2 / 8
寝取られて1日目(2)
しおりを挟む「お姉さん、、誰?」
「え?」
「あっ、もしかしていつも同じ電車に乗ってる人ですか?」
「そうだよ!よくわかったね!まぁそんなことよりなんで高校生の君がこんな時間にこんなところにいるのかな?」
「いやーそれは、色々ありまして、」
今日初めて喋ったような人に相談する内容じゃないな
「今日は学校行かないの?」
「まぁ、はい、行く気はあまりないです」
「そっかーじゃあ私と同じだ」
「お姉さんもですか?」
「うん、私も人間関係で色々あってそのせいで最近は仕事もミスばっかりで、」
「そうなんですか」
「うん」
いや、気まずい
この人ぶっちゃけ言うとめっちゃ綺麗
スタイルいいし、顔はとても整ってるし、髪型はポニーテールだし
なんかどこかで見たことあるような気が
普通ならこんなきれいな人と話せて嬉しいけど
今はそんな気分じゃないな、話しててもあいつの影がちらつく
『ぐ~』
俺のお腹の音がなってしまう
「すいません昨日から何も食べてなくて」
「こんなところに高校生がいたら危ない
よし、私とご飯食べに行こう!」
手を引かれされるがままカフェまで来てしまった
「さぁ何にする?ここは私が奢るから何でも好きなもの食べてね」
「、、ありがとうございます」
あまり無い胸をはるお姉さんに少し見とれてしまい言葉が詰まってしまった
そこから少し経ち
「何にするか決まった?」
「はい、これでお願いします」
「よし、じゃあ注文しちゃうね」
「お願いします」
そう言って俺が頼んだのはサンドイッチ
理由は軽そうだったから
特別好きというわけでもない
お姉さんも俺に合わせてくれたのか同じものを食べている
そこから1時間ほど経った
食事中お姉さんはたくさん話を振ってくれた
最初の方は緊張とあとはあいつのことで頭がいっぱいになってしまい
あまり答えることができなかったが
途中からは緊張も解け普通に話すことができ
最後の方に至ってはあいつを考えることすら無かった
そこからは2時間ほど雑貨や服を見た
「お姉さん今日はありがとうございました」
「うん、元気出たみたいで良かった」
「1つ失礼なこと聞いてもいいですか?」
「どうしたの?」
「えっと、仕事大丈夫なのかなって」
「あぁ、仕事はね、辞めてきたんだ今日」
「え、生活とかって大丈夫なんですか?ってすいません今日初めて喋ったぐらいなのにこんなこと言ってしまい」
「そんなことを心配してくれるなんてやっぱり君は優しいね、生活は今のところは大丈夫かな」
「そうなんだ良かった」
不意に言葉が漏れる
「そんなことより私は君の方が心配だよ
元気になったって言ってもいつも程じゃないし」
「いつも?」
お姉さんいつも俺のこと見てるの?
え、怖い
「私は君が心配だからさ連絡先交換しようよ」
「はい、こちらこそお願いします」
「なんかあったらすぐ連絡してくれていいからね?なんかあったら頼ってね」
「はい、今日はありがとうございました今日初めて話したような僕にこんなに気を使ってくれて
いつかこの恩を返せるように頑張ります」
「それじゃあね色々頑張ってね、バイバイ」
「はい、じゃあまた、」
そう言って俺とお姉さんは別れた
お姉さんのおかげでとても気持ちが楽になった
明日からは学校頑張ろう
(やっぱり私のこと覚えてなかったな
とても落ち込んでいたみたいだったけど最後は少し元気そうになって良かった
今度は私が力になる番)
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる