エターナル

夢幻

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エターナル9 エターナルと言う存在

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アルフレッドが、戻ってきた
部屋の扉をノックして
(気を使うなって思う。彼の部屋だ、ノックする必要ないって言った事は何度も)

ニコニコしながら、僕を見て、扉を閉めて
今日の練習、調子良かったのだろう
微かに聴こえていた音には、調子に悪い所はなかった

「いつも素敵だけど、今日は特に良かったね」

「今日は、なんか体が軽くてスムーズにできたよ」

「そんな曲が聴けて、僕は幸せだ。いつもありがとう」僕は、殆ど耳に入ってなかったけど「エターナルも、聴いていたよ。エターナルもきっと綺麗、素敵と思っていたに違いないと思う」僕は、おべっかで言ってる気持ちはなかった

「エターナルが?」と、彼はエターナルを見る

エターナルが、彼に顔を向けコクっと頷く
その動きは、ふわっと柔らかい空気が動いた感じに、僕達は素敵なものを見た気持ちになった。ちょっとツンとした雰囲気のあるエターナルが、とても可愛らしく見えた瞬間だった
甲冑マスクで、ツンと見えるのだろうか?
それでも、なんでもしますと言う気持ちになった僕
アルフレッドも、同じ気持ちになった思った

「聴いていてくれたんだ。エターナル、嬉しいよ。ありがとう。好きな曲だった」

エターナルは、コクッと頷く
僕は、これを見る為なら、なんでも言う事を聞きますと言うこの気持ち
なんて言うんだろう、さみしさが埋まるようなと言っていいのかな、体すみずみに満ちるこの気持ち
僕はさみしさって思ったけど、僕は一体何をさみしいと思っているんだろうと思った

「エターナル、嬉しいよ。また、弾くね」とエターナルの籠の前迄行き、アルフレッドは言った

エターナルの口元が、少し微笑んだような見え
僕は、またとても幸せな満ちる気持ちになった
美しいけれど、ツンツンにしか見えないエターナルの微笑みは、私が喜ぶ事をすれば、あなた達は幸せに満ちますと言われているようだった

アルフレッドも、きっと同じような気持ちと思った
アルフレッドの喜びに溢れた横顔からも、そう思った


「じゃあ、温室行こうか」とアルフレッドが

「だね」
僕達は、温室で宿題をする事が多かった

「エターナルも、一緒に鳥籠ごと温室に持っていくよ。温室で、いつも放すんだ」
「へぇー」と思って見ると、エターナルは鳥籠に入っていた

彼は肩に宿題を入れた鞄に、鳥籠を左手に持って、僕が部屋のドアを開け、僕達は部屋を出た
ドアを閉める時、いつものように部屋はひっそりしてるのに、なんか今日の事は秘密だよっと言ってる雰囲気があった、なぜか?


《この時の僕は、エターナルの口元だけの笑顔で、心が一杯だった》




エターナル10
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