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第14話「アイツ、いつか絶ッッ対逮捕してやるゥ……!」
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「おぉ、どうだった、シャォウェ……」
階下から上がってきたのが萧巍だと思ったのでしょう。呑気な声をあげる。
しかし、現れたのは黒嶽破軍ではなく松立和博だ。タリアトーレのトレンチコートに身を包んだ男の登場に、陈庆彩含め20人の部下も呆然と見入ってしまう。
まず最初に動いたのは陈庆彩。
我に返ると、腰のホルスターに手を伸ばす————
しかし、それよりも早く松立は陈庆彩の元へ!
みぞおちに肘打ちすると、
彼を押し倒して馬乗りになる。
「どうも、読物新聞の者です。新しい手口の詐欺を行っているとのことで、少しお話をお伺いしてもいいですか?」
「誰にモノ言ってんのかわかってんのか! 俺は中国マフィア『上海集團』の幹部だぞ! さっさと離せ!」
「え~、いやです~」
「こんなことして、ただで済むと思ってのか、エッ!? 親分たちが黙っちゃいねぇゾ。すぐにお前を上海に連行して、指の爪全部剥がして、舌引っこ抜いて、目ん玉くり抜いて、キンタマすりつぶして、関節を一つずつ切り落としてから生きたまま腹掻っ捌いて、臓器取り出して、杭州湾に沈めてや……ムグッ!」
陈庆彩の口に大口径ショットガンが突っ込まれた。
「あんたがどこの組織にいようと関係ないんですよ。あんたはただ、俺の質問に嘘偽りなく答えてくれればいい。そしたら、痛いことなんてしませんから」
「ほえがいへあおーあるあああっあんんあ! アオダーが、アオダーが……!!」
「ラオダー、ラオダーってうるっさいなぁ。そんなにラオダーと話したければ、あんたが組織の金を使って民族解放戦線の資金洗浄手伝ってること、チクりますよ~。陈庆彩さん」
陈庆彩はピタリと動きを止め、震える瞳で松立を見つめる。
「ほあえ、おうしてほれを……」
「まあ、新聞記者に逆らうのは良くないってことです」
「はにほのだ……、はにほのだ、ほあえ……!」
「だから、ただの新聞記者だって言ってるでしょう。あぁ、でも、ヒントくらいは教えますか」
松立は「クックックッ」と懐かしむような笑みを見せると
「〝第二山嬢〟という言葉に聞き覚えは?」
陈庆彩の体はみるみる震え出した。
脳裏に蘇るのは敬愛する親分が酒の席でつぶやいた言葉。
『いいか。この稼業で食っていきたけりゃ、いくつか関わっちゃならねえ存在ってのがある。奴らはその一つだ』
彼はこのとき理解したのです。
この男が何者か。
どうして新聞記者をしているのか、なぜここまで情報を仕入れることができるのか。
「ほまえ…………国家军委————」
ドン!
陈庆彩は気を失ってしまいました。
「さて、お集まりの皆さま」
立ち上がった松立は辺りを見回す。20人の男女は動くことができず、次の言葉を待つ以外ありません。
「俺はあなたたちに暴力を振るったり拘束するために来たわけじゃあありません。話を聞きにきたんです。ですから、あなたたちがするべきことは一つだけ。俺の質問に素直に、嘘偽りなく答えること。そしたら、意識がある状態で朝日を拝むことができます。その方がいいでしょう?」
何人かが小さく頷いたのを見て、史上最強の新聞記者はヘラッと笑みを浮かべた。
「では、始めましょう」
* * *
松立が行ったインタビューは朝刊には間に合いませんでした。ですが、朝刊が配信されてから2時間後の午前7時に特集記事としてネット配信されました。
記事は新たな詐欺手法を行う実行犯への詳細なインタビューはもちろん、アジト内部を撮影した画像も添付されていました。そして、この撮影された場所こそ、十余年忘れ去られていた「大陸埠頭」であったことに読者は次から次へと舞い込み、大きな反響を呼んだのです。
「やってくれたわね」
万里子はスマホに映った記事を松立に見せました。
場所は芝浦埠頭。
ここからは件の人工島と、そこに入っていく大量の警察車両を見ることができます。
「そりゃあ、記事を書くのが仕事ですから」
松立が記事を公開した6時間後に警察は裁判所から捜索令状を発行。その後、外務省など関係省庁と調整を重ね、大陸埠頭に突入したのがその日の午後5時。夜を徹した捜索活動が行われ、
今は記事が公開された翌日の午前8時です。芝浦埠頭には心地よい潮風が吹いていました。
「容疑者は、全員確保できたそうですね」
「ええ。詐欺、銃刀法違反、その他諸々でしょっぴいたわ。でも……」
万里子は少し複雑な表情を浮かべる。
「犯人の中に陈庆彩という主犯格の男がいるんだけど、彼の腹部をレントゲン撮影したら500円玉くらいのボールのようなものが写ってたのよね。本人は何も言わないんだけど、あなた何かした?」
松立はフッと笑うと
「さあ。特大ガムボールでも飲み込んだんじゃないんですか?」
そのとき、部下の花垣彩夏が万里子の元へやってくる。彼女は松立に軽く会釈すると、松立も笑みを浮かべて軽く頭を下げた。
「主任、そろそろ定例会見の時間です」
「わかった。すぐ向かうわ」
万里子はもう一度、松立のことを見た。
「最後に聞いておきたいんだけど、捜査情報をあなたに渡してた人物って結局誰だったの?」
松立は一瞬、鋭い目つきで万里子のことを睨んだかと思うと、すぐにクシャリとした笑みを浮かべて
「ハッハッハッハッ」高笑いした。
「……な、なにがおかしいのよ」
「いやぁ、そういえばそんな約束してたな、と思い出しまして」
「まさか、忘れてたの?」
「もちろん。张芷瑜と接見するための手段でしたから。朝霧警部補、次からは代償を先にもらってから行動したほうがいいですよ」
万里子の顔に火がついた。
「騙したのね!」
フェリーの汽笛にも負けないくらい大声を張り上げる。
「本来はネタ元なんて口が裂けても言いません。けど、何かの縁です。今回は特別に教えてあげましょう」
そして、万里子の方をじっと見つめる。しかし、万里子は彼が自分のことを見ているわけではないと気づきました。
彼の視線の先には————
「花垣……さん?」
万里子は花垣と松立、二人を交互に見る。
「もしかして、あなただったの?」
花垣は少し意地悪そうな笑みを浮かべると、
「ちょっと〝副業〟がバレちゃいましてね」と舌を出した。
「これからもよろしくお願いします、主任」
万里子の頭が噴火したことは言うまでもありません。
「松立和博! 逮捕してやる!」
ズカズカと彼の元へ近づきますが、
「あぁ、今の俺には近づかない方がいいですよ。昨日は休みをもらって、女の子五人と一日中大宴会を開いていたので」
ディオール、シャネル、エルメス……。さまざまなブランドの香水が入り混じった香りが漂ってきますが、万里子が動じる気配がない。
ついには、松立に手錠をかける。
「あれれぇ?」
「フン。あたしがやられっぱなしのヒロインだと思ったら大間違いよ!」
万里子はこんなこともあろうかと鼻栓をしてきたのです。これなら香水の匂いを嗅ぐこともありません。
「それなら」と立松和博。
クルリと手首を回したかと思うと、手錠がするりと外れる。
万里子、目を丸くする。
かと思えば、今度は松立が万里子の手首に手錠をかける。
「ウッソ!」
「では、俺はこれで」
ヘラッと笑う松立に、
「待ちなさい!」
追いかけようとする万里子ですが、足がもつれて倒れてしまう。見れば、いつの間にか足首にも手錠がかけられている。
「大丈夫ですか、主任」
花垣が駆け寄る。松立の背中はどんどん遠ざかっていきます。
「クッソゥ……。アイツ、いつか絶ッッ対逮捕してやるゥ……!」
階下から上がってきたのが萧巍だと思ったのでしょう。呑気な声をあげる。
しかし、現れたのは黒嶽破軍ではなく松立和博だ。タリアトーレのトレンチコートに身を包んだ男の登場に、陈庆彩含め20人の部下も呆然と見入ってしまう。
まず最初に動いたのは陈庆彩。
我に返ると、腰のホルスターに手を伸ばす————
しかし、それよりも早く松立は陈庆彩の元へ!
みぞおちに肘打ちすると、
彼を押し倒して馬乗りになる。
「どうも、読物新聞の者です。新しい手口の詐欺を行っているとのことで、少しお話をお伺いしてもいいですか?」
「誰にモノ言ってんのかわかってんのか! 俺は中国マフィア『上海集團』の幹部だぞ! さっさと離せ!」
「え~、いやです~」
「こんなことして、ただで済むと思ってのか、エッ!? 親分たちが黙っちゃいねぇゾ。すぐにお前を上海に連行して、指の爪全部剥がして、舌引っこ抜いて、目ん玉くり抜いて、キンタマすりつぶして、関節を一つずつ切り落としてから生きたまま腹掻っ捌いて、臓器取り出して、杭州湾に沈めてや……ムグッ!」
陈庆彩の口に大口径ショットガンが突っ込まれた。
「あんたがどこの組織にいようと関係ないんですよ。あんたはただ、俺の質問に嘘偽りなく答えてくれればいい。そしたら、痛いことなんてしませんから」
「ほえがいへあおーあるあああっあんんあ! アオダーが、アオダーが……!!」
「ラオダー、ラオダーってうるっさいなぁ。そんなにラオダーと話したければ、あんたが組織の金を使って民族解放戦線の資金洗浄手伝ってること、チクりますよ~。陈庆彩さん」
陈庆彩はピタリと動きを止め、震える瞳で松立を見つめる。
「ほあえ、おうしてほれを……」
「まあ、新聞記者に逆らうのは良くないってことです」
「はにほのだ……、はにほのだ、ほあえ……!」
「だから、ただの新聞記者だって言ってるでしょう。あぁ、でも、ヒントくらいは教えますか」
松立は「クックックッ」と懐かしむような笑みを見せると
「〝第二山嬢〟という言葉に聞き覚えは?」
陈庆彩の体はみるみる震え出した。
脳裏に蘇るのは敬愛する親分が酒の席でつぶやいた言葉。
『いいか。この稼業で食っていきたけりゃ、いくつか関わっちゃならねえ存在ってのがある。奴らはその一つだ』
彼はこのとき理解したのです。
この男が何者か。
どうして新聞記者をしているのか、なぜここまで情報を仕入れることができるのか。
「ほまえ…………国家军委————」
ドン!
陈庆彩は気を失ってしまいました。
「さて、お集まりの皆さま」
立ち上がった松立は辺りを見回す。20人の男女は動くことができず、次の言葉を待つ以外ありません。
「俺はあなたたちに暴力を振るったり拘束するために来たわけじゃあありません。話を聞きにきたんです。ですから、あなたたちがするべきことは一つだけ。俺の質問に素直に、嘘偽りなく答えること。そしたら、意識がある状態で朝日を拝むことができます。その方がいいでしょう?」
何人かが小さく頷いたのを見て、史上最強の新聞記者はヘラッと笑みを浮かべた。
「では、始めましょう」
* * *
松立が行ったインタビューは朝刊には間に合いませんでした。ですが、朝刊が配信されてから2時間後の午前7時に特集記事としてネット配信されました。
記事は新たな詐欺手法を行う実行犯への詳細なインタビューはもちろん、アジト内部を撮影した画像も添付されていました。そして、この撮影された場所こそ、十余年忘れ去られていた「大陸埠頭」であったことに読者は次から次へと舞い込み、大きな反響を呼んだのです。
「やってくれたわね」
万里子はスマホに映った記事を松立に見せました。
場所は芝浦埠頭。
ここからは件の人工島と、そこに入っていく大量の警察車両を見ることができます。
「そりゃあ、記事を書くのが仕事ですから」
松立が記事を公開した6時間後に警察は裁判所から捜索令状を発行。その後、外務省など関係省庁と調整を重ね、大陸埠頭に突入したのがその日の午後5時。夜を徹した捜索活動が行われ、
今は記事が公開された翌日の午前8時です。芝浦埠頭には心地よい潮風が吹いていました。
「容疑者は、全員確保できたそうですね」
「ええ。詐欺、銃刀法違反、その他諸々でしょっぴいたわ。でも……」
万里子は少し複雑な表情を浮かべる。
「犯人の中に陈庆彩という主犯格の男がいるんだけど、彼の腹部をレントゲン撮影したら500円玉くらいのボールのようなものが写ってたのよね。本人は何も言わないんだけど、あなた何かした?」
松立はフッと笑うと
「さあ。特大ガムボールでも飲み込んだんじゃないんですか?」
そのとき、部下の花垣彩夏が万里子の元へやってくる。彼女は松立に軽く会釈すると、松立も笑みを浮かべて軽く頭を下げた。
「主任、そろそろ定例会見の時間です」
「わかった。すぐ向かうわ」
万里子はもう一度、松立のことを見た。
「最後に聞いておきたいんだけど、捜査情報をあなたに渡してた人物って結局誰だったの?」
松立は一瞬、鋭い目つきで万里子のことを睨んだかと思うと、すぐにクシャリとした笑みを浮かべて
「ハッハッハッハッ」高笑いした。
「……な、なにがおかしいのよ」
「いやぁ、そういえばそんな約束してたな、と思い出しまして」
「まさか、忘れてたの?」
「もちろん。张芷瑜と接見するための手段でしたから。朝霧警部補、次からは代償を先にもらってから行動したほうがいいですよ」
万里子の顔に火がついた。
「騙したのね!」
フェリーの汽笛にも負けないくらい大声を張り上げる。
「本来はネタ元なんて口が裂けても言いません。けど、何かの縁です。今回は特別に教えてあげましょう」
そして、万里子の方をじっと見つめる。しかし、万里子は彼が自分のことを見ているわけではないと気づきました。
彼の視線の先には————
「花垣……さん?」
万里子は花垣と松立、二人を交互に見る。
「もしかして、あなただったの?」
花垣は少し意地悪そうな笑みを浮かべると、
「ちょっと〝副業〟がバレちゃいましてね」と舌を出した。
「これからもよろしくお願いします、主任」
万里子の頭が噴火したことは言うまでもありません。
「松立和博! 逮捕してやる!」
ズカズカと彼の元へ近づきますが、
「あぁ、今の俺には近づかない方がいいですよ。昨日は休みをもらって、女の子五人と一日中大宴会を開いていたので」
ディオール、シャネル、エルメス……。さまざまなブランドの香水が入り混じった香りが漂ってきますが、万里子が動じる気配がない。
ついには、松立に手錠をかける。
「あれれぇ?」
「フン。あたしがやられっぱなしのヒロインだと思ったら大間違いよ!」
万里子はこんなこともあろうかと鼻栓をしてきたのです。これなら香水の匂いを嗅ぐこともありません。
「それなら」と立松和博。
クルリと手首を回したかと思うと、手錠がするりと外れる。
万里子、目を丸くする。
かと思えば、今度は松立が万里子の手首に手錠をかける。
「ウッソ!」
「では、俺はこれで」
ヘラッと笑う松立に、
「待ちなさい!」
追いかけようとする万里子ですが、足がもつれて倒れてしまう。見れば、いつの間にか足首にも手錠がかけられている。
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