13 / 23
12.初依頼
しおりを挟む
さてさて、んじゃお片付けしますかね。
とりあえずまずは大きめのゴミから手を付けることにする。
持ち上げたり引きずったりして一か所に固めていく。
大きいものに関しては後で業者が回収に来るらしいので、ある程度よかして放置でいいんだとか。
それだったら最初から最後まで業者に頼めばいいのに、と思わなかった訳ではないが、資源削減とか考えて自己完結した。
その辺気にしたら負けだ。
渡してもらったほうきで落ち葉などを掃いていく。
うわ、目に見えて綺麗になってくと気持ちいいな。
この感覚は目が悪くなる以前では味わえなかったものかもしれない。
ちなみに、俺が今患っている眼病は中三の時に発病してそっからずっと盲目だ。
と言っても今高校に入学したばっかりだから一年経ったか経ってないかくらいである。
それ以前は俺も健康な男子中学生であったので、普通に家でゴロゴロしたり友達と遊んだりと親の手伝いなんてほぼしてなかった。
まぁそれを言ったら今もできてないのだが……。
手伝いかぁ……そういえば考えてもみなかったな。
……うん、やっぱりただみんなの厚意を享受するだけじゃダメだよな。
いつか何かお礼ができたらいいな。
そうこう考えているうちに掃き掃除が終わる。
一か所に溜まった落ち葉を見て一言。
「多……」
こんもりしてちょっとした山みたいになっていた。
今からこれをゴミ袋に詰めなければならない。
幸い大量のゴミ袋とドジョウ掬いみたいな……なんだこれ、掬いかごとでも言うのかな?をもらっていたので落ち葉が余る、なんてことは起こらなそうだ。
俺が頑張ればの話ではあるが。
はぁ……やるか。
中腰で掬いかごを使って、落ち葉をゴミ袋に掬い入れながらえっさほいさする。
うわ、これ結構重労働。
油断したら腰が砕け散りそうだ。
5分ほど無心で掬い入れてようやく元の4分の1に届くかどうかぐらいが無くなった。
あー、キツ。ちょっと休憩しよう……。
地面に腰を下ろしてにじんだ汗を袖で拭う。
……こうして汗かいたのも久しぶりだな。
感傷に浸りながら、少しの間休憩する。
「……さて、頑張るかぁー」
重い腰を上げるために声に出して宣言してみた。
若干起き上がりやすくなった気がする。
やっぱり声に出すって重要だね。
よく分からないやつでお馴染みの掬いかごを手に、未だこんもりする落ち葉に立ち向かう。
依頼達成をギルドに報告しに行けたのはそれからおよそ30分後だった。
とりあえずまずは大きめのゴミから手を付けることにする。
持ち上げたり引きずったりして一か所に固めていく。
大きいものに関しては後で業者が回収に来るらしいので、ある程度よかして放置でいいんだとか。
それだったら最初から最後まで業者に頼めばいいのに、と思わなかった訳ではないが、資源削減とか考えて自己完結した。
その辺気にしたら負けだ。
渡してもらったほうきで落ち葉などを掃いていく。
うわ、目に見えて綺麗になってくと気持ちいいな。
この感覚は目が悪くなる以前では味わえなかったものかもしれない。
ちなみに、俺が今患っている眼病は中三の時に発病してそっからずっと盲目だ。
と言っても今高校に入学したばっかりだから一年経ったか経ってないかくらいである。
それ以前は俺も健康な男子中学生であったので、普通に家でゴロゴロしたり友達と遊んだりと親の手伝いなんてほぼしてなかった。
まぁそれを言ったら今もできてないのだが……。
手伝いかぁ……そういえば考えてもみなかったな。
……うん、やっぱりただみんなの厚意を享受するだけじゃダメだよな。
いつか何かお礼ができたらいいな。
そうこう考えているうちに掃き掃除が終わる。
一か所に溜まった落ち葉を見て一言。
「多……」
こんもりしてちょっとした山みたいになっていた。
今からこれをゴミ袋に詰めなければならない。
幸い大量のゴミ袋とドジョウ掬いみたいな……なんだこれ、掬いかごとでも言うのかな?をもらっていたので落ち葉が余る、なんてことは起こらなそうだ。
俺が頑張ればの話ではあるが。
はぁ……やるか。
中腰で掬いかごを使って、落ち葉をゴミ袋に掬い入れながらえっさほいさする。
うわ、これ結構重労働。
油断したら腰が砕け散りそうだ。
5分ほど無心で掬い入れてようやく元の4分の1に届くかどうかぐらいが無くなった。
あー、キツ。ちょっと休憩しよう……。
地面に腰を下ろしてにじんだ汗を袖で拭う。
……こうして汗かいたのも久しぶりだな。
感傷に浸りながら、少しの間休憩する。
「……さて、頑張るかぁー」
重い腰を上げるために声に出して宣言してみた。
若干起き上がりやすくなった気がする。
やっぱり声に出すって重要だね。
よく分からないやつでお馴染みの掬いかごを手に、未だこんもりする落ち葉に立ち向かう。
依頼達成をギルドに報告しに行けたのはそれからおよそ30分後だった。
1
あなたにおすすめの小説
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
親がうるさいのでVRMMOでソロ成長します
miigumi
ファンタジー
VRが当たり前になった時代。大学生の瑞希は、親の干渉に息苦しさを感じながらも、特にやりたいことも見つからずにいた。
そんなある日、友人に誘われた話題のVRMMO《ルーンスフィア・オンライン》で目にしたのは――「あなたが求める自由を」という言葉。
軽い気持ちでログインしたはずが、気づけば彼女は“ソロ”で世界を駆けることになる。
誰にも縛られない場所で、瑞希は自分の力で強くなることを選んだ。これは、自由を求める彼女のソロ成長物語。
毎日22時投稿します。
異世界で魔法が使えない少女は怪力でゴリ押しします!
ninjin
ファンタジー
病弱だった少女は14歳の若さで命を失ってしまった・・・かに思えたが、実は異世界に転移していた。異世界に転移した少女は病弱だった頃になりたかった元気な体を手に入れた。しかし、異世界に転移して手いれた体は想像以上に頑丈で怪力だった。魔法が全ての異世界で、魔法が使えない少女は頑丈な体と超絶な怪力で無双する。
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
犬の散歩中に異世界召喚されました
おばあ
ファンタジー
そろそろ定年後とか終活とか考えなきゃいけないというくらいの歳になって飼い犬と一緒に異世界とやらへ飛ばされました。
何勝手なことをしてくれてんだいと腹が立ちましたので好き勝手やらせてもらいます。
カミサマの許可はもらいました。
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる