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第3話 奴隷解放と、最初の仲間
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朝の光が森の木々のすき間からこぼれ、レインとユノの眠る野営地を照らした。
レインは軽く伸びをしながら目を開け、傍らで静かに焚き火の灰を片づけているユノを見た。
昨日の夜の出来事――自分の力の正体、そして偶然ではないと確信した魔法。
すべてはまだ信じ難く、夢のように感じていた。
ユノはこちらに気づき、小さく微笑む。
「おはようございます、レイン」
「おはよう。それ、もう片づけ終わったのか?」
「ええ。朝食も用意してあります」
野営の装備も持たない旅人が、温かいスープを手渡してくれる。それがこんなにもありがたいことだとは、レインはこれまで知らなかった。
スープをすすりながら、彼は言った。
「今日、街に着いたら冒険者ギルドに行く。依頼を受けながらこの世界のことをもう少し学びたい」
「わかりました。私はあなたのサポートに徹します」
「無理はするなよ。今は自由なんだから」
ユノはほんの少しだけ表情を和らげ、うなずいた。
***
昼過ぎ、二人は小さな国境都市・メルタの門に着いた。
城壁には見張りの兵士たちが並び、入市税を徴収している。
レインが袋を探ると、残っているのは銅貨が数枚だけ。
昨日、ユノを奴隷商から救ったときに金貨をすべて払っていたのだ。
門兵に止められる。
「税金は銀貨一枚だ。払えないなら通せん」
「えっと……」レインが困ったように口を開いたその瞬間、ユノが前に出た。
「こちらをご覧ください」
彼女が懐から差し出したのは、見慣れない黒い金属片だった。魔封紋のような紋様が刻まれ、淡く紫に光っている。
兵士が息をのむ。
「そ、それは……魔族の契約印……!」
ユノは冷静に微笑んだ。「私はこの方の従者です。正式な魔契において保護下にあります。通行を妨げる権限はありません」
兵士たちは顔を見合わせ、慌てて道を開けた。
レインは小声で問う。「あれ、本物なのか?」
「ええ。昨夜あなたと交わした契約の一部です。簡易ですが、どの国家でも正当な“保護証”として通用します」
「そういうの、先に教えてくれよ……」
ユノは目を細める。「言いそびれました」
***
メルタの市街は思ったよりもにぎやかで、冒険者や商人、魔導士が行き交っている。
中央広場の掲示板には大小さまざまな依頼が貼られ、報酬金の額が並ぶ。
レインは興味深そうに眺めていたが、その中に「市外の奴隷商討伐」という依頼があるのを見つけた。
「……あの奴隷商たちか」
ユノもその紙を見て表情を曇らせる。
「私を売っていた商団ですね。同じ連中だと思います」
レインはしばらく黙ってから、依頼書を取った。
「ちょうどいい。これをやろう」
ユノが目を見開く。「危険です。彼らは地元の貴族とも繋がりがあります」
「そうかもしれない。でも、誰かが止めないと、また誰かが君と同じ目に遭う」
その言葉に、ユノは何も言えなかった。
***
夕方。二人は森の外れにある廃れた交易路を歩いていた。
そこが依頼書に記載されていた奴隷商団の拠点――古い石造りの倉庫跡地だ。
焚き火の煙がいくつも上がり、人影がちらつく。
数十人規模の野営。槍を持つ護衛、見張り台には弓兵。
「正面から行くのは無謀だな」
「少し離れた位置から魔力反応を探ります」
ユノが目を閉じ、空気を読んだ。
「中に囚われている奴隷は三十名ほど……でも、魔法障壁が張られています」
「障壁?」
「外から魔法が届かないようにしてあります。ですが、あなたなら……」
言葉を濁したが、レインには察せた。
レインは深呼吸をして、右手を掲げた。
「障壁ごと、壊す」
息を整え、意識を一点に集中する。
見えない壁の輪郭が光の線として脳裏に浮かぶ。それをそっと指でなぞるように意識を滑らせると、魔力が喰い込み、壁にひびが入った。
「解放、せよ」
低い音とともに、障壁が波のように消えた。
ユノが目を見開く。「信じられません……本当に消えました」
「自分でもどうやったのかよくわからないけど、間違いなく壊れた」
二人は静かに倉庫の内部へ忍び込む。
木箱の影には檻がずらりと並び、女や子ども、老人たちがうずくまっていた。
ユノがそっと近づき、囚人たちの鎖を確認する。
「魔導封印です。普通の鍵では外せません」
「なら――」
レインは指先に魔力を集中させ、鎖に触れた。
ぱきん、と音を立てて、金属が粉々に砕け散る。
「うそ……」囚人のひとりがつぶやく。
「安心しろ。もう大丈夫だ。外は安全だ」
レインの声に、人々の表情が次第に希望の色を取り戻していく。
その時、外から怒号が上がった。
「侵入者だ! 奴隷たちを逃がす気だ!」
レインとユノは顔を見合わせた。
「ここを守る!」
武装した奴隷商の男たちが押し寄せてくる。レインは杖を握りしめた。
何度目かの戦い。怖くないはずがない。けれど、不思議と心は静かだった。
「大丈夫。俺に任せろ」
突風が吹き荒れ、炎が渦を巻いて立ち上がる。
レインの唱える無詠唱の火球が敵陣の前で爆ぜ、大地を焦がす。
光とともに爆風が広がり、あたりに立っていた奴隷商たちが次々と吹き飛んだ。
ユノがその隙に檻を開けて回る。声を張り上げた。
「みんな、外へ!南の林へ逃げて!」
人々が列をなして出口へ駆け出す中、腕っぷしの強そうな男がレインに迫った。
巨大な戦斧が空を切り裂く。
「チビが調子に乗りやがってぇ!」
レインは杖で受け止めたが、金属音とともに大地が震えた。
だが杖は折れない。むしろ衝撃の波が逆流し、相手の腕を弾き飛ばす。
「なッ……」男がうめく間もなく、レインの掌から雷が閃いた。
一瞬で男は倒れ、動かなくなった。
「すごい……」ユノの小さな声が聞こえた。
レインは杖を握りしめたまま、息を整える。
「……終わったか?」
「ええ。生き残りは逃げ出しました」
辺りに広がる静寂。炎の光が夜空へと昇っていく。
囚人たちは互いに抱き合い、涙を流していた。
「ありがとう……命の恩人だ」
「そんな大げさなことじゃないよ」レインは照れくさそうに頭をかいた。
その姿を見て、ユノは小さく笑みを浮かべた。
「これでまた一歩、あなたの旅は動き出しましたね」
「そうだな。やっと、少しは自分の意味を見つけた気がする」
夜風が吹き抜け、焦げた木の匂いが遠ざかっていく。
救われた人々の笑顔が、焚き火よりも温かく灯っていた。
(続く)
レインは軽く伸びをしながら目を開け、傍らで静かに焚き火の灰を片づけているユノを見た。
昨日の夜の出来事――自分の力の正体、そして偶然ではないと確信した魔法。
すべてはまだ信じ難く、夢のように感じていた。
ユノはこちらに気づき、小さく微笑む。
「おはようございます、レイン」
「おはよう。それ、もう片づけ終わったのか?」
「ええ。朝食も用意してあります」
野営の装備も持たない旅人が、温かいスープを手渡してくれる。それがこんなにもありがたいことだとは、レインはこれまで知らなかった。
スープをすすりながら、彼は言った。
「今日、街に着いたら冒険者ギルドに行く。依頼を受けながらこの世界のことをもう少し学びたい」
「わかりました。私はあなたのサポートに徹します」
「無理はするなよ。今は自由なんだから」
ユノはほんの少しだけ表情を和らげ、うなずいた。
***
昼過ぎ、二人は小さな国境都市・メルタの門に着いた。
城壁には見張りの兵士たちが並び、入市税を徴収している。
レインが袋を探ると、残っているのは銅貨が数枚だけ。
昨日、ユノを奴隷商から救ったときに金貨をすべて払っていたのだ。
門兵に止められる。
「税金は銀貨一枚だ。払えないなら通せん」
「えっと……」レインが困ったように口を開いたその瞬間、ユノが前に出た。
「こちらをご覧ください」
彼女が懐から差し出したのは、見慣れない黒い金属片だった。魔封紋のような紋様が刻まれ、淡く紫に光っている。
兵士が息をのむ。
「そ、それは……魔族の契約印……!」
ユノは冷静に微笑んだ。「私はこの方の従者です。正式な魔契において保護下にあります。通行を妨げる権限はありません」
兵士たちは顔を見合わせ、慌てて道を開けた。
レインは小声で問う。「あれ、本物なのか?」
「ええ。昨夜あなたと交わした契約の一部です。簡易ですが、どの国家でも正当な“保護証”として通用します」
「そういうの、先に教えてくれよ……」
ユノは目を細める。「言いそびれました」
***
メルタの市街は思ったよりもにぎやかで、冒険者や商人、魔導士が行き交っている。
中央広場の掲示板には大小さまざまな依頼が貼られ、報酬金の額が並ぶ。
レインは興味深そうに眺めていたが、その中に「市外の奴隷商討伐」という依頼があるのを見つけた。
「……あの奴隷商たちか」
ユノもその紙を見て表情を曇らせる。
「私を売っていた商団ですね。同じ連中だと思います」
レインはしばらく黙ってから、依頼書を取った。
「ちょうどいい。これをやろう」
ユノが目を見開く。「危険です。彼らは地元の貴族とも繋がりがあります」
「そうかもしれない。でも、誰かが止めないと、また誰かが君と同じ目に遭う」
その言葉に、ユノは何も言えなかった。
***
夕方。二人は森の外れにある廃れた交易路を歩いていた。
そこが依頼書に記載されていた奴隷商団の拠点――古い石造りの倉庫跡地だ。
焚き火の煙がいくつも上がり、人影がちらつく。
数十人規模の野営。槍を持つ護衛、見張り台には弓兵。
「正面から行くのは無謀だな」
「少し離れた位置から魔力反応を探ります」
ユノが目を閉じ、空気を読んだ。
「中に囚われている奴隷は三十名ほど……でも、魔法障壁が張られています」
「障壁?」
「外から魔法が届かないようにしてあります。ですが、あなたなら……」
言葉を濁したが、レインには察せた。
レインは深呼吸をして、右手を掲げた。
「障壁ごと、壊す」
息を整え、意識を一点に集中する。
見えない壁の輪郭が光の線として脳裏に浮かぶ。それをそっと指でなぞるように意識を滑らせると、魔力が喰い込み、壁にひびが入った。
「解放、せよ」
低い音とともに、障壁が波のように消えた。
ユノが目を見開く。「信じられません……本当に消えました」
「自分でもどうやったのかよくわからないけど、間違いなく壊れた」
二人は静かに倉庫の内部へ忍び込む。
木箱の影には檻がずらりと並び、女や子ども、老人たちがうずくまっていた。
ユノがそっと近づき、囚人たちの鎖を確認する。
「魔導封印です。普通の鍵では外せません」
「なら――」
レインは指先に魔力を集中させ、鎖に触れた。
ぱきん、と音を立てて、金属が粉々に砕け散る。
「うそ……」囚人のひとりがつぶやく。
「安心しろ。もう大丈夫だ。外は安全だ」
レインの声に、人々の表情が次第に希望の色を取り戻していく。
その時、外から怒号が上がった。
「侵入者だ! 奴隷たちを逃がす気だ!」
レインとユノは顔を見合わせた。
「ここを守る!」
武装した奴隷商の男たちが押し寄せてくる。レインは杖を握りしめた。
何度目かの戦い。怖くないはずがない。けれど、不思議と心は静かだった。
「大丈夫。俺に任せろ」
突風が吹き荒れ、炎が渦を巻いて立ち上がる。
レインの唱える無詠唱の火球が敵陣の前で爆ぜ、大地を焦がす。
光とともに爆風が広がり、あたりに立っていた奴隷商たちが次々と吹き飛んだ。
ユノがその隙に檻を開けて回る。声を張り上げた。
「みんな、外へ!南の林へ逃げて!」
人々が列をなして出口へ駆け出す中、腕っぷしの強そうな男がレインに迫った。
巨大な戦斧が空を切り裂く。
「チビが調子に乗りやがってぇ!」
レインは杖で受け止めたが、金属音とともに大地が震えた。
だが杖は折れない。むしろ衝撃の波が逆流し、相手の腕を弾き飛ばす。
「なッ……」男がうめく間もなく、レインの掌から雷が閃いた。
一瞬で男は倒れ、動かなくなった。
「すごい……」ユノの小さな声が聞こえた。
レインは杖を握りしめたまま、息を整える。
「……終わったか?」
「ええ。生き残りは逃げ出しました」
辺りに広がる静寂。炎の光が夜空へと昇っていく。
囚人たちは互いに抱き合い、涙を流していた。
「ありがとう……命の恩人だ」
「そんな大げさなことじゃないよ」レインは照れくさそうに頭をかいた。
その姿を見て、ユノは小さく笑みを浮かべた。
「これでまた一歩、あなたの旅は動き出しましたね」
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