18 / 22
エターナル18 「ハロー・ダーリン」
しおりを挟む
『ハロー、ダーリンにしませんか』
「えっ、ナニ?なに?呼びだし?暗号?なんで、ハロー・ダーリン?」僕は、突如面食らった
エターナルは、あれといった感じで指を指す、本棚のCDを。CDのタイトルが、だった
『そうだね、いいね。ハロー・ダーリンで』
そうだよな、エターナルなんて呼ぶ訳にはいかないよな、念には念を入れて、気をつけないと
父さんのCD、持って来たままだった
『あと部屋にいる時は、音楽か動画を流していた方がいいですよ。独り言にするには、会話過ぎます』
「そうだね、そうするよ」
僕はパソコンのネット映画を適当に選んで、流した。チャラララーと流れた
往年の映画「ピンク・パンサー」だ
古いかなとも思ったけど、昔の映画が流行っているし父さんの「ハロー・ダーリン」のせいもあるなと思うけど、でも「ピンク・パンサー」の最初の忍び足の感じのある曲は、好きでもある
僕は、喉の渇きを取ろうとマスカットを摘んで、食べようと口に持っていった時
「エターナル、マスカット食べる?」
『さっき吸血したので、食事は足りてますが、折角なので頂きます』
「少し待って」といって、口に持っていったのを皿に置き、半分の房の中で良さげな粒を一つとり、皮を剥き、エターナルの口に持っていった
エターナルは、マスカットを小さな手で軽く挟み、口をつける。すぐに放すかなと思ったら吸血と同じ位噛みついていて、ふぅといった感じでマスカットから離れた
『このマスカット、美味しいですよ。香りもとても良く。吸血した後なのに、結構頂きました。私は、もう充分ですが、明日も食べれると嬉しいですね』
僕は机の上に置いてあるウェットティッシュを一つ取り、彼女にヒラと近づけながら言った
「じゃあ、これ3粒程残して冷蔵庫に入れておくよ。まだ、あると思うけど、無かったら残念だし」
『ありがとうございます』
エターナルは、手をフキフキしてる
僕も、マスカットを食べ始めて、ああ本当に冷たい果汁が入ってきて美味しいやと思うのと、少し落ち着いてきて、暫く食べていた
明日の事、考えると気が重かった
今頃エターナルがいなくて、散々騒いでいるだろう。警察にも連絡がいってると思う
明日、会う約束してたんだよな、2時に家に行く約束してたんだ。やだなぁ、初めてだよ、行くのがイヤだと思ったの
そして、僕はマスカットが残り5粒になった時、急に目が覚めたように言った
「ねぇ、普段の食事って必要だよね?」
恐る恐る間抜けた事を聞くなと思って、聞いた
『水と蜂蜜、後フルーツを。どれも少しづつですけど』
「取り敢えず、水持ってくるよ。ペットボトルの水だよね、水道水はよくないよね」頷く、エターナル
「待ってて」僕は勢いよく立ち上がり、慌てて下に行って、500mlのペットボトル、後グラスと思って食器棚のグラスに手をかけた時、なんかウチのグラスでは申し訳ないように思った
高級品のエターナル、彼の家だったらグラスも高級と思ったのと、またグラスよりカップの高さの低いティーカップの方が、飲みやすいかなと思った
階段登りながら思った
今迄、気にしたことはなかった
登るとギシギシ音のなる階段、褪せた階段の絨毯に、見上げると見慣れた木造の手摺や壁に天井、僕の家は、お爺ちゃんのその前からの木造の家で(この辺りはみんなそう言う家だけど)、古いけどしっかりした作りの二階建て、年数が経っているから当然くすみや傷があって、エターナルをこの古い家に、あのそびえるような屋敷から古びたこの家に、屋敷も古いけど内装やメンテ豪華さが桁違いだし、エターナルには僕の家より、豪華な調度品の屋敷の方が似合う
今、本当に彼の家では大騒ぎになってる...
僕がエターナルの食事と慌てたのとは、比べ物にはならない
そう思うと、慌てて降りて来た階段を足取り重く登っていた。犯罪者が、取り調べに向かう部屋にでも向かうようにというべきか
アルフレッドの伯父さんとは、あった事はない
写真で見た事があるだけで、焼けた肌にボストンタイプの眼鏡、いい感じに知性的で行動的な人に見える人で、アルフレッドから横取りしたようなものなんだよな、僕は
あの時、面白半分と言うか、エターナルが僕の物になるなんて思ってなかった
マスクを取って願いを言った所で契約者じゃないから、願いなんて叶う訳ないって思ってた
だって、「もう僕エターナル要らないから、君にあげるよ」願いが叶ったととしても、そんな感じと思っていた
そもそも、それ自体がないと思ってたし
さっきから、この考えがぐるぐる回ってて、アルフレッドにエターナルをプレゼントした伯父さん、どんな気持ちでエターナルをプレゼントしたんだろうと思う
それを考えると...
いくらお金持ちだからってさ、僕は本当に大変な事をしたんだって、思った
→
エターナル19
「えっ、ナニ?なに?呼びだし?暗号?なんで、ハロー・ダーリン?」僕は、突如面食らった
エターナルは、あれといった感じで指を指す、本棚のCDを。CDのタイトルが、だった
『そうだね、いいね。ハロー・ダーリンで』
そうだよな、エターナルなんて呼ぶ訳にはいかないよな、念には念を入れて、気をつけないと
父さんのCD、持って来たままだった
『あと部屋にいる時は、音楽か動画を流していた方がいいですよ。独り言にするには、会話過ぎます』
「そうだね、そうするよ」
僕はパソコンのネット映画を適当に選んで、流した。チャラララーと流れた
往年の映画「ピンク・パンサー」だ
古いかなとも思ったけど、昔の映画が流行っているし父さんの「ハロー・ダーリン」のせいもあるなと思うけど、でも「ピンク・パンサー」の最初の忍び足の感じのある曲は、好きでもある
僕は、喉の渇きを取ろうとマスカットを摘んで、食べようと口に持っていった時
「エターナル、マスカット食べる?」
『さっき吸血したので、食事は足りてますが、折角なので頂きます』
「少し待って」といって、口に持っていったのを皿に置き、半分の房の中で良さげな粒を一つとり、皮を剥き、エターナルの口に持っていった
エターナルは、マスカットを小さな手で軽く挟み、口をつける。すぐに放すかなと思ったら吸血と同じ位噛みついていて、ふぅといった感じでマスカットから離れた
『このマスカット、美味しいですよ。香りもとても良く。吸血した後なのに、結構頂きました。私は、もう充分ですが、明日も食べれると嬉しいですね』
僕は机の上に置いてあるウェットティッシュを一つ取り、彼女にヒラと近づけながら言った
「じゃあ、これ3粒程残して冷蔵庫に入れておくよ。まだ、あると思うけど、無かったら残念だし」
『ありがとうございます』
エターナルは、手をフキフキしてる
僕も、マスカットを食べ始めて、ああ本当に冷たい果汁が入ってきて美味しいやと思うのと、少し落ち着いてきて、暫く食べていた
明日の事、考えると気が重かった
今頃エターナルがいなくて、散々騒いでいるだろう。警察にも連絡がいってると思う
明日、会う約束してたんだよな、2時に家に行く約束してたんだ。やだなぁ、初めてだよ、行くのがイヤだと思ったの
そして、僕はマスカットが残り5粒になった時、急に目が覚めたように言った
「ねぇ、普段の食事って必要だよね?」
恐る恐る間抜けた事を聞くなと思って、聞いた
『水と蜂蜜、後フルーツを。どれも少しづつですけど』
「取り敢えず、水持ってくるよ。ペットボトルの水だよね、水道水はよくないよね」頷く、エターナル
「待ってて」僕は勢いよく立ち上がり、慌てて下に行って、500mlのペットボトル、後グラスと思って食器棚のグラスに手をかけた時、なんかウチのグラスでは申し訳ないように思った
高級品のエターナル、彼の家だったらグラスも高級と思ったのと、またグラスよりカップの高さの低いティーカップの方が、飲みやすいかなと思った
階段登りながら思った
今迄、気にしたことはなかった
登るとギシギシ音のなる階段、褪せた階段の絨毯に、見上げると見慣れた木造の手摺や壁に天井、僕の家は、お爺ちゃんのその前からの木造の家で(この辺りはみんなそう言う家だけど)、古いけどしっかりした作りの二階建て、年数が経っているから当然くすみや傷があって、エターナルをこの古い家に、あのそびえるような屋敷から古びたこの家に、屋敷も古いけど内装やメンテ豪華さが桁違いだし、エターナルには僕の家より、豪華な調度品の屋敷の方が似合う
今、本当に彼の家では大騒ぎになってる...
僕がエターナルの食事と慌てたのとは、比べ物にはならない
そう思うと、慌てて降りて来た階段を足取り重く登っていた。犯罪者が、取り調べに向かう部屋にでも向かうようにというべきか
アルフレッドの伯父さんとは、あった事はない
写真で見た事があるだけで、焼けた肌にボストンタイプの眼鏡、いい感じに知性的で行動的な人に見える人で、アルフレッドから横取りしたようなものなんだよな、僕は
あの時、面白半分と言うか、エターナルが僕の物になるなんて思ってなかった
マスクを取って願いを言った所で契約者じゃないから、願いなんて叶う訳ないって思ってた
だって、「もう僕エターナル要らないから、君にあげるよ」願いが叶ったととしても、そんな感じと思っていた
そもそも、それ自体がないと思ってたし
さっきから、この考えがぐるぐる回ってて、アルフレッドにエターナルをプレゼントした伯父さん、どんな気持ちでエターナルをプレゼントしたんだろうと思う
それを考えると...
いくらお金持ちだからってさ、僕は本当に大変な事をしたんだって、思った
→
エターナル19
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
失った真実の愛を息子にバカにされて口車に乗せられた
しゃーりん
恋愛
20数年前、婚約者ではない令嬢を愛し、結婚した現国王。
すぐに産まれた王太子は2年前に結婚したが、まだ子供がいなかった。
早く後継者を望まれる王族として、王太子に側妃を娶る案が出る。
この案に王太子の返事は?
王太子である息子が国王である父を口車に乗せて側妃を娶らせるお話です。
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
いいえ、望んでいません
わらびもち
恋愛
「お前を愛することはない!」
結婚初日、お決まりの台詞を吐かれ、別邸へと押し込まれた新妻ジュリエッタ。
だが彼女はそんな扱いに傷つくこともない。
なぜなら彼女は―――
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる