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エターナル11 温室と蘭と創業者2
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エターナル
「お邪魔してます。いつもご馳走になってます」
「そんなにご馳走してるかな。でも、美味しいと思っていてくれるなら、アルフレッドと一緒に、色んな物食べておくれ。シェフも喜ぶよ」
「はい。いつも出してくれるおやつ美味しくて、アルフレッドが羨ましいなって思ってます。ホント、いつも食べちゃって」
「遠慮なく食べてくれて嬉しいよ。アルフレッドも、君みたいに食べてくれるといいのだが。アルフレッドは、少し細いだろう。もう少し、食べて欲しいね」
「お昼とか、普通ぐらいかなと思っていたけど、もーらいってサンドイッチやチキン持ってかれても怒らないのは、それ?夜も食べてない?」僕は、アルフレッドに顔を向けた
「よく父さんにも、もっと食べなさいと言われるね。なんとなく食が進まないと言うか」
「僕んち来た時、食べるよね。無理してる?」
「え、美味しいよ。無理してないよ。ランドルフのお母さんやお婆ちゃんの料理美味しいから食べるんだけど」えっ、えっ、えってした顔で言うアルフレッド
お爺さんが、言いかけたその時、お爺さんの肩にエターナルが止まった
正確には、肩に腰かけた。軽やかに、フワリと花びらが落ちてくるように
重さを感じさせないエターナル
僕は、その時羨ましかった
エターナルが肩に、どんな感じ、いいないいなって
「エターナル、いつも美しいね」エターナルは、ツンとしてる。当然ですといった雰囲気で
そういうエターナルを見ていても、気持ちがほころんでいく。嬉しさで、何かが呼び覚まされるような気持になる
何かが満ちる、この気持。パァと明るくなるって言うの?透明でキラキラしているように、世界が見えると言うか
僕とアルフレッドは、ただ見てた
お爺さんは、愛おしそうに見ている
「エターナルは、よくお爺さんの肩に止まるんだ。僕の肩にも乗って欲しいんだけど、全然で。羨ましいなと思う」残念そうに言う
「羨ましいよね、それは」僕も、しみじみ思う
「あはは」とお爺さんは笑った「私の肩が広いから、乗りやすいのだろう
確かに、お爺さんの肩は大木の枝のようにがっしりしてて
お爺さんに比べたら、自分の肩は、エターナルには安定感ないのかなと思った
「アルフレッド、成長期に食べないと大きくならんぞ。細いままでは、エターナルが肩に乗らない」
太い声が、優しく響く
「そうですね。エターナルに乗って貰いたいなら、筋肉つけないと、体大きくしないといけないか...」
アルフレッドも、エターナルに乗って貰う事を真剣に考えたようだ。ちょっと考え込んでる
どうやって、食べるの増やさないといけないと考えてるよな、絶対思った
「僕だったら、この家での食事なら絶対食べ過ぎて、太ってる。美味しいし、高級食材だし」
アルフレッドは、びっくりした顔し
「お婆ちゃんやお母さんの料理美味しいと思うけど」
「母さんの料理が不味い訳じゃないけど、食材が違うよ、食材が。バターもいいバター、めっちゃ美味いじゃん」
お爺さんが、また明るく大きな声で笑いだし、
「今日、フルーツを沢山仕入れたので帰りに、持って帰りなさい。後ハムとソーセージも持っていきなさい」
「えっ、ありがとうございます。嬉しいです!でも、この間も蘭を幾つか貰ったし。立て続けは、さすがに申し訳ないと思いますけど、でも欲しい、食べたいですソーセージやハム」自分で言っていて、少し恥ずかしかった。少しは丁寧に返さないとと思ったのが、変な組み合わせな言葉になって、でもまあ仕方ないかなって
この家で、たまに出されるサンドイッチのハムやバターが、格段に違う!上質で、これを逃したらと思った
「お返しにアップルパイ頂いている、焼いたお菓子も頂いているよ」おやおやと顔をしてるお爺さん
知ってる言葉で言うなら、灯台下暗しって感じ
「お祖父さん、君のお母さんにアップルパイや焼き菓子頂く度に、食べてるよ。僕も美味しいと思うよ」
「そうだね、アルフレッドも一緒に食後に食べるね」
「母さんのお菓子は確かにそこら辺のよりは美味いと思うけど、んー」
「知らないのかい?君のお母さん、手作りのアップルパイでミス・フラワーになったんだよ。計三回ミス・フラワーになっている」
「えっ!!」
三回!、それは知らなかった
「三回って、凄いと思うよ。君のお母さん」
→
エターナル12
「お邪魔してます。いつもご馳走になってます」
「そんなにご馳走してるかな。でも、美味しいと思っていてくれるなら、アルフレッドと一緒に、色んな物食べておくれ。シェフも喜ぶよ」
「はい。いつも出してくれるおやつ美味しくて、アルフレッドが羨ましいなって思ってます。ホント、いつも食べちゃって」
「遠慮なく食べてくれて嬉しいよ。アルフレッドも、君みたいに食べてくれるといいのだが。アルフレッドは、少し細いだろう。もう少し、食べて欲しいね」
「お昼とか、普通ぐらいかなと思っていたけど、もーらいってサンドイッチやチキン持ってかれても怒らないのは、それ?夜も食べてない?」僕は、アルフレッドに顔を向けた
「よく父さんにも、もっと食べなさいと言われるね。なんとなく食が進まないと言うか」
「僕んち来た時、食べるよね。無理してる?」
「え、美味しいよ。無理してないよ。ランドルフのお母さんやお婆ちゃんの料理美味しいから食べるんだけど」えっ、えっ、えってした顔で言うアルフレッド
お爺さんが、言いかけたその時、お爺さんの肩にエターナルが止まった
正確には、肩に腰かけた。軽やかに、フワリと花びらが落ちてくるように
重さを感じさせないエターナル
僕は、その時羨ましかった
エターナルが肩に、どんな感じ、いいないいなって
「エターナル、いつも美しいね」エターナルは、ツンとしてる。当然ですといった雰囲気で
そういうエターナルを見ていても、気持ちがほころんでいく。嬉しさで、何かが呼び覚まされるような気持になる
何かが満ちる、この気持。パァと明るくなるって言うの?透明でキラキラしているように、世界が見えると言うか
僕とアルフレッドは、ただ見てた
お爺さんは、愛おしそうに見ている
「エターナルは、よくお爺さんの肩に止まるんだ。僕の肩にも乗って欲しいんだけど、全然で。羨ましいなと思う」残念そうに言う
「羨ましいよね、それは」僕も、しみじみ思う
「あはは」とお爺さんは笑った「私の肩が広いから、乗りやすいのだろう
確かに、お爺さんの肩は大木の枝のようにがっしりしてて
お爺さんに比べたら、自分の肩は、エターナルには安定感ないのかなと思った
「アルフレッド、成長期に食べないと大きくならんぞ。細いままでは、エターナルが肩に乗らない」
太い声が、優しく響く
「そうですね。エターナルに乗って貰いたいなら、筋肉つけないと、体大きくしないといけないか...」
アルフレッドも、エターナルに乗って貰う事を真剣に考えたようだ。ちょっと考え込んでる
どうやって、食べるの増やさないといけないと考えてるよな、絶対思った
「僕だったら、この家での食事なら絶対食べ過ぎて、太ってる。美味しいし、高級食材だし」
アルフレッドは、びっくりした顔し
「お婆ちゃんやお母さんの料理美味しいと思うけど」
「母さんの料理が不味い訳じゃないけど、食材が違うよ、食材が。バターもいいバター、めっちゃ美味いじゃん」
お爺さんが、また明るく大きな声で笑いだし、
「今日、フルーツを沢山仕入れたので帰りに、持って帰りなさい。後ハムとソーセージも持っていきなさい」
「えっ、ありがとうございます。嬉しいです!でも、この間も蘭を幾つか貰ったし。立て続けは、さすがに申し訳ないと思いますけど、でも欲しい、食べたいですソーセージやハム」自分で言っていて、少し恥ずかしかった。少しは丁寧に返さないとと思ったのが、変な組み合わせな言葉になって、でもまあ仕方ないかなって
この家で、たまに出されるサンドイッチのハムやバターが、格段に違う!上質で、これを逃したらと思った
「お返しにアップルパイ頂いている、焼いたお菓子も頂いているよ」おやおやと顔をしてるお爺さん
知ってる言葉で言うなら、灯台下暗しって感じ
「お祖父さん、君のお母さんにアップルパイや焼き菓子頂く度に、食べてるよ。僕も美味しいと思うよ」
「そうだね、アルフレッドも一緒に食後に食べるね」
「母さんのお菓子は確かにそこら辺のよりは美味いと思うけど、んー」
「知らないのかい?君のお母さん、手作りのアップルパイでミス・フラワーになったんだよ。計三回ミス・フラワーになっている」
「えっ!!」
三回!、それは知らなかった
「三回って、凄いと思うよ。君のお母さん」
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エターナル12
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