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ファーストコンタクト
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キーンコーンカーンコーン…
駿「やっと全部の講義が終わったぜ…おう祐樹!どっか遊びに~」
そう言いかけた時、背後から和馬が少し焦ったような声色で話しかけてきた
和馬「いや…今日は仕事だよ…」
祐樹「早速サボる気か~?こりゃダメかもしれんな」
駿「や、忘れてただけだ…そうか、仕事か…」
遊びたい気持ちを押さえつけ、俺は和馬と共に生徒会室に出向いた
和馬「ここが生徒会室だよ」
駿「なんつぅか…ボロい外観だな…」
和馬「まぁまぁ、そう言わず…さぁ、入ろう」
俺はここに来て緊張していた。意外にも俺は人見知りの節があるらしい
和馬「おはよーう!」
駿「…うっす」
中には既に数人の役員が居た
和馬「春夜。今日の仕事はなんだって?」
春夜「うーん、とりあえず顔合わせ?的な事言ってたぞ」
和馬「そっかぁ~」
この如何にも「疲れてるんです俺」っていう顔してる奴が春夜という奴らしい…
和馬「あ、駿!こっち座って!」
俺は和馬に促されるがままに和馬の隣に腰を据えた
麻也子「和馬ぁ~昨日さ~……」
和馬「そうかー……」
和馬の右隣に居る女子生徒…麻也子とやらは和馬と随分楽しそうに話をしている。なんだこいつら出来てんのか?
駿「…暇だなァ」
俺は小さく呟き、スマホに目を向けた…どれほどの時間が過ぎたのだろうか?気付けば新生徒会の役員全てが集まっていた。
早苗「美弥さんは~……」
美弥「えぇ~……」
だがしかし、俺には関係ない…て言うか皆俺以外顔見知りかよ…世知辛いなぁ…そんな事を考えていた時、生徒会の顧問がやってきた
顧問「おっ、皆集まってるね…それじゃ、とりあえず自己紹介からして行こうね」
うわー、ありがちすぎるだろ…
和馬「あぁ、それじゃあ俺から時計回りに…」
なんて事を言う!?俺は和馬の左隣に座ってるんだぜぇ~!?つまり…お前から時計回りだとつまり俺がすぐに話す事になるッッ!…ざっけんなァ!!そんな事を考えているとスグに俺の番になってしまった…当たり前だよね。うん。
駿「…ええと、俺は…広報部長に身を置いた駿です。よろしく」
まぁ、俺にしては上出来…かな?…その後はつつがなく時は流れやがて、解散した
和馬「今日は随分と静かだったね?」
駿「まぁ、俺も人見知りだってこった」
最初の…ファーストコンタクトはぜんぜん、全くダメだった…
和馬「…駿は…皆が思っているような能天気人間じゃないからね…その仮面はとるべきだよやっぱ。このままじゃずっと…ピエロを演じなくちゃいけなくなっちゃうよ?その結果、駿はきっと精神的に潰れてしまう事になると思う。皆が思っているよりも真面目だから…」
…いつもの和馬の影はなく、本気の眼差しで俺を射抜いたまま彼はそう告げた。だから俺は和馬にそっと答えた
駿「俺は…暴れて、バカやって…ピエロを演じないと皆と仲良くできないから…だから…まだこのままでいるしかないよ…これは軛の様なものなんだ」
和馬は寂しそうな眼差しを虚空に向け、何も言わず去っていった…本当、ファーストコンタクトは最悪だ…
駿「やっと全部の講義が終わったぜ…おう祐樹!どっか遊びに~」
そう言いかけた時、背後から和馬が少し焦ったような声色で話しかけてきた
和馬「いや…今日は仕事だよ…」
祐樹「早速サボる気か~?こりゃダメかもしれんな」
駿「や、忘れてただけだ…そうか、仕事か…」
遊びたい気持ちを押さえつけ、俺は和馬と共に生徒会室に出向いた
和馬「ここが生徒会室だよ」
駿「なんつぅか…ボロい外観だな…」
和馬「まぁまぁ、そう言わず…さぁ、入ろう」
俺はここに来て緊張していた。意外にも俺は人見知りの節があるらしい
和馬「おはよーう!」
駿「…うっす」
中には既に数人の役員が居た
和馬「春夜。今日の仕事はなんだって?」
春夜「うーん、とりあえず顔合わせ?的な事言ってたぞ」
和馬「そっかぁ~」
この如何にも「疲れてるんです俺」っていう顔してる奴が春夜という奴らしい…
和馬「あ、駿!こっち座って!」
俺は和馬に促されるがままに和馬の隣に腰を据えた
麻也子「和馬ぁ~昨日さ~……」
和馬「そうかー……」
和馬の右隣に居る女子生徒…麻也子とやらは和馬と随分楽しそうに話をしている。なんだこいつら出来てんのか?
駿「…暇だなァ」
俺は小さく呟き、スマホに目を向けた…どれほどの時間が過ぎたのだろうか?気付けば新生徒会の役員全てが集まっていた。
早苗「美弥さんは~……」
美弥「えぇ~……」
だがしかし、俺には関係ない…て言うか皆俺以外顔見知りかよ…世知辛いなぁ…そんな事を考えていた時、生徒会の顧問がやってきた
顧問「おっ、皆集まってるね…それじゃ、とりあえず自己紹介からして行こうね」
うわー、ありがちすぎるだろ…
和馬「あぁ、それじゃあ俺から時計回りに…」
なんて事を言う!?俺は和馬の左隣に座ってるんだぜぇ~!?つまり…お前から時計回りだとつまり俺がすぐに話す事になるッッ!…ざっけんなァ!!そんな事を考えているとスグに俺の番になってしまった…当たり前だよね。うん。
駿「…ええと、俺は…広報部長に身を置いた駿です。よろしく」
まぁ、俺にしては上出来…かな?…その後はつつがなく時は流れやがて、解散した
和馬「今日は随分と静かだったね?」
駿「まぁ、俺も人見知りだってこった」
最初の…ファーストコンタクトはぜんぜん、全くダメだった…
和馬「…駿は…皆が思っているような能天気人間じゃないからね…その仮面はとるべきだよやっぱ。このままじゃずっと…ピエロを演じなくちゃいけなくなっちゃうよ?その結果、駿はきっと精神的に潰れてしまう事になると思う。皆が思っているよりも真面目だから…」
…いつもの和馬の影はなく、本気の眼差しで俺を射抜いたまま彼はそう告げた。だから俺は和馬にそっと答えた
駿「俺は…暴れて、バカやって…ピエロを演じないと皆と仲良くできないから…だから…まだこのままでいるしかないよ…これは軛の様なものなんだ」
和馬は寂しそうな眼差しを虚空に向け、何も言わず去っていった…本当、ファーストコンタクトは最悪だ…
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