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第3話 招かれる者と間引かれる世界
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黒髪の少女の名前はステラ・リヴァイアサン。
アルビノの少女の名前はピノア・カーバンクルというそうだった。
ふたりは王室に仕える巫女であり、巫女とは異世界からの来訪者を導く存在であるという。
「本来なら~、ひとりのお客様はひとりの巫女がお守りする決まりなんですが~、国王陛下が一万人目のお客様にはふたり巫女をお付けするようにおっしゃれて~、大賢者様がお選びになられたのが~わたしたちなんです~~」
秋月レンジは、ピノアの言葉にいやいや耳を傾けながらも、学ランを脱ぐとステラに羽織るよう手渡した。
「ありがとう、あなた優しいのね」
彼女はほほえみ、背負っていた赤いランドセルをピノアに押し付けると、学ランを着た。
「あなたは背が高いから、わたしにはずいぶんサイズが大きいのだけれど、おかげで破廉恥な衣装を全部隠せたわ」
ステラの背はおそらく160センチないくらいだろう。155か156か、それくらいだった。ピノアは150センチもなさそうだった。
レンジも背が低く、164センチしかない。体も華奢だったが、たった10センチ程しか違わなくても男女の体格差のおかげで、学ランは膝までとはいかなかったが、太股までは隠していた。
伝説の最弱の冒険者という不名誉な肩書きを与えられた8888人目の転移者に、レンジは感謝しかなかった。
ステラのような長く美しい黒髪の美少女は、彼の好みのタイプだった。
ピノアほどではないが、華奢な白い肌と長い黒髪のコントラストは美しかった。
そんな彼女のかわいらしい笑顔を見れただけでなく、いわゆるラッキースケベというやつを、伝説の最弱の冒険者は異世界に転移した直後の彼に与えてくれたのだ。
笑顔を見れたのも、そのレジェンドのおかげであった。
彼女はおそらく、あまり人に笑顔を見せることはないのだろう。
きっと、頭が良く精神年齢も高いに違いない。人と群れることが好きではなく、ひとりで時間を過ごすことが多いのだろう。
だから、こんな風に彼女の笑顔を見れる者はなかなかいないのではないだろうか。
「でもさ~、ステラ~、それだと~、今度はなんか、ぱんつはいてないように見えない~?」
ランドセルを前にも後ろにも装備したピノアが言い、ステラが鋭い眼光で睨み付けた。
ビームでも出るんじゃないかという目だった。
ヒィッと声を上げたピノアは、レンジの背中に隠れた。
後ろだけではなく前にも装備させられたステラのランドセルのせいで、ピノアは重戦車のようになっていたから、彼の背中にうまく隠れることができなかったが、ステラの視界にはもうレンジしか映っていないようだった。
「秋月レンジさんだったわね?」
彼女はそう言って、
「レンジでいいよ」
「じゃあ、レンジって呼ぶことにするわ」
彼の手を取った。
「リバーステラからのお客様を、国王陛下様のところにご案内するのが、巫女としてのわたしの最初の仕事なの」
レンジは、女の子と手を繋ぐのははじめてのことだった。
「ステラだけじゃないでしょ~、わたしの仕事でもあるんだからね~~」
「きっとあなたは、ピノアのような女の子が苦手でしょう?
あなたのことはしっかりとわたしが面倒を見てあげるわ。
どうしてもふたり巫女をつけると国王陛下がおっしゃるなら、別の子にチェンジできるよう大賢者様にかけあってあげる」
チェンジて。
と、レンジは思ったが、きっと彼の耳にそう翻訳されて届いているだけで、美しい言葉使いをしているのだろうと思った。
ステラとピノアがレンジを出迎えた噴水のある広場は円形で、城下町の中心のようだった。
放射線状に十二のレンガの通りが伸び、先ほどの商店街や、町人たちの居住区などがあるようだ。
それは時計の文字盤のようでもあり、東西南北をわかりやすくもしているようだった。
レンジが最初にいた商店街のはずれが城下町の一番南になるという。
ステラは彼の手を握ったまま、広場をはさんだ反対側、つまりは北へ向かう道を歩いていった。
「わたし、歩くの早いかしら? それとも遅いかしら? こんな風に殿方と手を繋いで歩くのははじめてで……」
彼女は頬を赤らめながらそう言った。
「ちょうどいいよ。
あと、ぼくもこういうの、はじめてだからすごく緊張してる」
レンジもまた頬を赤らめてそう言うと、
「よかった……」
と、ステラは小さく呟いた。
「ところで、どうしてあなたは鼻や口元を、そのような布で隠しているのかしら。
あなたの顔をちゃんと見てみたいわ」
ステラは少し恥ずかしそうに言った。
レンジがしていたマスクのことだった。布ではなくスポンジだったが。この世界にはおそらくスポンジは存在しないのだろう。
レンジは、彼がいたリバーステラにある国で最初の感染・発症者が現れ、世界規模のパンデミックを引き起こしたカーズウィルスについて話した。
その「呪い」を意味する名がつけられたウィルスは、2月には世界規模のパンデミックを引き起こし、半年以上も収束してはまた拡大し、そして収束する、そんなことを繰り返していた。
カーズは高いステルス機能を有しており、現在の医療技術では、感染者が発症するまで感染していることを特定することさえ困難な未知のウィルスだった。当然ワクチンもまだ開発に至ってはいなかった。
感染者の身体を宿主とし、数週間にわたって繁殖と進化を続け、発症する際には感染者の身体中の穴という穴から血液や体液を噴き出し、半径数十メートルに存在するすべての人間に感染する。
発症する瞬間、人間の身体は噴水のようになるという。「人間噴水」と呼ばれていた。
レンジは見たことがなかったが、youtubeをはじめとする動画投稿サイトには、そのような動画が毎日のようにアップされてはすぐに運営に削除され、またアップされる、そんないたちごっこが続いているらしかった。
感染するのは人間だけだった。すでに人類の半数以上は、カーズによって間引かれてしまっていた。聖書にあるような大洪水やバベルの塔のような神による裁きだと言い始める者もいた。
本来ならマスクだけではなく、放射能対策レベルの防護服を着なければ感染を免れることができないものであったが、物流が滞りマスクでさえ手に入れることが困難だった。
たった一枚のマスクが何千円もの高値でネットでは売買されていた。
そんな状況下だというのに、何故か学校や会社をはじめとする社会全体は、休むことなく普段どおり授業を行い、営業を続けた。
人類を間引くことを目的として、人為的に引き起こされたパンデミック。
ネットにごまんといる自称有識者たちの見解はそういうものだった。世界各国の首脳がそれに加担している、と。
人類は増えすぎ、地球温暖化や食糧やエネルギー資源の枯渇といったさまざまな問題を解決するためには、軌道エレベーターを建造し、まずはエネルギーを太陽光に求めるしかない。そしてそれを拠点として、まるでガンダムのようにスペースコロニーを作るか、月や火星のテラフォーミングを行うしかなかった。
だが、それにはあまりに時間がかかりすぎてしまう。先に食糧やエネルギーが底をつく。
人類を間引くことで、人類と地球が抱える問題はほとんど解決するのだ。
だからレンジは、この世界に来たとき、これが転移ではなく転生なのだとしたら、自分は感染していたのかもしれないと思った。発症して人間噴水になって死んだのかもしれないと思った。
マスクをはずしていいものか悩んだ。
自分がマスクをはずすことで、この世界にもパンデミックをもたらす可能性があるからだった。
「きっとだいじょうぶ。わたしにはわかるわ。
あなたの中に、そのような悪いものは存在しない」
不思議だった。
ステラにそう言われると本当にそんな気がした。
だから、レンジはマスクをはずした。
ふたりはしばしの間見つめあった。
「きれいな顔……」
ステラはそう言って、レンジの顔に手を触れ、そして慌てて手を放した。
「ごめんなさい……あんまりあなたの顔がきれいだったから、つい……」
そんな風に自分の顔を誰かにほめられたのはレンジにとってはじめての経験だった。
アルビノの少女の名前はピノア・カーバンクルというそうだった。
ふたりは王室に仕える巫女であり、巫女とは異世界からの来訪者を導く存在であるという。
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秋月レンジは、ピノアの言葉にいやいや耳を傾けながらも、学ランを脱ぐとステラに羽織るよう手渡した。
「ありがとう、あなた優しいのね」
彼女はほほえみ、背負っていた赤いランドセルをピノアに押し付けると、学ランを着た。
「あなたは背が高いから、わたしにはずいぶんサイズが大きいのだけれど、おかげで破廉恥な衣装を全部隠せたわ」
ステラの背はおそらく160センチないくらいだろう。155か156か、それくらいだった。ピノアは150センチもなさそうだった。
レンジも背が低く、164センチしかない。体も華奢だったが、たった10センチ程しか違わなくても男女の体格差のおかげで、学ランは膝までとはいかなかったが、太股までは隠していた。
伝説の最弱の冒険者という不名誉な肩書きを与えられた8888人目の転移者に、レンジは感謝しかなかった。
ステラのような長く美しい黒髪の美少女は、彼の好みのタイプだった。
ピノアほどではないが、華奢な白い肌と長い黒髪のコントラストは美しかった。
そんな彼女のかわいらしい笑顔を見れただけでなく、いわゆるラッキースケベというやつを、伝説の最弱の冒険者は異世界に転移した直後の彼に与えてくれたのだ。
笑顔を見れたのも、そのレジェンドのおかげであった。
彼女はおそらく、あまり人に笑顔を見せることはないのだろう。
きっと、頭が良く精神年齢も高いに違いない。人と群れることが好きではなく、ひとりで時間を過ごすことが多いのだろう。
だから、こんな風に彼女の笑顔を見れる者はなかなかいないのではないだろうか。
「でもさ~、ステラ~、それだと~、今度はなんか、ぱんつはいてないように見えない~?」
ランドセルを前にも後ろにも装備したピノアが言い、ステラが鋭い眼光で睨み付けた。
ビームでも出るんじゃないかという目だった。
ヒィッと声を上げたピノアは、レンジの背中に隠れた。
後ろだけではなく前にも装備させられたステラのランドセルのせいで、ピノアは重戦車のようになっていたから、彼の背中にうまく隠れることができなかったが、ステラの視界にはもうレンジしか映っていないようだった。
「秋月レンジさんだったわね?」
彼女はそう言って、
「レンジでいいよ」
「じゃあ、レンジって呼ぶことにするわ」
彼の手を取った。
「リバーステラからのお客様を、国王陛下様のところにご案内するのが、巫女としてのわたしの最初の仕事なの」
レンジは、女の子と手を繋ぐのははじめてのことだった。
「ステラだけじゃないでしょ~、わたしの仕事でもあるんだからね~~」
「きっとあなたは、ピノアのような女の子が苦手でしょう?
あなたのことはしっかりとわたしが面倒を見てあげるわ。
どうしてもふたり巫女をつけると国王陛下がおっしゃるなら、別の子にチェンジできるよう大賢者様にかけあってあげる」
チェンジて。
と、レンジは思ったが、きっと彼の耳にそう翻訳されて届いているだけで、美しい言葉使いをしているのだろうと思った。
ステラとピノアがレンジを出迎えた噴水のある広場は円形で、城下町の中心のようだった。
放射線状に十二のレンガの通りが伸び、先ほどの商店街や、町人たちの居住区などがあるようだ。
それは時計の文字盤のようでもあり、東西南北をわかりやすくもしているようだった。
レンジが最初にいた商店街のはずれが城下町の一番南になるという。
ステラは彼の手を握ったまま、広場をはさんだ反対側、つまりは北へ向かう道を歩いていった。
「わたし、歩くの早いかしら? それとも遅いかしら? こんな風に殿方と手を繋いで歩くのははじめてで……」
彼女は頬を赤らめながらそう言った。
「ちょうどいいよ。
あと、ぼくもこういうの、はじめてだからすごく緊張してる」
レンジもまた頬を赤らめてそう言うと、
「よかった……」
と、ステラは小さく呟いた。
「ところで、どうしてあなたは鼻や口元を、そのような布で隠しているのかしら。
あなたの顔をちゃんと見てみたいわ」
ステラは少し恥ずかしそうに言った。
レンジがしていたマスクのことだった。布ではなくスポンジだったが。この世界にはおそらくスポンジは存在しないのだろう。
レンジは、彼がいたリバーステラにある国で最初の感染・発症者が現れ、世界規模のパンデミックを引き起こしたカーズウィルスについて話した。
その「呪い」を意味する名がつけられたウィルスは、2月には世界規模のパンデミックを引き起こし、半年以上も収束してはまた拡大し、そして収束する、そんなことを繰り返していた。
カーズは高いステルス機能を有しており、現在の医療技術では、感染者が発症するまで感染していることを特定することさえ困難な未知のウィルスだった。当然ワクチンもまだ開発に至ってはいなかった。
感染者の身体を宿主とし、数週間にわたって繁殖と進化を続け、発症する際には感染者の身体中の穴という穴から血液や体液を噴き出し、半径数十メートルに存在するすべての人間に感染する。
発症する瞬間、人間の身体は噴水のようになるという。「人間噴水」と呼ばれていた。
レンジは見たことがなかったが、youtubeをはじめとする動画投稿サイトには、そのような動画が毎日のようにアップされてはすぐに運営に削除され、またアップされる、そんないたちごっこが続いているらしかった。
感染するのは人間だけだった。すでに人類の半数以上は、カーズによって間引かれてしまっていた。聖書にあるような大洪水やバベルの塔のような神による裁きだと言い始める者もいた。
本来ならマスクだけではなく、放射能対策レベルの防護服を着なければ感染を免れることができないものであったが、物流が滞りマスクでさえ手に入れることが困難だった。
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そんな状況下だというのに、何故か学校や会社をはじめとする社会全体は、休むことなく普段どおり授業を行い、営業を続けた。
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だが、それにはあまりに時間がかかりすぎてしまう。先に食糧やエネルギーが底をつく。
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不思議だった。
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