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8 暗礁
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あの家で死んでいたのは南雲啓太(27)近くにある公営住宅のB 棟、306号室に母親と弟の三人で暮らしていた。
胸を刺されたことによる失血死だそうだ。
そんな事より、夕夏たちはどこえ消えてしまったのか。
どうやらあの家の二階で監禁されていた事は間違いないらしい。
そんな事を考えていると加奈子が。
「眉間に皺なんか作って、なに考えてんだよ?」
「夕夏がどこえ消えたのか、それを考えていた 」
そんな会話をしていると部室にさくらが入ってきた。
「みんなそろってるな?」
「いや、高志がまだだ」
「高志は用があるとかで来ないぞ」
敦史が、そうなのか、と呟いた。
さくらに今後の事について訊いてみると、
「私たちは夕夏たちの事件から手を引く事になった」
「ちょっと待て、冗談だろ、早く夕夏を助け出さないと」
「いまの段階では、犯人が誰なのか分からない」
「まさか、夕夏が犯人なんて言い出さないよな?」
さくらを睨みつけながら言うと、
「あの場には夕夏と橋元香さんしかいなかったなら、二人のうちのどちらかだろう」
「外部犯の可能性だってあるだろう!」
そんな俺とさくらのやり取りに高志が割って入ってくる。
「凶器は見つかったのかな」
「まだみたい!」
胸を刺されたことによる失血死だそうだ。
そんな事より、夕夏たちはどこえ消えてしまったのか。
どうやらあの家の二階で監禁されていた事は間違いないらしい。
そんな事を考えていると加奈子が。
「眉間に皺なんか作って、なに考えてんだよ?」
「夕夏がどこえ消えたのか、それを考えていた 」
そんな会話をしていると部室にさくらが入ってきた。
「みんなそろってるな?」
「いや、高志がまだだ」
「高志は用があるとかで来ないぞ」
敦史が、そうなのか、と呟いた。
さくらに今後の事について訊いてみると、
「私たちは夕夏たちの事件から手を引く事になった」
「ちょっと待て、冗談だろ、早く夕夏を助け出さないと」
「いまの段階では、犯人が誰なのか分からない」
「まさか、夕夏が犯人なんて言い出さないよな?」
さくらを睨みつけながら言うと、
「あの場には夕夏と橋元香さんしかいなかったなら、二人のうちのどちらかだろう」
「外部犯の可能性だってあるだろう!」
そんな俺とさくらのやり取りに高志が割って入ってくる。
「凶器は見つかったのかな」
「まだみたい!」
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