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7 発見
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高志が合流した。後から加奈子も来るらしい、俺は高志にこの辺りの空き家を重点的に探すように指示をした。
「なぜ、空き家だと思う?」
「人二人を監禁するんだ同居人がいたらまずいだろう」
「そうだな」
そこへ加奈子から電話の着信がきた。どうやら公園にいるらしい、ここから公園までは五分の距離にある。
俺と高志は急いで公園に向かう。その途中さくらが怪しい男の目撃情報を伝えてきた。
公園には加奈子と藤木さんがいた。
加奈子たちと合流して付近の聞き込みを開始する。
十軒ほど聞いたところで最近空き家に人が入っていくところを見掛けた。と言う人に話を訊くことができた。
二日ほまど前に、去年まで斉藤さんと言う人が住んでいた家に男の人が入っていったと。
俺たちは早速教えてもらったその家に向かう。
家は二階建ての建て売り住宅で表札には中村と書かれてあった。
玄関の鍵は開いていた。玄関を入ると廊下あり左右と奥の突き当たりにドアがあった。
先ずは右のドアを開け中を確める。しかし誰もいない、次に左のドアを開けた。キッチンだった。
突き当たりのドアを開けた途端加奈子が叫んだ。
「お父さん!」
藤木さんが駆け寄った。
俺と高志は顔を見合せた。
「今、お父さん、って言ったよな?」
「ああ、確かに」
そんな事は今はどうでもいい、俺たちも突き当たりの部屋に入る。
「えっ?」
そこには血まみれの男が寝ころがっていた。
「なぜ、空き家だと思う?」
「人二人を監禁するんだ同居人がいたらまずいだろう」
「そうだな」
そこへ加奈子から電話の着信がきた。どうやら公園にいるらしい、ここから公園までは五分の距離にある。
俺と高志は急いで公園に向かう。その途中さくらが怪しい男の目撃情報を伝えてきた。
公園には加奈子と藤木さんがいた。
加奈子たちと合流して付近の聞き込みを開始する。
十軒ほど聞いたところで最近空き家に人が入っていくところを見掛けた。と言う人に話を訊くことができた。
二日ほまど前に、去年まで斉藤さんと言う人が住んでいた家に男の人が入っていったと。
俺たちは早速教えてもらったその家に向かう。
家は二階建ての建て売り住宅で表札には中村と書かれてあった。
玄関の鍵は開いていた。玄関を入ると廊下あり左右と奥の突き当たりにドアがあった。
先ずは右のドアを開け中を確める。しかし誰もいない、次に左のドアを開けた。キッチンだった。
突き当たりのドアを開けた途端加奈子が叫んだ。
「お父さん!」
藤木さんが駆け寄った。
俺と高志は顔を見合せた。
「今、お父さん、って言ったよな?」
「ああ、確かに」
そんな事は今はどうでもいい、俺たちも突き当たりの部屋に入る。
「えっ?」
そこには血まみれの男が寝ころがっていた。
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