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第二章 遠き日の約束
二幕 「ロムトアへ」 一
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暑い季節が過ぎ、心地よい風が吹く中、王都内郭の西大門外に面した広場で管楽器による盛大な音楽が鳴り響く。
大地を揺さぶるような重低音と共に、西大門を塞ぐ金属製の落とし格子がゆっくりと持ち上がる。
全部で3層からなる落とし格子が全て上がりきると、門の奥から整列した騎兵と歩兵が旗をたなびかせながら威風堂々と姿を現した。
広場にはその姿を見ようと多数の群衆が集まっており、音楽に合わせて出陣する兵士達に大きな喝采を送る。
その群衆の中にアスとジゼルの姿があった。
過日にフレアから受けた傷を療養するためにヴェルノと共に王都に戻っていた二人は、本日、王都第三師団の出陣式があるとの話を聞きつけて見物に来ていた。
本当はヴェルノも一緒に来る予定だったが、古い知人から知らせがあったため、先にそちらに顔を出してから合流することになっていた。
終わりが見えない程に長い列が続く。
アスが聞いた話では、国の調査隊が大陸西にある樹海の奥地で四王記時代に存在したとされる六華ヴィエルニ家旧都の遺跡を発見し、その遺跡の解放のために総勢五万の兵士が出陣するとのことだった。
「すごい人数だね~。遺跡解放ってこんなに人手がかかるものなのかな?」
「遺跡は樹海の奥地にあるらしくて、樹々を倒してそこまでの道を整備したり、そこを縄張りとしている獣や蟲を討伐したりする必要があるから、かなり危険らしいよ。上手くいっても一年はかかるんじゃないかなって」
「・・・ふーん。また隣の家の自称物知りおじいさんがそう言ってたの?」
「自称って・・・、アルジィさんの知識量は本当にすごいよ。最新の情報も色々知ってるし、すごく勉強になる」
アスはキラキラとした眼差しをジゼルに向けた。
アス達は本来家を持たないが、療養と休養のために王都の片隅にある借家を一先ずの拠点としていた。
その借家の隣に住んでいる物知りのおじいさん、アルジィに教えを乞うことが今のアスのマイブームであった。
「そっか。私はあんまり話したことなかったけど、勉強家のアスがそう言うんだから本当に物知りなのね」
「お姉ちゃんもたまには一緒に話を聞けばいいのに」
「私はパス、難しい話はほんと苦手だから。脳みそが溶けちゃうよ」
ジゼルは拒否の意を示すようにパタパタと手を振り、笑いながら視線を隊列に戻した。
「なんか、最初はおおっ!って思ったけど兵士の人達が歩いているだけの絵面がずっと続くのはちょっと飽きてきたなぁ」
「そう?僕は楽しいよ。これから重騎兵隊や輜重隊とか色々出てくるし、第三師団の元帥も現れるんだよ!」
「げ、元帥・・・」
連続してアスから全く興味がないワードがでたためか、ジゼルはげんなりした顔で周囲を見回した。
今日は出陣式ということもあって街は一種のお祭り状態で、あちらこちらに飲食系や遊戯系の看板を掲げた出店が並んでいる。
「ねぇアス、あっちに並んでる出店に行こうよ」
「えぇ、・・・もう少し見てたいんだけど」
「いいじゃん、行こっ」
アスの思いなど関係なくジゼルはアスの腕を引っ張り、強制的に出店の方へ連れ出した。
出店の並びに来たジゼルはしばらく歩くとアクセサリーと書かれた看板の前で足を止めた。
「ねぇ、ここ少し見ていかない?」
「アクセサリー?、買うのお姉ちゃん?」
あまりそういった類のものを身につけていないジゼルが意外なところで足を止めたことにアスは驚いた。
「うん、もうすぐお父さん誕生日でしょ?前から何かアクセサリー的な物をあげたいなと思ってたんだ。アスも一緒に選ぼうよ」
そう言って、ジゼルは鼻歌混じりにアクセサリーを物色し始めた。
ふとアスは一つの商品が気にかかり手に取った。それは金属のベルトに小さな時計がついたものだった。
「坊や、見る目があるね。それは最近王都で流行り始めた腕時計ってやつだよ。時計部分は小型のアーティファクトになっててSSサイズの魔元石で駆動するんだ。使用する魔力が極端に小さいからFランクの魔元石でも十年は使えるらしいよ」
店の店主と思われる若い男が気さくな感じでアスに話しかけてきた。
「へぇー、すごい。最近流行り始めたってことは双極にこの時計のオリジナルが登録されたってこと?」
「ああ、一ヶ月位前にトルベンとかいう下民が登録したらしい。いいよなぁ、オリジナルを登録すれば、後は寝ててもそのレプリカが売れる度にお金が入ってくるんだから。そのトルベンって人、もう億万長者だってさ。・・・まぁそれはさておき、一応ベルト部分は俺が作ったんだ。結構いい出来だと思うからよかったら買ってくれな」
アスは頷くと、もう一度その小さな時計を見つめた。文字盤に小さくアーティファクトのNo.が刻まれている。末尾にはレプリカを示す小文字のRがあった。
「・・・No.721r」
そう呟いたアスの脳裏にリーベルマンの記憶が蘇る。
「あ、あの時の!」
リーベルマンがギイの遺跡で持ち出したオリジナルのアーティファクトのNo.が721だったことをアスは思い出した。
「んっ、どうしたの?」
急に声を出したアスを不思議に思ったジゼルがアスに声をかけた。
「いや、なんでもないよ」
咄嗟に手に持っていた時計を置いて、その横のブレスレットを持った。
「あっ、それアスもいいと思った?私も目をつけてたんだよね。シルバーに黒色が練り込まれたやつ。黒が鴉っぽくていい感じ」
「う、うん、そうだね」
アスは頷きながら、そっと腕時計を隅の方に押しやる。
ジゼルには、リーベルマンが野盗に襲われたということ以外の詳細な経緯を話していないため、この腕時計がどんな意味を持つのかは分からないはずだった。
それでもジゼルにとってそれなりに思い入れがある事件だったために、少しでも関連のあるものは近づけたくなかった。
プレゼント選びに夢中になっているジゼルは、そんなアスの複雑な表情に気付いていない様子でアスから意中のブレスレットを受け取る。
「値段は・・・っと、二百べトラか。うーん、ちょっと高いな」
「お姉ちゃんがいいと思ったんならそれにしようよ。僕も半分払うから」
「いいの?じゃあ私とアスからってことでこれにしよう!」
ジゼルはブレスレットを購入するために先ほどの若い店主に声をかけた。
店主に誰かへのプレゼントかと問われたジゼルが父への誕生日プレゼントだと答えると丁寧にラッピングをしてくた上に、少し安くしてくれた。
出店の並ぶ道を歩きながら、ジゼルは満面の笑みでラッピングされた袋を見つめる。
「ふふ、いい店主さんでよかった。お父さん喜んでくれるかな?」
「うん、きっと喜んでくれるよ」
「結構時間経ったね。そろそろ待ち合わせ場所にお父さん来てるかもだね。行ってみよ」
ジゼルはプレゼントを自分の鞄に入れると待ち合わせ場所として決めていた喫茶店に足を向けた。
突如、先ほど出陣式を見ていた西大門の辺りから大きな歓声が上がる。
アスはもしかしたら元帥が登場したのかもしれないなと思いながら歓声の方に視線を向けたが、まぁいいかとすぐに喫茶店の方に進むジゼルの後を追った。
大地を揺さぶるような重低音と共に、西大門を塞ぐ金属製の落とし格子がゆっくりと持ち上がる。
全部で3層からなる落とし格子が全て上がりきると、門の奥から整列した騎兵と歩兵が旗をたなびかせながら威風堂々と姿を現した。
広場にはその姿を見ようと多数の群衆が集まっており、音楽に合わせて出陣する兵士達に大きな喝采を送る。
その群衆の中にアスとジゼルの姿があった。
過日にフレアから受けた傷を療養するためにヴェルノと共に王都に戻っていた二人は、本日、王都第三師団の出陣式があるとの話を聞きつけて見物に来ていた。
本当はヴェルノも一緒に来る予定だったが、古い知人から知らせがあったため、先にそちらに顔を出してから合流することになっていた。
終わりが見えない程に長い列が続く。
アスが聞いた話では、国の調査隊が大陸西にある樹海の奥地で四王記時代に存在したとされる六華ヴィエルニ家旧都の遺跡を発見し、その遺跡の解放のために総勢五万の兵士が出陣するとのことだった。
「すごい人数だね~。遺跡解放ってこんなに人手がかかるものなのかな?」
「遺跡は樹海の奥地にあるらしくて、樹々を倒してそこまでの道を整備したり、そこを縄張りとしている獣や蟲を討伐したりする必要があるから、かなり危険らしいよ。上手くいっても一年はかかるんじゃないかなって」
「・・・ふーん。また隣の家の自称物知りおじいさんがそう言ってたの?」
「自称って・・・、アルジィさんの知識量は本当にすごいよ。最新の情報も色々知ってるし、すごく勉強になる」
アスはキラキラとした眼差しをジゼルに向けた。
アス達は本来家を持たないが、療養と休養のために王都の片隅にある借家を一先ずの拠点としていた。
その借家の隣に住んでいる物知りのおじいさん、アルジィに教えを乞うことが今のアスのマイブームであった。
「そっか。私はあんまり話したことなかったけど、勉強家のアスがそう言うんだから本当に物知りなのね」
「お姉ちゃんもたまには一緒に話を聞けばいいのに」
「私はパス、難しい話はほんと苦手だから。脳みそが溶けちゃうよ」
ジゼルは拒否の意を示すようにパタパタと手を振り、笑いながら視線を隊列に戻した。
「なんか、最初はおおっ!って思ったけど兵士の人達が歩いているだけの絵面がずっと続くのはちょっと飽きてきたなぁ」
「そう?僕は楽しいよ。これから重騎兵隊や輜重隊とか色々出てくるし、第三師団の元帥も現れるんだよ!」
「げ、元帥・・・」
連続してアスから全く興味がないワードがでたためか、ジゼルはげんなりした顔で周囲を見回した。
今日は出陣式ということもあって街は一種のお祭り状態で、あちらこちらに飲食系や遊戯系の看板を掲げた出店が並んでいる。
「ねぇアス、あっちに並んでる出店に行こうよ」
「えぇ、・・・もう少し見てたいんだけど」
「いいじゃん、行こっ」
アスの思いなど関係なくジゼルはアスの腕を引っ張り、強制的に出店の方へ連れ出した。
出店の並びに来たジゼルはしばらく歩くとアクセサリーと書かれた看板の前で足を止めた。
「ねぇ、ここ少し見ていかない?」
「アクセサリー?、買うのお姉ちゃん?」
あまりそういった類のものを身につけていないジゼルが意外なところで足を止めたことにアスは驚いた。
「うん、もうすぐお父さん誕生日でしょ?前から何かアクセサリー的な物をあげたいなと思ってたんだ。アスも一緒に選ぼうよ」
そう言って、ジゼルは鼻歌混じりにアクセサリーを物色し始めた。
ふとアスは一つの商品が気にかかり手に取った。それは金属のベルトに小さな時計がついたものだった。
「坊や、見る目があるね。それは最近王都で流行り始めた腕時計ってやつだよ。時計部分は小型のアーティファクトになっててSSサイズの魔元石で駆動するんだ。使用する魔力が極端に小さいからFランクの魔元石でも十年は使えるらしいよ」
店の店主と思われる若い男が気さくな感じでアスに話しかけてきた。
「へぇー、すごい。最近流行り始めたってことは双極にこの時計のオリジナルが登録されたってこと?」
「ああ、一ヶ月位前にトルベンとかいう下民が登録したらしい。いいよなぁ、オリジナルを登録すれば、後は寝ててもそのレプリカが売れる度にお金が入ってくるんだから。そのトルベンって人、もう億万長者だってさ。・・・まぁそれはさておき、一応ベルト部分は俺が作ったんだ。結構いい出来だと思うからよかったら買ってくれな」
アスは頷くと、もう一度その小さな時計を見つめた。文字盤に小さくアーティファクトのNo.が刻まれている。末尾にはレプリカを示す小文字のRがあった。
「・・・No.721r」
そう呟いたアスの脳裏にリーベルマンの記憶が蘇る。
「あ、あの時の!」
リーベルマンがギイの遺跡で持ち出したオリジナルのアーティファクトのNo.が721だったことをアスは思い出した。
「んっ、どうしたの?」
急に声を出したアスを不思議に思ったジゼルがアスに声をかけた。
「いや、なんでもないよ」
咄嗟に手に持っていた時計を置いて、その横のブレスレットを持った。
「あっ、それアスもいいと思った?私も目をつけてたんだよね。シルバーに黒色が練り込まれたやつ。黒が鴉っぽくていい感じ」
「う、うん、そうだね」
アスは頷きながら、そっと腕時計を隅の方に押しやる。
ジゼルには、リーベルマンが野盗に襲われたということ以外の詳細な経緯を話していないため、この腕時計がどんな意味を持つのかは分からないはずだった。
それでもジゼルにとってそれなりに思い入れがある事件だったために、少しでも関連のあるものは近づけたくなかった。
プレゼント選びに夢中になっているジゼルは、そんなアスの複雑な表情に気付いていない様子でアスから意中のブレスレットを受け取る。
「値段は・・・っと、二百べトラか。うーん、ちょっと高いな」
「お姉ちゃんがいいと思ったんならそれにしようよ。僕も半分払うから」
「いいの?じゃあ私とアスからってことでこれにしよう!」
ジゼルはブレスレットを購入するために先ほどの若い店主に声をかけた。
店主に誰かへのプレゼントかと問われたジゼルが父への誕生日プレゼントだと答えると丁寧にラッピングをしてくた上に、少し安くしてくれた。
出店の並ぶ道を歩きながら、ジゼルは満面の笑みでラッピングされた袋を見つめる。
「ふふ、いい店主さんでよかった。お父さん喜んでくれるかな?」
「うん、きっと喜んでくれるよ」
「結構時間経ったね。そろそろ待ち合わせ場所にお父さん来てるかもだね。行ってみよ」
ジゼルはプレゼントを自分の鞄に入れると待ち合わせ場所として決めていた喫茶店に足を向けた。
突如、先ほど出陣式を見ていた西大門の辺りから大きな歓声が上がる。
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