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第3章 組織編
暴く計画
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「はあ、はあ、……」
トーレンは逃げ続けていた。ただひたすら、ルドガーと距離を取りたかっただけで、どこに向かっているのかも考えていなかった。
「はあ、はあ、……ここまでくれば大丈夫か」
「何がだ?」
「っ!?」
トーレンが声がしたほうに振り替えると、そこにいたのは見知らぬ少年と少女だった。いや、少女のほうは知っているはずなのだが今のトーレンはそれどころではない。
「な、何だお前たちは!? ここをどこだと思ってるんだ!」
「俺達が攻めてる魔法協会だろ? 幹部のビルグ・トーレンさんよ」
「何い!? 攻めてるだと!? おまっ、貴様らも敵か!? 奴の仲間か!?」
「正解!」
敵だと知ったトーレンは攻撃するか逃げ出すか迷っていたが、そこで少年の後ろにある人物が黒焦げになって倒れているのが分かった。その人物はトーレンがよく知る人だった。
「んなっ! そんな! 会長!」
「それも正解! ついでに倒したのは俺! その次の獲物が今、目の前にいます!」
「っ!? ひ、ひあ……」
「んん?」
「ひっ! うぇあああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「……聞いた通りの臆病者だな。【外道魔法・憤怒】『理不尽の雷』」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!
「うぇぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ドサッ
またしても情けない声を上げながら逃げ出したトーレンに向かって、ローグは【外道魔法】をぶつけてメルガーと同じ目に遭わせた。
「……トーレンって、こんなに情けない奴だったんだ」
「見た目通りってやつだろ? さてと、これで魔法協会上層部二人を確保した」
物陰からミーラが顔を出してきた。彼女のトーレンを見る目はとても冷めていた。
「次はいよいよ暴くってこと?」
「その通りだ。洗いざらいしゃべってもらおうか。魔法協会の全てを、魔法の全てを、王都にいる全ての人間にな!」
その通り。ローグが魔法協会を利用する時が来た。
数分後。
「……うう、ここは? ……はっ! これは!?」
メルガーは目を覚ますが、辺りは真っ暗だ。そしてすぐに自分が縛られていることに気付いた。隣にはトーレンもいたが同じように縛られている。しかも、二人とも黒焦げだ。メルガーは気を失う直前の出来事を思い出した。
「そうだ! あの時私は罠にかかって意識を失って……トーレン! 起きろ! 眠ってる場合ではないぞ! 起きてくれ!」
「うう……私は、一体……?」
「我々は敵に捕まったのだ!」
「はっ!?」
メルガーの声で起きたトーレンが目を覚ます。それから二人は情報交換して状況の打開のために相談しあうが、そこである人物が現れる。
「よう、お二人さん。ごきげんよう」
「ひい! 貴様は!?」
「……ローグ・ナイト!」
暗闇から、元凶の少年が現れる。それはローグ・ナイトだ。彼の次の計画が始まる。
トーレンは逃げ続けていた。ただひたすら、ルドガーと距離を取りたかっただけで、どこに向かっているのかも考えていなかった。
「はあ、はあ、……ここまでくれば大丈夫か」
「何がだ?」
「っ!?」
トーレンが声がしたほうに振り替えると、そこにいたのは見知らぬ少年と少女だった。いや、少女のほうは知っているはずなのだが今のトーレンはそれどころではない。
「な、何だお前たちは!? ここをどこだと思ってるんだ!」
「俺達が攻めてる魔法協会だろ? 幹部のビルグ・トーレンさんよ」
「何い!? 攻めてるだと!? おまっ、貴様らも敵か!? 奴の仲間か!?」
「正解!」
敵だと知ったトーレンは攻撃するか逃げ出すか迷っていたが、そこで少年の後ろにある人物が黒焦げになって倒れているのが分かった。その人物はトーレンがよく知る人だった。
「んなっ! そんな! 会長!」
「それも正解! ついでに倒したのは俺! その次の獲物が今、目の前にいます!」
「っ!? ひ、ひあ……」
「んん?」
「ひっ! うぇあああああああああああああああああああああああああああああああ!」
「……聞いた通りの臆病者だな。【外道魔法・憤怒】『理不尽の雷』」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!
「うぇぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ドサッ
またしても情けない声を上げながら逃げ出したトーレンに向かって、ローグは【外道魔法】をぶつけてメルガーと同じ目に遭わせた。
「……トーレンって、こんなに情けない奴だったんだ」
「見た目通りってやつだろ? さてと、これで魔法協会上層部二人を確保した」
物陰からミーラが顔を出してきた。彼女のトーレンを見る目はとても冷めていた。
「次はいよいよ暴くってこと?」
「その通りだ。洗いざらいしゃべってもらおうか。魔法協会の全てを、魔法の全てを、王都にいる全ての人間にな!」
その通り。ローグが魔法協会を利用する時が来た。
数分後。
「……うう、ここは? ……はっ! これは!?」
メルガーは目を覚ますが、辺りは真っ暗だ。そしてすぐに自分が縛られていることに気付いた。隣にはトーレンもいたが同じように縛られている。しかも、二人とも黒焦げだ。メルガーは気を失う直前の出来事を思い出した。
「そうだ! あの時私は罠にかかって意識を失って……トーレン! 起きろ! 眠ってる場合ではないぞ! 起きてくれ!」
「うう……私は、一体……?」
「我々は敵に捕まったのだ!」
「はっ!?」
メルガーの声で起きたトーレンが目を覚ます。それから二人は情報交換して状況の打開のために相談しあうが、そこである人物が現れる。
「よう、お二人さん。ごきげんよう」
「ひい! 貴様は!?」
「……ローグ・ナイト!」
暗闇から、元凶の少年が現れる。それはローグ・ナイトだ。彼の次の計画が始まる。
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