白い夏に雪が降る【完結済】

安条序那

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第55話 酩酊

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 暗い夜道を揺られる二つの影があった。
 窓の外にはあまりにも艶やかに写り映える夜空があった。

「懐かしいね、おじさん。こうやって助手席に乗っかってお話しするのなんていつぶりだっけ」
 
 正絹の髪が揺蕩って揺れる。
 二人の咫尺しせきの間でさえ、暗い夜道の二人の表情は薄暗く明らかでない。

「……ぼくと君とで差があるだろうね」
「そうだね。おじさん、随分長い間旅をしてきたんだもんね。私が思ってるよりもずっとずっと遠い昔の話なんだろうね」

 今思えばそうでもないような気がするよ、と一木は控えめに答えた。

「おじさん、タイムマシンのお話聞きたい。おじさんの最高傑作なんでしょ」
「その話は君が好きそうだと思ってたんだ」

 一木は指先を遊ばせながらフロントガラスに反射する星を見上げて話を始めた。

「さて、悠里。君には空に並んだ星の配置が星辰という名前をしており、それが世界の運命を決定付ける要因であることを話したね。では、決まってしまった運命を変えるにはどうすればいいかわかるかな?」
「ん~、星の並びを変えればいい?」
「うん、正解だ。けどどれくらい星の並びを変えればどうなるのか、これがわからないと無闇に弄れないよね」
「そうだね。どうなっちゃうかわかんないもんね」
「だからぼくは何回も繰り返しながら、どれくらい弄れば何が起こるのかを仔細に記録を付けたんだ。単位も作ってね。
 TSL――Time Seeing Level――という単位なんだが、どの星がどれくらい動けば世界でどの程度の規模の災害が起こるのかということを表してる。まずはこのTSLの表を作成しにかかった。表を参照すれば被害が出る場所と規模を予測できるということでもあるからね」
「ふむふむ、下調べというわけですな」

 腕を組んで悠里は頷いた。

「でもこれを憶えておくのが厄介でね……毎回酷く頭を悩まされた。記録を付けても無くなってしまうわけだからね。膨大な量だったよ、全く。そうそう、TSL単位にあるSeeingっていうのは、星像の位置の揺らぎ――シンチレーションと言われるんだけど、その尺度を表しているものなんだ。この単位も実は自信作なんだ。かっこいいって思わないかな?」

 秘密基地の自慢でもするみたいに、一木は無邪気に饒舌を進めて言葉を紡いでいった。悠里はその様を満足げな表情で眺め、いつも通りだ、と心中で呟いた。

「……極めておじさんらしいとは常々。ふんふん? それでそのTSLだっけ、がどうやったらタイムマシンになるの」
「しづるくんがランダムな時間の巻き戻りが起こってるって、随分前に言ってただろう? 憶えてるかな。君は寝てたろ?」
「うげっ、寝てないってば」
「はは、そういうことにしておこう」

 一木は優しく悠里の頭を撫でた。色素の薄い頭髪は、どこか手触りが柔らかにさえ感じるほど軽やかだった。

閑話休題それはさておき、あれはカリナが星の並びを対象となった日付の星の並びと同じにしていたから起こっていたことだ。
 そしてその余波で大きな災害も起こっていた。本来起こるはずだった事象を無理矢理拒否したり全く脈絡無く動かしたりというのは想像に難くないと思うが、大きな事故や災害をもたらす。そこには元はエネルギーが存在しないわけだからね。
 と、同時にわかりやすい被害が出ているということは、逆説的に災害の位置と規模を参照すればどのように星が動かされたかもわかるってことでもあるわけだ。ぼくはそこに目を付けてた。
 だから時間の移動と何が起こったのかの記録でTSL表をより高密度にしていけば、こちらからでも星の並びをどう弄ればどう時間が動くのかを理解することができる、というわけだ」
「なるほど~、被害率からどういう動きをしているのかを逆算したわけね」

 悠里は頷いて、一拍の後にやはり首を傾げた。

「あれ? でもそれだけだとわかっただけでどうしようもなくない?」
「……その通り。ここからは難しい話でね。カリナの用いる術がどういう機序で成り立っているのかを調べるために、とにかく手当たり次第に時間がある分だけ世界中を飛び回っていたんだ。ぼくらの機関は世界中に支部があって、その支部に協力を求める必要があると思ってね、特にチベット支部。なぜか連絡が上手く取れなくなっていたんだ。だからぼく自身が現地まで赴く必要があると思ってね。けど、その度に行こうとした都市が壊滅していたり、飛行機事故に巻き込まれたりして恐ろしいことになった。
 そして最も困ったのはその災害はTSL表にも載ってないし、星の並びも変わっていないにも関わらず起こっていたことだった――肝が冷えたよ、ここまでぼくが時間を注いで来たのは無駄だった可能性が出てきたんだから」
「TSLは関係なかったってことになるもんね」
「ああ、けれど何度も繰り返していく内にぼくはある気付きを得ることになった」
「ある気付き?」
「ああ、ぼくは一旦自分の行動を洗い直してみることにしたんだ。何か隠れた法則性があるのではないかと疑ってね。それで理科室に閉じ籠もった。その回のことだった。観測上TSLに管理された事象以外は起こらなかった」

 悠里は顎に手を当てると、そのまま口を半分だけ解放した状態で停止した。

「なんでだろう、全然理解が追いつかないんだけど何もしてないのに治っちゃったの?」
「うん、そしてそれが答えでもあった」
「――?」
「……つまりイレギュラーな事象が発生していたのは、本来起こらないはずの不整合な事実が起こった時に正規の事象へ戻す力が働いていた結果だった。と仮定し『修正力』と呼んで観察を続けた。するとやはりぼくが元の時間上で行動していた範囲内で行動するとTSL範囲外の事象は起こらないことが明らかになった」
「誰かに見られてるわけでもないのに、何かが変わったことを検知してそれを無理矢理修正しようとしてくるってこと? なんかそれ……ストーカーじみててキモいね」

 悠里は口の端をへの字に曲げて、眉根を顰めた。

「まあ、言ってまえばそれまでなんだが、この力に気が付くまでに何度世界が滅んだことだろう――ってところでね。君たちがここに辿り着くためにぼくが一番気を遣った要素でもある」
「ん~、まだわかんないな。でもその修正力に捕まると、なにがどうなってしまうわけ? 知らないところで事故が起こるだけ?」

 言葉を選ぶように一木は吟味して下を滑らせた。
 
「いや、もっと深刻な問題が起こる可能性があった。世界が組み直されてしまうという可能性だね。参考までに、これはまだ確立されていない思考実験までの話なんだがね。
 本来あり得ない事象がどんどん積み重なってしまうと、起こるはずだった歴史の中からどんどん遠い場所へ弾き出されて、最終的に戻ってこれなくなってしまうという事故が発生する可能性があるんだ。ちょうど小舟が海に出て、沖へ流されすぎると海流に負けて陸地へ戻れなくなってしまうのと似ている。だからぼくは君たちに早めに全てを伝えきることが出来なかったんだよ。
 ……と同時に、この修正力についても、ある欠点が見つかった。
 それは元の時間軸の行動に沿って動けば、大きな修正力の影響を受けないということだった。だからぼくはできるだけオリジナルのぼくの行動を模倣して検証を続けた。そのせいもあって、その頃から研究は難航した。一ループにつき一度しか海外には出られない上に、実質的にぼくが行ける場所は元の時間軸で居たアーカム、そこたった一つになってしまった訳だからね」
「ふんふん、だからおじさんは最初からなんでも知ってるはずなのに教えてくれなかったんだね。意地悪されてたのかと思ってた」
「まさか。その後は長いので割愛するけれど、ここまで分かってようやく長い時間をかけて、ぼくはカリナの術に割り込みをかける魔術を行使することができるようになったわけだ」
「そこで最初に作ったTSL表がついに役に……!」
「そういう訳さ」
「おじさんすごい! すごいすごいすごい!」

 にこにこと悠里は頬を緩ませて手を叩いた。けれど一木の目には、その表情さえも窶れて映り、素直に喜ぶことができなかった。

 知ってか知らずか、戸惑う一木に向かって悠里は手をするすると伸ばして、その左手を奪った。

「ねえねえ、じゃあこうやって手を繋いでるのは、もっともっと随分昔の話?」
「……うん。でも忘れたこともないことだよ。悠里。君との思い出というだけじゃない。ぼくの生きてきた軌跡だと思っているんだ」

 鮮明に記憶に刻まれているいろとりどりの笑顔は、小さな宝石の道しるべだ。
 二つの小さな手を引いて、夜闇の坂を駆け上がる。三人で手分けして荷物を積んで、おやつを買っておもちゃも積んで、いっぱいの忘れ物に着いてから気が付く。
 そんな当たり前の光景だったんだ。忘れてはならない、ぼくにとっては余りにも特異だった普通の時間が流れた瞬間だったのだから。
 無為に思える調査と検証を続けて、あんなに好きだった冬の星空を思い出せなくなるほどに夏から変わりゆく秋の天球ばかりを仰ぎ続けた、あの日々はただ普通の一瞬の為に捧げられた全てだったのだから。

「悠里、君が眠る前に言ったことは本当なんだ」
「うん、わかってるよ」

 悠里は窓の外を見遣って、細い指先が傷だらけの手のひらを痕が付きそうなくらいきつく握っていた。
 その先の言葉は言わなくていいと指先が告げていることを知っていながら、一木は口を開いた。
 
「もし作戦が成功したとしても、ぼくは恐らく現在まで生きていない。どこかで失踪しているか、死んでいるものだと思う。ぼくはもう、随分歴史に逆らいすぎたから」
「わかってる……わかってる……ってば」


 ――数時間前、眠りに落ちる前、おじさんは私にこれから起こることを説明してくれた。


 世界はもう終わっているも同然だと言うこと、それを直すためには時間を跳ぶ必要があること、おじさんはそれができて未来が変えられるような好条件を揃える為に過去へ戻り続けていたこと。そして……。
 
「おじさん、これ、何?」
「これはね――」

 地面に落ちた魔法瓶めいて銀面に包まれた円筒は、落ちた拍子に閉まっていた蓋が開いて、中からは小さな石と集積回路の取り付けられた極小の基板が転がり出ていた。

「小型のタイムマシン、とでも言おうか。……ぼくをこの時間に縛り付けておく為の機械だったものだけれど、これはたとえ時間が巻き戻ってもぼくを正常に動作させる為に、世界からの干渉を切って作動し続ける必要があったものなんだ。だから何度もやり直すうちに経年劣化して壊れてしまったんだね」
「――」

 気にしないでくれ、とおじさんは私に微笑んだけれど、その笑顔はとても見ていられなかった。

「ご想像の通り、もうぼくはここにいた記憶の引き継ぎが出来ない。絶対に今回で終わらせる。これ以上は……ぼくだってこりごりなんだ」

 うまい言葉など見つかるはずもなくて、私はただ唇を噛んでその背中を見つめることしかできなかった。
 なんとか元気付けてあげたかったけれど、うまく言葉が見つからなくて、私は窓の外を見つめるしかできなかった。
 いつも通りの軽口一つでも叩いてやれば、おじさんはどんなに不出来な冗談だって笑ってくれるのに。

「そんな顔しないでくれ。ここまでたどり着けただけで素晴らしいことなんだ。だから――」
「悲しいに決まってるでしょ」

 お得意の悲しい前向きさを私は窘めた。
 おじさんはどこまでも自分の感情に素直じゃない。あらゆる悲しいことだって、どこかでなにかいいことがあればそれに飛びついて、自分の感情を殺してしまう――しーちゃん曰くポリアンナ症候群というそうだけれど。
 
「うん、ああ。……そうだね」

 目覚めても、そのことは憶えていた。
 けれど、なにも確かめなくてもいいじゃない。
 そんな悲しいことばかり、誰かがいなくなることばかり。

「悠里、ほんの少しだけ弱音を吐いてもいいかい」
「なに、おじさん。聞いたげるからこの悠里ちゃんに言ってみて」

 私は少しだけ振り向いた。
 薄暗い車内の反射はほんの少しだけ表情をレースを被せたように曇らせていたけれど、私の目にはかえってその方が見えやすかった。
 だからおじさんが憑き物が落ちたような面持ちをしていることも、きっともう二度とこの先では会えないことも、やはり確定した未来ではないはずなのに本当のことだと妙な説得力があった。

「ぼくは幼い頃に家族を失った。両親が妹に呪いを掛けて、そういう研究をしていたことから両親は機関に狙われて殺された。ぼくは痛みを伴う呪いから妹を救おうとして、できなくて、だから妹のような人々を増やさない為に戦ってきたつもりだ。その為なら命だって賭けたし、多くの人を殺した。中には無辜の人もいたと思う。それでも、危険性があれば徹底的に排除した。……そして、それが当たり前だと思って生きていた。唯一の理解者だと思っていた妻でさえも犠牲にした。それでも仕方が無いと思っていた。だからぼくが死ぬことも消えてなくなることもまた――同じことだと思っていた」

「……うん」

「けど、こうして君たちを見ているとさ。なんだか、多くの人を屠ってきたぼくが言ってはいけないと分かっているのだけれど。それでも」

 死にたくない、そう思ってしまうね。

 あまりに烏滸がましい、とでも言うようにおじさんは微かに唇の端を歪ませて、やはり自虐的に笑って見せた。

「こら」
「いて」

 私はおじさんの頬をつねった。
 それもめいっぱいの力を込めてつねった。 

「おじさんは助けたい人の為に頑張った、それが何よりも誇っていいことでしょう。なのにそういう誇りを自分の自虐のために使ったりしないの! めっ。誰でも死にたくないものなの。それは当たり前なんだよ。だから、そんなことに理由なんて付けなくていいの。おじさんは死にたくない。だから死にたくないの。それでいいじゃない、また明日も生きてたいんでしょう? なら、そう言ってよ」

 言いながら私は泣いている。
 私こそ無責任だって思う。どれだけの辛い思いをしてきたかなんて私には知るよしもないんだから。人を殺したことも、誰かを失ったことだってまだない私だ。
 でもそれでも、おじさんが心を隠して辛い思いを無理矢理上書きし続けるのを放っておくのはできなかった。
 だって、もうすぐ会えなくなるのかもしれないのだから。
 最後に呪いを解いてあげられるのは、私だけかもしれないのだから。

「……守ってくれてありがとう。おじさん。今までずっと。おじさんのおかげでここまで来ることができたから。だから、誇って。今まで守ってきたものと人を」
 

「……ありがとう。悠里。ぼくは、また明日も、君たちと一緒にいたい。ぼくができる全てを君たちの未来に捧げるよ」

 屈託のなく、私の大好きなおじさんは微笑んだ。



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