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第三部「おにーちゃんとみかなの新婚生活」
「独白① おにーちゃんの場合。」前編
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うーん、何から話したらいいのかな……。
そうだな……
まず最初に言っておかなきゃいけないと思うのは、佳代ちゃんが今でもぼくのことを好きでいてくれてたことについてかな。
みかなから何となくは聞いてたけど、ゆうべ、佳代ちゃんからはじめてちゃんと好きって言ってもらって、告白をしてもらって……
正直、ぼくはすごく嬉しかった。
素直に嬉しいって思った。
だから、ありがとうね、佳代ちゃん。
返事はもう少しだけ待たせて。
前にみかなに言われたことがあるんだけど、ぼくは自己評価がすごく低いんだよね。
ぼくは、こどもの頃から自分のことがあんまり好きじゃなくて、というより、むしろ大嫌いなんだ。
だから、大学生になって、バイトをするようになって、ある程度自由に使えるお金ができるようになった頃、まず見た目を変えることにした。
ファッション雑誌を買って、女の子ウケがいいような服装や髪型に変えて……
それから、ぼくは、みかなと同じで昔いじめられてて、佳代ちゃんみたいに助けてくれる人もいなくて……
ぼくは、めったに怒ったりしないんだけど、でも理不尽な仕打ちを受ける度に、本当はいつも怒ってるんだ。
怒りを溜め込んで溜め込んで、これ以上は溜め込めない、そうなってはじめて怒りをあらわにする。
ぼくは人に暴力を振るったのは人生で一度しかないんだけど、それは中学一年のとき。
いじめの首謀者を殴り付けて、足も使って転ばせて、馬乗りになって、殺すつもりで殴り続けた。
殺す前に、駆けつけてきた体育教師に羽交い締めにされたけどね。
でも、そいつは死にはしなかったけど、意識を失って病院に運ばれていった。
それまでぼくは何ヵ月も、クラス中から変なあだ名で呼ばれたり、呼ぶくせに無視されたり、勝手に死んだことにされて机の上にどこから持ってきたのかわからないきれいな花が生けてある花瓶が置かれてたりさ、あとは教科書やノートや鞄、体操着、いろんなものを隠されたりゴミ箱に捨てられたりしてた。
でも、教師たちはね、何ヵ月にもわたってぼくのいじめを先導していた首謀者よりも、そいつに協力してた奴らよりも、そいつを殴ったぼくが悪いって言ったんだ。
殺すつもりで殴ったり、意識を失うまで殴ったりしたからじゃなくて、たとえぼくがそれまでにどんなつらい思いをしてきたとしても、一発でも殴ったらぼくの方が悪いんだって言った。
ぼくは、ぼくをいじめていたクラスの連中全員に謝罪をさせられた。
教師たちは連中に、ぼくのことを許してあげてくださいって言って、ぼくはそいつらに、許すって言われたんだよ。
そして、いじめがあったこと自体、教師たちに揉み消された。
だから、ぼくはそれから、一度も人を殴ったことはないんだ。
ぼくは、人に嫌われたり、集団の中で孤立するのが、いまだにすごく怖い。
だから、いつも人の顔色を伺っていいなりになる。
それが理由なのかどうかはわからないけれど、どうやらぼくは、人から見ると馬鹿にしやすいみたいでさ、こいつには何をしてもいいだろう、って思われやすいみたいなんだよね。
職場でも、上司からひどいパワハラを受けてたけど、上司よりももっと偉い人たちに相談したり、その人たちが何もしてくれないとわかると、警察を使った。
ぼくが働いていたゲームセンターってね、一部例外になる店はあるけど、パチンコ店とかキャバクラとかフーゾクなんかといっしょで風営法を守らなきゃいけないんだよ。
風営法にはね、ゲームセンターの景品は税抜きで800円までのものでなければいけないとか、機械の景品取り出し口に落ちたもの以外は取れたことにしちゃいけない、景品を手渡ししてはいけないとか、法律でしっかり決まってるんだ。
それから、アームでピンポン玉をすくって、たこ焼き器の真ん中の穴にピンポン玉が入ったら景品ゲットとか、見たことあるかな?
他にもビンゴカードをすくわせて、ビンゴしたら景品ゲットとかもあるんだけど。
ああいうのは全部違法。
ぼくがいた会社は大手じゃなかったから、ばれなければいいやって、ばれてもすぐに営業停止になるわけじゃないから、指導を受けたら期限までに直したらいい、そんな考え方で、風営法違反を平気でやっていて、違法な偽グッズまで仕入れてた。
そういうのを全部密告してやったりとかね。
やめるときも、公休をすべて消化した上で、有給を全部消化させてくれなければ、労基に、えっと、労働基準監督署ってわかるかな? 労働に関するいろんな法律を、企業がちゃんと守ってるかどうか、監督してるところなんだけど。
休憩時間をまともにとれたことがなかったことや、サービス残業を無理強いさせられたりとか、休日にLINEや電話で対応せざるを得なかった賃金の発生しない労働や、それから上司が年5日は最低とらなければいけない有給を、とったことにして働いていたこととか、全部告発する、とか言ってさ、そういうやめかたをした。
ぼくは怒りを暴力に変えるんじゃなくて、権力を盾にすることを覚えた。
そんなことをしても、むなしいだけだけどね……
……なんか、ごめんね。話が大分脱線しちゃったや。
えっと、見た目を変えたのと同じ頃からかな、ぼくは人に優しくされたいから人に優しくするようになった。
本当の、無償の優しさなんかじゃなくて、見返りを求める偽りの優しさ。
友達はできなかったけど、でもそれなりに高校時代までよりは、円滑な人間関係を作れるようになった。
恋人を作ることができるようになった。
大学やアルバイト先や、それから社会に出てからとか、現実で知り合った女の子から見たら、ぼくはただのいい人でしかなくて、異性としての魅力は全くないみたいだった。
だから、ぼくはSNSで知り合った女の子とばかり付き合ってたんだけど……
ふたりとも前に言ってたけど、ぼくが付き合ってきた女の子たちはさ、ふたりが言ってた通り、見た目がぽっちゃりしてて、服装もおしゃれじゃないし、化粧もせずにデートや仕事に来るような、そういう子たちばかりだった。
あ、でも、歯並びが悪いのは、ぼくの趣味というか性癖というか、だから佳代ちゃんの歯並びとかすごくいいと思うんだ。
みかなが、歯並びが悪いのを気にして矯正したときは、正直残念だった。矯正するための金具? みたいなやつ、あれがついてるときは、歯並びが悪いのより良かったけど。
まぁ、歯並びの話は一旦置いとくとして。っていうか、いらないね、歯並びの話は。
ぼくの彼女だったそういう子たちはさ、大体おしゃれや化粧をしてかわいくなるとか、痩せるとか、そういう努力を最初から放棄してて、外見じゃなくて内面を見てって言うんだ。
そのわりに、ぼくの見た目しか見てないんだよ。
それで、自慢の内面はどうかって言ったら、お世辞でも性格がいいなんて思えないような子たちばかりだった。
佳代ちゃんやみかなみたいにかわいい女の子たちに対する妬み(ねたみ)や嫉み(そねみ)、ひがみが、とにかくひどいんだよね。
それから、やきもちならかわいいけど、とにかく嫉妬深い。
嫉妬って、嫉みに妬みって書くけど、本当にその通りなんだよ。
そうだな……
まず最初に言っておかなきゃいけないと思うのは、佳代ちゃんが今でもぼくのことを好きでいてくれてたことについてかな。
みかなから何となくは聞いてたけど、ゆうべ、佳代ちゃんからはじめてちゃんと好きって言ってもらって、告白をしてもらって……
正直、ぼくはすごく嬉しかった。
素直に嬉しいって思った。
だから、ありがとうね、佳代ちゃん。
返事はもう少しだけ待たせて。
前にみかなに言われたことがあるんだけど、ぼくは自己評価がすごく低いんだよね。
ぼくは、こどもの頃から自分のことがあんまり好きじゃなくて、というより、むしろ大嫌いなんだ。
だから、大学生になって、バイトをするようになって、ある程度自由に使えるお金ができるようになった頃、まず見た目を変えることにした。
ファッション雑誌を買って、女の子ウケがいいような服装や髪型に変えて……
それから、ぼくは、みかなと同じで昔いじめられてて、佳代ちゃんみたいに助けてくれる人もいなくて……
ぼくは、めったに怒ったりしないんだけど、でも理不尽な仕打ちを受ける度に、本当はいつも怒ってるんだ。
怒りを溜め込んで溜め込んで、これ以上は溜め込めない、そうなってはじめて怒りをあらわにする。
ぼくは人に暴力を振るったのは人生で一度しかないんだけど、それは中学一年のとき。
いじめの首謀者を殴り付けて、足も使って転ばせて、馬乗りになって、殺すつもりで殴り続けた。
殺す前に、駆けつけてきた体育教師に羽交い締めにされたけどね。
でも、そいつは死にはしなかったけど、意識を失って病院に運ばれていった。
それまでぼくは何ヵ月も、クラス中から変なあだ名で呼ばれたり、呼ぶくせに無視されたり、勝手に死んだことにされて机の上にどこから持ってきたのかわからないきれいな花が生けてある花瓶が置かれてたりさ、あとは教科書やノートや鞄、体操着、いろんなものを隠されたりゴミ箱に捨てられたりしてた。
でも、教師たちはね、何ヵ月にもわたってぼくのいじめを先導していた首謀者よりも、そいつに協力してた奴らよりも、そいつを殴ったぼくが悪いって言ったんだ。
殺すつもりで殴ったり、意識を失うまで殴ったりしたからじゃなくて、たとえぼくがそれまでにどんなつらい思いをしてきたとしても、一発でも殴ったらぼくの方が悪いんだって言った。
ぼくは、ぼくをいじめていたクラスの連中全員に謝罪をさせられた。
教師たちは連中に、ぼくのことを許してあげてくださいって言って、ぼくはそいつらに、許すって言われたんだよ。
そして、いじめがあったこと自体、教師たちに揉み消された。
だから、ぼくはそれから、一度も人を殴ったことはないんだ。
ぼくは、人に嫌われたり、集団の中で孤立するのが、いまだにすごく怖い。
だから、いつも人の顔色を伺っていいなりになる。
それが理由なのかどうかはわからないけれど、どうやらぼくは、人から見ると馬鹿にしやすいみたいでさ、こいつには何をしてもいいだろう、って思われやすいみたいなんだよね。
職場でも、上司からひどいパワハラを受けてたけど、上司よりももっと偉い人たちに相談したり、その人たちが何もしてくれないとわかると、警察を使った。
ぼくが働いていたゲームセンターってね、一部例外になる店はあるけど、パチンコ店とかキャバクラとかフーゾクなんかといっしょで風営法を守らなきゃいけないんだよ。
風営法にはね、ゲームセンターの景品は税抜きで800円までのものでなければいけないとか、機械の景品取り出し口に落ちたもの以外は取れたことにしちゃいけない、景品を手渡ししてはいけないとか、法律でしっかり決まってるんだ。
それから、アームでピンポン玉をすくって、たこ焼き器の真ん中の穴にピンポン玉が入ったら景品ゲットとか、見たことあるかな?
他にもビンゴカードをすくわせて、ビンゴしたら景品ゲットとかもあるんだけど。
ああいうのは全部違法。
ぼくがいた会社は大手じゃなかったから、ばれなければいいやって、ばれてもすぐに営業停止になるわけじゃないから、指導を受けたら期限までに直したらいい、そんな考え方で、風営法違反を平気でやっていて、違法な偽グッズまで仕入れてた。
そういうのを全部密告してやったりとかね。
やめるときも、公休をすべて消化した上で、有給を全部消化させてくれなければ、労基に、えっと、労働基準監督署ってわかるかな? 労働に関するいろんな法律を、企業がちゃんと守ってるかどうか、監督してるところなんだけど。
休憩時間をまともにとれたことがなかったことや、サービス残業を無理強いさせられたりとか、休日にLINEや電話で対応せざるを得なかった賃金の発生しない労働や、それから上司が年5日は最低とらなければいけない有給を、とったことにして働いていたこととか、全部告発する、とか言ってさ、そういうやめかたをした。
ぼくは怒りを暴力に変えるんじゃなくて、権力を盾にすることを覚えた。
そんなことをしても、むなしいだけだけどね……
……なんか、ごめんね。話が大分脱線しちゃったや。
えっと、見た目を変えたのと同じ頃からかな、ぼくは人に優しくされたいから人に優しくするようになった。
本当の、無償の優しさなんかじゃなくて、見返りを求める偽りの優しさ。
友達はできなかったけど、でもそれなりに高校時代までよりは、円滑な人間関係を作れるようになった。
恋人を作ることができるようになった。
大学やアルバイト先や、それから社会に出てからとか、現実で知り合った女の子から見たら、ぼくはただのいい人でしかなくて、異性としての魅力は全くないみたいだった。
だから、ぼくはSNSで知り合った女の子とばかり付き合ってたんだけど……
ふたりとも前に言ってたけど、ぼくが付き合ってきた女の子たちはさ、ふたりが言ってた通り、見た目がぽっちゃりしてて、服装もおしゃれじゃないし、化粧もせずにデートや仕事に来るような、そういう子たちばかりだった。
あ、でも、歯並びが悪いのは、ぼくの趣味というか性癖というか、だから佳代ちゃんの歯並びとかすごくいいと思うんだ。
みかなが、歯並びが悪いのを気にして矯正したときは、正直残念だった。矯正するための金具? みたいなやつ、あれがついてるときは、歯並びが悪いのより良かったけど。
まぁ、歯並びの話は一旦置いとくとして。っていうか、いらないね、歯並びの話は。
ぼくの彼女だったそういう子たちはさ、大体おしゃれや化粧をしてかわいくなるとか、痩せるとか、そういう努力を最初から放棄してて、外見じゃなくて内面を見てって言うんだ。
そのわりに、ぼくの見た目しか見てないんだよ。
それで、自慢の内面はどうかって言ったら、お世辞でも性格がいいなんて思えないような子たちばかりだった。
佳代ちゃんやみかなみたいにかわいい女の子たちに対する妬み(ねたみ)や嫉み(そねみ)、ひがみが、とにかくひどいんだよね。
それから、やきもちならかわいいけど、とにかく嫉妬深い。
嫉妬って、嫉みに妬みって書くけど、本当にその通りなんだよ。
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