ズタボロ領地で成り上がれ! 〜チートなし転生者の伝説〜

あずきちゃん

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恐怖の実技試験・・・

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「ふぅ・・・ とりあえず終わったか・・・」

時計を確認すると10時30分をちょうど超えたくらいだ。 どうやら残り約30分を残してフィニッシュといったところだ。

問題は大きく分けて10問だった。 
貴族社会に関する問題
貴族マナーに関する問題
社会システムに関する問題
領地運営に関する問題
外国に関する問題

5つの主題についての大問が2つずつで合計10個というわけだ。

いやぁ 社会システムに関する問題、領地運営に関する問題、外国に関する問題はきついわぁ・・・ 
前世で経営学の勉強していたからなんとか解けたけども・・・ この国の貴族のレベル高すぎるやろ・・・

前世のアドバンテージなんてなかったのか・・・ そんなことを思いながらぼんやりとテストを見直ししていると いつの間にか時間は立っていたようだ。

「試験終了! 次は実技試験だ! 校庭に向かうように」

それをいうと初老の男性は再び指パッチンでテストを一瞬にして回収してしまった。




こうして、生徒たちは校庭へと向かいはじめた。



うぅ・・・ とうとう実技試験が・・・ 剣すら握ったこともないのに・・・・

そんなことを考えながら歩いているといつの間にか校庭についたのだった。

「これより、実技試験を開始する。 あそこにいる人形になんでもいいから攻撃を当てるだけだ。 簡単だろ。 名前を言って攻撃するだけだ。 では、そこのものから始めるぞ! 終わったら各自寮に迎え、そこに部屋が書かれている。」

うわ、最初かよ・・・ みんな見てるやん
泣きたい気持ちをおさえつつも、僕は呼ばれたので返事をした。

「アレス=スタンリーです! お願いします!」

机の上には、杖と剣が置いてあったので、僕は迷わず剣を取ることを決めた。
だって魔法は使えないもの・・・・


そう思い剣を手にした僕の動きは急に止まった。

「どうした? いきなり止まって・・・ 早く攻撃をしなさい」

教官に急かされた僕は、仕方なく言葉を紡いだ・・・

「すみません・・・ 剣が重くて持ち上がりません・・・」

全員があっけにとられて空白の時間が数秒続いたのだが、次第に笑い声が聞こえはじめた・・・

”クスクス 貴族の恥だわ”
”あんなのが跡取りのスタンリー家とかwww”
”無能すぎワロタわwww”

生徒たちは口々に僕をバカにしている。

試験官は「ふん もういい! 寮に戻れ!」そういうと次の生徒を指名して実技試験を再び再開したのだった・・・


僕は1人、しょんぼりとしながら寮へと歩きはじめた・・・
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