってことだよね。
逆に王国側からしたらどんな風に教えられてるんだろう。
やっぱり悪逆非道な感じで伝わってるのかな?
私その辺の知識全く皆無なんだよね。
本来貴族は幼少期から読み書きやこの国の歴史、数学や経済学など学ぶみたいだけど私はしたことない。
まぁ勇者と魔王の子ってだけで異例だけど…。
読み書きすら教わってないのはまずいよね。
うん。知ってみたいかも。
「あのあっき言ってた魔族の歴史教科書ってここにあるの?」
「はい。 ございますよ。 なんたって魔王城で授業を行っておりますからねぇ」
「え! そうなの!?」
「はい。 元々立派な建物はサミエル様が作られるまでみんな洞窟だとか木の上だとか水の中などでそのまま寝ていたらしいですからねぇ。 人間の文化が介入してこのような城を建築することができたんですよ」
「そうなんだ!」
「なので教科書も貸し出し可能になりますよ。 授業を持っているのはキース様になりますね。 実技ですとジャック様がついておられます」
「実技も!?」
「良くも悪くも魔族や魔物は力こそ全てですのでね」
「な、なるほど」
つまりは弱いと生きていけないから力をつける。
それを教えてくれる学校のような役割をこの魔王城が担ってるってこと、だよね…。
それを考えたサミエル様って凄い!
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「魔王城ができてからは力の象徴として他の魔族も家などを持つようになりました。 ですが初代魔王様が作られたルールの一つに魔王城のような城を作ることを禁じるとあります。 なので他の物たちもは家は作れても魔王城のように大きな城を建設できないのです」
「じゃあここらへんにはこのお城しかないの?」
「えぇ。 小さい家などは所々にありますが、城はここにしかありません。 なので皆、魔王様になりたいんですよ」
「なんで?」
「家は力の象徴ですからね。 一番でかい魔王城を好き勝手していいのは魔王様だけの権利になります。 アビス様も最初はこのお城が目当てで魔王選抜トーナメントに出場されたんですよ」
「く、詳しい!」
「あれ? 聞いてないですか? 私のご主人様であるジャック様は元アビス様の育て子ですよ?」
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「キース様も」
「えええええええええええええ!」
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